今日の給食

11月29日

今日で11月の給食 も最後です。今月は、熊本県で収穫された秋においしくなる農産物などを中心に紹介しました。熊本県は山や海があり、起伏にとんだ地形で豊かな水や土があるため、県内でさまざまな農産物が季節ごとに栽培されています。今月紹介した熊本県内の農産物や海産物は、全部で16種類ありました。何を紹介したか覚えていますか?学校給食では、地産地消の取組をすることで、みなさんに郷土のすばらしさを知ってもらいたいと思っています。これからも紹介していくので、熊本県のおいしいものを通じて、地域で働く人や風土について知る機会にしてくださいね。

11月28日

今日は、熊本県で収穫された大豆を使って、ポークビーンズをしました。ポークビーンズに入っている大豆の旬を知っていますか?大豆の旬は秋です。乾燥している大豆であっても、新しものほどやわらかく炊けます。給食では、大豆の煮汁も使ってポークビーンズを作っています。大豆の煮汁にはたんぱく質やミネラルがとけでているので、ポークビーンズにうま味を加えてくれます。ポークビーンズのトマトソースをパンにつけて食べてもおいしいですよ。

11月27日

今日は、白菜の昆布あえをしました。白菜も寒くなるとおいしくなる野菜のひとつです。白菜は、熊本県でもさまざまな地域で栽培されています。白菜の栄養は、ビタミンCやカリウムというミネラルが多く、体の調子を整える働きがあります。白菜の軸の部分に黒いごまのようなものがついていることがありますが、これは、白菜の中のポリフェノールという成分が黒くなったものです。ポリフェノールは病気を予防する働きがあるため、黒いごまの部分はもちろん食べることができます。

11月26日

今日は、今が旬のさつまいもを使ったクリームシチューをしました。さつまいもは、この前のくまさんデーで紹介したように、熊本県の大津町や西原村などで盛んに栽培されています。栄養は、ビタミンCや食物繊維が豊富なため、体の調子を整えて病気などにかかりにくくしてくれます。寒くなると、免疫の力が落ちて病気にかかりやすくなる人もいるそうです。ふだんの食事にも気を付け、元気に過ごしたいですね。

11月25日

今日は、今が旬の大根を使ったサラダをしました。大根は、熊本県でも栽培されており、御船町でも育てられています。私達が食べている白い部分は、土の中で育ちます。大根がまっすぐ育つようにするためには、土を深く耕し、土に石などが混ざって、大根が曲がらないようにすることが大切だそうです。まっすぐでおいしい大根を育てるためには、生産者の方たちの工夫や努力があってのことですね。給食ではいろいろな野菜を使いますが、それぞれの野菜を育てている生産者の方々のおかげで、給食 に使うことができます。野菜が苦手な人もいるかもしれませんが、食卓に食事が届くまでには多くの人たちが関わっていることも忘れず食べてほしいと思います。

11月22日

今日は熊本県で収穫されたねぎを使った親子煮をしました。細く切ってあるので見つけにくいかもしれませんが、ねぎは、煮物や汁物に入れたりと、さまざまな料理で活躍します。それは、ねぎの色や香りに特徴があるためです。ねぎの色は緑色の部分と白い部分があります。この緑色や白色をいかして、料理の見た目をよくするために入れたり、強い香りのある白い部分を炒めて食べ物に香りをつけたりします。今日は緑の部分をいかして色よく仕上げるために入れています。

11月21日

今日は熊本県でとれたれんこんを使ったサラダをしました。熊本県は全国的にれんこんの生産量が多い地域です。また、郷土料理に辛子れんこんという料理もあり、昔から食べられてきた野菜のひとつです。れんこんは、ほかの野菜のように畑で育つのではなく、水田や泥地で育ちます。泥の中に入って栽培も収穫もするので難しい作業です。しかし、れんこんは、口内炎や肌荒れに効果的なビタミンや食物繊維も多く、甘みがあって人気の野菜です。郷土で育った野菜、できるだけ食べられるといいですね。

11月20日

今日は、熊本県で育った小松菜を使って中華あえをしました。小松菜には、カロテンという栄養が多く入っており、カロテンは、体の中でビタミンAという栄養に変わります。ビタミンAには、皮膚を丈夫にしたり、のどや鼻の粘膜を強くする働きがあるので、病気の予防に役立つ食品です。これから寒くなってくると、皮膚がかさかさしたり、のどや鼻の粘膜が乾燥する人も増える季節になります。これから旬を迎える小松菜は、夏の小松菜に比べて栄養が多く含まれ、寒さに耐えるために甘みも出てきます。和えものを食べて、病気にかかりにくい強い体を作りたいですね。


11月18日

今日は、太刀魚ねぎソースをしました。熊本県で獲れた太刀魚に衣をつけて油で揚げています。熊本県は、阿蘇等の山もありますが、天草や芦北など、海にも面しています。芦北では、伝統的な漁法であるうたせ網漁が、幕末頃から行われています。うたせ網漁は、海底におろした底引き網を海風にまかせて帆船で引いていきます。自然の力に任せた環境に優しい漁で、車エビやカニなどが獲れます。このとき、船の上から釣り糸を垂らして、太刀魚を釣ることもできます。太刀魚は、くせのない味で人気の魚です。体を作るもととなるたんぱく質が多く、今日は太刀魚を揚げて、ごはんに合うねぎソースをかけています。ごはんと一緒に食べましょう。