学校生活

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記録を更新、持久走大会

 12月3日(金)、持久走大会を行いました。たくさんのご声援、ありがとうございました。ご家族や地域の皆様の応援が、大きな励みになったようです。子どもたちは全員、走り通すことができました。これまでのベストタイムを更新し、自分の力を出し切って平均2分8秒縮めました。練習の回数は少なかったものの、自分なりの目標に向けて努力してきた子どもたち。このがんばりは、きっと自信につながっていくものと思います。

 

 

 子どもたちの「振り返り」です。

【6年】
◯本気を出せたと思います。今までで一番よかったタイムより、2分くらい速くなっていたからです。
◯今までで「一番がんばったなあ」と思った持久走大会でした。練習のとき、少しだけ歩いてしまったけど、本番は一度も歩かず、1分くらい速く走れたからです。

【5年】
◯みんなでグラウンドに集まったときには、緊張して体が動きませんでした。橋の近くまではあまり苦しくなかったけれど、川の近くまで来たときは苦しくて足が痛かったです。近くにお父さんがいて、「がんばれ」と応援してもらって元気が出ました。次もがんばりたいです。
◯練習のときには、本番に向けて少しでもタイムが縮まるように一生懸命走りました。特にがんばったことは、最後の運動場をあきらめないで走ったことです。最後まであきらめずに走れたので、よかったです。

【4年】
◯一番きつかったことは、2周目ぐらいにお腹が痛くなったことです。教頭先生に言ったら、「お腹を動かさないで、力を入れてごらん」と言ってくださいました。すると楽になって、ゴールできました。記録を出せたので、すごくうれしかったです。
◯目標は「前をしっかり見る」でした。達成できたと思います。練習では順位を気にして、ときどき後ろを見るときがありました。本番では順位を気にせず、前を見ることしか考えませんでした。だから、できたと思います。ベストタイムを更新できたので、うれしかったです。

【3年】
◯最初は「大丈夫かな」「緊張する」と胸がドキドキしていました。走り始めは、前を走っている人を追い越すようにしました。家族やいろいろな人たちが応援してくれて、一生懸命に走りぬきました。
◯「最初から自分のペースでいけたこと」と「1回も止まらずに走れたこと」が、とてもうれしかったです。家族が全員きてくれたことも、うれしかったです。来年は今年の結果を変えられるように、がんばりたいです。

【2年】
◯前にいた人には追いつけなかったけど、最後まであきらめないでがんばることができて、うれしかったです。
◯ちょっと走っただけで、お腹が痛くなって苦しかったです。ゴールに着いたらタイムが伸びていて、よかったです。

【1年】
◯本番でみんなが応援してくれて、とてもうれしかったです。
◯靴がぬげて困ったけど、お母さんたちが応援してくれたから、よく走れました。

1年生:劇「まけないで!げんきをだしていこう」(「ぎんなん祭」の発表)

 発表の様子を紹介します。次は1年生です。教室で起こるトラブルを解決するために、劇をとおして学んでいくことができました。今回はノンフィクションではありませんが、みんなでトラブルを乗り越える力を身につける機会となりました。1年生は「話し合うこと」や「語り合うこと」、「あやまること」の大切さを感じていました。確実な成長が見られます。

 劇「まけないで!げんきをだしていこう」の上演

 

 主人公:「体育のとき、縄跳びがうまく跳べなくて困っていたら、『急いでやって』って言われて嫌でした」

 友達A:「誰でも、苦手なことあるよね。それなのに、みんなで責めたみたいで、ごめんね」

 友達B:「私も自分のことしか考えてなかった。ごめんね」

 友達C:「私だって、あのときは◯◯さん(友達B)と同じ気持ちだった。ごめんね」

 友達B:「それと、私、◯◯さん(主人公)が縄跳びの練習を一人でしていたのを見たんだ。本当はあのとき、ひどいことを言ったって思ったんだ。」

 友達A:「そんな思いをしていたことに気づかなくて、ごめんね」

 友達C:「みんなで責めちゃったから、言えなかったんだね」

 主人公:「みんな、分かってくれて、ありがとう。いつも、みんなで言っているように、あきらめないでがんばって練習したよ」

 「きよしこの夜」ハンドベル演奏

 夢の発表

 

