学校生活
ぎんなん その②
雨のように、みるみるぎんなんの葉が散る朝でした。
3.4.5.6年生はクラブ活動でグランドゴルフをしました。
教えてくださったのは毎週末、中原小のグランドでハツラツと練習されている方々です。
最初に校長先生から、「今日はこどもだからって、容赦せんでやってください。それだけでなく、今日もこれからも、何でも教えてやってください。あいさつやらできとんときは、どうぞちゃんとやれ!って言うてやってください!」と、あいさつがあってから、始まりました。
3年生ははじめて。グランドゴルフのルールや、こうやって打つんだよ と教えてもらったり、
「あ~あんたぁ ○○さんのまごかい。」などとたずねられながら、世間話をしたり。
自分のじいちゃんと同じ班で、一緒にコースをまわる子も。
4年生以上はグランドゴルフ2回目ですからルールもコツも少しわかっていました。
いつもの土曜日に、おじいちゃんおばあちゃんたちだけでしているときより、余計にエネルギーをつかわせてしまったかもしれません。
でも・・・・、コミュニケーションの基本は日々のささやかなやりとりの繰り返しです。
こうしておじいちゃんおばあちゃんたちとの交流は、なによりの学習の場だと思うのです。
はじめて参加の3年生でホールインワンの子もいたんですよ!
今日一日で、どっさりいちょうの葉っぱがおちてしまいました。
暦の上で小雪・・・
ぎんなん その①
11月16日土曜日
ぎんなん祭 寒い朝でした。
最初に校長先生から、おいでの皆さまへのあいさつと、子どもたちに、学習の成果を発表してください、中原のチームワークの良さを!と、とお話がありました。
来賓の方からごあいさつ
区長さんからは、なぜ「ぎんなん祭」と言うのか・・・いちょうの木や実に意味があること。
中国では、公孫樹とよばれていて、日本では茶わん蒸しに入っていることは多いけど、日常的にはあまりなじみもないだろうが、いちょうの葉は、ドイツではお薬として使われることなど、一本の木のいろいろな役目を教えてくれました。
ずっと前の中原には、もっと大きなぎんなんの木があったそうです。
(・・・・それはそれは大きかったから、高く売れたそうです。)
まな板などとして公民館にあるよ、と言われていたので、公民館が開いていたときにおじゃましてみたら、まな板よりももっと大きな板がかべにかけてありました。
たくさんの方の名前を記した大きな板です。
「いちょうの木は、芽が出る力が強くて、地に落ちて1個1個のたねから水分があれば芽を出す、生きる力・生命力が強い木です。いちょうの木のような人になってください!」とお話しをしてくださいました。
おふたりめの方からは、「力強く、人の役に立つよう育ってほしい。中原区 みんなで育ってほしい。」とごあいさついただき、プログラム1番が始まりました。
ぎんなん祭の午後に、いつも仕事のはやい先生が、中原ほっとニュース(直後のふりかえり)を書くように準備してありましたので、その文をはさみながら・・・。
2年生
「かぞくにかんぱいでようべいさんのげきをして、すこしきんちょうしたけど、大きな声ではっきりいいました。
わたしはせりふをいう時に、ママとばあちゃんの顔が見えました。」(2年生)
1年生
「わたしはぎんなんさいで、うたとうちゅうせんかんとマジンガーをがんばりました。
ほいくえんもがんばりました。たのしかったです。」(1年生)
地域の方の発表
中原在住&中原関係者の銀座カンカン娘さんたちです。
進行をつとめた運営委員さんは、「心がカンカンしました。」と、終わった後にうまいとこアドリブのひと言感想を言ってくれました。
♪愛にできることはまだあるよ
ぼくにでできることは・・・♪
今年もRADWIMPSさん&坂本九さんの曲を中学生のピアノちゃんと一緒に聴かせてくださいました。
アンコール!ではパプリカをみんなで客席を向いて。
「わたしはすいそう楽部のえんそうと「天気の子」が心にのこっています。
理由は、みんなきちんとそろえてえんそうしていてすごいとおもったからです。わたしは中学生になったらすいそう楽部に入りたいです。」(3年生)
ぎんなん販売(たくさんのお買い上げありがとうございました。)
3・4年
ぎんなんさいはとても楽しかったです。そして、がんばったことは「中原大発見」です。できるかどうかわからなかったけどうまくできて楽しかったです。(4年生)
5.6年
「わたしは5.6年生のげきが心にのこりました。昔はいろんなことがあったというのがわかりました。5.6年生のをみて、水は大切にしたいと思いました。」(3年生)
最後に、今年度最後のステージ 全員合奏と合唱の発表でした。
(今日の演奏や歌は、成功か失敗かよくわかりませんが)宇宙戦艦ヤマトで、イスカンダルを目指した乗組員全員が、無事に地球に帰還したとき、全隊員とそれを迎えた地球人が大(泣き)笑いしていました。
最後はPTA会長さんからあたたかいおことばをいただいて、今年のぎんなん祭が終わりました。
みなさん どうもありがとうございました。
明日はぎんなん祭!
