校長室から
良い習慣は運命を変える!
先日、運営委員会の子供たちを中心に意見を出し合って決めた「湯出っ子スローガン」が発表されました。
宣言項目の文頭をつなげると「たすけあい」となっています。本校児童に大切な「助け合い」をはじめ、「笑顔」「すすんで行動」「けじめ」「あいさつ」「いじめのない」など、頑張りたいキーワードが並びました。自分たちで決めて自分たちで守るというのが筋です。もちろん、最初から何でもできるわけではありません。「失敗していい」というのも子供の特権だと思います。失敗を繰り返す中で、生涯において大切なものを少しずつでも確実に身に付けていってくれることを願います。
☆平成30年度 湯出っ子スローガン☆
1 たくさんの えがおが あふれる学校
・やさしいことばを たくさんふやそう
2 すすんで 行動する 学校
・きづいたら 自分からすすんでやろう
・自分にできることは すすんでやろう
3 けじめのある 学校
・話をしっかり聞こう 返事もしっかりしよう
・時間やきまりを きちんと守ろう
4 あいさつができる 学校
・「相手の顔を見て」「いつも」「先に」
「立ち止まって」あいさつをしよう
5 いじめのない 学校
・人がいやなことを しない 言わない
・自分の思いは きちんと 言葉で相手に伝えよう
・自分たちで 解決できないときは 相談しよう
ここに掲げた5つのこと、子供たちは大事だということを知っています。でも、なかなかできない子供もいます。私たちも同じです。良いとわかっていてもできなかったり、悪いと思っていてもやってしまったり…。
だから、子供たちには「良い習慣」を身に付けさせたいと思います。人間は不思議なもので「習慣」になってしまえば苦になりません。「食べたら歯を磨く」なども、「良い習慣」の一つです。「やることが当たり前の良い習慣をたくさん身に付けること」。小学校という人生の基礎を培うこの時期に私たちが子供たちにしてあげられる大切なプレゼントだと考えています。
左は、校長室に掲示しているものです。また、ある一節に、「良い習慣ができてくると、新しい人格、第二、第三の天性が生まれる。ここに品格が生じる。そこから信念も生まれ、どっしりしてくる。これは内面の輝きとなって、どことなくちがうという品格を生む。また良いものを読み、聞き、見るということを繰り返し、繰り返し試みていると、ここからも内面の美しさなどがにじみ出てくる。」というのも見つけました。子供たちには、幸せを自分の手でつかんでほしいと願います。
心が変われば行動が変わる。
行動が変われば習慣が変わる。
習慣が変われば人格が変わる。
人格が変われば運命が変わる。