学校ブログ

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職員研修「恵楓園学習」

 本日は、職員研修で「恵楓園学習」にかかる研修を行いました。講師は昨年度まで本校に勤務していた種村先生です。

 職員同士9チームに分かれ(老若男女、学年ばらして混ぜ混ぜチーム)、恵楓園について、また、ハンセン病について、また、合志楓の森小学校に努める職員の使命として、ベテランから若手まで、本音を語りながら聞いたり教えたり意見交換したりと、とても充実した研修となりました。

 

現在、3~6年の各学年児童にもゲストティーチャーとして総合的な学習の時間を中心に恵楓園学習に来てくださっています。「単なる知識」だけでなく、「人としての生き方を学ぶ」学習に全力で取り組んでいます。学年によっては2月21日(金)の授業参観で学習を公開するところもありますので、たくさんのご来校をお待ちしております。(教頭 上田玲子)

菊池支援学校より居住地交流授業実施(4年2組)

 本日は、4年2組に菊池支援学校からゆうとさんとご両親、菊池支援学校でのゆうとさんの担任の先生が来校し、図工の授業を交流しました。

 ゆうとさんは、本校校区に住んでおり、菊池支援学校に通学していますが、毎年1日本校に来校し、同級生と交流授業をしてきています。覚えている児童も多く、ゆうとさんも社交的で大人にも友達にもしっかり受け答えすることができます。

できた作品をみんなの前で堂々と紹介しました。

「時間が足りない~」「ゆうとさんともっと交流したい」と児童からはもっと一緒にいたいとの声が上がっていました。また、来年も待っています。(教頭 上田 玲子)

 

盈進中学・高等学校とのオンライン交流会

 本日は、本校の6年生、楓の森中学校の2年生、小中学校の人権委員会が、広島県にあります盈進中学・高等学校のヒューマンライツ部とのオンライン交流会を行いました。

 お互いの今年度の実践報告会を交流し合い、6年生と中学2年生に深い学びができたと感じられる実践報告会となりました。

盈進中高ヒューマンライツ部の皆さんです。

まずは、小学校中学校の発表から。人権委員会が代表で発表しました。今までの委員会の取組や全校児童生徒で行った人権集会などの取組、中学校は有志の生徒の恵楓園での行事参加で入所者の方々との交流をしてきたことなどの発表から学んだことを発表しました。

続いて、盈進中学・高等学校のヒューマンライツ部の皆さんの発表です。

・・・思わず発表内容に聞き入ってしまって、写真をほとんど撮るのを忘れてしまいました・・・。

ヒューマンライツ部の皆さんは学校から100㎞離れている長島愛生園(国立ハンセン病療養所)の方々との誕生会や頻繁に会いに行って話を聞いたり、日常会話をしたりする交流を通し、差別の根絶、環境保全、国際平和のために自分たちができること、自分たちがしたいことという信念(使命感)に従って、主体的に啓発活動をしているという内容でした。中学校人権委員会の副委員長さんが感想と思いと質問をハキハキとするシーンもあり、考えさせられました。

盈進中学・高等学校の延校長先生がまとめました。

 合志楓の森小中学校は、開校4年という短い歴史の中で、恵楓園学習を小1~中3まで系統立てて学習しています。

 その中で、毎年学習内容や系統が進化し続け、今に至ります。本日の交流会も「人を大切にする生き方」としての大きな学びがあったことだと思います。

 盈進中学・高等学校の延校長先生は、「人がつくった差別は人がなくさないといけない、人がつくった差別だから人が元通りにできるもの」ということを熱く語られ、「楓の森小中学校は目と鼻の先にある恵楓園にある利点があるから、今だからこそできる学習をこれからも是非実践してほしい。」とおっしゃってました。

 私たち教師も「ねばならぬ人権学習」ではなく、「日常生活に生かしたくなる、人と人とが幸せに生きていくことができる生き方学習」をこれからも子どもたちとともにやっていきたいと感じた交流会でした。(教頭:上田玲子)

 

ハンセン病について

本日は、3年生がハンセン病について学習をしました。

講師は、前年度理科を担当されていた種村先生です。

まずは、すごろくです。

「好きな食べ物は?」「好きな色は?」というような誰でも答えられるものや「ハンセン病の原因は?」「慰霊碑とは?」などハンセン病に関する問いもありました。

時には、難しくて悩んだら「ヘルプカード」を使って、友達や先生方に質問をしていました。

子どもたちはすごろくをしながら、友達とコミュニケーションを図ったりハンセン病について学習したりしました。

最後に、感想を発表してもらいましたが、素敵な感想を発表する子がたくさんいてよき学びとなったのだなと感じました。(主幹教諭;下山)

給食総選挙!!当選は・・・???

