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今日の栖本っ子~ひまわりの会お話会~

 

本日12月5日(金)の2校時には、いつも子どもたちに心の栄養を与えてくださる「ひまわりの会」の皆様による、心温まるお話会が開催されました。お話会では、楽しい手品に、子供たちから「わあ!」「どうなってるの?」と驚きと喜びの歓声が上がりました。そして、栖本の歴史や文化に触れる「栖本の妖怪伝説」や「民話」の紙芝居。子どもたちは真剣な表情で耳を傾け、地域の深い魅力に改めて気づかされたことでしょう。さらに、なんと、子どもたちの安全を見守る特別ゲスト「栖本まもる君」が登場!このサプライズに、子どもたちは大喜びでした。本格的な読み聞かせはもちろんのこと、笑いと学びが融合した、あっという間の1時間でした。子どもたちの瞳はキラキラと輝き、物語の世界に引き込まれていく様子は、本当に感動的でした。この日のお話会は、きっと子どもたちの心の中に、大切な思い出として深く刻まれたことと思います。

 ひまわりの会の皆様、本日は子どもたちのために、これまでの綿密な準備や練習、誠にありがとうございました。これからも、栖本小学校の子どもたちのために、温かいご支援とご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

今日の栖本っ子~命を考える集会~

 12月5日(金)の朝の時間には、命のシンボルである校庭の木の前に集まり、「命を考える集会」を開催しました。子どもたちは、寒い冬の朝にもかかわらず、真剣な眼差しでこの大切な集会に臨んでくれました。

この集会は、子どもたち一人ひとりが「命の尊さ」を深く心に刻むための、大変意義深い時間となりました。

 まず、2学期の人権目標を各学年ごとに力強く発表しました。どの発表からも、友だちを思いやる優しい気持ちや、より良い学校生活を創り上げようという熱意がひしひしと伝わってきました。そして、全校児童で「命」に関する詩を朗読しました。

 「命」は、世界にただ一つしかない、かけがえのない大切な宝物です。それは、自分の命はもちろんのこと、隣にいる友だちの命も、いつも見守ってくれる先生たちの命も、そして温かく支えてくれる家族の命も、すべて同じように尊い宝物です。この集会を一つの大きなきっかけとして、栖本っ子が自分の命をこれまで以上に大切にし、そして、周りの人々の命や気持ちを尊重し、思いやりをもって接することができる。そんな、温かい心を持った子どもたちに、今日からさらにもっと大きく成長してくれることを心から願っています。

 

今日の栖本っ子~4年生 伝統の重みを感じて~

12/4(木)、4年生の子どもたちは社会科の学習で、「地域で受け継がれてきたもの」というテーマを深める貴重な時間を持ちました。この学習の一環として、地元の宝である栖本諏訪神社の権禰宜玉木様に学校へお越しいただき、お話をお伺いいたしました。

 玉木様からは、栖本の歴史と文化を彩る諏訪神社のお祭りについて、大変興味深いお話を数多く聞かせていただきました。「伝統はしっかり守りたい。でも今の時代にあったやり方も考えたい」という玉木様の言葉は、文化を受け継ぎながらも、時代に合わせて発展させていくことの重要性を教えてくださいました。子どもたちは熱心にメモを取り、積極的に質問を投げかけ、地域の歴史と未来へのバトンについて深く考える貴重な学びとなりました。今回の学習で感じたふるさとへの誇りと地域の方々への感謝の気持ちを胸に、これからも一歩一歩成長してくれることを願っています。

玉木様、お忙しい中に誠にありがとうございました。

今日の栖本っ子~マラソン大会の目標は?冬休みに楽しみにしていることは?~

 

 12月4日(木)、今朝の「朝タイム」は、恒例の「話す・聞くタイム」でした。この活動は、単に会話を楽しむだけでなく、相手の話をしっかりと受け止め、自分の考えを正確に伝えるための大切な「コミュニケーション能力」を育む時間と位置づけています。今日のお題は、目前に迫った「マラソン大会の目標は?」と、心待ちにしている「冬休みに楽しみにしていることは?」の2つでした。子どもたちが会話している様子を覗くと、子どもたちは、目を輝かせながら対話に取り組んでいました。特筆すべきは、会話の中で「なんで?」「たとえば?」「どういうこと?」といった、いわゆる「Qワード(質問の言葉)」をだんだん自然と使いこなしている姿です。

はじめは戸惑っていた子どもたちも、この活動を重ねるごとに、相手の言葉の背景にある思いや考えを引き出そうと、積極的に質問を投げかけるようになりました。制限時間いっぱい、話題が途切れることなく、笑顔で会話が続く様子は、まさに聞く力、そして話す力が着実に身についている証拠です。一人ひとりが、自分の目標や夢を語り、友達の目標に真剣に耳を傾ける。この積み重ねが、豊かな人間関係を築く土台となります。子どもたちが毎回の「話す・聞くタイム」を心から楽しみにしている様子を見て、私たち教職員も、子どもたちの大きな成長を感じているところです。

 

今日の栖本っ子~地域の方に学ぶ~

 本日4年生と5年生は、地域の方々を学校にお招きし、「ふるさと栖本」の魅力と伝統を肌で感じる、大変充実した時間を過ごすことができました。

 5年生:お茶の奥深さに触れる総合学習

 5年生の「総合的な学習の時間」では、地元の栖本製茶より、猪原様にご来校いただきました。子どもたちの前に広げられたのは、一枚の茶葉から生まれる驚くほど多様な世界です。猪原様は、同じ茶葉でありながら、製法の違いによって煎茶、釜炙り茶、ウーロン茶、紅茶など、全く異なる味わいと香りを持つお茶になることを、分かりやすく教えてくださいました。また、お茶に含まれる成分の働きや、心に安らぎをもたらす「美味しいお茶の入れ方」といった、家庭ですぐに実践できる知恵も伝授いただきました。子どもたちは、お茶が持つ奥深い歴史と、それを支える人々の情熱に触れ、目を輝かせていました。猪原様の温かいご指導のおかげで、単なる知識としてではなく、五感を通して学びを深めることができました。

4年生:栖本太鼓に込められた魂を学ぶ社会科見学
 一方、4年生は社会科の「地域で受け継がれてきたもの」という学習テーマのもと、栖本太鼓の担い手である末松様をお招きしました。末松様は、太鼓を次世代に受け継ぐことへの熱い想い、これまでの苦労、太鼓の歴史、そして何よりも演奏を終えたときの大きな喜びを、子どもたち一人ひとりの質問に丁寧に答える形で話してくださいました。講話の終わりには、簡単な太鼓の動きを実践指導していただく機会がありました。子どもたちは、末松様から直接教わった動きを真似て一生懸命体を動かしましたが、「見ていた以上にハードで、太鼓を叩くことの大変さ」を身をもって感じたようです。その表情からは、地域に根付く伝統の重みと、それを守り続ける方々の並々ならぬ努力を理解した様子がうかがえました。

 この2つの体験学習は、子供たちにとって、地元・栖本の素晴らしさを再認識する貴重な機会となりました。机上の学習だけでは得られない、人々の「想い」や「努力」、そして「文化」に触れることで、子供たちの心の中に、郷土を愛する気持ちがより一層深く刻まれたことと思います。これからも、地域との繋がりを大切にし、子どもたちが豊かな心を育み、未来を切り拓く力を培っていけるように教育活動を進めていきたいと思います。

本日は、お忙しい中に講話をしていただきました、猪原様、末松様、ありがとうございました。

 

今日の栖本っ子~寒さに負けず、持久走大会練習頑張りました!!~

 

 12月13日(水)は、朝から冷たい風が吹く、厳しい寒さの一日となりました。しかし、そんな寒さもものともせず、子どもたちは来る12月16日(土)の持久走大会に向けて、実際のコースを使って、熱心に練習に取り組みました。澄み切った冬の空気の中、一人ひとりが自分の目標に向かって懸命に走る姿に感心しました。中には、体調がすぐれず、本日は残念ながら練習に参加できなかった児童もいましたが、参加した子どもたちは皆、「自分のペースで最後まで走り切る!」という目標をもって、粘り強くゴールを目指しました。苦しさに顔をゆがませながらも、最後まで諦めずに走り抜くその真摯な姿に、子どもたちの確かな成長を感じました。大会本番まで、残すところわずかとなりました。この頑張りが実を結び、すべての子どもたちが、練習の成果を存分に発揮できることを願っています。

 つきましては、何よりも大切な体調管理に留意し、万全のコンディションで当日を迎えられるよう、保護者のみなさまには、ご支援と励ましをどうぞよろしくお願いいたします。寒さに負けない、はつらつとした子どもたちの勇姿を、今から心待ちにしております。

