2019年2月の記事一覧
標準学力テスト
今日の2時間目(全学年:国語)と3時間目(5・6年:社会)に標準学力テストがありました。
学力テストには大きく2種類、「CRT(Criterion Referenced Test:目標基準準拠テスト)」と「NRT(Norm Referenced Test:集団基準準拠テスト)」というのがあって、今回行っている標準学力テストはNRTに分類される相対評価のテストになります。ですから、各児童の在籍する学年における学力の位置を明らかにするテストということになり、その評価は「偏差値」という形で表されることになります。「偏差値」と言えば、「ランク付け」や「競争を煽る」などとマイナスのイメージを持たれる方もいるかもしれませんが、その客観性や妥当性は信頼できるものです。このテストは毎年度実施していますので、本校ではこのテストの結果を、他者と比較するためのものではなく、児童一人一人の学習成果の伸びや得意・不得意をみたり、教職員の学習指導の工夫改善に生かしたりと、CRT的な見方も取り入れて活用していきたいと思っています。
なお、明日は算数(全学年)と理科(5・6年)のテストが実施されます。
白木宮相撲
今日の3・4校時、5・6年生は白木八幡神社の宮相撲に参加しました。あいにくの雨で、境内の土俵で相撲をとることができませんでした。その代わり、本殿に作った仮の土俵で行いましたが、ケガの心配もあったので、「押し相撲だけ」でというルールで行いました。しかし、土俵際まで押されたら、自然と投げ技を出したくなるものです。行司の北原先生も軍配をどちらに上げるか苦労していたようです。5・6年生の男子は、個人戦、勝ち抜き戦、代表戦を行いました。これは奉納相撲ですので、五穀豊穣や無病息災等を祈願することが目的ですが、子供たちがしっかりお祭りを盛り上げてくれたので、参拝に来られた地域の皆様をたくさんの笑顔にすることができました。世の中にはいろんな考えがあり、人々の価値観も時代と共に変化するのかもしれません。しかし、伝統文化を守ることはやはり大切なことなんだと再認識しましたし、子供たちもその一端を担ったことに誇りをもってほしいと思いました。
ストレス対処教育(2年生)
今日の5時間目、2年生は「児童生徒が生活上の困難・ストレスに直面したときの対処方法を身に付けるための教育(ストレス対処教育)」の授業を受けました。「ストレス対処教育」とは、いじめや不登校等の要因の一つと言われているストレスに適切に対処できる力を育てる教育のことです。実は中学生・高校生対象には、県教育委員会が作成した「ストレス対処教育ブログラム集」というのがありますが、小学生版はありません。そこで玉東町の教育相談員の藤本先生に小学生の発達段階に合わせたプログラムを作っていただき、今回、1年生から6年生まで全学年で実施することになりました。
2年生用の題材は「うさぎさんのごめんなさい」で、「『ごめんなさい』の気持ちを相手に伝えることの大切さを知る」というねらいのコミュニケーションスキルを身に付ける学習でした。教育相談員の藤本先生、保健室の田﨑先生、担任の松井先生のチームティーチングで実施していただきました。
なお、6年生はすでに実施済みで、残りの4つの学年も順次実施予定です。
玉東中体験入学(6年生)
本日の午後、6年生は保護者の方々と一緒に玉東中学校の体験入学に参加しました。まず体験授業として、英語ではヘボン式のローマ字について教えてもらいました。次に音楽では玉東中の校歌を一番だけ練習しました。その後、体育館で生徒会役員の生徒の皆さんから、玉東中の活動の紹介がありました。
縦割り遊び(2月)
今日の業間は縦割り遊びがあり、「どろけい」やドッヂビーなどグループで考えた遊びを楽しみました。6年生にとっては小学校最後の縦割り遊びとなりました。低学年の子どもが投げたフリスビーにうまく当たってあげたり、少し走るスピードを緩めて捕まってあげたりと、さりげない優しさや心遣いに、「6年生もいつの間にか大人になったな」とつい涙腺が緩んでしまう校長なのでした。
熊本県教育情報システム
登録機関
管理責任者 校長 平川 尚子
運用担当者 山北小学校 職員