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2024年7月の記事一覧

幻のクリンナップでも打てないときはある

朝の登校の様子です。

今朝は7:45に厚い雨雲が通過する予報を見て構えていましたが、わずか一分の雨で良かったです。

いつも正門前に立っていただくK様に「校長先生は傘の修理屋ですね」と言っていただきましたが、今日2打数ノーヒット、昨日4打数1安打では修理屋を名乗れません。2日間の打率1割6分7厘です。この打率でタイガース全盛幻のクリンナップ(バース選手→掛布選手→岡田選手)の一角に食い込みたいと言ったらみんなに笑われます。

折れた傘は難しいですね。

「校長先生、道にハンドタオルが落ちていました」と届けてくれました。

道にハンドタオルが落ちているところを通過するのと拾うのでは違うと思います。ステキな感性です。

感性は磨きましょう。大人が磨いてあげましょう。

 

 

 

 

12時10分、出張から戻りました。

戻るやいなや、地域学校協働推進員のA先生が、「校長先生、地域の方との交流、馬場公民館、すごく良かったですよ!えっと、何から話そうかな、えっとえっと。」と矢継ぎ早にいろいろな情報を教えてくれました。

今日から「地域の方との交流」と題して、4年生が地域に出かけて地域の方との交流をします。1回目の今日は馬場公民館に出かけました。ここから先はA先生に聞いた話です。担任のS先生に確認したところ、2人の証言は一致しました。以下の通りです。

とても和やかな雰囲気の中で交流が進み、歌、ダンス、花の苗のプレゼントや肩もみ等があり、とても喜んでいただいたということです。中には昔から知っている子どもの成長に目を見張られる方、たまたまお孫さんと交流することになり目を細められる方、喜びがあふれていたそうです。何より今回、子どもたちが出かけていき、地域の公民館で交流ができたことにも大きな意味があったと思います。地域の皆様のご協力をいただきながら成長していける子どもたちは本当に幸せです。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

これは実にステキだと、急遽、明日、学校通信「集義の星」第7号を発行することにして、紙面を作成したところでした。

では、交流の様子です。

体操を見せていただいています。これって、もしかして天草宝島体操ですか?私実はこの体操を作る実行委員会のメンバーに入れていただいていたんです。懐かしい・・・。現学校運営協議会メンバーのK様が作られた!

礼儀もきちんと。

緊張を感じます・・・。

これが感動的だったと言うことです、肩もみです。

披露してます・・・。

ステキな交流、何よりです!

 

 

 

今日は2回目の縦割り班掃除でした。

すごいですよ、本当にがんばっています。

無言でがんばって、しかもきれいになります。

6年生が1年生に教えて、とかステキなシーンにも出会えます。

校長室も、バッチリの4人です。

また今度もがんばりましょう。

 

 

 

 

今日のタイトル「幻のクリンナップでも打てないときはある」

冒頭の傘の修復率のくだりでタイガース全盛幻のクリンナップの話題を出しましたが、強かったですね。トップバッターの真弓選手もホームラン30本打ってたと思います。その他も北村選手、吉竹選手、佐野選手、竹ノ内選手、川藤選手、若菜選手、大好きでした。大好きすぎて、テレビないときはラジオで聴いていました。あるとき、巨人-阪神戦なのにテレビ中継がなくてラジオで聴いていました。巨人の先発は定岡投手でした。すごいピッチャーですが、江川投手、西本投手の二大エースを擁する巨人のローテーションの中ではチャンスです。ラジオ開始早々、その日トップバッターだった北村選手がスリーベースヒットを放ちました。「今日はいけるぞ」と思ったのはそれが最後でした。そのイニングは3人で終わり、結局9回まで出塁したのは北村選手の1回だけ、いわゆる準パーフェクトでした。 まあ、子ども心に思いました、「幻のクリンナップでも打てないときはある」と。

きっと、それぞれタイミングとチャンスがあって、なにか要素が揃わないとうまくいかなくて、きっと今うまくいかないのはタイミングが今じゃないってときじゃないかと。

子どもたちを見ていて思います。昨日できていたコントロールができなかったり、昨日までクリアできなかった壁を簡単にクリアして見せたりします。だから、今日できなくても、焦らない、それはきっと明日できるための今日だから。