 

 

 

今日の栖本っ子~ひきざん名人になろう!~

 今日、1年生の教室を覗かせていただいた際、子どもたちの真剣で、それでいて楽しそうな姿が見られましたので、紹介します。今日の算数の授業でのめあては、「カードで練習して、ひきざん名人になろう」です。子どもたちは、このめあてのもと、遊びの要素を取り入れながら、熱心にひきざんの学習に取り組んでいました。

「答えが『5』になる式はどれかな?」
友達の問いかけに、子どもたちは一斉に、机に広げた計算カードを真剣なまなざしで吟味しています。まるで宝探しをするかのように、たくさんのカードの中から、正解の式を懸命に見つけ出そうとする姿は、本当に愛らしいものです。また、あるグループでは、「13引く7は?」という問題に、「6!」と元気いっぱいに答えるやいなや、「正解!」の言葉と共に友達からご褒美のカードをもらい、喜んでいる様子が見られました。正解できた達成感が、教室いっぱいに広がっていました。

 

今日の栖本っ子~学力調査に取り組みました!~

 12月1日(月)と2日(火)の2日間、3年生から6年生までの子どもたちが「熊本県学力調査」に取り組みました。この調査は、これまでに積み重ねてきた学習の成果をしっかりと確かめ、今後の更なる学びへと繋げていくための、大変重要な機会です。

 教室をまわると、子どもたち一人ひとりが、時間いっぱい問題と向き合っている姿が印象的でした。その真剣でひたむきな眼差しは、「自分の力を出し切るぞ」という強い意志に満ちあふれていました。難しい問題にぶつかった時も、諦めずに粘り強く考え抜く姿、最後まで鉛筆を走らせ続ける集中力には、日頃の成長が表れていると感じました。今回の調査結果は、子どもたち自身の「努力の足跡」を示すものであり、また、今後の授業改善を進めていくための大切な指針となります。学校では、今後も子どもたち一人ひとりの更なる学力向上と、「わかった!」「できた!」という喜びを実感できる授業づくりに取り組んでいきたいと考えています。

 

今日の栖本っ子~二重の虹が見えました!!~

 

 いよいよ今年も残すところあと一ヶ月、師走を迎えました。

 さて、今朝も子どもたちの登校を見守るため、いつものように交通指導の場所に歩いていると、空にはっきりと虹が架かっているのを見つけました。初めは分厚い雲に隠れてその姿を全て拝見することはできませんでしたが、次の指導場所へと足を運ぶにつれ、七色の光がくっきりと輝く美しい弧が、空いっぱいに広がっていました。そして、次の交通指導箇所に行くと、「校長先生!二重の虹が見えますよ!」登校してきた子どもたちが、活き活きとした瞳で、私に教えてくれました。子どもたちの指さす方を見上げると、確かに、主虹の外側に、淡いながらももう一つの虹(副虹)が寄り添うように架かっているのです。私自身、二重の虹を見るのは初めてで、思わず立ち止まって見入ってしまいました。子どもたちは、こうした自然の小さな変化にも気づき、それを分かち合おうと声をかけてくれる感性の豊かさを持っていて、素晴らしいなと感心しました。

 二重の虹は、古来より「幸運のサイン」とも言われているそうです。これから始まる12月が、子どもたちにとって、そして皆様にとって、この虹のように希望に満ちた、素晴らしい一ヶ月となることを心より願っております。

 ちなみに、栖本まもる君が先週からクリスマスバージョンに衣装替えをしています。支所や地域の方の「子どもたちや地域の人たちを温かく見守りたい」という優しさが、まもる君の衣装一つ一つからひしひしと伝わってきます。こうした細やかな心遣いから、私たちは日々の生活の中で、改めて栖本地域の温かさとよさを感じています。

 

今日の栖本っ子~大きなしいたけにびっくり!!~

 

11月28日(金)、地域にお住まいの末松秀春様が、丹精込めて育てられた見事な「ジャンボしいたけ」を、わざわざ学校にお持ちくださいました。末松様は長年にわたりしいたけを栽培されているそうですが、今回は特に「かさ」の部分の直径がなんと18センチメートルにもなる、驚くほど大きなものができたとのことです。「こんなに大きなものは、私も初めて見ました。きっと、今の子どもたちも見たことがないでしょう。ぜひ、この大自然の恵みを子どもたちに見てほしい。」そんな温かいお心遣いから、子どもたちのために届けてくださったのです。

昼休み、校長室前に置かれたジャンボしいたけを見た子どもたちの反応は、それはもう活き活きとしたものでした。

「うわ! 何これ、お皿みたい!」
「大きい~! こんなの見たことない。」
「食べられるの?」
目を丸くして驚きの声を上げ、順番に近寄っては、上から、下から、また横からと、様々な角度から興味津々にのぞき込んでいました。純粋な驚きと感動がその表情にあふれていました。教科書の中だけでなく、実際に「本物」に触れ、その大きさや迫力を肌で感じることは、子どもたちの知的好奇心を大きく刺激します。このジャンボしいたけとの出会いが、地域の自然や、食への関心を深めるきっかけの一つになってくれることを願ってやみません。

 末松様、子どもたちに貴重な体験と笑顔を運んでくださり、誠にありがとうございました。

 

今日の栖本っ子~12年生が焼きいもをしました!~

 11月27日(木)の2・3校時にかけて、1・2年生の子供たちが、「焼きいも」を行いました。この焼きいもに使用したお芋は、子供たちが大切に育て、自分たちの手で収穫したものです。炎の番をするボランティアの方々に見守られ、ホクホクと焼き上がったお芋を手に取ると、子供たちの瞳はキラキラと輝き、期待に胸を膨らませていました。一口食べると、「わぁ、すごく甘い!」「今まで食べた中で一番おいしい!」と、あちらこちらから歓声が上がりました。自分たちで育てたお芋は、格別な味がしたことでしょう。

 お芋が焼き上がるまでの間、1年生はボランティアの方に教えていただきながら、「竹とんぼ遊び」に挑戦しました。最初は、力の入れ方や回し方の加減が難しく、なかなか思い通りに空へ舞い上がってくれません。それでも、子供たちは決して諦めませんでした。「こうかな?」「もっと強く!」と試行錯誤を繰り返し、何度も何度もチャレンジし続けると、やがて、シュッという音とともに竹とんぼが長い時間、空中で優雅に旋回するようになり、子供たちは跳び上がって喜び、達成感を全身で表現していました。この小さな成功体験の積み重ねこそが、子供たちの「やればできる」という自信を育む大切な糧になると思います。

 本日は、お忙しい中に、準備、片付け等、ボランティアの皆さん、ありがとうございました。

 

今日の栖本っ子~児童集会~

 

 11月26日(水)、朝の時間に行われた児童集会では、皆が真剣な表情で、「人権旬間」のスタートを迎えました。今日から始まるこの大切な期間の取組について、図書・ハートフル委員会の子供たちが、自作のスライドを用いて全校児童に分かりやすく説明してくれました。委員会の子どもたちは、皆が安心して学校生活を送るために何が大切かを、自分たちの言葉で、堂々と発表していました。その真剣な眼差しからは、「誰もが自分らしく輝ける学校にしたい」という、子どもたち一人ひとりの温かい願いがひしひしと伝わってきました。「命の大切さ」「いじめや差別をしない」このとても大切なテーマを、この人権旬間という機会に、子どもたちと共に改めて深く、そして真剣に考えていきたいと思っています。互いの違いを認め合い、寄り添い、優しさを広げ合う心。これこそが、子どもたちに育んでほしい、最も大切な「根っこ」です。栖本小学校では、この期間を通じて、子どもたちが自分自身や友達の「かけがえのない命」の尊さを心で感じ、温かい人間関係を築く力をさらに伸ばせるよう、寄り添っていきたいと考えています。

今日の栖本っ子~天草郡市小体連水泳大会チャレンジで見せた栖本っ子の輝き

 さて、1学期に子どもたちが水しぶきを上げながら、自身の限界に挑戦した「天草郡市小学校体育連盟 第1回水泳大会チャレンジ」の結果が届きましたので、お知らせいたします。このチャレンジは、水泳運動の楽しさや喜びを存分に味わい、進んで運動に取り組むという、生涯にわたる大切な習慣を身に付けることを目的として行われました。そしてもちろん、子どもたち一人ひとりの泳力向上を図る、実りある機会でもありました。

 ✨ 懸命な努力が実を結びました!
 今回のチャレンジは、定められた期間内に計測した「個人の最高記録」(泳ぎ方は自由、距離は100mまで)を集計し、さらに「学級全体の平均記録」をチームの記録として競い合う形で行われました。本校からは、3年生から6年生までの児童が、日々の体育の時間の練習で培った力を出し切り、記録を申請しました。その結果は、ご覧の通りです。まさに、子どもたちの努力と、互いに励まし合うチームワークの賜物です!