 最後に、子どもたちの「振り返り」を掲載します。

【1年】
本番は緊張しました。でも、「ぎんなん祭」を成功させたいので、がんばりました。「大きな声ではっきりと言えたね」と言われて、うれしかったです。
劇がすごく楽しくて、もう一回したいです。次にするときが、すごく楽しみです。これからも、がんばりたいです。

 

2年生:発表「はばたけ テントウムシ」(「ぎんなん祭」の発表)

 発表の様子を紹介します。次は2年生です。今年の学級テーマ「はばたけ、テントウムシ」をもとに発表しました。元気で明るい2年生。練習ではハプニングもありましたが、精一杯がんばる姿が見られました。

 「私は除の達人、クリーン◯◯です。中原はお掃除上手な学校ですよね。それは、掃除の達人の私がお手本になっているからですよ」

 「私は発表の名人、プレゼンター◯◯です。授業中は目と耳と心で聞いて、考えたことをしっかり発表することにしているんだ」

 「私は丁寧な挨拶の達人、グッドモーニング◯◯です。皆さん、気持ちのよい挨拶ができていますか?挨拶は立ち止まって、顔を合わせて、ニコニコ笑顔で頭を深くさげると心のこもった挨拶になるんですよ」

 「私は古代生物に詳しい、メガロドン◯◯です。メガロドンとは・・・です。こんなふうに、詳しく知りたいなと思うことは、私のようにいろいろ調べて勉強するんだよ」

 「私はみんなから電気の神様と呼ばれている、ライトアップ◯◯です。暗ーい教室にスイッチオン。電気をつけて教室を明るくします。誰もいないときは消すことも大切です」

 「私は給食モリモリ、ファイター◯◯です。好き嫌いなく何でも食べると、力が湧いてきて、頭もさえてくるんですよ」

 「私はステキさん発見の達人、ステキウォッチャー◯◯です。いつも、あの人がんばっているな、いいことしているなという人を見つけようと、アンテナをはって見つけています。ステキさんを見つけると、とっても幸せな気持ちになれるんですよ」

 

 そして、「てんとう虫の歌」をみんなで読みました。

  ぼくらは七つの 星なのさ

  夜空にかがやく 星じゃなく

  てんとう虫の 羽の上

  なかよくならぶ 星なのさ

 次に、「山のポルカ」の合奏

 最後は、私たち七人、はばたけ、てんとう虫

 

 子どもたちの「振り返り」を掲載します。

【2年】
練習のときよりはっきり、ゆっくり言うことができました。お客さんがいて緊張したけど、大きい声が出てうれしかったです。
◯緊張したけど、がんばって大きな声で言えました。できたのがうれしくて、うれしくて、たまりませんでした。

3・4年生:劇「よかとこ、ふるさと中原」(「ぎんなん祭」の発表)

 発表の様子を紹介します。次は3・4年生です。4年生を中心に話し合いながら、練習に取り組んできました。「こんなふうにしたら、どうか」とアドバイスし合ったり、細かな演技を入れてみたりする姿があり、確実な成長が感じられます。子どもたちはそれぞれの役割を十分に果たすことができました。本年度初めての取組となった「中原ウォークスタンプラリー」をもとに、学んだことを劇にして発表しました。

 熊野座神社の場面

 「340年以上も前に「伊藤権右衛門」という人が、熊野座神社のもとになるものを建てたんだって」

 「へえー、そんな歴史があったんだね」

 湯田神社の場面

 「木の幹は周りは、6.25mだって」

 「ねえ、木の幹の周りをどれだけ大きいか、みんなで手をつないで確かめてみない?」

 馬頭観音の場面

 「牛や馬を守ってくれる神様がまつられているんだよね」

 (説明文を読んで)「知らないことばかりだね」

 六地蔵の場面

 「あっ、お地蔵さんが6つも彫られているよ」

 (説明文を読んで)「中原にこんな歴史があるなんて、知らなかったよ」

 

