校長室から
1月もいろいろありました。
1月があっという間に行きそうですね。
寒い日や暖かい日が入れ替わり訪れたこともあってか、感染性の病気が流行しました。1月16日(火)、17日(水)のことでした。幸い、18日(木)には多くの子供たちが回復し登校しました。でも、感染症の恐ろしさをしみじみと感じ、その予防の大切さを改めて強く感じたことでした。
すぐに保護者には養護教諭から注意喚起のプリントを配付しました。新聞を見ますと、市内の学校ではインフルエンザが流行中とのことですし、寒かったり暖かかったりで体調管理も難しいのでしょうか。18日に予定していた1月の鶴の子スクール(書初めとパソコン教室)も、24日に延期して実施したところです。
まとめた情報を下に載せておきます。どうぞ、地域の皆様も、時節柄ご自愛ください。
ミニコラム ~感染性胃腸炎・インフルエンザ~
〇感染性胃腸炎
・細菌やウイルスなどの病原体による感染症です。
・潜伏期間は1~3日程度です。主な症状は吐き気、おう吐、下痢、発熱、腹痛です。有症期間は平均24~48時間です。
・特別な治療法はなく、症状に応じた対症療法を行います
・乳幼児や高齢者は下痢等による脱水症状を生じることがありますので早めに医療機関を受診することが大切です。トイレの後や、調理・食事の前には、石けんと流水で十分に手を洗いましょう。
・便やおう吐物を処理する時は、使い捨て手袋、マスク、エプロンを着用し、処理後は石けんと流水で十分に手を洗いましょう。
〇インフルエンザ
・インフルエンザは、インフルエンザウイルスによって起こるウイルス性呼吸器感染症です。
・いずれの型のインフルエンザも1~3日の潜伏期をへて、悪寒を伴う高熱、全身倦怠感を伴って急激に発症します。鼻汁、咳、咽頭痛などの呼吸器症状や、吐き気、嘔吐、下痢などの消化器症状を伴うことが多く、頭痛、関節痛も現れます。
・医療機関を受診し、処方された薬を服用するとともに、水分の補給に努め、脱水にならないように注意します。
・飛沫によって他人に感染するので、一般的に発熱などの主要症状がなくなるまで登校や出社は停止します。家庭でも感染予防のため、患者さんの気道分泌物の付着した物の扱いに注意し、手洗いとうがいを励行しましょう。