3年生の部 3位栖本小学校 記録32m
4年生の部 1位栖本小学校 記録60m
5年生の部 3位栖本小学校 記録73m
6年生の部 3位栖本小学校 記録70m
4年生の部では、見事「優勝」という輝かしい成績を収めました!そして、他の学年もすべて3位以内に入賞するという、素晴らしい快挙を成し遂げました。子どもたちが水に親しみ、少しでも長い距離を、楽に泳げるようにと、練習に取り組んだ成果です。この結果は、目標に向かってひたむきに努力することの素晴らしさを、改めて教えてくれました。3年生から6年生のみなさん、おめでとうございます。

 

今日の栖本っ子~熊本県音楽教育研究大会 5年生公開授業~

 

 11月21日(金)、「熊本県音楽教育研究大会 天草大会」が開催され、県内外から約20名もの先生方をここ栖本小学校にお迎えしました。今回、多くの先生方が見守る中で公開授業に挑んだのは、5年生の子どもたちです。題材は、『「曲想の変化を感じとろう」夢の世界を』。「この曲が持つ世界観を伝えるためには、どんな工夫ができるだろう?」子どもたちは、楽譜と向き合いながら真剣に考えました。ただ歌うのではなく、強弱の付け方や音色の響かせ方、音の重なり、そして速度――。それらをどのように変化させれば、聴いている人の心に情景が浮かぶのか、一人ひとりが音楽家のような眼差しで探求しました。「山場につながる感じだから、クレッシェンドで盛りあがる感じにしよう」「ここはだんだん強く歌うといいのでは」などなど。アイデアを出しては実際に歌って確かめる。その試行錯誤の繰り返しの中に、子どもたちの豊かな感性が光っていました。栖本っ子の課題に対してひたむきに向き合い、仲間と共に最適解を見つけようとする子どもたちの姿に、参観された先生方も深く感心し、大きく頷いておられました。

 

今日の栖本っ子~花いっぱい活動~

 11月20日(木)、朝タイムから1時間目にかけて「花いっぱい活動」を行いました。今回植えたのは、ビオラ、クリサンセマム、キンセンカ、そして金魚草などの彩り豊かな花々です。子供たちは、これからの成長と春の満開を夢見ながら、一人一鉢、そして学級園へと丁寧に苗を植えていきました。低学年の子供たちは、担任の先生の話を真剣な眼差しで聞き、「優しく土をかけるんだよね」と確認しながら、小さな手で一生懸命に作業をしていました。学年が上がるにつれて手つきも慣れ、高学年になると、その頼もしさは一目瞭然です。 「成長するとこれくらいの高さになるから……」 そう声を掛け合いながら、学級園で花が咲いた時のバランスや背丈を考慮し、自分たちで植える配置を工夫していました。先を見通して行動する姿に、リーダーとしての確かな成長を感じ取ることができました。これから冬を越え、子供たちの愛情をたっぷり受けて育つ花々が、栖本小を明るく彩ってくれる日が今から楽しみです。

 

今日の栖本っ子56年生音楽会参加~

 11月19日(水)、5・6年生が「第72回天草郡市小中学校音楽会」に参加するため、天草市民センターへと向かいました。

 発表では、これまで朝夕、音楽の授業での練習で、心を一つにして磨き上げてきた合唱を、子どもたちは堂々と、そして情感豊かに歌い上げました。練習の成果を存分に発揮しきった、本当に立派な歌声でした。発表を終えた後の子どもたちの表情には、大きな達成感と、やり遂げたことへの確かな自信が輝いていました。

 また、今回の音楽会は、他校の素晴らしい演奏を間近で鑑賞するという、貴重な学びの機会ともなりました。「こんな表現方法があるんだ!」「あの学校の歌声は、優しくてきれい!」など、きっと心の中で様々な発見があったことでしょう。他校の皆さんの真摯な姿勢や豊かな表現力から、多くの刺激と深い学びを得たようです。この音楽会での経験が、単なる発表会で終わるのではなく、子どもたちのこれからの学校生活における大きな糧となることを心から願っています。音楽会で得た貴重な財産を、今後の学習活動や集団生活に活かし、ますます大きく成長してくれることを期待しております。

 音楽会への参加にあたり、たくさんの応援をいただきました保護者の皆様に、心より感謝申し上げます。

今日の栖本っ子~明日の郡市音楽会に向けて~

 11月18日(火)は、明日、天草市民センターで開催されます「天草郡市小中学校音楽会」に向け、5・6年生が最後の練習に臨みました。子どもたちが歌うのは、「君をのせて」と「心の中にきらめいて」の2曲です。どちらも大変美しいメロディーラインを持つ一方で、音域の変化や表現の工夫が求められる少し難度の高い曲でもあります。それでも、子どもたちは「心を一つに、声を揃える」ことを最大の目標に、これまで懸命に練習を積み重ねてきました。特に今日は、熊本県立教育センターより坂下指導主事様、そして本渡北小学校の猪口先生にわざわざお越しいただき、特別にご指導をいただくという貴重な機会に恵まれました。専門の先生方からいただく温かくも的確なアドバイスに、子どもたちの表情は一層引き締まり、音楽室には澄み切った、力強い歌声が響き渡りました。練習を重ねるごとに、5・6年生はパートごとの響きを聴き合い、互いの呼吸を合わせることに集中で

きるようになり、学年の垣根を越えた一体感が生まれています。さあ、いよいよ明日は本番です。これまでの努力と仲間との絆を信じ、練習の成果を堂々と、そして心ゆくまで発揮してくれると思います。明日の子どもたちの晴れやかな姿と歌声が、今から本当に楽しみです。 

 

今日の栖本っ子~学習発表会 大成功!

 

 本日、11月16日(日)、栖本福祉会館にて行われた歳末たすけあいチャリティー「栖本冬物語」のなかで栖本小学校の学習発表を行いました。お忙しい中、また日曜日の貴重な時間にもかかわらず、本当に多くの方々にご来場いただきましたこと、心より感謝申し上げます。会場を埋め尽くす温かい拍手と眼差しが、子どもたちにとって何よりの力となりました。

  1・2年生は、可愛らしいだけでなく、確かな表現力を見せてくれました。音読「やくそく」では、友達との絆を大切にする気持ちを丁寧に表現し、群読「きりなしうた」では、息の合ったリズミカルな声が会場に響き渡りました。合唱では「九九の歌」をふりを入れながら元気いっぱいに歌い上げ、「グレートパワー」では体いっぱいに音楽の楽しさを表現する姿に、会場全体が笑顔に包まれました。
 3・4年生は、総合的な学習の時間に探究した「かっぱ太鼓」について発表しました。郷土の伝統を継承する意義を、自分たちの言葉で熱心に説明する姿は、大変立派でした。そして、力強い太鼓の演奏が始まると、その迫力と躍動感に、会場からたくさんの拍手をいただきました。
 5・6年生は、多岐にわたるテーマで深い学びの成果を発表しました。環境問題や、私たちの住む栖本町の豊かな食材についての探究活動を、データや考察を交えて分かりやすく提示。さらに、平和学習で学んだ尊い教訓を胸に、未来への決意を語る姿は、さすが最上級生としての責任感と知性を感じさせました。合唱「君をのせて」「心の中にきらめめいて」では、美しいハーモニーを響かせ、聞く人の心に静かな感動をもたらしてくれました。
 全ての学年を通して、子どもたちが練習期間の短さを感じさせないほど、見事な集中力と団結力を発揮してくれたことです。大勢の観客の皆様を前にしても、誰一人として臆することなく、堂々と、そして何より発表そのものを楽しんでいる様子が、印象的でした。緊張を乗り越え、最高のパフォーマンスをやり遂げた子どもたちの表情は、自信と達成感に満ち溢れていました。今後も、この経験をこれからの学校生活のいろんな場面で発揮してくれるものと期待しています。

 今回の「栖本冬物語」での経験は、日頃より温かくご支援くださる保護者の皆様、地域の皆様のおかげです。今後とも、子どもたちが多様な学びを通じて健やかに成長できるよう、教職員一同、力を尽くしていきますので、引き続き、本校の教育活動へのご理解とご協力をお願い申し上げます。

 