13日水曜にぎんなん祭リハーサルがありました。
普段の練習は見れない先生方が、はじめてリハーサルで、お客さんの立場目線で見ての感想を話してくれました。
「まずは、担任の先生方のシナリオに大拍手です!」
・・・・そうなんです!!数週間前、シナリオ作成のころ(うみの苦しみの時期)は、できあがりまで担任の先生方がお互いを探り合いながら・・・・(笑)でした。
・・・そんな中、いちはやく通し練習をしていたのは1年生。
道徳の研究授業からつながっていたのですね。
途中、(リハーサルの職員反省で意見があったところを、担任はやりたい思いを貫いて)見せるシーンがあります。
4人が、ひとり何役もしながら、三部形式(劇・歌・ダンス)でお送りしますよ。
ダンスではサプライズ登場ありです!!
2年生は、テレビ番組仕立てです。
今年、2年生全員のお家探訪をして、出会った方々から教えてもらったことを、ステージ上をロケ現場のようにして。
2年生も最後にちょっぴりサプライズ!
担任の先生の趣味で最後のごあいさつのときに、リハーサルではかくしていた「アレ」を使いますよ!
3.4年生は、「ふるさと」の宝ものについて、調べたことを背中に「あれ」をつけて、ステージを飛び回って案内します。
みんなで、朝ボラでひろったぎんなんを、教頭先生が洗ってくれました。
販売のための200g袋詰めは、理科で重さをはかる勉強をしていた3年生が手伝ってくれました。
ぎんなん祭で販売しますので、どうぞお買い上げください。
♪大丈夫 水は流れている
大丈夫 海はひかっている ♪
11月9日に、テレビから聞こえてきた水の歌の「詩」は、5.6年生ステージ発表のプロローグかと思いました。
練習がはじまった2週間前から、いっぱい考えました。いっぱい話しました。
ひとりひとり、そしてチームとしてやるべきことを探りながら歩いてきました。
どうぞ 子どもたちのメッセージはもちろん、その動きや、工夫してあるセットも、一瞬一瞬を見逃さないでください!
本日は 保護者の方、準備をありがとうございました。
明日は、たくさんの方のおいでをお待ちしています!