今日の記事の冒頭にハンドタオルを届けてくれた子の話を書きましたが、それも一緒で、「拾わなくっちゃ」って思って拾って、そのまま素通りしなかったことは、きっとお天道様は見ていて、あるときステキなプレゼントを届けてくれるんじゃないかなと思います。

今日できないのはきっと明日の喜びのためです。今日できたら喜びが半分になっちゃうのかも?まだまだ喜びの貯金が貯まるまで我慢しないと。

 

 

 

タイガースのくだりでもうひとつトピックを。

全盛時以来のタイガース優勝のとき、私はタイのバンコクで働いていました。優勝に歓喜する特に大阪府民、大阪出身の友人から誘われました。友「タイガースファン集まって優勝祝賀会するんやけど一緒行かん?」私「へえ楽しそうだね」友「あのな優勝を祝してトラを連れてくるんやで」私「え?」

結局参加しませんでした。同じタイガースファンとしてもレベチ・・・。

 

今日は授業を見に行けていない分を伸ばしに伸ばしましたが、以上になります。

 

 

4年社会、清掃センター見学の写真が先生から送られてきました。

紹介します!説明できないので説明なしです。

受け入れていただき、ありがとうございました!

 

今日は、本当に以上です。

 

 

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かさのほねといわしのほね

朝、登校時が急な雨と重なってしまいました。

傘を持ってきている子、持ってきていない子、さまざまでした。

天気予報を自分でチェックして、タオルなども持ってきておくといいですね。

右の子の傘はバラバラでした。私の方で修復できましたが、あとで登校した2人の子のひっくり返った傘は破損していて修復できませんでした。

あいさつが良くなっています!

 

 

12:30、戻りました。午前中出張につき、午後勝負・・・。

1年生とタブレット①

1年生とタブレット②

4まいぷりんとがんばった!ハナマルもらった!がんばった!

「ちゃいまっか?」「なんでやねん」

M先生とICT支援員のH先生の漫才?

ちがいました、漫才ではありませんでした。プログラミングチャレンジです!がんばれ3年生!

3年社会「We love あまくさ」・・・。「あまくさ、だいすき!」

6年家庭科「夏をすずしくさわやかに」

S先生ここで一句、「HPはペナルティではありませぬ」

On先生ここで一句、「学びの流れ とどこおったら ペアトーク」

On先生もう一句、「昨日のHPの〆は6-2です」

Ot先生ここで一句、「糸のこを 差し出す瞬間 緊張感」

Ot先生ここで一句、「Ot先生 刃の替え方 マスターだ」

「MTT 本当に感謝 いい仕上がり」

「ニス塗って キラッと光らぬ くもり空」

「ニス塗った そこに見えるは ポッチャマか?」

「音楽で パート練習 がんばろう①」

「音楽で パート練習 がんばった②」

 

 

 

今日のタイトル「かさのほねといわしのほね」

昔の傘は、ほねが金属で折れたり曲がったりしたらそれまでで修復不能でした。でも今の傘は、ほねがプラスチックだったり修復可能な造りになっていたりして、進化がすごいですね。破損を回避するため外れやすくなっているのかもですね。雨の日の朝はいつも傘の修復を試みています。

今日のタイトル「かさのほねといわしのほね」

うちの子が1年生の時、私が「いわしは小骨もバリバリ食べるんだ」と言って塩焼きを食べさせて、小骨が一晩中とれずに朝を迎えて以来、いわしを食べるときはいつも、小骨が取れずに泣いているシーンを思い出します。子育ての懐かしい思い出です。ただ20歳を超えた今でも、おそろしくていねいに時間をかけて完璧に骨を取るうちの子を見ると、ちょっとだけ申し訳ない気持ちになります。

 

以上、校長、木村でした。

 

 

