3年学びの部屋

国語「ちいちゃんのかげおくり」

 国語で学習している物語「ちいちゃんのかげおくり」は、戦時中の話です。爆弾が落とされ逃げている途中にお母さんとお兄さんとはぐれ、お空で再会して家族でかげおくりをするというお話です。

 この物語を4つの場面に分け、10時間の学習を通して「ちいちゃんの気持ちはどのように変わっていくのだろうか。」という単元を通した学習課題を設定し、各時間で学びを深めていきました。

 学習の最後に、各場面を通して感じた感想を書きました。その後、全員でそれを交流しました。

 2人の感想を紹介します。


 私は、ちいちゃんのかげおくりを学習して、昔は罪のない人も命を落としてしまうことがあることから、私の気持ちは「小さな命まで。」という気持ちでした。最初は、戦争が始まる前はちいちゃんは笑顔だったけれど、2~5場面ではだんだんと笑顔がなくなり始めたことから、私は言葉や表現に着目しました。(作者)あまんきみこさんは、昔の生活、遊び、怖さを知ってほしいと思いたかったのではないかと思いました。


 ぼくが学んだことは、戦争の怖さです。どうしてかというと、ぼくたちが昔じゃなくて今に生まれたから、戦争の怖さが分からないけれど、このお話だと戦争の怖さも分かって、ちいちゃんの気持ちが分かりました。