今日の栖本っ子~いよいよ学習発表会です!~

  さて、いよいよ今週末に迫った学習発表会に向けて、本日11月14日(金)は、子どもたちの熱気あふれる最終調整が行われました。全学年の子どもたちが、体育館や福祉会館の会場で、担任の先生方の熱心な指導のもと、最後の仕上げに余念なく取り組む姿が見られました。セリフ一つひとつ、動きの一つひとつに、これまで積み重ねてきた努力と、本番への強い意気込みが感じられます。特に印象的だったのは、どの学年も「心を一つにする」ことを大切にし、友だちと真剣に、そして楽しそうに、発表を磨き上げている様子です。練習を重ねるごとに、表現に深みと迫力が増し、子どもたちの活き活きとした表情が見られるようになってきました。会場の準備も、社会福祉協議会の方々のご協力のおかげで、着々と整っております。皆様の温かいサポートに改めて感謝申し上げます。

 あとは、子どもたちが自信をもって、練習の成果を存分に発揮する日曜日の本番を迎えるのみです。当日は、子どもたちの輝く笑顔と真剣なまなざし、そして豊かな表現力を、ぜひ会場でご覧いただきたいと思います。これまでの努力が実を結び、一人ひとりの個性が輝く瞬間となりますよう、当日は温かい拍手と大きなエールをいただければ幸いです。保護者の皆様、地域の皆様と共に感動を分かち合えることを心より楽しみにしております。

今日の栖本っ子~6年生、国際バドミントン大会観戦~

 

 本日11月13日(木)、本校の6年生は、熊本市で開催されている国際バドミントン大会「熊本マスターズジャパン2025」の観戦に出かけました。今回は、普段なかなか見ることができない一流のスポーツに触れることで、子どもたちの視野を広げ、夢や目標を持つきっかけにしてほしいという思いから観戦に出かけました。 

 会場となった熊本県立総合体育館に足を踏み入れた瞬間、子どもたちの表情は驚きと興奮に満ち溢れました。普段、体育館で見るコートとは一変した、きらびやかな照明に照らされた特設コート。そして、観客席を埋め尽くす大勢の方々の熱気と大声援。テレビで見るのとは全く違う、その迫力に圧倒されていました。席に着くと、子どもたちはすぐにこの熱狂の一部となりました。周囲の観客の方の「にっぽん!」の大きな掛け声に合わせて、手渡された応援用の風船を叩き、夢中で声援を送っていました。コートでは、世界トップレベルの選手たちによる、息をのむような迫力あるプレーが繰り広げられました。シャトルのスピード。一瞬の駆け引き。粘り強くシャトルを追いかける集中力。子どもたちは、そのスピードと技術の高さ、そして諦めずに挑み続ける精神力に、終始目を奪われていました。「すごい!」「どうしてあんなことができるんだろう?」といった感嘆の声が、あちこちで聞かれました。

 国際大会の緊張感の中で繰り広げられる真剣勝負は、きっと子どもたちの心に深く刻まれたことでしょう。この経験が、「努力することの素晴らしさ」や「目標に向かって挑戦する大切さ」を学ぶ貴重な機会になったと確信しています。

今日の栖本っ子~がんばっています 長縄跳び~

 

 本日11月12日(水)の朝の活動(朝タイム)では、長縄跳びに取り組みました。この長縄は、単に運動能力を高めるだけでなく、皆でタイミングを合わせる協調性や、一つの目標に向かって粘り強く取り組む精神力を育む素晴らしい活動だと感じています。学年ごとに分かれて練習に励む子どもたちの様子は、実に活気に満ち溢れていました。以前の練習と比べると、明らかにリズム感が良くなり、縄に引っかかる回数もぐっと減ってきました。練習を重ねるごとに、跳び方やタイミングの取り方を自分たちなりに工夫していることが、その軽やかな足取りから見て取れます。中でも、特に目覚ましい成長を見せてくれたのが1年生の子どもたちです。最初は大きな縄を前に戸惑う様子も見られましたが、縄に引っかからずに跳び越えられる子が増えていました。「練習すれば必ずできるようになる」という成功体験は、子どもたちの自信となり、今後の様々な学びの土台を築いてくれます。子どもたちの「できた!」という喜びの表情や、友達と喜びを分かち合う笑顔は、私たち教師にとって何よりの宝物です。わずかな期間でこれほどの成長を見せてくれる子どもたちの可能性は、まさに無限大だと改めて実感しました。

 

今日の栖本っ子~花いっぱい運動~

 本日の朝の時間(朝タイム)は、全校児童が協力して行う「花いっぱい運動」に取り組みました。

  春から秋にかけて、私たちの学校を彩り、登下校する子どもたちの心を和ませてくれたマリーゴールドや千日紅などの花々。子どもたちは、これらの花々に対し「今までありがとう」という感謝の気持ちを込めて、一本一本丁寧に抜き取っていきました。活動中の子どもたちは、それぞれの学年の学級園で、抜いた花や小さな草を集めたり、花壇の隅々にある石を取り除いたりと、自分にできることを見つけ、一生懸命に働いていました。皆で協力し、黙々と作業を進めた結果、花壇は、次に植えられる新しい命を迎える準備が整いました。

 

 

 

 

 

 

今日の栖本っ子~火災避難訓練~

 本日、全校児童を対象に火災避難訓練を実施しました。今回は、校舎内の理科室から出火したという想定で訓練に臨みました。

 火災を知らせる放送を聞き、全員が運動場の避難場所へ迅速に避難することができました。 特に感心したのが子どもたちが「お・か・し・も・ち」という大切な避難の五原則をしっかりと守り抜いたことです。話をしたり、押したりしない、落ち着いた移動。火災の際の最大の脅威である煙から身を守るため、校舎内を移動する際には腰を低くし、鼻や口をハンカチや手で覆う姿が随所に見られました。これは、煙を吸い込まないための、自分の命を守る非常に重要な姿勢であり、子どもたちが訓練の目的である「災害発生の際、自分で判断し、迅速かつ安全に避難行動ができるようになること」を深く理解していたからできたのだと思います。

 また、本日は、天草消防組合消防本部中央消防署から職員の方が来校され、大変丁寧にご指導いただきました。消防士の方からの貴重なお話を拝聴した後、高学年の5・6年生は通報訓練を、そして各学年の代表児童は水消火器を使った消火訓練に挑戦し、大変有意義な訓練となりました。訓練終了後には、特別救助のための車両をみせていただいたり、救助する際に使うはしごを使って、実際に体育館2階へ上がる様子を見せていただきました。消防隊員の方の迅速な動きに、子どもたちは見取れていました。
 本日はお忙しい中に、消防署の皆様、本校の訓練に来校いただき、ありがとうございました。

 

今日の栖本っ子~栖本っ子HP活用の紹介~

 本校では、2学期より子どもたち専用のホームページ(「栖本っ子HP」)の活用を本格的にスタートしました。導入当初は手探りの部分もありましたが、今では子どもたちも、私たち教職員も、その持つ「可能性」と「魅力」を日々実感し、活用する機会が徐々に増えてきています。

 先日、何気なくこの「栖本っ子HP」を見ていると、図書・ハートフル委員会のページに、これまでにはなかった、目を引く創意工夫にあふれたお知らせが掲載されていました。 この栖本っ子HPという「場」があることで、子供たちは、自分たちの考えや、委員会活動で取り組んだ成果、制作した作品やクラスで共有したいニュースなどを自らの手でクラスや学校全体に発信できるようになりました。「どうすれば皆に伝わるだろうか?」「もっと魅力的にするには?」と試行錯誤する過程そのものが、子供たちの「表現力」を磨き、これからの社会に不可欠な「情報活用能力」を育むことができます。
  子供たちが、さらに積極的にこのホームページを活用し、その表現力、情報発信能力を一段と向上させてくれることを心から願っております。

図書・ハートフル委員会のページより↓↓

今日の栖本っ子~伝統を受け継ぐ!3・4年生「かっぱ太鼓」~

 11月6日(木)職員室にいても心地よく響いてくる太鼓の音に誘われ、体育館に様子を見に行きました。体育館では、来たる学習発表会「栖本冬物語」に向けて、3・4年生の子供たちが「かっぱ太鼓」の練習に励んでいる姿がありました。

 今年度から初めて「かっぱ太鼓」に挑戦している3年生の子どもたちは、その真剣なまなざしが印象的でした。先輩である4年生の頼もしい姿を見習い、また、一緒に練習を重ねる中で、短期間にもかかわらず、曲を通して見事に太鼓を打ち鳴らせるようになっていました。その上達ぶりには、目を見張るものがあり、感心しました。しかし、もちろん、まだ細かな部分で、わずかな音のずれや、太鼓を打たない時の「間」のポーズが完璧に揃わないところも見受けられます。しかし、子供たちは互いに声を掛け合い、真摯に課題に取り組む姿を見せています。 