 最後の場面

 「そういえば、中原ウォークスタンプラリーのとき植物など、たくさんの秋をみつけたね」

 「イヌタテやリンドウ、ワレモコウにオミナエシ、他にもいーっぱい」

 「よく見れば、季節を感じさせてくれる生き物が、中原にはたくさんいるね」

 「でもね、通学路にゴミが捨てられているのを見ることがあるよ」

 「えー!ホタルやグンバイトンボって、自然環境がよくないと生きていけないんじゃなかったけ」

 「ほかの生き物も、いずれ生きていけなくなる」

 「中原のよさがなくなっちゃうよ」

 「緑いっぱいの中原を守らなきゃ

 「そして、歴史がある、すばらしいところがいっぱいの中原を大切にしていかないとね

 (顔を見合わせ、うなずきながら)「うん、うん

 「中原大好き!!

 

  最後に、子どもたちの「振り返り」を掲載します。

【4年】
◯がんばったことは、おどろきの場面です。ちゃんと、おどろけるか心配しました。「625mだって」を大きな声で言ったあと、うまくおどろくことができました。とても緊張しましたが、100点の演技ができたと思います。
◯特にがんばったことは「おどろき」です。練習のときははずかしくて、なかなかできませんでした。転がるのができなかったので、手をひろげておどろきました。声を大きくすることもがんばりました。たくさん練習したので、大きく声が出ました。うれしかったです。
◯劇が終わって、先生に「大きな声がよかったです」と言われて、うれしかったです。
◯お地蔵様のまわりを回るとき、みんなが見ているような気がしました。スポットライトがあたっていたので、緊張しました。でも、台詞をちゃんと言えてよかったです。みんなで協力して発表ができたので、うれしかったです。

【3年】
◯緊張したけれど、台詞をしっかり言ったり、おどろきの表情をできました。発表しているうちに緊張がなくなってきて、練習どおりにできたのでよかったです。
◯リハーサルも緊張したけれど、本番はとても緊張しました。でも、終わってほっとしました。
◯朝から緊張していました。「おどろく」という場面がとてもよくできていて、完璧だと思いました。背景もすばやく変えることができ、がんばりました。
◯台詞を言うとき、ドキドキしていました。緊張したけど、まちがえずに台詞を言うことができました。劇の発表をして、改めて「中原って、とってもよいところ」と思いました。

 

5・6年生:劇「未来~ビリーブ~」(「ぎんなん祭」の発表)

 11月20日(土)、「ぎんなん祭」(学習成果発表会)を行いました。感染症防止対策のため、低・中・高学年ごとの発表となりました。体育館のステージで低学年が発表するときは高学年が参観し、中学年は別室にてZoom配信の映像を見ます。その後、ローテーションによる発表を行い、密になる状況を避けました。保護者は同居家族3名まで、お子様の発表時のみ参観していただきました。来賓と地域の皆様の参観はご遠慮願いました。大変申し訳ありません。その対策としてZoom配信を行い、多くの皆様に発表を見ていただく工夫をしたところです。今年は3台のカメラを用いて切り替えながら、ご覧いただきました。

 発表の様子について紹介します。まずは、5・6年生からです。6年生にとっては最後の「ぎんなん祭」です。小学校最後の集大成として、発表に臨む姿が見られました。5年生は6年生を支え、いよいよ中原小学校のリーダーになるという意識の高まりが感じられました。

 プロローグは「Believe」のアコーディオン演奏

  いま未来の扉を開けるとき 悲しみや苦しみが

  いつの日か 喜びに変わるだろう

  I believe in future 信じてる

 

 そして、劇「未来~ビリーブ~」の上演。発表のキーワードとして、次のことをとり上げていました。これまで学習した内容を上手につないで、見ている人にメッセージを贈りました。さすが、上学年の発表といえるものでした。

  田んぼ → 水 → 天気 → 中原川

  上流(マゼノ渓谷) 下流(杖立、松原ダム、大山、日田)

  食糧自給率 地産地消 環境問題(マイクロプラスチック)

  森と海は川でつながっている → 人と人のつながりを大切に

 エピローグは「Believe」の手話

 

