1/16 【食育】「箸の持ち方と和食」について学びました

 令和8年1月15日(木)、5年生は、食育の一環で「箸の持ち方と和食」について詳しく学びました。

 当日は、「箸文化協会くまもと」から講師の方をお招きし、「箸の歴史や箸と世界の食事」、「箸の正しい持ち方練習」、「箸使いのマナー」、「和食について(一汁三菜、配膳と箸置きなど)」、「箸を正しく持つ・使う意義」などについて、詳しくご講話いただきました。

 この学びを普段の食事の際に是非生かしてほしいと思います。

 【意外と知らない箸使いのタブー】

  一般的にマナー違反とされる箸の使い方(=嫌い箸、禁じ箸、忌み箸)をご紹介します。子供たちには、このマナー違反を知って、正しい箸の使い方ができるようになってほしいと思います。

  ・逆さ箸=大皿や鍋料理などを取り分ける際に、箸を上下逆さまにして用いること。(取り箸を使うのがマナーです)

  ・迷い箸=どれを食べようかと迷い、箸を持ったまま食べ物の上をあちこちと動かすこと。

  ・探り箸=汁椀の底に具が残っていないかと、箸を椀の中でかき回して中身を探ること。

  ・移り箸=ある食べ物を取ろうと箸を伸ばした後、突然他の食べ物に箸を移すこと。

   (和食では、ご飯→おかず→ご飯→お汁→ご飯……と食べるのがマナーです)

  ・刺し箸=突き箸とも言って、食べ物に箸を刺して食べること。

  ・寄せ箸=箸で食器を手元に寄せること。

  ・渡し箸=食事のと週で箸を食器の上に渡し置くこと。(これは「ごちそうさま」の意味になります)

  ・箸渡し=箸から箸へ食べ物を受け渡すこと。

  ・込み箸=口にいったん入れた食べ物を、さらあに箸で口の中に押し込むこと。

  ・銜(くわ)え箸=なぶり箸やなめり箸とも言って、箸に付いた食べ物を口でなめて取ること。

  ・せせり箸=爪楊枝の代わりに、箸先で歯間の掃除をすること。または、箸で食べ物をつつきまわすこと。

  ・指し箸=食事中に箸で人や物を指し示すこと。

  ・涙箸=箸先から汁物などの汁をポタポタと落とすこと。

  ・握り箸=2本の箸をグーで握るように持ち、ぎこちなく使ってしまうこと

  ・拝み箸=「いただきます」の際に、両手の親指と人差し指で箸をはさみ、拝むようにすること。

  ・横箸=箸を2本揃えて、スプーンのように食べ物をすくい上げること。

  ・違い箸=例えば木と竹の箸を一対にして使うような、種類や材質の異なる箸を一対で用いること。

  ・立て箸=仏箸とも言って、箸をご飯に突き刺して立てること。

  ・叩き箸=箸で食器やテーブルを叩いて音を出し、人を呼ぶこと。

  ・持ち箸=箸を持ったままで(箸を持った手で)、他の食器を持つこと。

  ・受け箸=箸を持ったままで、おかわりをすること。

  ・空箸=箸を一度食べ物に付けておきながら、食べないで箸を置くこと。

  ・洗い箸=汁物などで箸先を洗うこと。

  ・もぎ箸=箸の付いた米粒などを口でもぎとること。

  ・噛み箸=箸先など箸自体を噛むこと。

  ・掻き箸=食器の縁に口を立てて食べ物を箸でかきこむこと。または、箸で頭などを掻くこと。

  ・直箸=取り箸を使わずに大皿の食べ物を自分の箸で取ること。(直箸を勧められたら従う方がよい)

  ・すかし箸=骨の付いた魚の上側を食べた後、魚をひっくり返さずに骨越しに裏側の身をつついて食べること。

  ・こじ箸=器に盛り付けられた食べ物を、上から食べずに箸でかき回し、好みの物だけを探り出すこと。

  ・揃え箸=食事中に箸先が上下にずれてしまった際に、椀や皿の上で箸先を軽く叩いて揃えること。

  ・撥(は)ね箸=嫌いな物を箸でのけること。

  ・重ね箸=ばっかり食べとも言って、一つの食べ物ばかり食べ続けること。

  ・振り箸=箸先に付いた汁などを振り落とすこと。

  ・落とし箸=食事中に箸を床に落とすこと。

  ・膳ごし=膳の向かいにある食べ物を、手で取り上げないで箸で取ること。

  ・二人箸=一つの料理に二人以上が同時に箸をつけて同じ物をはさんだり、箸で食べ物をやり取りすること。

 同席者への気遣いや、食材や作り手への感謝、また、食事を円滑かつ美しく楽しむために作り出された食事の作法は、これからも大切に守り続けていきたいものです。ご家庭でもお子様に躾として教えてあげてください。