(防寒をしておいてくださいね。)
にじ
自分がみんなに紹介したいところを書いたとき、
自宅の習字教室と近所のカフェを紹介してくれました。
11月6日(水)
その2つがある中湯田へ出発です。
前回のおでかけのときは、秋の俳句を作りながらでした。
今回は今習っている九九 2の段から・・・です。
道草その1 「これ なーんしょ?」
先頭を歩く先生が、見つけたものがクイズになります。
子「むかご!!」
道草その2 「神さま」
朝 登校のときにお友だちの鼻血が出たとき、顔や手を洗った水の神様のところや、
おうちの方がお参りをしているという 山の神様のところを案内してくれました。
他にも、毎日書いている日記の、稲刈りをしたときに出てきた「しもん田」も通りました。
道草その3「ご近所さん」
カフェへの通り道でお会いした方にも、どんなお仕事をしているのかおたずねしました。
2年生のぎんなん祭ステージ発表、最初の台詞は
「中原ぶっつけ本番たび のはじまり・・・」
今日もその通りで、カフェに来たのですが、まずはとなりで、窯元さんを見学して、実際に器をつくるところを見せてもらいました。
そしてカフェへ。
今日の支度をされている いいにおいがするところで、質問をしました。
お店のはじまりは、約30年前に木を植えたこと だそうです。
植えた木がこんなふうに立派に育って、里山の風景をつくっています。
30年前の小学生がこんなふうに育って、お客さんを迎えています。
さあ次は習字教室。
入った瞬間に感じる、おしゃれで落ち着いた空間です。
座席と今日の注意を、紹介してくれた子が前日から準備してくれていました。
3年生から始まるので、2年生では今日がはじめての習字体験の子も3人います。
筆のなまえと握り方、書く姿勢、力の入れかた、運び方を、とてもわかりやすく教えてくださいました。
ひじをつけずに、三角を意識して、しゃべらず集中・・・
先生がその場で、ひとりひとりにお手本「にじ」を書いてくれました。
学校の教室 授業中は、鉛筆を握っている子に ついつい「目がちかいよ!」「姿勢!」と注意の声をかけたくなりますが、ここでは、『自然と』筆を立て、背中もまっすぐになっていました。
春から、ゲストの先生(なす・ピーマン植えの野菜の先生からはじまり、郵便局の先生、大工さんの先生、陸上の先生、英語の先生そして今回の習字の先生)へ毎回質問タイムがあり、『質問』が上手になった2年生です。
先生がどんな気持ちで習字を教えているかが、とてもよく伝わってきました。
おじゃましました!
ありがとうございました。
読書の秋・・・
11月7日に読み聞かせがありました。
1.2年生は「おかあさんは おこりんぼせいじん」
自分におきたとえられるような 楽しい本を・・・とセレクトされたそうです。
「こら―――――!! なに? この部屋は! かたづけなさい! ぜーんぶ すてちゃうからね!!」
おこる親、おこられる子ども、それぞれの気持ちが ユーモアいっぱいのストーリーでした。
読み方がものすごく上手で!!
ほんとうにおこられているような感じがしたのかも・・・。(ふふっ)
子どもからの感想には「うちと似てるなと思いました!」とありました。
3~6年生は、もっちゃんさん。
読み聞かせではありません。
♪パプリカ 歌って 踊って。
みんなで朝から歌&ダンスでした。
16日のぎんなん祭でも、2曲 演奏してくださいます。
たのしみです!
11月の本
図書室前の踊り場には、月がわりの図書コーナーがあります。
今月は『今日は何の日?』で紹介された本を読んだらシールをはるようになっています。
ぷくぷくうがい前の図書の時間は、司書の先生がどんなふうに本を並べてあるのか、
本の住所について教えてもらいました。
11月8日 立冬。
冬も読書・・・。
もっと!