 また、先日、かっぱ太鼓の生みの親である辻先生にご指導いただいた貴重な教えを胸に、子供たちは一打一打に魂を込めて練習に励んでいます。この伝統を受け継ぎ、自分たちのものにしようと努力する子供たちの姿は、本当に頼もしく、誇らしい限りです。学習発表会当日、34年生の子どもたちが会場いっぱいに力強い太鼓の音を響かせ、見る人の心を震わせてくれることが、今から本当に楽しみでなりません!保護者の皆様、地域の皆様、どうぞご期待ください。

 

今日の栖本っ子~2年生かけ算九九チャレンジ!!~

 11月5日(水)、今日は、2年生の子どもたちかけ算九九の取組を紹介します。

 2年生は、「かけ算九九」の学習を一通り終えました。子どもたちの達成感と自信を育むために、今日から「九九がんばりカード」を使って、九九の習得に向けて頑張っています。子どもたちは、担任の先生だけでなく、他の先生方にも九九を披露し、スラスラと唱えられたらご褒美のシールやサインをもらえるというルールです。校長室にいると、目を輝かせながら私のところへ来て、「校長先生、僕の九九を聞いてください!」と、誇らしげに暗唱してくれる姿がありました。少し緊張しながらも、一生懸命に九九を唱え切った時の弾けるような笑顔と、「やった!サインもらえた!」という喜びの声を聞くと、うれしくなりました。この「九九チャレンジ」を通して、「できるようになるまで諦めない粘り強さ」と「先生方に認められる喜び」を味わってほしいと思います。

 

今日の栖本っ子~3・4年生かっぱ太鼓について学ぶ~

 さて、先日の10月30日(木)は、3・4年生の「総合的な学習の時間」において、大変貴重な学びの機会がありました。日頃から子どもたちが親しんでいる「かっぱ太鼓」を考案され、その歴史を築いてこられた辻先生にご来校いただき、特別にお話を伺いました。

 辻先生からは、「なぜ、このかっぱ太鼓が生まれたのか」「どのような想いを込めてつくり、代々大切にしてきたのか」といった、深いお話をしていただきました。郷土の文化を創り、守り継ぐことの尊さや情熱が、ひしひしと伝わってくる時間でした。お話を聞き終えた子どもたちは、「かっぱ太鼓は、昔から大切に受け継がれてきた地域の宝物なのだと知りました。」「辻先生から教えていただいた、太鼓に込められた思いやリズムを、これからの練習に生かしていきたいです!」など、熱い思いが詰まった言葉が次々と綴られていました。

 今回のようなこうした出会いが、子どもたちの「自分たちの地域を大切にする心」を育み、より豊かな人間性を培う糧となることを確信しています。今後のかっぱ太鼓の練習が、さらに一段と活気に満ちたものになることを楽しみにしています。

 

今日の栖本っ子〜集団宿泊教室2〜


1日目の午後の活動につきましては、次の日の天候を鑑み、プログラムの一部を入れ替えました。急な変更にも関わらず、子どもたちは戸惑うことなく、集中力をもって「スコアオリエンテーリング」に挑みました。特に素晴らしかったのは、三校合同で編成した活動班の様子です。

活動が始まったばかりのころは、やはり初めて会う他校の友だちを前にして、少し遠慮がちで口数が少ないかな、と感じる場面もありました。しかし、オリエンテーリングが進むにつれて、「地図はこっちだよ!」「次はあそこのポイントを目指そう!」と、自然と声が交わされるようになり、ゴールする頃には、どの子も打ち解けた笑顔で、たくさんの会話を弾ませていました。
 体を存分に動かした後の夕食の時間には、お腹が空いていたのでしょう、みんな黙々と美味しそうに食事を頬張る姿は、活動の充実ぶりを物語っていました。

 そして、「キャンドルの集い」では、レクリエーションを通じて三校の子どもたちが心を一つにして楽しみました。笑い声と歓声が響き渡り、最高の思い出を共有できたようです。この宿泊教室で築いた深い絆と豊かな体験は、必ずや子どもたちの成長の大きな糧となることでしょう。

今日の栖本っ子〜5年生集団宿泊教室1〜

 さて、今日から5年生の子どもたちは、「集団宿泊教室」に出発いたしました。倉岳小学校、御所浦小学校と一緒に、天草青年の家で一泊二日の貴重な学びの時間を過ごします。
 一日目は、「ペーロン」から始まりました。初めてペーロン船に乗り込む子どもたちの表情には、期待とちょっぴりの緊張が入り混じっていました。オールを握りしめ、「いざ出航!」というところで、やはり最初は、なかなか船が思い通りに進みません。しかし、栖本っ子たちが一丸となって「せーの!」「すもと!」と声を掛け合ううちに、その掛け声に自然とみんなの呼吸が合うようになりました。リズムが整うと、それまで重かった船が嘘のように水面を滑り出し、軽快に進み始めました。力を合わせることの素晴らしさを、体で感じていたようです。そして、他の2校との対抗戦では、見事1位を勝ち取ることができました!ゴールした瞬間のは、満面の笑顔でした。

今日の栖本っ子~12年生いもほり~

 晩秋の気配が深まる本日、10月29日(水)、本校の1・2年生が、待ちに待った「いもほり」を行いました。いもほりに先立ち、日頃から学校を温かく見守ってくださる地域のボランティアの皆様が、畑のサツマイモのつるを事前に丁寧に払い、子どもたちが掘りやすいように準備をしてくださいました。この場を借りて、心より感謝申し上げます。

さあ、いよいよ、いもほり開始です!

「うんとこしょ、どっこいしょ!」とばかりに、小さな手で一生懸命土を掘り進める子どもたち。土の中から鮮やかなサツマイモの頭が見え始めた途端、「あったー!」「見て、こんなに大きい!」と、畑のあちらこちらから、喜びと驚きの歓声が響き渡りました。宝物を見つけたかのような輝く笑顔は、見ているこちらまでうれしくなりました。夢中になって掘りながらも、子どもたちは真剣です。大切ないもを傷つけたり、折ってしまったりしないよう、細心の注意を払いながら慎重に土を払いのける姿からは、収穫の喜びだけでなく、食べ物への感謝の気持ちも育まれていることが伝わってきました。 

 さて、収穫したいもは、これから子どもたちの手によって、焼き芋や様々ないも料理へと姿を変える予定です。自分たちで掘り上げた格別の味は、きっと心に残る思い出となることでしょう。子どもたちの実り多き学びを支えてくださった地域のボランティアの皆様の温かいご協力に、重ねて御礼申し上げます。

 

今日の栖本っ子~34年生社会科見学旅行~

 10月23日(木)、3年生と4年生の子どもたちは、社会科の学習を深めるため、本渡の町を探究する見学旅行に出かけました。教科書の中の知識を、「生きた学び」として体感する、実り多き一日となりました。

 まず訪れたのは、本渡清掃センターです。毎日大量に出るゴミがどのように処理されているのかを、その目で確かめました。大きなクレーンがゴミを掴む様子や、分別されたものが再資源化されていく過程に、子どもたちは圧倒されていました。「ゴミを減らすこと、きちんと分別することが、未来の天草を守ることにつながる」というお話に、真剣な表情で耳を傾けていました。 

 次に、本渡歴史民俗資料館へ足を運びました。現在の豊かな暮らしと、かつての生活様式との違いを、実際に使われていた道具を通して学びました。火起こし器や昔の農具など、一つひとつに込められた人々の知恵に驚きの声をあげていました。11月より開催される「天草の100年」の写真も見せていただき、時代を超えたふるさとの姿に思いを馳せることができました。

 楽しみにしていたお弁当は、今釜新町公園でいただきました。青空の下、友だちと笑顔で食べるお弁当は、格別な味だったようです。

 食後には、今釜新町地区の区長さんが特別に、この地域の歴史についてお話しくださいました。なんと、「昔、この辺りはまだ海で、大きな船で来た人々は、馬や徒歩で本渡の町へ向かった」という驚きの歴史秘話を伺ったのです。地域の方の温かいご協力のおかげで、教科書には載っていない貴重な学びを得ることができました。

 最後は、タイヨーリンドマール店を訪問しました。店長さんからは、「天草で一番の品揃えを目指したい」「地域の人々の憩いの場となる店作りをしたい」という熱い想いを伺いました。商品の並べ方の秘密や、お客様が手に取りやすいような細やかな工夫を教えていただき、スーパーマーケットの奥深さを知りました。そして、いよいよお買い物体験です。「家族の役に立つものを500円以内で」というミッションのもと、メモを片手に真剣に商品を選びます。初めてセルフレジを使う子がほとんどで、少し戸惑いながらも、自分で会計を済ませたときの達成感に満ちた笑顔がとても印象的でした。

