2026年5月の記事一覧

5/8 「朝の光の中で、心に花を咲かせる」

 「おはようございます!」と元気な声が響く朝の校門。

 登校してきたある児童が、ふと校門横の花壇の前に止まり、先日植えた植物に花がついたことに気づき、「きれい~」とつぶやきました。

 朝の登校では、つい先を急いでしまいがちですが、命の輝きや季節の移ろいに気づき、その感動を素直に言葉にできる。これは、この子供の心がとても健やかで、豊かである証拠だと感じ、胸が熱くなりました。

 フランスの画家マティスは、「見たいと思う人には、いつでもどこにでも花は咲いている」という言葉を残しています。幸せや美しさは、遠くにあるのではなく、私たちの「気づく心」の中にあります。

 校門横の花壇に咲く花を見て「きれい」と言える。そんな瑞々しい感性をもった子供たちが通うこの学校を誇りに思います。

 ご家庭でもぜひ、登下校や散歩の道すがらで見つけた「小さな春」について、お子様と対話してみてください。

5/7 「言葉よりも響く『後ろ姿』」

 大型連休があけ、校内に子供たちの明るい声が戻ってきました。この間、子供たちが事件や事故に巻き込まれることなく、安心しました。


 朝、校門で子供たちを迎えている時、笑顔で「おはようございます」と挨拶する子供の姿から、ご家庭での温かなあいさつや会話が透けて見えることがあります。


 「子は親を映す鏡、弟子は師を映す鏡」と言いますが、「勉強しなさい」と言う百の言葉より、親が楽しそうに読書をする姿が、子供の知的好奇心を刺激します。

 子供は大人の言葉より、行動を見ています。

 挨拶も、マナーも、相手を思いやる心も、まずは私たち大人が「見本」という名の種をまくことから始まります。完璧な親、完璧な教師である必要はありません。ただ、子供たちの鏡に映る自分が、前向きで、誠実で、寛大な姿でありたい。そんな願いを、保護者の皆様や地域の皆様と共有していきたいと思います。