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今日の栖本っ子~2年生かけ算九九チャレンジ!!~

 11月5日(水)、今日は、2年生の子どもたちかけ算九九の取組を紹介します。

 2年生は、「かけ算九九」の学習を一通り終えました。子どもたちの達成感と自信を育むために、今日から「九九がんばりカード」を使って、九九の習得に向けて頑張っています。子どもたちは、担任の先生だけでなく、他の先生方にも九九を披露し、スラスラと唱えられたらご褒美のシールやサインをもらえるというルールです。校長室にいると、目を輝かせながら私のところへ来て、「校長先生、僕の九九を聞いてください!」と、誇らしげに暗唱してくれる姿がありました。少し緊張しながらも、一生懸命に九九を唱え切った時の弾けるような笑顔と、「やった!サインもらえた!」という喜びの声を聞くと、うれしくなりました。この「九九チャレンジ」を通して、「できるようになるまで諦めない粘り強さ」と「先生方に認められる喜び」を味わってほしいと思います。

 

今日の栖本っ子~3・4年生かっぱ太鼓について学ぶ~

 さて、先日の10月30日(木)は、3・4年生の「総合的な学習の時間」において、大変貴重な学びの機会がありました。日頃から子どもたちが親しんでいる「かっぱ太鼓」を考案され、その歴史を築いてこられた辻先生にご来校いただき、特別にお話を伺いました。

 辻先生からは、「なぜ、このかっぱ太鼓が生まれたのか」「どのような想いを込めてつくり、代々大切にしてきたのか」といった、深いお話をしていただきました。郷土の文化を創り、守り継ぐことの尊さや情熱が、ひしひしと伝わってくる時間でした。お話を聞き終えた子どもたちは、「かっぱ太鼓は、昔から大切に受け継がれてきた地域の宝物なのだと知りました。」「辻先生から教えていただいた、太鼓に込められた思いやリズムを、これからの練習に生かしていきたいです!」など、熱い思いが詰まった言葉が次々と綴られていました。

 今回のようなこうした出会いが、子どもたちの「自分たちの地域を大切にする心」を育み、より豊かな人間性を培う糧となることを確信しています。今後のかっぱ太鼓の練習が、さらに一段と活気に満ちたものになることを楽しみにしています。

 

今日の栖本っ子〜集団宿泊教室2〜


1日目の午後の活動につきましては、次の日の天候を鑑み、プログラムの一部を入れ替えました。急な変更にも関わらず、子どもたちは戸惑うことなく、集中力をもって「スコアオリエンテーリング」に挑みました。特に素晴らしかったのは、三校合同で編成した活動班の様子です。

活動が始まったばかりのころは、やはり初めて会う他校の友だちを前にして、少し遠慮がちで口数が少ないかな、と感じる場面もありました。しかし、オリエンテーリングが進むにつれて、「地図はこっちだよ!」「次はあそこのポイントを目指そう!」と、自然と声が交わされるようになり、ゴールする頃には、どの子も打ち解けた笑顔で、たくさんの会話を弾ませていました。
 体を存分に動かした後の夕食の時間には、お腹が空いていたのでしょう、みんな黙々と美味しそうに食事を頬張る姿は、活動の充実ぶりを物語っていました。

 そして、「キャンドルの集い」では、レクリエーションを通じて三校の子どもたちが心を一つにして楽しみました。笑い声と歓声が響き渡り、最高の思い出を共有できたようです。この宿泊教室で築いた深い絆と豊かな体験は、必ずや子どもたちの成長の大きな糧となることでしょう。

今日の栖本っ子〜5年生集団宿泊教室1〜

 さて、今日から5年生の子どもたちは、「集団宿泊教室」に出発いたしました。倉岳小学校、御所浦小学校と一緒に、天草青年の家で一泊二日の貴重な学びの時間を過ごします。
 一日目は、「ペーロン」から始まりました。初めてペーロン船に乗り込む子どもたちの表情には、期待とちょっぴりの緊張が入り混じっていました。オールを握りしめ、「いざ出航!」というところで、やはり最初は、なかなか船が思い通りに進みません。しかし、栖本っ子たちが一丸となって「せーの!」「すもと!」と声を掛け合ううちに、その掛け声に自然とみんなの呼吸が合うようになりました。リズムが整うと、それまで重かった船が嘘のように水面を滑り出し、軽快に進み始めました。力を合わせることの素晴らしさを、体で感じていたようです。そして、他の2校との対抗戦では、見事1位を勝ち取ることができました!ゴールした瞬間のは、満面の笑顔でした。

今日の栖本っ子~12年生いもほり~

 晩秋の気配が深まる本日、10月29日(水)、本校の1・2年生が、待ちに待った「いもほり」を行いました。いもほりに先立ち、日頃から学校を温かく見守ってくださる地域のボランティアの皆様が、畑のサツマイモのつるを事前に丁寧に払い、子どもたちが掘りやすいように準備をしてくださいました。この場を借りて、心より感謝申し上げます。

さあ、いよいよ、いもほり開始です!

「うんとこしょ、どっこいしょ!」とばかりに、小さな手で一生懸命土を掘り進める子どもたち。土の中から鮮やかなサツマイモの頭が見え始めた途端、「あったー!」「見て、こんなに大きい!」と、畑のあちらこちらから、喜びと驚きの歓声が響き渡りました。宝物を見つけたかのような輝く笑顔は、見ているこちらまでうれしくなりました。夢中になって掘りながらも、子どもたちは真剣です。大切ないもを傷つけたり、折ってしまったりしないよう、細心の注意を払いながら慎重に土を払いのける姿からは、収穫の喜びだけでなく、食べ物への感謝の気持ちも育まれていることが伝わってきました。 

 さて、収穫したいもは、これから子どもたちの手によって、焼き芋や様々ないも料理へと姿を変える予定です。自分たちで掘り上げた格別の味は、きっと心に残る思い出となることでしょう。子どもたちの実り多き学びを支えてくださった地域のボランティアの皆様の温かいご協力に、重ねて御礼申し上げます。