4年部の先生が、画像を送ってくれていることに今気づきました。

4年生は、今日、清掃工場見学でした。

もうずいぶん前から4年生が「校長先生、今度バスで行くんですよ!」とうれしそうに話してくれていました。その日が今日でした。

貴重映像・・・。

実際に自分の目で見るという体験は何よりの学びです。

そこに流れる空気の温度、空気のにおい、また言葉では説明できないいつもと違う感じは、体験ならではです。

DXもいいです、一昔前からすれば夢の世界です。

でも、やっぱり、実際に、見る、匂う、触る、感じる、そんな感覚は、実体験ならではだと思います。

かの湾岸署、青島俊作は言いました。「事件は会議室で起きてるんじゃない!現場で起きているんだ!」と。やはり実際に見ることは、いつの時代も大切だと思います。 

続けて最後は「踊る大捜査線」いかりや長介さん演じるわくさんこと和久平八郎の名言で今日の記事を閉じます。「正義なんてものは胸に秘めておくものなんだ」

和久さん、ステキ。以上です。

最後の最後まで観ていただいてありがとうございました。

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石神千空、SNSを語る

暑いですが、雨のぱらつく朝です。

 

傘をさす子とささない子とが混在する感じの雨の降り具合です。

私は迷って傘を持たずに立ちましたが結構濡れました。

少しの雨が気温の上昇を抑えてくれるといいですね。

カブトムシを見せてくれました。いろいろな子がセミのぬけがらを見せてくれました。私はカブトムシがタイムボカンに見えます。

一日の始まりです。

 

 

朝は漢字計算大会ダブルパーフェクト賞の授賞式でした。

今日は2年生です。どこかに集めるのではなく、校長と教頭が出かけていってみんなの前で表彰する試みです。

子どもたちに話しました。

「表彰されるってかっこいいですね。2学期はダブルパーフェクト賞目指してがんばってください。でも大切なのは、ダブルパーフェクト賞を目指してがんばることです。賞を取ることの前にがんばることが大切なんです。」

私はがんばったら報われる経験も大切だけど、がんばっても報われない経験って結構大切だと思っています。みなさまも生きてきて思いませんか?がんばったけど報われないことの方が結構多いと。でもそんな時に自分は力をつけたと。だから「ダブルパーフェクト賞を取ること」を目標にせずに「ダブルパーフェクト賞目指してがんばること」を目標にしてほしいなと思います。似ているようでちょっと違う・・・。

「私はこれだけがんばった」は、次の何かをがんばるときにまた役に立ちます。「あの時の漢字計算大会の時みたいにがんばろう」ってなります。「がんばる」が連鎖します。

 

 

2年図工、楽しそうです!

前略N先生、子どもたちがんばっています。先生方、サポートありがとうございます。子どもたち、朝の表彰からすばらしかったですよ。

わくわく図工、やっぱり何かを作るって、楽しいですね。ものづくり、大切なことだと思います。

算数、3桁プラス3桁、百の位の繰り上がり・・・。

時刻と時間、ここ難関です・・・。

世界の人がなかよくなるためにはどうしたらいいのかな?永遠のテーマです。

前略O先生、子どもたちがんばっています。先生方、サポートありがとうございます。

きっとみんな、見えないなにかとたたかっているんだ・・・。

それが何だろうとずっと思ってきました。今思います、それは内なる自分自身の一部ではないかと。

5年算数「きまりをみつけよう」

そして飾られていた4年生の作品。ものづくりって大切。

5年図工、ステキな作品ですね!「モササウルスと小トトロ」

糸のこ名人・・・。

糸のこからの、糸電話・・・。

糸の振動で、教室の内外でも会話が成立します。よく考えたらすごいですね。

電話が作れるってことですよね。振動によるものだから有線電話はなんとなくわかりますが、無線電話は?携帯は?スマホは?やはり振動ですかね?