登校してきたときに、くりやまつぼっくりやきれいな落ち葉、お茶の実、むかご・・・などはありました。
図工の時間。
まずは小刀の使い方の学習。
次の時間は、木の枝でのペン作り。
材料の木の枝も、登校中に拾ってきました。
ここ最近は ごみを拾ってくる3.4年生です。
『中原のことをもっと知ろう』 と、調べたり、担任の先生から絶滅危惧種のとんぼのお話などを聞いたり、合同学習で不法投棄の話を聞いたのと、実際家電製品のごみを登下校で見たことなどが頭の中でつながり、帰り道に落ちていたゴミをひろったことからでした。
このつづきは、ぎんなん祭で・・・。
「グッジョブ!」
1946年の11月3日。
世界ではじめて戦争放棄を宣言した新憲法が公布されました。
それを記念して、「自由と平和を愛し、文化をすすめる日として、文化の日が定められました。
2019年11月3日 町の文化祭で、中原小学校は中・北部音楽会で発表した、 全員合唱 「ぼくの飛行機」 全員合奏「宇宙戦艦ヤマト」を披露しました。
全部を通してはじめて見た方が、
「これまでの積み重ね プロセスを感じました」
と、感想をつぶやいてくださいました。
前日の市原小学校への楽器搬送、当日の応援など、お世話になりました。
積み重ね プロセス・・・
文化祭前日のリハーサルの時です。
待ち時間に、スタンドシンバルのパート練習を、5,6年生のボイパでしていました。
バッチリ リハーサルができ、「クッジョブ」と親指を合わせていました。
学校便りをアップしました
学校便り「ぎんなん」No.35をアップしました。
ご覧ください。
Love Dream
10月29日 2年生の英語の先生は、きよら塾から先生がおふたり。
その方は、放課後子ども教室の先生と、2年生のお母さんでもあるので、子どもたちはおふたりともよく知っていました。
きよら塾と同じように、おっちゃん先生が最初に日本語で説明をして、実際の英語をマミー先生が言って、繰り返し練習をしました。
おっちゃん先生は、英語の勉強が、小学校5.6年生だけでなく3.4年生にも入ってきていることや、世界の動き、ご自身の経験から、早くからこうして英語の勉強をしておくことが大事なんだよ、と話してくれました。
How are you?
How old are you?
What fruit do you like the best?
・・・など、マミー先生のキレイな、ききとりやすい英語でやりとりをして「話す」「聴く」の楽しさをおしえてもらいました。
おっちゃん先生は英語教育の大切さを、「英語を勉強しておくと、使えるだじゃれもふえるんだよ!」と
「I’m tired.」の、とてもつかれたときは たいぎゃたいや~ど
同じ郡内でお別れするときは Good night!(ぐんな~い)
そのみかんだれの?「Orange」おれんちの・・・
などなど・・・エクササイズの合間に連発し、子どもたちは、ぽっか~ん???
英語を「読み」「書き」だけ学んできた年代だけがうけまくりでした。
最後にマミー先生と、おっちゃん先生が好きな言葉を教えてもらって、英語の授業が終わりました。
Thank you!
だれにでも
10月29日
かがやき(難聴学級)の研究授業でした。
参観するのは本校職員と教育委員会の先生と熊本聾学校の先生です。
教科は算数 小数の意味を理解して表し方を考えるところ この日はたし算です。
かぎになるのは『0.1の何個分!!』
中原の研究仮説は2つ
UDの視点にたった授業づくり。
かがやきの教室も交流学級の教室も、見通しを持てる時間の表示がしてあります。
子どもの考えを言語化したり、説明したり、より深く理解するための具体物やイラストは、毎時間準備されているので、研究授業でも「先生あれ使ったら!?」と、前に使った教材を子どもの方が取りに行っていました。
・・・このまえ『工夫して計算する』 のとろでは、子どもが芋まんじゅう 8個入りを2箱買いにいく役で、先生が買い物を頼むお母さんと店員さんの二役をしていました。
難聴学級で授業を始めたときから『なかばる学習の過程自体がUD!』と言っていた担任の先生。
毎時間の積み重ねプラス、前時までに学習したことを想起して、主体的に取り組むために 5・6年の研究授業で教えてもらった『学びのツール』はすぐれもの!と意識して授業されています。
ただ、なやみは、1対1なので考えをひろげるところです。
めあてに対するまとめを児童の言葉から導くためにも、日常の『ことば』の学習からひとつひとつ大切に行っています。
校内研修では授業研究会と、その後に聾学校の先生から、UDの視点にたった授業作りや、難聴の子が学校生活で困る場面と対策を教えていただきました。
それは、難聴の子にとってだけのいいことではなく、だれにでもわかりやすい空間になることで、翌日からさっそく全学年で、できることから始めています。
マイクの使い方と声の大きさ
授業の見える化(全授業での視覚化)
発音をよくするために(あおうえいべ~体操)