 その後、銀天街(商店街)を歩き、スーパーとは異なる小売店の様子を観察しました。それぞれが専門の品物を扱い、地域に根差している姿を感じ取ることができました。 帰りのバスの中では、通る町の名前や校区を当てるゲームで盛り上がったり、バスの乗り方教室で学んだ通り、バス停に注目しながらマナーを守って乗車することができました。

 今回の見学旅行は、子どもたちが地域の歴史や社会の営みを肌で感じ、主体的に学ぶ姿勢を育む素晴らしい機会となりました。ご協力いただいた皆様に心より感謝申し上げます。この一日で得た多くの気づきと感動が、子どもたちの確かな学力とふるさとを愛する心の土台となることを願っています。 

今日の栖本っ子~4年生、川柳づくりに挑戦!~

 さて、去る10月22日(水)、4年生が国語科の学習「短歌・俳句に親しもう」という学習をさらに深めるため、地元、栖本でご活躍の川柳作家でいらっしゃいます、落合洋人様を講師にお迎えし、「川柳づくり」に挑戦しました。
 落合様からは、まず、五・七・五という音律は同じながら、短歌や俳句とは一味違う、川柳の持つ自由で親しみやすい魅力について、大変分かりやすく教えていただきました。そしていよいよ、自分たちの思いを込めた川柳づくりです。「夢」というお題で、子どもたちは、落合様から教わった「言葉から連想を広げるイメージマップ」の技法を使い、心に浮かんだ情景や気持ちを広げていきました。自分が目指す「夢」もあれば、こうなったらいいなという「夢」や、眠っている時に見た「夢」の話などについて、一人ひとりが持つ豊かな感性が、次々と五・七・五に乗せて表現されていました。その真剣ながらも楽しそうな表情は、まさに「言葉と格闘し、言葉と戯れる」詩人のようでした。子どもたちが生み出した作品の数々は、どれも個性に溢れていました。学習のしめくくりには、落合様にご講評いただき、特選1点と佳作5点を選んでいただきました。選ばれた子どもはもちろん、全員が拍手を送り、創作活動の喜びと達成感を分かち合う、大変有意義な時間となりました。

スクリレ教育備品当選!及びスクリレポイントについて

 

 本校では、今年度より学校の連絡ツールとして「スクリレ」を活用しております。今年度の登録についてはご協力ありがとうございました。

 さて、8月19日~9月19日まで、「スクリレポイント還元!教育備品をプレゼント」という企画がありました。本校から応募したところ、「レイニーメガホン タフプラス」が当選しましたのでお知らせします。今後、学校行事等で活用していきたいと思います。

 

また、スクリレには、スクリレポイントというものがあります。この「スクリレポイント活動」について、改めてご案内させていただきます。スクリレポイントは、アプリ内の広告をタップするだけで学校またはPTAにポイントが貯まり、そのポイントで児童図書やスポーツ用品など子どもたちの学校生活を豊かにする備品に交換できるものです。ベルマーク運動のようなもので、手軽に教育活動を応援することができます。別添資料を参考にしていただきまして、保護者の皆様にご理解とご協力いただけますと幸いです。

 スクリレポイントについて.pdf

 

今日の栖本っ子~修学旅行4~

 

 この2日間の修学旅行は、子どもたちにとって、単なる楽しい思い出づくりでだけではなく、長崎の地で、戦争の悲惨さと平和の変わらぬ大切さを深く胸に刻んだこと、そして出島での歴史探究や科学館での体験を通して、知的好奇心を大きく伸ばしたことは、かけがえのない財産となりました。

 また、倉岳小学校、御所浦小学校の友だちと寝食を共にし、いろんな活動をともにしたことは、貴重な宝物です。学校の垣根を越え、お互いの良さを認め合いながら共に活動する中で、子どもたちの社会性や協調性は格段に伸びました。

 子どもたちは、長崎での貴重な経験や、他校の友だちとの友情という「楽しい思い出」と「確かな学び」をいっぱい抱えて帰ってきました。今後、子どもたちにはこの2日間で学んだ歴史、平和、科学、そして友情について、それぞれの視点でしっかりとまとめ、学校、そしてご家族、地域の皆様に向けて自らの言葉で「発信」してほしいと願っています。この発信こそが、学びを定着させ、感謝の気持ちを伝える最高の機会となるはずです。

この修学旅行での経験を糧に、子どもたちがこれからも健やかに、目標に向かって粘り強く、そして仲間と心を一つにして成長していくことを確信しています。

今日の栖本っ子〜修学旅行3〜

 修学旅行2日目の子供たちの様子を、お知らせします。
 昨夜の夕食は、子供たちが心待ちにしていたバイキング形式でした。スパゲティや唐揚げ、ポテト、ピザといった定番の人気メニューはもちろんのこと、カレーライス、うどん、そして彩り豊かなデザート、特にチョコレートフォンデュは、大人気でした。「おいしい!」という声があちこちから上がり、皆、満面の笑みを浮かべながら、何度もお代わりを重ねていました。友達と楽しそうに語らいながら、本当に心ゆくまで食事を楽しんでいました。夕食後は、今日の活動の「振り返り」に真剣に取り組みました。学びや楽しかった出来事を、それぞれが感じたままに、まとめの紙いっぱいに書き記していました。
 旅行2日目の朝、早くに目が覚めた子供たちもいたようですが、全員が目覚めよく、元気に朝を迎えることができました。


   午前中は出島と長崎市科学館の見学へ出かけました。歴史を感じる出島では、その異国情緒あふれる空間に目を輝かせながら、展示された品々や建物の一つひとつを、熱心に見学していました。
   また、長崎市科学館では、様々な体験型の展示に夢中になって取り組みました。手を動かし、目で見て、体全体で科学の不思議に触れる活動を通して、「なぜ?」を追究する喜びを存分に味わえたようです。

 

今日の栖本っ子〜修学旅行2〜

  保護者の皆様へ

無事1日目の活動を終えて、ホテルにつきました。みんな疲れたようですが、みんな元気です。メールの調子が悪くスクリレにてホテル到着のお知らせをしています。修学旅行のお知らせは、スクリレにて行いますのでお知らせします。

 長崎に到着した子供たちは、まず、被爆体験講話に臨みました。講師の先生から、当時原子爆弾が投下された際の緊迫した状況などを一つ一つ丁寧にお話を伺いました。子供たちは真剣な眼差しで聞き入り、戦争の恐ろしさ、そしてかけがえのない平和の尊さを、心と体で深く学んでいる様子でした。


 お昼は、待ちに待った昼食です。長崎名物の「ちゃんぽん」をはじめ、「チャーハン」や「唐揚げ」「シュウマイ」といった美味しい料理が並びました。食欲旺盛な子供たちは、「美味しい!」と目を輝かせながら、皆で和やかに食事を楽しみ、旅の醍醐味を味わっているようでした。


 昼食後、原爆資料館、原爆落下中心地、浦上天主堂、如己堂、そして山里小学校、平和公園といった大切な場所を、「さるくガイド」の方々の詳細で心温まる解説を聞きながら巡りました。


 一日の学びを終え、最後は子供たちにとってのお楽しみである「買い物タイム」です。家族や友達へのお土産を選ぶ子供たちの表情は、満面の笑顔に溢れていました。


 この後、ホテルで入浴し、一日の疲れを癒やします。夕食をしっかりとり、明日に備えて早めに休ませます。明日は、また新たな発見と感動が待っていることと思います。

今日の栖本っ子〜修学旅行1〜

 秋空の爽やかな風が心地よい本日、いよいよ本校の6年生が、心待ちにしていた修学旅行へと旅立ちました。御所浦小学校、そして倉岳小学校のお友達と一緒に、長崎の地で学びを深める2泊3日の旅です。
 朝早くにもかかわらず、集合した子どもたちの瞳は、期待と少しの緊張でキラキラと輝いていました。「行ってきます!」という元気いっぱいの挨拶からは、最高の思い出を作ろうという意気込みがひしひしと伝わってきました。この修学旅行は、歴史と文化が息づく長崎の地で、教科書の上だけでは学びきれない、貴重な実体験を通して、平和の尊さ、人々の暮らし、そして郷土の歴史に深く触れる機会となります。見ること、聞くこと、感じること、その全てが子どもたちの未来を形作る大切な糧となることでしょう。
 また、共に旅をする御所浦小、倉岳小のお友達との交流も、この旅の大きな宝物です。学校の枠を超えて協力し合い、助け合いながら過ごす時間の中で、新たな友情の輪を広げ、生涯忘れられない素敵な思い出をたくさん作ってくれることを心から願っています。
 子どもたちがこの旅を通して、大きく成長し、一回りも二回りもたくましくなって帰ってくることを楽しみにしています。
保護者の皆様におかれましては、早朝にもかかわらず、お見送りありがとうございました。行ってきます。