 

 

 

 

うちの黒球式熱中症指数計2号、通称北っ子2号の指数が31を超えました。昼休み、遊べません。掃除も屋内だけとなります。もうすぐ黒球式熱中症指数計3号がやってきます。3機そろえば、タイムボカンのタイムボカン、ヤゴマリン、テントウキみたいですね。

 

 

今日のタイトル「石神千空、SNSを語る」

糸のこから糸電話、そしてそこからつながります。「Dr.STONE」という漫画があります。文明社会が一気に崩れ原始時代さながらに戻った世界で主人公の石神千空たちが、化学の力でひとつひとつ文明を取り戻していくストーリーです。豊富な化学の知識と実践力を活かし、いちから土器や家を作ったり、猫じゃらしからラーメンを作ったり、発電も、とそこにあるものを活用しながら、そういう原理なんだと読者も理解していける科学読み物です。そんな中、どうしても情報の遅れがいろいろな障害をもたらすため、携帯電話を作ります。便利、というよりは、これがないと問題を打開できないという展開です。そして現在、私たちの実生活、便利な生活に欠かせない携帯電話というかSNSですが、便利をこえる障がいもあります。

 

これは昨日の記事に掲載した、子どもたちが調べたSNS活用のレポートの、他のグループのレポートですが、やはり家族でも定期的にその効用について、考えていくことは必要だと感じます。それは持たせるずっと前からです。

まとめます。

「家族で、SNSの話をしよう」

以上、校長、木村でした。

 

実は、上のSNSのレポートを撮影に行ったら「校長先生、私たちのグループのも写してください!」とみんなで猛アピール!

全部写しました!

子どもたち、全部写したから全部掲載しますよ!

すごくよくできています。

SNSに使われるのではなく、上手に使う人になりましょう。

前略O先生、子どもたちとっても元気にがんばっています!

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トマトジャングル

実に晴天です。暑くなりそうです。

子どもたちのあいさつが上手になっています。

「校長先生髪切りましたか?」気づいてくれてありがとうございます。

登校引率の保護者の方から「暑いのにありがとうございます」「いつもホームページ観ています」と言葉をかけていただきました。

ありがとうございます。

7月第2週、がんばりましょう!

 

 

 

土曜日は、「天草市”社会を明るくする運動”表彰式」おめでとうございました!

ステキな作文でした!作文発表も上手でした!

 

 

 

日曜日は、「第68回熊本県吹奏楽コンクール」おめでとうございました!

ステキな演奏に感動しました。子どもたちと先生たちのこれまでのがんばりが伝わってくる心のこもった演奏でした。引率の先生たちもありがとうございました。本当に感動をありがとうございました。一生懸命はかっこいいなと思いました。どんなに社会が変わっても、一生懸命はかっこいいよなと、自分の心にあらためて刻みました。きついことやつらいこともあったと思いますが、それを乗り越えたからこの演奏なんです、と子どもたちが奏でてくれた、教えてくれた気がしました。

 

 

 

今日は午前中本渡中校区の小・中学校の校長先生たちの授業参観でした。

そのときに撮影した写真が数枚・・・。

佐藤前校長も来られましたが、子どもたちの再会のビックリ顔がかわいらしかったです。

佐藤前校長はじめ本渡中校区の校長先生たちをみて必死にだれだったかと記憶を辿る1年生、安心してね、記録されていないと思いますよ、初対面でした。

認知症サポーター養成講座、高齢者疑似体験、浄水場見学等、4年生はお礼の手紙がたくさん書けますね。

 

5年理科・・・。

 

 

 

このあと会議があって、4校時の後半部分、少しだけ授業を観に行きました。

 

楽しい音楽です・・・。

急成長 マスキング不要の トマトジャングル

糸の振動 信号に 心に届け、糸電話

あたりまえのふるさとが いつかあなたの トロイメライ

いつもひらけば そこにある タブレット、マイラブ

小学生 初めてグラフは ぼうグラフ(先ほどからなんとなく俳句風に挑戦していますが文字数にこだわっていません) 

三階に 風雨に堪える 屋根完成(屋根を新しくしていただきました)

SNS 自分でまとめて 自分ごと

タタタタタ うれしなつかし ミシンの響き

 

めちゃじょうず、きらっと光る 収集車

分度器が なくてもわかる どうやって?

