学校生活

学校生活

水俣に学ぶ肥後っ子教室~5年生~

5年生は、水俣を題材にして、環境問題や人権問題について学習を進めてきました。今回、学習をさらに深めるため熊本県がすべての5年生を対象に行っている「水俣に学ぶ肥後っ子教室」事業を活用して、水俣市で校外学習を行っています。現地の空気に触れながら、自分の目と耳と肌で学びを深めてほしいと思います。

《出発式》《環境学習:熊本県環境センター》

《見学:国立水俣病情報センター》

《お昼ご飯》

《見学:熊本県環境センター》

《語り部さんのお話》

《帰路》

学校の秘密を発見~低学年学校探検~

1,2年生の生活科の学習の中に、「学校探検」という単元があります。日頃なかなか入ることのない、校長室、事務室も含めて学校のあらゆるところを探検して、その部屋の役割等を学んでいきます。この学習のポイントは、先輩である2年生が、小学校についてあまりよくわかっていない1年生を案内しながら、説明してくれることです。2年生は、事前に案内する部屋について、図書で調べたり先生方にインタビューしたりして、一生懸命事前学習をすすめました。また、説明の際には、1年生によくわかってもらうために、図を準備したり、説明の台詞を考えたりしました。5月27日の本番では、2年生に手を引かれた1年生が、興味深げに部屋を見て回ったり、2年生に質問をしたりしながら、楽しそうに学習を進めていました。

地域とともにある学校~コミュニティ・スクール~

今、急激な社会変化に伴い、「子供たちの育ち」を取り巻く課題はより多様化、複雑化しています。もはや、家庭教育や学校教育等の単体の努力だけでは、乗り越えられない状況です。そこで全国の小中学校では、「地域を担う人材育成のために、家庭教育、学校教育、社会教育、地域での教育等が連携・協働し、当事者意識をもって、子供の成長を支えていく仕組みとして、「コミュニティ・スクール」制度を取り入れています。不知火小学校でも、3年前より「コミュニティ・スクール」に移行し、「地域と共にある学校」「学校を核とした地域づくり」を目指しています。そして、コミュニティ・スクールの核となるのが「学校運営協議会」です。不知火小学校では、宇城市教育委員会から7人の地域の方が委員を委嘱され、地域の子供の育ち全般にわたり、協議を進めています。今年度も5月28日に第1回協議会を開催しました。

《授業中の子供たちの様子を参観》

《令和6年度不知火小学校学校運営協議会の皆さん》

「掃除チェック」~環境委員会~

子供たちと教職員が共に掃除する「掃除の時間」。これは、日本型教育の大きな特長です。日本では「自ら学ぶ場を自ら整えることは、教育の一環である」ととらえられており、学校制度の成立時から、「掃除の時間」が設けられてきました。今では、諸外国がその教育的意義に注目し、公教育に取り入れている国もあるようです。不知火小学校でも、掃除の時間を大切にしていきたいと考えています。

環境委員会では、みんなが掃除を頑張れるように、おしゃべりせず黙々と掃除を頑張る「もくもくタイム」や、週に一回水拭きを頑張る「ピカピカ掃除の日」など、様々な工夫を行っています。今回、特に頑張っている学級を表彰する「掃除チェック」を行いました。賞のために掃除を頑張るわけではないですが、日頃頑張っている学級には、うれしいご褒美になったようです。

〇表彰を受け喜ぶ、2年1組、4年2組、6年2組

もしもに備えて ~引き渡し訓練~

今年の梅雨は短いとの予測がでています。しかし梅雨が短い年は梅雨末期に集中豪雨があることが多く心配です。集中豪雨に限らず、地震、台風、雷など、私たちの生命や生活を脅かす自然の驚異は、どんなに予報技術が進んでも、防ぐことはできません。

 不知火小学校では、「もしも」に備えて、一昨年前から「引き渡し訓練」を実施しています。

自然災害への対応(臨時休業等)についての文書を同日に配付しています。判断の内容や判断のタイミング等をまとめておりますので、ご確認ください。

スポーツテスト実施

私たち世代では、子供たちは遊びの中で巧緻性や持久力、瞬発力、筋力といった「体力」を養ってきました。しかし、ゲームの普及等による遊びの変化や生活環境の変化で、子供たちの運動環境は大きく変わっています。今や子供たちも、大人と同様に、意図的に運動の機会を設けながら、計画的に体力向上を図っていかなければならないようです。

 小・中学校では、年に一度、自分の体力を確認する機会として「体力・運動能力テスト」を実施しています。不知火小学校でも、連休明けから体育の時間を使って、各学年ごとにスポーツテストにチャレンジしました。

スポーツテストが初めての1年生は、6年生のお兄さんお姉さんが手取り足取り優しく教えてくれました。

結果は、 一人ひとりに配付します。是非、お子さんと、お子さんの身体の成長の様子やこれからの運動生活について話題にされてください。

読み聞かせグループ『マザー・グース』

不知火小学校には、子供たちに絵本を読み聞かせしてくださるボランティアグループがあります。その名は『マザーグース』。20年以上続く老舗のボランティアグループです。今年も主に木曜日の業間の時間に、子供たちに読み聞かせをしていただく計画です。5月9日には、早速第1回の読み聞かせがありました。1,2年生はもちろんですが、高学年の子供たちも思わず絵本の世界に引き込まれていたようです。

【マザーグースの皆さん】

【各教室での読み聞かせ】

児童会目標決定!

 不知火小学校では、子供たちの主体性や協働性を大切にした教育活動を目指ししています。この主体性と協働性を育む絶好の機会となるのが、子供たちの自治的な取り組みを促す「児童会活動」です。

 今回、不知火小学校児童会が今年度の児童会目標を策定してくれました。ゴールの姿を思い描き、目標を定めることは、主体的な取り組みには外せない要素です。

 児童会の核となる「企画委員会」のメンバーが、この児童会目標に込められた願いや想いを熱く語ってくれました。

 今後、児童会目標は、学校目標と共に各教室に掲示します。子供たちの思いをしっかり形にできるよう、子供たちの主体的な取組を学校全体で支えていきたいと思います。

「希望のざる」アグリから図書券寄贈

 

 アグリパーク豊野では、農家の方の協力により「希望のざる」として、規格外の野菜の販売を行い、その収益を様々な福祉・教育事業に寄付をされています。

 3年前から、「子供たちの読書活動の充実に役立ててほしい。」と、豊野小学校と不知火小学校へ図書券(5万円)が寄贈いただいています。

 アグリパーク豊野の皆さんや協力いただいた農家の方、趣旨に賛同して野菜を買っていただいた方々に感謝しながら、図書委員会の子供たちと相談して、素敵な本を選んで、全校で楽しんでいきたいと思います。

《天川副市長から図書券贈呈》

《希望のざる》

《図書室の「アグリコーナー」》