今日の栖本っ子~きょうだい班遊びで長縄に挑戦!!~

 

 

 今日は久しぶりに朝から雨となりましたが、子どもたちは雨音を吹き飛ばすかのように、笑顔いっぱいに元気よく登校してくれました。

 さて、今日の「朝タイム」は、きょうだい班遊び(縦割り班活動)の時間でした。上級生と下級生が協力し合うこの貴重な時間で、全校児童が長縄跳びに挑戦しました。特に微笑ましかったのは、長縄が初めての1年生の姿です。最初は、回る大きな縄を前にちょっぴり戸惑う様子も見られましたが、優しいお兄さん・お姉さんたちが「大丈夫だよ!」「せーの!」と、温かい励ましと大きな声でタイミングを教えてくれます。その温かいリードに応えようと、小さな体で懸命にジャンプする1年生。縄にあたらずに見事に走り抜けたり、跳べたりすることも回数を重ねるごとにちょっとできるようになっていました。活動のクライマックスは、「3分間で何回跳べるか」というチャレンジです。高学年が縄を回すスピードやリズムを工夫し、低学年がそれに合わせて一生懸命に跳びます。誰一人として責める言葉はなく、「ドンマイ!」「次、頑張ろう!」と、互いを思いやる温かい声が飛び交う光景を見ていて、うれしくなりました。短い時間での活動でしたが、子どもたちは協力することの楽しさ、そして挑戦する充実感を全身で感じてくれたことと思います。この長縄跳びを通して今後記録がどのくらい伸びるのか楽しみです。がんばれ、栖本っ子!!

 

今日の栖本っ子~タイピングタイム~

 今朝は、昨日に引き続き風が強く、肌寒い朝となりました。

 さて、今朝の「朝タイム」は、タブレットを使った「タイピングタイム」でした。特に3年生以上の子どもたちは、10分間で「どれだけ正確に、速く文字を入力できるか」に意欲をもって挑戦しました。日頃から、子どもたちはタブレットを活用した学習の中で、タイピングソフトを使って練習に励んでいます。いざ、計測がはじまると、画面に向かう真剣な眼差し、キーボードを叩く軽快な音。一人一人が集中し、驚くほど多くの文字を入力することができていました。指先の動きは滑らかで、練習を重ねてきたことが一目瞭然です。子どもたちは、日に日にタイピング力が上がっており、その成長のはやさにびっくりしました。

今日の栖本っ子~楽しかったスポーツコミッション!~

 

 本日は、朝から強い風がふく中でしたが、子どもたちは元気いっぱいに登校してくれました。

 今日の放課後、体育館では「スポーツコミッション」が開催され、子供たちが活き活きと体を動かす姿が見られました。体育館に足を踏み入れると、子供たちの熱気と歓声に包まれました。軽やかな「ジャンプ」で友達を飛びこえたり、「後ろ向きでのランニング」、ペアになった友達を「引っ張って運ぶ」運動をしたりと、色々な運動に取り組んでいました。「どうすればもっと速く運べるかな?」「大丈夫だよ、あと少し!」といった、互いを思いやる温かい言葉が飛び交い、活動を通して子供たちの絆がより一層深まっているのが伝わってきました。遊びの中に学びがあり、汗を流す中に大きな喜びがある。子供たちは、運動の楽しさを全身で享受し、笑顔が絶えることはありませんでした。指導員のみなさん、ありがとうございました。

 

 

今日の栖本っ子~みんな大好き、読み聞かせ~

 10月17日(金)の「朝タイム」は、子どもたちの大好きな「読み聞かせ」の時間でした。本日は遠方より、奈良、名古屋、埼玉といった広い地域から天草にいらしている絵本セラピストの皆様も、読み聞かせのメンバーとしてご参加くださいました。読み聞かせボランティアの方々の、心地よい語り口に、子どもたちは真剣に耳を傾け、物語の世界にぐいぐい引き込まれていました。さらに、読み聞かせの方からの合図に合わせて、皆で一緒に登場人物の台詞を声に出して読む場面もありました。皆、声を揃えて生き生きと台詞を読み、読み聞かせを「受け取る」だけでなく、「参加する」楽しさを存分に味わうことができたようです。本を通して、遠方の方々との心の交流が生まれた今日の経験は、子どもたちにとってきっと忘れがたい思い出となることでしょう。子どもたちには、読書の秋、物語の世界で感性を磨き、豊かな心を育んでほしいと思います。

今日の栖本っ子~ステップアップタイム~

 

 本日の「朝タイム」は、全学年で「ステップアップタイム」に取り組みました。この時間は、各学年の学習の進捗や理解度に合わせて、各クラスで学びを深め、確かな学力の充実を目指す時間です。子どもたちは皆、真剣な眼差しでそれぞれの課題に取り組んでいました。ある教室では、基礎計算問題に黙々と取り組む姿が見られ、また別の教室では、読解力を高めるための文章を熱心に読み込む姿がありました。学びを深めようと懸命に努力する子どもたちの活き活きとした表情や、集中して鉛筆を走らせる音が、学校全体に満ちていました。

今日の栖本っ子~みんな大好きあげパン!~

 

 10月14日(火)の給食には、子どもたちが心待ちにしていたメニュー、「揚げパン」が登場しました!

 配膳の時から、どの子の目もキラキラと輝き、「今日は揚げパンだ!」「早く食べたいな」というワクワクとした声があちこちから聞こえてきました。席に着き、両手を合わせて「いただきます!」をすると、待ちきれない様子で揚げパンにかぶりつく子どもたち。きなこをまぶした揚げパンを、頬いっぱいに頬張る姿は、まさに幸せそのものです。口の周りを少し汚しながらも(それもまた可愛らしい光景です)、「美味しい!」と、最高の笑顔を見せてくれました。夢中になって食べる子どもたちの姿から、給食が単に栄養を摂る場としてだけでなく、喜びや楽しみを共有する大切な時間なのだと改めて感じました。調理員さんの愛情のこもった給食は、子どもたちの心と体の健やかな成長をしっかりと支えてくれています。

今日の栖本っ子~連休明けの子どもたちの様子~

 3連休が明け、秋晴れの清々しい空の下、本日も子どもたちは朝から笑顔いっぱいに登校してくれました。今日もそれぞれの学年で、子どもたちが目を輝かせながら学習に、活動に取り組む様子をご紹介いたします。

1年生:図工の時間、子どもたちは心に残っている大切な場面を絵に表現していました。「夏の夜の鮮やかな花火」「大きなカブトムシを捕まえた時の喜び」など、一人ひとりの胸に深く刻まれた「宝物」のような瞬間が、クレヨンを通して鮮やかにキャンバスに描かれていきます。思い思いの表現からは、子どもたちの純粋な感性が伝わってきました。

2年生:2年生は図工で、来たる1年生との交流会に向けた「おもちゃづくり」に熱中していました。どうすれば1年生が喜んでくれるか、夢中になって遊んでくれるかを一生懸命考え、説明書の作成にも心を配っています。工夫を凝らした力作からは、上級生としての優しい心遣いと豊かな創造力が感じられました。

3年生:理科では、「地面と太陽の様子」の学習のまとめをしていました。子どもたちは、日なたと日陰で地面の温かさや湿り気に違いがあること、そして太陽の位置の変化に伴って日陰の位置が変わるという、自然界の理をしっかりと確認していました。

4年生:図工の時間に、心に残る情景を絵に表していました。特に運動会での「表現活動で一体となった瞬間」や「トラックを全力で駆け抜ける姿」など、皆で力を合わせた感動的な思い出が、生き生きとしたタッチで描かれていました。

5年生:外国語の授業では、家族や職業の言い方について学んでいました。普段使い慣れない言葉を覚えるのには、やはり少し苦労する様子も見られましたが、専科やALTの先生方と一緒になって、何度も何度も繰り返し発音し、粘り強く習得しようと努めていました。

6年生:家庭科で「バッグづくり」に取り組んでいます。ミシンを使う作業は、集中力と正確さが求められます。失敗しないように、一つ一つの工程を確かめながら、皆が真剣な面持ちで取り組んでいました。ものづくりを通して、丁寧さや段取りの大切さを学んでいます。


 

今日の栖本っ子~学校開放日 フリー授業参観~

 10月10日(金)の午後、学校開放日としてフリー授業参観を実施いたしましたところ、大変多くの保護者の皆様、そして地域の方々にご来校いただきました。お忙しい中、子どもたちのために足を運んでくださり、誠にありがとうございました。心より感謝申し上げます。