米づくり 苦労を学び 感謝する

集中力を邪魔しないそっと開けたが音がした

(午後です)

指数が示す 熱中症 残念だけど 正しい判断

ID パスを乗り越えて やっとできるぞ アンケート

 

学び合い そうです 今が 学び愛

家族の仕事のインタビュー まとめてわかる 家族愛

 

 

今日のタイトル「トマトジャングル」

2年生のミニトマトのあまりの成長に、「トマトジャングル」と言う単語が思い浮かんだあとはこのワードから逃れられなくなりました。うちの庭の雑草もです。この前休日を利用してコツコツと抜いたのに、いつの間にか元の木阿弥ジャングルです。拓心高校の生徒さんが花の苗を売りに来てくれます。花壇をきれいに整備して、花いっぱいの花壇にしたいと考えています。拓心高校の生徒さんが苗を売りに来ると、必ず職員の誰かと接点があります。教育っておもしろいなあと思います。私、思うんですが、教員の喜びの一番は人とつながることなんじゃないかと。若い頃はそんなに思わなかったけど、30年をこえたあたりからそう思うようになりました。昔投げたブーメランが信じられないような大きな大きな弧を描いて、自分のところに戻ってきます。子どもたち、保護者のみなさま、職員同士、たくさんのつながりが、たからものなんじゃないかといつも思います。

今日のタイトル「トマトジャングル」

う~ん、このタイトルを使って、上手に最後をまとめることができない自分に自己嫌悪・・・。

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きっと何が起こっているかわからない

晴天です。

朝の元気なあいさつに心がほっこりします。

一言二言会話が弾むのもとてもいいです。

写真ないですが正門前に、「校長先生、これなんですか?」と植物を持ってきてくれました。すかさずGoogleレンズで調べると「フウセントウワタ」でした。便利な世の中です。

今日も暑くなりそうです。

 

 

朝活は3年生、6年生、読み聞かせです。

いつもありがとうございます。

昨夜は学校運営協議会、たいへんお世話になりました。

あいさつがよくなっていること、天草市一斉避難訓練に子どもたちが参加してくれたこと、そして保護者のみなさまが多く参加してくださったこと等お礼の言葉を多くいただきました。

この読み聞かせもそうです。

地域のみなさまのおかげで子どもたちの心が育ちます。

すべてのクラスの読み聞かせの写真を撮ったのですが、撮影者の不備により、掲載されないものがあり、もうしわけありません。

 

 

 

1年生、あさがおからあらあらきれいな色水が・・・。

もんでもんで・・・。(私、ukinomonde、という熊本のワインが好きです)

すごくきれいに染まりました。

押し花も。

ステキなSNSの学びの場を発見!

SNSとの付き合い方はしっかり学んでおきましょう。

この仕事をしていると、初めからできるっていうのはなかなかなくて、

繰り返し、繰り返し、苦手なことほど、失敗も重ねて、できるようになると思います。

低学年の時は、階段の上がり方を一段一段教えて繰り返してできるようになります。

それが高学年になるにつれ、段取りを教えることで、できるようになります。

さらに大きくなると、目の前の課題や問題に気づき、それを善処するための方策を考えることができるようになります。

多分、できるようになることが目的ではなく、実はその過程こそが「学び」だと思います。

先生たちは、子どもたちの成長を願い、日々の授業をがんばっています。

そして、先生たちにとっても、日々は学びです。

昨日より今日、今日より明日、自分を高めていく旅の途中です。

今日はこのあと不審者避難訓練でした。

警察の方に来ていただき訓練の一部始終を見ていただきました。

警察の方が感動されました。738人が整然と避難する姿に。これって当たり前じゃないな、と改めて思いました。先生たちと子どもたちの日々の積み重ねだと思いました。気になることは放っておかない、早めに早めにサポートする、修正する、その積み重ねが子どもたちの姿なんだなと思いました。正門前であいさつをしていると、あいさつができる子のあいさつに紛れそうですが、実は結構あいさつが返ってこないことに心が折れそうになることもあります。でもずっとアプローチを続けてきて3割だったあいさつリターンが、今は5割リターンに届く感じがしています。できるようになったことに目を向けることで、人は顔を上げてまた明日から前に進んでいけるのかなと思います。今日警察の方に褒めていただき、昨夜学校運営協議会で褒めていただき、大人も褒められるとうれしいし、もっとがんばろうとエネルギーが沸いてくるもんだなと思います。