 最後に、子どもたちの「振り返り」を掲載します。

【6年】

◯とてもよくできたと思います。台詞を大きな声で、ハキハキと止まらずに言えたからです。それに、身ぶり手ぶりをできたからです。最後のぎんなん祭でしたが、とてもよかったです。思い出に残りました。

◯最初はとても緊張しました。途中から「最後だから、がんばろう」と思って、今までで一番よい演技をすることができました。よかったです。

【5年】
◯スムーズに発表できました。少し緊張したけど、ちゃんと台詞を言えました。「みんなに自然を大切にしてほしいなあ」と思いました。カメがまちがえてプラスチックを食べると死んでしまうので、ゴミをちゃんと捨てたいです。これから自然を守っていきながら生活したいです。

「みんなに今、自然がどんどん悪くなっている」ことを伝えたくて、劇をしました。動物がまちがえてプラスチックを食べてしまい、死んでしまうのはかわいそうです。

◯「みんなに自然のことを知ってもらいたい」という気持ちで、劇をしました。これからどんな生活をしないといけないのかを考えました。少しの間で練習をしたので、不安でした。つまづいたところもありましたが、みんなでカバーして乗りこえました。これからも助け合っていきたいです。

◯「中原の自然を守っていかなければならない」という劇をしました。「上流に住む人は、下流に住む人のことを考える。下流に住む人は上流に住む人のことを考える」という台詞が大切だと思いました。これは、相手のことを考えることだと思います。これからも声を出す練習をしたいです。

◯自然豊かな中原に住んでいるから知っていると思っていましたが、マイクロプラスチックなど知らないこともあったので、改めて自然を守ろうと思いました。劇をとおして家族や下級生、見ていただいた方々に自然を守ろうと思ってほしいなと思いました。

修学旅行記(二日目)

 二日目、朝食後、ホテルを出発したのは8:00。子どもたちはぐっすり眠れたようで、今日も元気です。最初の見学地は出島です。天気は晴れ間が見えています。出島は、江戸幕府の対外政策の一環として築造された人工島。扇型で面積は約1.5haあります。内部の各施設を見学しました。

 次は、大浦天主堂とグラバー園へ移動しました。グラバー園内部のグラバー邸は改修中で中に入ることはできませんでしたが、他の施設を歩いて見学しました。途中、ゲリラ豪雨のように雨が降り、その度に施設内に入りました。ちょうど海が見渡せる丘まできたとき、虹がかかっていました。トーマス・グラバーはスコットランド出身の商人で、幕末の日本で活躍します。出島も幕末も少し先の学習内容ですが、必ず見てきたことが活かせると思いますので、子どもたちにはしっかりと覚えていてほしいと思います。

 

 その後、昼食をとってから買い物です。子どもたちは、ご家族へのお土産を選んでいました。次の見学地でもお土産を買うことができるため、いくら残しておこうかと悩みながらの買い物となりました。お腹がいっぱいになったところで、最後の見学地へ移動となりました。到着したのは、「佐賀県立宇宙科学館」です。子どもたちは移動中、疲れが出たのか眠っていました。宇宙科学館を一番楽しみにしていた子どももいます。宇宙食も興味があり、事前に研究してきたようです。体験できるアトラクションがあるため、はりきって見学に出かけていきました。お土産も買い、宇宙科学館を満喫できたようです。

 いよいよ南小国へ向けて出発です。バスガイドさんとの会話も盛り上がっていました。役場駐車場に到着したのは17:00。その後、きよらホールにて解団式を行いました。最後にこんな話をしました。「6年生は昨年、5年生時に実施する集団宿泊学習も中止になり、大変申し訳思っていました。何としても行かせてやりたいと考えていました。念願叶っての修学旅行、とても有意義で楽しい時間を過ごすことができました。無事、修学旅行を終えることができました。歴史を学ぶとき、その場面に行くことができないからこそ、事実を学び、イメージすることです。命と人権を学ぶとき、自分を重ね合わせ、自分のこととして考えることです。次の学習につなげてほしいと思います。小学校生活残り4か月半となりました。集大成として、あななたちが輝いてくれることを期待しています。これまで子どもたちを支えていただきました添乗員、バスガイド、運転手の皆様、教育委員会の皆様、各校の先生方、すべての皆様に感謝します。本当にありがとうございました。」

