校長室ブログ

2024年10月の記事一覧

10月28日(月)~11月1日(金)

11月1日(金) 目を大切にするためのポイント

4年生の学級活動で、自分たちの目を大切にするためのポイントを考える学習が行われました。子どもたちに問題を3問提示し、課題と改善策を見つけていく学習活動でした。子どもたちを取り巻く昨今の話題として、タブレットやゲームとの付き合い方があります。各家庭でルールは決められているとは思いますが、中には長時間画面を見続けているいうこともあるようです。間違った使い方の問題に答えながら、よくないことはわかっているようですが、なかなかやめられないといったところでしょう。目を大切にするために、タブレットやゲームを使うときは、①長い時間使わない ②眠る1時間前から使わない ③姿勢のポイントを意識する ④暗い場所や明るすぎる場所では使わない ⑤30分に1回は画面から目を離す というまとめが行われました。この授業で学んだことを、生活の中でぜひ実践してくれることを願っています。
 

10月31日(木) 「わかり合う」ために必要な心とは?

5年生の道徳の授業を参観させてもらいました。「相互理解、寛容」の内容について、教材に出てくる2人の気持ちと自分の経験を重ねながら考える学習でした。高学年で考える「相互理解、寛容」では、自分の考えや意見を相手に伝えるとともに,謙虚な心をもち、広い心で自分と異なる意見や立場を尊重するといった考え方を深めていきます。教材は、2人の女の子が一緒にピアノの習い事に行く約束をしましたが、1人が母親に買い物を頼まれてしまい、時間どおりに行くことができなくなってしまいます。約束をしていたもう1人の子は、約束を守れなかった友だちに腹を立てます。約束を守れなかった理由を話そうとしても、そっぽを向いて話を聞いてくれ相手に腹を立ててしまいます。そしてお互いに付き合いたくないと仲違いをしてしまう内容です。このような場面は、子どもたちだけでなく、大人の世界でもあることです。大切なことは、出来事だけに目を向けるのではなく、相手の気持ちを推し量って考える力を身に付けていくことではないかと思います。5年生の子どもたちが、気持ちや取るべき行動をしっかりと考えている様子が伝わってきました。

10月30日(水) かけ算九九を頑張って覚えています

校内を回りながら子どもたちの学習の様子を見て回っていると、2年生がかけ算九九の勉強を頑張っている姿が目に入りました。先生に向かって覚えた段の九九を唱え、間違わずに言えたら合格のシールをもらっているようでした。子どもたちが覚えたての九九を一生懸命唱えている様子を見て、心の中で応援していました。私の小学校時代を思い出すと、お風呂の中で繰り返しかけ算九九を唱えながら覚えていったことを思い出します。どの学校でも、この時期の2年生教室をのぞくと、いろいろな所にかけ算九九の掲示が見られます。本校の2年生教室も、同じように掲示が行われています。習い始めにしっかりと覚え、かけ算名人を目指してほしいと思います。

10月29日(火) 平和講話

まもなく6年生は、修学旅行に出かけます。長崎に出かけ、講話やフィールドワークなどの現地での学習を通して、平和への理解を深めることを目的としています。修学旅行に向けての事前学習や準備が進んでいますが、本日は、菊池飛行場ミュージアム館長を講師としてお招きし、平和についての講話を行っていただきました。戦争中に菊池飛行場から飛び立った多くの若者が命を散らしていった悲しい出来事をもとに、今に生きる私たちが何をしなければならないかを考えさせられました。修学旅行では、多くの場所で戦争の愚かさと平和の尊さを肌で感じることになります。事前にこのような学習ができたことは、子どもたちの意識を高めるうえで有意義だったと感じました。
 

10月28日(月) 私たちの体のつくり

4年生の理科で、「わたしたちの体と運動」という単元があります。以前、私が理科を教えていた時に新しく教えることになり、どのように教えるのかを悩んだ学習です。本日授業が行われるということでしたので、授業の様子を見せてもらいました。骨や筋肉のつくりは、実際に観察することは難しく、感触や動きで確認するしかありません。子どもたちは、自分の腕を触りながら、骨や筋肉がどうなっているのかを予想して発表していました。最近はデジタル教材も充実しているので、それぞれのつくりを調べることは容易くなりました。一昔前は、どのような教具を作って見せたらよいかを考えたものです。授業を見せてもらいながら、授業も進化していることを痛感した1時間でした。