 

 

それでは、不審者避難訓練の様子を紹介します。

これから紹介する写真の一部は、子どもたちが目にしていない光景です。こういうことでは、ホームページは効果的ですね。どんなようすだったのか、子どもさんと観ていただくと良いかと思います。

今日は警察の方に来ていただいています。

写真右手から教室に人が近づいてきています。

先生が対応し始めるとともに子どもたちはベランダから静かに脱出しました。

会話で時間を稼ぎながら、不審者を子どもたちから遠いろうかへと遠ざけます。

実はインターフォンを鳴らしていましたので、少しずつ職員が集まってきます。

ある程度集まったところで、完全に動きを封じました。

そこで運動場へ移動し避難の状況を確認します。

誰もしゃべりません、整然と378人が集まります。

警察の方が感嘆の声を漏らされました。

私には最大の賛辞に聞こえました。

熱中症対策で帽子をかぶって避難してきた子どもたちは、熱中症対策で教室に戻って放送で話を聞きます。

もちろん戻りも静寂なままです。

またも警察の方が感嘆の声を漏らされました。

私はその声をありがたくいただきました。

放送で警察の方のお話をお聞きしました。

お礼の言葉も上手でした。

その後、職員に指導をいただきました。うちの職員がとっちめられているのではありません、さすまたの使い方を指導いただいているようすです。

本当にありがとうございました。

評価いただいたいくつかを紹介します。それは本渡北小職員ががんばってきたことでもあり、これまでの指導を確認することにもなりました。まずなによりも、738人が静寂のまま整然と避難できたことです。やっぱりこれはすばらしいことです。さらには現場となった1年生教室です。子どもたちは実に整然と避難しました。しかも最後の子はドアを閉めて・・・。これを警察の方は評価されました。3つめです。実は1年生「こんな時はイスを出したまま逃げる」と指示されていました。不審者の動きを遅らせるためです。ここからオフレコですが、1年生は逃げるときにイスを入れてしまいました。それに気づき戻ってきてイスを出していく1年生・・・。非常時は戻るのは危険ではと話すと警察の方は逆に感心されていました。「席を立ったらイスを入れるという、いつも先生のいうことが習慣化されていると言うことですよね」と。さらに「指示どおりにしていなかったことに気づいて修正に戻ることもすばらしい」と。確かに、できてないこと危険な行動に、つまりマイナス面に目を向けがちですが、ここに確かな成長と育ちがあるならば、それを褒めてあげる方が大切なことだと教えていただきました。

 

 今日のタイトル「きっと何が起こっているのかわからない」

実は、子どもたち、不審者が入ってきた状況は見ていません。また不審者への刺激を避けるためそのような放送もありません。「今日は不審者避難訓練をします」と言っているのでそうなんですがよく考えると何も言わなければ何があっているのか子どもたちにはわからないことでもあります。他の災害時も同じで、有事の際は、子どもたちは何かわからずに避難することの方が多い気がします。ですので、放送をちゃんと聞いて正しく行動することが大切です。災害時ってきっとそうなんですよね。私がスマトラ沖地震津波の時もそうで地震と津波が起こったとわかったのは発生から3時間後です。その間の不安はなんとも言えませんでした。だから判断が難しいけど、でもできるかぎり情報を集めて逃げることが大切なんだと思うんです。

 

今日のタイトル「きっと何が起こっているのかわからない」

「わからない」から「だいじょうぶ」ではなく、「わからない」から「用心」する。58年生きてきて思うのは、58年生きてきてもわからないことや知らないことが世の中にはたくさんあるということです。だからリスペクトだなあと思います。いつも大切にしたいのは、感謝の心だなあと思います。

 

以上、校長、木村でした。

今週もホームページを訪れていただき、ありがとうございました。子どもたちの健やかな成長のため、本渡北小は来週もがんばります。あっ、もちろん再来週もがんばります。

 

 

放課後にステキな音楽を聴かせてもらいました!

すごくいい気持ちになりましたよ!ありがとう!

日曜日、ファイトです!

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