いよいよ明日は「ぎんなん祭」です。

 いよいよ明日は「ぎんなん祭」です。各学年の発表内容を少しだけ紹介します。

1年生:劇「まけないで!げんきをだしていこう」】1年生にとって初めての「ぎんなん祭」です。劇だけでなく、「ハンドベル演奏」、「ゆめの発表」を交えての発表となります。堂々とした発表が期待されます。

2年生:発表「はばたけ テントウムシ」】2年生は今年の学級テーマ「はばたけ、テントウムシ」をもとに発表します。一人一人の良さを活かして、力を合わせてクラスをよくしていることを体現します。

3・4年生:劇「よかとこ、ふるさと中原」】3・4年生はやる気満々です。11月4日に、「ぎんなん祭」で発表するシナリオを子どもたちに配布しました。子どもたちは先日行われた「中原ウォークスタンプラリー」をもとに、「よかとこ、ふるさと中原」という題目で、全6場面で構成した劇を発表します。先日こんなことがありました。授業を始めようと、教室に行ってみると、「ここでは◯◯しようよ」と、声を掛け合いながら場面ごとに分かれて、自主的に劇の練習をしているではありませんか!11月8日に練習した自分たちの劇の映像を見ながら、課題を見つけ、ああじゃない、こうじゃないと、4年生を中心に話し合い、立ち振る舞いなどについて考えていたのです。みんな一つになって何かに取り組もうという姿勢、子どもたちのやる気に感動しました。体育館を使って練習を始めましたが、子どもたちは自分で考えた動きやセリフの言い回しで、劇を作っていっています。「ここは、こうした方がいいんじゃない」など、互いにアドバイスを与える声も、たまに聞こえてきます。やる気満々の子どもたちが作る劇に、期待してください。

5・6年生:劇「未来~ビリーブ~」】5・6年生はセリフを覚えること、大きな声を出すこと等、たくさん練習を重ねてきました。先週、修学旅行に行ってきたばかりの6年生にとってはハードスケジュールになったかもしれません。しかし、5年生がしっかりとフォローしている様子がうかがえます。今日も昼休みに運動場で、5・6年生は大きな声が出るよう練習をしていました。その姿を見て、4年生も参加していました。6年生は小学校生活の集大成として思う存分、力を発揮してくれることを期待しています。

修学旅行記(一日目)

 11月10日(水)~11日(木)の日程で、長崎への修学旅行を行いました。計画段階では5月末の日程でしたが、コロナ禍の影響により9月末に延期となり、更に11月へ延期となっていました。南小国町では、3つの小学校が合同で修学旅行に行きます。こういった合同学習は1年生のときから積み重ねてきており、他の小学校の子どもたちともすでに知り合っています。中学校進学へ向けて、小学校段階の集大成として修学旅行を位置づけています。寝食をともにすることにより、親睦を深めることは大きな目的の1つとなります。長年の取組は、中一ギャップの解消につながっています。

 心配なことが一つありました。それは、天気です。先週から急に寒くなったこともありましたが、予報では雨マークになっています。集合してすぐに、雨具の確認をしました。役場駐車場で行うはずだった結団式も、役場内ホールで行いました。予定どおり、7:30に出発です。見送りにきていただいた保護者の皆様、駐車場整理をしていただいた教育委員会の皆様、各校の先生方、皆様の支援と協力のおかげをもちまして、修学旅行にいくことができます。本当にありがとうございます。行ってきます。

 最初の見学地は「吉野ヶ里遺跡」です。およそ117haにわたって残る弥生時代の大規模な環濠集落跡です。到着後、バスを降りると地面は湿っています。曇りで雨は降っていませんでした。何とか見学できそうです。ただし、雨具は手放せません。主祭殿を見学したのち、一番奥にある北墳丘墓までかなり歩くことになりますが、雨は降りませんでした。自由時間となり、子どもたちは物見櫓にのぼりました。その後少し雨が降り出しましたが、見学には影響ありませんでした。最後に、子どもたちへ質問しました。「竪穴住居のすごいところは?」その後、長崎へ向けて出発しました。

