校長室から
水俣市総合防災訓練があります。
平成30年9月9日(日)、水俣市総合防災訓練が土砂災害を想定してここ湯出地区を中心に実施されます。
目的は、災害が発生した場合の初動から応急対応までの一連の想定で、各関係機関(水俣市、地域の自主防災組織、消防、警察、自衛隊等)が連携しながら訓練を行い、地域の方々の避難及び防災に対する意識を高めることです。
平成23年3月の東日本大震災、平成28年4月の熊本地震、そして、最近の台風や大雨の被害等、本当に日本列島各地で様々な自然災害が起こっています。ここ水俣市でも平成15年に湯出地区、宝川内地区を中心に大規模な土砂災害に見舞われたことは決して忘れることのできない悲しい出来事でした。
日頃の備えがあれば少しでも防災、減災につながります。訓練はとても大切です。
今年度は、水俣市の総合防災訓練がここ湯出地区で行われるのは絶好の機会です。ぜひ、皆さんで誘い合って参加しましょう。
下に概要は示しましたが、詳細は9月1日号の市報等で確認することができます。
本校児童は、この日を登校日とし、全児童・職員で参加します。
通常通り学校に登校しますが、午前8時30分に水俣市に大雨・洪水警報、9時に土砂災害警戒警報が発表されるという設定です。そこで、学校では災害対策会議を緊急に開き、子供たちを集め、迅速に避難所である旧湯出中学校へ避難させます。
避難後は、地域の皆さんと一緒に、「災害伝言ダイヤル」を体験したり、陸上自衛隊ヘリコプターの救助の様子を見学したり、防災に関する体験学習等を行う予定です。
炊き出し訓練も行われます。水俣市や湯出地区の婦人会の皆さんの御協力を得て、カレーがふるまわれます。
「自分の命は自分で守る」・・・・。そのためにできる準備はしておきましょう。
【 訓 練 概 要 】 【 日 時 】
防災行政無線、熊本県防災情報メールサービス等により、土砂災害警戒情報等を得た地域の皆さんが、避難場所(旧湯出中学校)に避難し、自治会協力員等と連携して避難所開設・受付等を実施します。また、孤立したとの前提で、救助部隊の投入及び孤立者の救助等、災害対応訓練を実施します。
平成30年9月9日(日) 午前8時30分~正午まで
※雨天決行。気象警報が発表された場合は訓練を 中止します。延期はありません。