2023年2月の記事一覧
【学校生活】1、2年「学活:いのちの教育」
低学年でも発達段階に合わせたいのちの教育が行われています。1年では「からだをせいけつに」と「誘いに乗らない」を2週にわたり学習し、2年生では「大きくなったわたし」の学習をしました。
1年生の「からだをせいけつに」では、汚れやすいところやプライベートゾーンを確認し、どのようにしてきれいにするかをみんなで考えました。「誘いにのらない」では、不審者に出会ったときの対応について学習しました。子どもたちからは「大きな声を出す」「逃げる」などの意見が出ました。「いかのおすし」についても学習しました。
2年生の「大きくなったわたし」では、命の始まりやおなかの中でどのように育ち、生まれてきたかを学習しました。自分が生まれてきたときの保護者の方々の思いを事前に書いていただいており、封筒から出して読む子ども達の目はキラキラ輝いていました。みんな愛されて、愛されて生まれてきたことを改めて実感していました。
【学校生活】児童会運営委員「立合演説会及び選挙」
2月16日に児童会運営委員会の立合演説会と3年生以上の投票がありました。木倉小では子ども達の学校をよくしたいという思い、そのためにどんな公約(目標や方策)を考えるかなどの自治の力をつけるために運営委員会のメンバーを立合演説会と子どもたちによる投票という形をとっています。
2月6日から約10日間の選挙活動を経て、この日リモートでいよいよ立合演説会でした。この10日間の間に、選挙ポスターをつくって掲示したり、給食の時間に順番で放送をしたりと一所懸命に自分たちの思いを伝えてきた子どもたちです。誰が当選しても誰が落選してもその思いや行動だけであっぱれです。その立候補者を支える推薦者の存在も大きいです。
この日どの候補者、推薦者もリモート画面を通してまっすぐに自分たちの思いを訴えました。投票する子ども達もよく考えて投票していました。
【学校生活】4年生「理科:すがたを変える水」
4年生の理科は「すがたを変える水」を学習しています。この日はグループごとにガスコンロでビーカーの水をあたためて沸騰させたり、出てきた泡をビニール袋に集めたりする実験をしました。
ガスコンロで水を温めると水の中からぶくぶく泡が出てきました。先生の「この泡の正体は何でしょう」の問いに、子どもたちは「水蒸気」と答えました。「そうです、水蒸気です。水蒸気だから目に見えないのです」とテンポよく復習をしていきました。
ビーカーにアルミ箔の蓋をし、小さな穴を開けているとそこから白い湯気が出てきました。先生はすかさず「この湯気は何でしょう」というと「水です」と答え、「目に見えるから水だね。水蒸気が冷やされて水に戻ったんだね」と現象をもとに子ども達は考えて行きました。
後半は、その水蒸気を袋に集めました。集めると水蒸気は冷やされて、袋の中には水滴ができました。子ども達は実験に夢中です。
【学校生活】2年、4年「2年:音楽 4年:図工」
コロナが落ち着き、2年生の教室からは鍵盤ハーモニカの軽快なメロディーが流れてきました。2年生の教室に入ると、子ども達が一斉に「子ぎつね」を鍵盤ハーモニカで合奏していました。
しなやかな指使いで一生懸命に鍵盤を押さえて息を吹き込んでいました。日常の授業が少しずつ戻ってきていて、子ども達もうれしそうに弾いていました。
2年生の横は体育館です。体育館の中から「ギコギコ」、のこぎりを引く音が一斉に聞こえてきました。体育館へ行くと体育館いっぱいに子供用の椅子がきれいに並べられ、壮観な眺めでした。4年生の子ども達は椅子の上の木材の上に片方の足をしっかり乗せ、一生懸命にのこぎりで角材を切っていました。力強く、集中していました。「馬を作るよ」「犬を作るよ」「へびを作るよ」「バスを作るよ」と言いながら切っていきました。
この角材がどんな動物や乗り物に変身していくのか楽しみです。
【学校生活】6年生「社会科:条約改正:歴史学習」
この日の6年生の教室では新しい日本づくりを熱い思いで進めている明治時代の学習が行われていました。授業始めのスイッチオンタイムでは前の時間に学習した条約改正のきっかけともなったノルマントン号事件や日本がトルコの船救出したエル・トゥールル号事件など電子教科書活用して楽しく復習しました。
この日はいよいよ条約改正です。6年生社会科の学習は人物を中心に学習を進めていきますが、この日の歴史上の人物は陸奥宗光さんでした。陸奥宗光は不平等条約を改正するために大いに貢献された方です。6年生は教科書や資料集等を活用して自分自身で調べ学習をし、ペアやグループで出し合い、全体で学び合っていきました。
あと2ヶ月足らずで中学校へ進学する子ども達は、自主的な学習ができ、互いに深め合える学習ができるように成長していました。
熊本県教育情報システム
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管理責任者 校長 坂本 政司
運用担当者 教頭 古瀬 英仁郎