 本日は、普段の学校生活、特に各クラスの「いつもの学習の様子」を自由にご覧いただきました。子どもたちは、少し緊張しながらも、真剣に、そして生き生きと授業に取り組む姿を見せてくれました。特に皆様から温かいお言葉をいただいたのが、タブレットを活用した学習です。今や、子どもたちにとってタブレットは特別なものではなく、鉛筆やノートと同じ「学びを深めるための道具」となっています。

考えたことや調べたことを瞬時に共有したり、
自分の考えを整理して発表したり、
視覚的な資料で理解を深めたり...
子どもたちは、これらのデジタルツールを「上手に、そして効果的に」使いこなし、学習内容を主体的に深める力を着実に身につけています。子どもたちが意欲的・主体的に学習している姿に、大きな成長を感じていただけたのではないかと思います。これからも、子どもたちが安心して、そして充実して学べる学校づくりを進めてまいりますので、引き続き、本校教育活動へのご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

今日の栖本っ子~6年生御所浦へ~

 10月9日(木)は、6年生が心待ちにしていた「地球の歴史探究学習」と「3校交流会」のため、海を渡り御所浦へ向かいました。この活動は、理科への興味を高めるとともに、修学旅行を共にする仲間との絆を深めるという、二つの大切な目的を持っています。

最初に、御所浦小学校を訪問しました。これから一緒に修学旅行に行く倉岳小学校・御所浦小学校の6年生の皆さんと、いよいよ顔合わせです。最初は少し緊張した様子も見られましたが、自己紹介やレクリエーションを通じて、すぐに打ち解け、笑顔があふれる交流の時間となりました。この交流が、3校合同の修学旅行をより楽しく実りあるものにするための、確かな土台となると思います。

 次に、天草市立御所浦恐竜の島博物館を見学しました。巨大な恐竜の骨格標本や、天草で見つかった化石の数々を前に、子どもたちは、理科への興味・関心をぐっと高めていました。

 午後からは、子どもたちはフィールドに出て化石採集に挑戦!岩を割るたびに、小さな貝や植物の太古の痕跡が見つかり、大喜びしていました。さらに、クルージングで海から御所浦の島々を巡り、地層を間近に観察しました。長い年月をかけて積み重なった地層の様子から、子どもたちは、地元の天草が持つ地質学的価値や、足元にある地球の歴史への関心を深めていました。

 この御所浦での一日は、友情を深める喜びと、地球の歴史を探究する知的興奮が凝縮された、楽しくて、学びの多い貴重な時間となりました。

 倉岳小学校、御所浦小学校のみなさん、本日はありがとうございました!

 

今日の栖本っ子~子どもたちの学びが成長しています!~

 10月8日(水)の、1年生と4年生の活発な学習の様子をお伝えします。

1年生:小さな命の「ひみつ」を探る!

 1年生は生活科の時間に、「いきものにはどんな秘密があるか」というテーマで探求学習を行いました。先日、学校のグラウンドで見つけたバッタやダンゴムシといった小さな「命の仲間」たちを教室に迎え、熱心に観察する姿が見られました。「バッタ草を食べるよ!」「ダンゴムシはにんじんを食べるよ!」など、子どもたちは実際に触れたり、目を凝らしたりしながら、たくさんの「ひみつ」を発見していきました。驚いたのは、その後のまとめの活動です。発見した「ひみつ」をタブレットを使って熱心に記録し始めたのです。1年生は、指先で画面を巧みに操作し、文字を手で書いて入力したり、友達のまとめを見て参考にしたりする姿には、本当に感心させられました。デジタルツールを使いこなし、自ら学びを深める子どもたちの順応性には、目を見張るものがあります。


 

4年生:歴史をひも解き「新田開発」の物語を探求!

 4年生は社会科の学習で、「なぜ、だれが、どのように新田開発を行い、そして地域はどのように変化したのか」という、少し専門的な課題に挑みました。課題を解決するために、教科書を何度も何度も繰り返し読み返していました。そして、分かった情報を整理し、自分の言葉でまとめる際にもタブレットが活躍しました。学習の進め方にもすっかり慣れ、先生の指示を待つのではなく、各自が主体的に、深く考えながら学びを進めている姿に成長を感じました。

今日の栖本っ子~がんばった陸上記録会(56年生)~

 爽やかな秋晴れとなった10月7日(火)は、5・6年生にとって特別な一日となりました。「天草郡市小学校体育連盟天草市東ブロック陸上記録会」に参加するため、あましんスタジアムへ向かいました。この記録会は、子どもたちが日頃の練習の成果を試す、大切な舞台です。種目は、100m走、200m走、800m走といったトラック競技から、走り幅跳び、走り高跳び、ソフトボール投げ、そしてチームの絆が試される400mリレーまで多岐にわたりました。 

 本格的な陸上競技場の素晴らしい環境と、会場に響き渡るたくさんの応援に、さすがの子どもたちも緊張した面持ちを見せていましが、競技が始まると、その緊張を力に変え、これまで積み重ねてきた練習の成果を、一人ひとりがしっかりと発揮してくれました。記録も大事ですが、目標に向かって努力する過程と、大舞台で最後まで諦めずにやり遂げたその経験こそが、子どもたちにとって何物にも代えがたい大きな成長の糧になったと確信しています。
 当日、会場では多くの保護者の皆様が駆けつけ、熱いエールを送ってくださいました。子どもたちは、その温かい応援を背中に感じ、いつも以上の力を出すことができたようです。お忙しい中に、たくさんの応援ありがとうございました。

 

今日の栖本っ子~児童集会~

 10月6日(月)の朝は、全校児童が一堂に会し、児童集会が行われました。子どもたちが主体となって進めるこの集会は、学校生活をより良くするための大切な時間となっています。

  まず、児童会より今月の生活目標が発表されました。今月のテーマは「後始末をきちんとしよう」です。使ったものを元の場所に戻す、掃除をしっかり行うといった基本的な生活習慣は、学習や集団行動の土台となります。この目標を通して、一人ひとりが周囲への配慮と責任感を身に付けてくれることを願っています。

 その後は、全校合唱です。今月の歌「ともだちになるために」を、美しい歌声で体育館いっぱいに響かせました。また、今月の詩として「きりなしうた」の朗読を行いました。リズミカルで楽しい言葉の響きを味わいながら、詩の世界に親しむ、心豊かなひとときとなりました。 

 児童会からは、廊下の歩き方について、自分たちで作成した動画を使って説明がありました。学校で危ないシーンを自分たちで考えて、動画作成をしての発表。これまでよりもより全校児童に伝わるようにと新しいことにチャレンジする姿勢は立派です。動画を見て、子どもたちがこれまで以上に気をつけて、廊下を歩いてくれると思います。

 集会の終盤には、教頭先生から、子どもたちの安全に関わる大切な話がありました。最近、学校周辺でイノシシの目撃情報が寄せられているため、登下校中に万が一イノシシに遭遇した場合の適切な行動について、具体的な指導がありました。「決して近づかないこと」「静かにその場を離れること」など、命を守るための大切なルールを真剣に聞く子どもたちの表情は、とても引き締まっていました。学校では、子どもたちが安全で安心して学校生活を送れるよう、危機管理意識をもって指導を徹底していきます。保護者の皆様におかれましても、登下校の安全について、ご家庭で改めてお子様とお話しいただくようお願いいたします。

今日の栖本っ子~梅寿荘秋祭りでの発表~

 

 爽やかな秋晴れとなった10月5日(日)、地域の皆様に見守られながら、梅寿荘で盛大に秋祭りが開催されました。本校からも、4年生から6年生までの児童が参加させていただき、特設ステージで日頃の学習の成果を発表する機会をいただきました。子どもたちにとって、学校の外で発表することは、何ものにも代えがたい貴重な経験となります。この日も、たくさんの地域の方々や梅寿荘の入所者の皆様の温かい声援を受けながら、精一杯のパフォーマンスを披露してくれました。

 4年生は、力強いリズムと掛け声が響く「エイサー」を披露しました。太鼓を打ち鳴らし、躍動感あふれる表現を行ってくれました。 5・6年生は、心に響く「ビリーブ」の合唱です。美しいハーモニーが会場に広がり、その歌声は、聞く人すべての心に静かに、そして深く染み入るようでした。

 このような地域との温かい交流の場を設けてくださった梅寿荘の関係者の皆様、そして温かく見守ってくださった皆様に心より感謝申し上げます。今後とも、子どもたちが地域の中で健やかに、そして豊かに成長できるよう、教育活動を行っていきたいと思います。