 本日は、6年生の選挙の出前授業が行われました。

 合志市から選挙管理委員会の方々がGTとしてこられ、実際の選挙会場のように準備され、選挙の役割について話をしてくれました。

講話の後は、いよいよ給食選挙です。「ソースカツ丼」「てりやきチキンバーガー」「カルボナーラ」について、それぞれのクラスの精鋭たちがユーモアあふれる表現力と工夫されたプレゼンで、おもしろおかしく演説を繰り広げました。

この後は、投票です。

結果は・・・・・

 

 

ソースカツ丼当選となりました!!

3月の給食に登場するそうです。

昨年度は「しまドック」が当選し、本日の給食にも登場しましたが、「ソースカツ丼」はどんなネーミングで登場するのか、乞うご期待です!!(教頭:上田 玲子)

4年生 菊池恵楓園について学ぶ

 本校は、旧菊池医療刑務支所跡地に建設され、国立医療所菊池恵楓園に隣接しています。そのような経緯から本校では、人権学習の核としてハンセン病問題学習に取り組んでいます。

 現在本校では、昨年度まで本校に勤務された種村哲文先生をゲストティーチャーにお招きして学習を深めています。

 昨日4年生は、すごろくを進めながら、止まったところのお題を考え、グループの人に伝えるという学習をしました。学習のねらいは以下のとおりです。

【学習のねらい】「①ハンセン病について自分の言葉で話してみる②知っていることを人に伝える力をアップする③分かっていること、知らないことを整理する」

 また、学習をスムーズにすすめるために、次の約束をしました。

【5つの約束】「①話す時間は1人30秒くらい」「②間違ってもいいからやってみよう!否定しないこと」「③話している人の目を見て、うなずきながら聞こう」「④話が終わったら、感謝の拍手でこたえよう」「⑤分からなかったこと、新たな発見を今後につなげよう」

 グループで話し合いながら学びを深めることができました。(校長 佐藤 政臣)

無言掃除コンクール(環境ボランティア委員会主催)

 環境ボランティア委員会では、小中合同委員会の取組として、1月27日(月)・29日(水)・31日(金)の3日間、「無言掃除コンクール」を予定し、本日1日目が終了しました。

 
環境ボランティア委員会の児童が以下の4項目についてチェックします。
① 13:20に掃除を始めているか。
② 無言で取り組めているか。
③ 13:35まで時間いっぱい掃除をしているか。
④ 雑巾やほうきがきれいに片付けられているか。

無言掃除をより定着させ、小学生と中学生が協力して、きれいな環境で落ち着いた生活ができるようにがんばっています。

(校長 佐藤 政臣)

1~2年生お話会

 昨日、1~2年生は合志市にお住まいの高村さん、水上さん、山田さんをお招きして、合志市栄にまつわる昔話のお話会を行いました。

 このお三方は、「ロマネスク」というマンドリン演奏団体に所属しており、マンドリン・ギター演奏を披露してくれながらのお話会でした。

2年生の手作りのウエルカム掲示板です。温かいですね。

 

 合志楓の森小中学校の辺りは、昔々森だったそうで、野生のキツネや馬などが住んでいたそうです。お話は野生の動物と人間の掛け合いの中のほのぼのとしたお話でした。

 児童はマンドリン演奏や語りに吸い込まれるように聞き入っておりました。最後はマンドリン演奏に合わせて「さんぽ」や「踊るポンポコリン」を歌い、楽しいひとときを過ごすことができました。(教頭 上田玲子)

自学コンクール!

4年生で自学コンクールが行われました。

子どもたちの自学はどれも素晴らしく、努力の見えるものがたくさんありました。

自学は「自分のやりたいことを追求する」ことが理想だと思っています。

それが難しいんだよ!と聞こえてきそうですが、本校で行われている自学コンクールのようにお友達同士が良さを認め合い、先生からもほめてもらえて、自信がつく。そして、回数を重ねる度に、また、学年が上がることに自分の成長を感じられる。そういった自学になれたら、きっと将来役に立つと思います。

保護者の皆さんもぜひ、お子さんの自学のノートを見て、しっかりほめてあげて下さい。(主幹教諭;下山)