この日の5年生の教室はシーンと静まりかえり、子ども達は自分で考えて選んだ今年の漢字一文字に魂を込めて書いていました。
子ども達が選んだ今年の漢字には「生」「楽」「友」「音」「羽」「栄」「今」「年」「金」などのそれぞれに子ども達の思いのこもった漢字がありました。「羽」と書いた子どもに聞いてみると「今年からバドミントンをはじめたから」とうれしそうに話してくれました。
子ども達は書き初めの習慣を理解し、日本の文化に触れ、楽しく書き初めに取り組みました。年の始めに書き初めた漢字の思いがこの1年かなえられるようにがんばってくれることでしょう。
4年生の図工は「オリジナルの入れ物を作ろう」に取り組んでいます。細長い長方形の色とりどりの紙を丁寧に組み合わせながら自分思いの詰まった入れ物(籠)を作っていました。
できばえは、まるで竹細工職人のようにかっこいい籠が少しずつできあがっていっていました。一つ一つ上手に編み込んでは洗濯ばさみで止めながら、根気よく作っていました。途中途中に桃色や水色や黄色の色とりどりの紐をアクセントとして取り入れ、自分のオリジナル籠(入れ物)を夢中で製作していました。
籠(入れ物)のとっての部分にうねりをつけてみたりと、子どもたちそれぞれの思いと工夫がありました。
この年末年始にも多くの行事が地域で行われました。1つは12月24日(土)のクリスマスイブに木倉小の体育館で行われたクリスマスイベント「親子で楽しむ体験活動~手作りしめ縄とカスタネット作り体験~」です。このイベントは青少年健全育成町民会議木倉支部が主催し、木倉校区社会福祉協議会と木倉小PTAが共催し、グリーンヒルみふねさんの協力のもと、毎年開催されているイベントです。
この日も40名から50名の木倉小の子ども達や保護者の皆さんが集まり、体育館で地域のしめ縄づくりの先生の指導のもと、しめ縄を作ったり、木製の手作りカスタネットを作ったりと楽しく体験しました。イベントの最後には、校区社会福祉協議会の方々が手作りされたおこわをもらい、持ち帰りました。
また、1月には地域のどんどやが各地で開催されました。木倉小横の空き地で行われた西木倉のどんどやにも子どもたちや地域の方々が参加していきよいよく燃え上がるどんどやを肌で体験しました。
木倉小の子どもたちは多くの地域の皆様に愛され、地域の中で育てていただいております。
1月10日(火)木倉小学校の3学期がスタートしました。子どもたちの元気な声が響き、学校の活気がよみがえってきました。
1時間目には始業式を放送で行い、校長先生の話と転入生(3名)の紹介を行いました。6年生の教室の黒板には2学期にがんばったことと3学期がんばりたい一人一人の目標が書いてあり、小学校最後の学期に向けて張り切っている意気込みが伝わってきました。
2時間目には早速、各学級で3学期の係や掃除当番、今日から始まる給食の当番等を決めました。
3時間目には大掃除があり、みんな張り切って掃除をがんばる姿がありました。
いよいよ明日から3学期が本格的にスタートします。
今日は、2学期の終業式がありました。コロナ禍のため今回も各教室へ映像を送るリモートでの開催となりました。
校長先生が2学期を振り返り、子ども達のがんばりや成長を褒め、みんなさらに元気になりました。校長先生の話のあとは、学年代表による2学期の思い出と3学期への抱負の発表がありました。「一輪車をがんばりました」「運動会のリレー、ダンスをがんばった」「挨拶運動の意味を考えてがんばった」「友達との教え合い学習をがんばった」「トイレのスリッパ並べを自分からがんばった」などの2学期の頑張りや思い出が発表されました。
終業式の後は大掃除を行い、学級活動の終わりにどきどきわくわくの通知表を担任の先生から一人一人手渡しされました。明日からは冬休みです。楽しいクリスマス、お正月を過ごして、新学期に元気に登校してくることを願っています。
熊本県教育情報システム
登録機関
管理責任者 校長 坂本 政司
運用担当者 教頭 古瀬 英仁郎