 

 長崎についてすぐ昼食となりました。メニューは皿うどんや肉だんご、中華スープなどでした。子どもたちは完食していました。さすがです。その後、平和公園からスタートするフィールドワークです。平和公園→如己堂・永井隆記念館→山里小→浦上天主堂→爆心地公園のルートで歩いて見学しました。ボランティアガイドさんの話をしっかり聞いていた子どもたちでしたが、後半は質問をするなど積極的に学ぶことができました。本当にありがとうございました。爆心地近くにある山里小学校。永井隆博士が作詞された「あの子」のプレートがあり、第2校歌として現在でも平和を願って歌い継がれているそうです。とても印象に残りました。詞を紹介します。

 壁に残った らくがきの おさない文字の あの子の名
 呼んでひそかに 耳すます ああ あの子が生きていたならば
 運動会の スピーカー きこえる部屋に 出してみる
 テープ切ったる ユニフォーム ああ あの子が生きていたならば
 ついに帰らぬ おもかげと 知ってはいても 夕焼けの
 門に出てみる 葉鶏頭 ああ あの子が生きていたならば

 

 その後、追悼平和記念館にて平和集会、被爆者の方の講話、原爆資料館の見学を行いました。何度聞いても講話については次のお話が、とても印象に残ります。「焼け野原を歩いていると、火傷によって苦しんでいる方々を見つけました。『水を・・・、水を・・・。』と言われています。どうにかできないかと、手に水をすくって運びましたが、途中で全部なくなってしまいます。入れ物を探しましたが、なかなか見つかりません。瓦礫の下で燃えている布団を見つけました。火を消して、水を含んで運びました。やっと水を飲ませることができました。周囲にいる方にも、何回も水を運んで飲ませました。しかし、しばらくすると、その方々は亡くなってしまわれました。助けようとしたのに、これでよかったのだろうかと思いました。」

 ホテルに到着したのは17:50でした。入浴、夕食、そして、夜景観賞でした。ホテルの屋上はとても寒かったですが、長崎の夜景はとてもすばらしいものでした。

かがやき1研究授業

 11月8日(月)、かがやき1学級の算数で研究授業を行いました。その後の授業研究会では、研究を深めました。子どもたちの学力向上を目指し、日々の研鑽を継続しています。

 今回の授業では、「あと何g砂を入れればよいか考えて、2kg500gの重りを完成させよう」という目標に、1対1のマンツーマンで授業が進められました。「重さの単位、適切な単位と計器の選択(「重さ」測定名人になろう~夢への第一歩~)」の単元、5時間扱い第5時で、必要な砂の重さを計算して求める内容でした。たくさんの参観者を前に、とても意欲的に学習に取り組むことができました。

 

 これまでの学習を振り返った後、「本時のめあて」と「授業の流れ」を確かめました。単元及び本時への見通しを持つことの重要性が感じられました。課題設定の場面では「撮影した動画」が使われました。次に、課題に対して予想を立てましたが、この時点で児童は「引き算」が必要なことに気がついていました。そして、実際の砂を使って予想を確かめていきます。適切な計器を使うこともできました。最後に、学習のまとめを行い、適用問題へチャレンジです。タブレットを活用して一問ずつ、教師と児童がやりとりをしながら進められました。全問正解でした。ICTスキルの向上も見られました。「振り返り」の場面では、「今後の学習につなげたい」と前向きに振り返ることができていました。私たちも今回の学びを次につなげていきます。本当にありがとうございました。

アクセスカウンタ⑪

 ホームページをリニューアルしてから昨日(11月15日)が529日目です。アクセスカウンタは213,173で、213,173-143,073=70,100となり、70,000を超えました。多くの皆様に見ていただいていることに対しまして、感謝申し上げます。今後も本校の状況をお伝えするとともに、一緒に考えていただきたいこと等の掲載に努めてまいりますので、どうぞよろしくお願いします。