今日の給食

11月22日

今日は熊本県で収穫されたねぎを使った親子煮をしました。細く切ってあるので見つけにくいかもしれませんが、ねぎは、煮物や汁物に入れたりと、さまざまな料理で活躍します。それは、ねぎの色や香りに特徴があるためです。ねぎの色は緑色の部分と白い部分があります。この緑色や白色をいかして、料理の見た目をよくするために入れたり、強い香りのある白い部分を炒めて食べ物に香りをつけたりします。今日は緑の部分をいかして色よく仕上げるために入れています。

11月21日

今日は熊本県でとれたれんこんを使ったサラダをしました。熊本県は全国的にれんこんの生産量が多い地域です。また、郷土料理に辛子れんこんという料理もあり、昔から食べられてきた野菜のひとつです。れんこんは、ほかの野菜のように畑で育つのではなく、水田や泥地で育ちます。泥の中に入って栽培も収穫もするので難しい作業です。しかし、れんこんは、口内炎や肌荒れに効果的なビタミンや食物繊維も多く、甘みがあって人気の野菜です。郷土で育った野菜、できるだけ食べられるといいですね。


11月20日

今日は、熊本県で育った小松菜を使って中華あえをしました。小松菜には、カロテンという栄養が多く入っており、カロテンは、体の中でビタミンAという栄養に変わります。ビタミンAには、皮膚を丈夫にしたり、のどや鼻の粘膜を強くする働きがあるので、病気の予防に役立つ食品です。これから寒くなってくると、皮膚がかさかさしたり、のどや鼻の粘膜が乾燥する人も増える季節になります。これから旬を迎える小松菜は、夏の小松菜に比べて栄養が多く含まれ、寒さに耐えるために甘みも出てきます。和えものを食べて、病気にかかりにくい強い体を作りたいですね。


11月18日

今日は、太刀魚ねぎソースをしました。熊本県で獲れた太刀魚に衣をつけて油で揚げています。熊本県は、阿蘇等の山もありますが、天草や芦北など、海にも面しています。芦北では、伝統的な漁法であるうたせ網漁が、幕末頃から行われています。うたせ網漁は、海底におろした底引き網を海風にまかせて帆船で引いていきます。自然の力に任せた環境に優しい漁で、車エビやカニなどが獲れます。このとき、船の上から釣り糸を垂らして、太刀魚を釣ることもできます。太刀魚は、くせのない味で人気の魚です。体を作るもととなるたんぱく質が多く、今日は太刀魚を揚げて、ごはんに合うねぎソースをかけています。ごはんと一緒に食べましょう。