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2024年12月の記事一覧

人権集会を実施しました! ~ 小集団だからこそ、「決めつけ」をせずに相手を理解したい!~

人権について考えることは、生きている限り、私たちにとって大切な営みです。何かをもって学びが終わるということではなく、日々考え、気付いていくことの連続です。子供たちの学びも日々続いていますが、18日(水)の5時間目は、本年度の人権集会でした。人権月間の取組や授業で学んだこと、考えたことを学年ごとに発表していきました。子供たちは真剣な表情で、他学年に自分たちの学びを伝えていました。私からもいくつか話をしましたが、その中で強調したことの一つに「決めつけをせずに人と関わる」ということです。本校は人数も少なく、人付き合いに関しては、長い付き合いから「○○さんは~な人」という固定化された見方・固定化された人間関係が生じやすい環境にあると言えます。これは、間違ったことに対しても、「波風を立てたくない」という理由で蓋をしてしまう要因になるのではと危惧しています。学級においては、互いに気持ちを出し合い、多面的に相手を見る(すなわち、絶えず「出会い直し」をする)ことが、しなやかな社会、ひいては差別のない社会を作っていく上で必須だと考えます。何度も書いてきましたが、子供たちは大人の言動に少なからず影響を受けます。そのことを自覚して子供たちと関わっていけたらと思います。また、時代の流れから「SNSいじめ」についても触れました。加害者にも被害者にもなる可能性があるということを知っておいてほしいということはもちろんですが、正しい使い方については、保護者の皆様にしっかり目配りをお願いできればと思います。よろしくお願いします。

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アニマルフレンズ熊本 1・2年生が命の尊さを学ぶ

熊本県では、「命を大切にし、やさしさあふれる人と動物が共生するくまもと」の実現を目指しています。その拠点となる新たな動物愛護センター「アニマルフレンズ熊本」が完成し、令和6年3月26日(火)に開所しているのをご存じですか?県産木材の温もりを感じる新センターは、保護犬・猫の健康や安全に配慮した飼育室や治療施設を備え、保護犬との交流ができるドッグランや広い研修室等も有し、動物愛護に特化した施設となっているそうです。実は、「アニマルフレンズ熊本」では、子供たちに命の大切さを伝えるための授業をしてくださいます。本校でも、12月16日(月)の2・3時間目、1・2年生が出前の特別授業を受けました。多くのことをお話ししていただきましたが、友だちや保護犬の「カヲル」くんの心音(命の音)を聞いたり、犬との接し方や動物を飼うことの意味(家族として迎えたら、最後まで責任をもって飼うことなど)を教えていただいたりしました。子供たちは、目を輝かせながら、真剣にお話を聞いていました。

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県教育庁文化課文化財活用班による出前授業 「これからも大切に守っていきたい文化財」

12月12日(木)の3時間目、4年生が県の文化課による出前授業を受けました。内容は、文化財の重要性と身近な文化財についてのお話でした。お話がとても分かりやすく、「文化財とは何か」「三角町・宇城市の文化財にはどんなものがあるか」など、興味深いお話ばかりでした。子供たちの集中力も途切れることなく、意欲的に聞き、メモを取っている様子がすばらしかったです。担任の先生と、「お願いしてよかった」という話をしたところでした。三角西港や天神の樟、永尾剱神社など、改めて回ってみられてはいかがでしょうか。

 

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4年「ふるさと食の名人による出前授業」 みかんを使ってケーキと大福をつくりました

 12月6日(金)の3・4時間目、県の事業である地域の食の名人派遣による授業を活用し、4年生が地元の特産物のみかんを使って「みかんケーキ」と「みかん大福」を作りました。11月に、名人(松合の方です)をはじめ関係の方々がおみえになり、担任の先生と詳細に打合せをされ、6日の本番を迎えました。ケーキは炊飯器で作るタイプのもので(炊飯器は最強の調理器具ですね)、大福は果汁を使ったものでした。保護者の方にも4名お手伝いいただき、また、みかんの提供もいただいて、子どもたちは大喜びで調理に取り組み、できあがったケーキと大福をペロリ。きっとおうちでも作ってくれるのではないかと思います。今回は、「地元の名産品を使った料理をぜひ作りたい」という担任の先生たっての希望でしたが、とても人気がある事業のようで、申し込んだものの、当たるとは思っていませんでした。幸運なことに本校でも実施でき、「うれしい」の一言です。機会があれば、いただいたレシピを共有します。

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12月の「のびっこ集会」 年が明ける前の集会の内容は?

早いもので、4月から回を重ねてきた「のびっこ集会」も、12月9日(月)が今年最後の会となりました。いつも感心するのは、企画運営委員さんの見事な司会ぶり!感心させられます。また、集会の最後には全体で感想交流をしているのですが、多くの子どもたちの挙手が見られるようになりました。今後、成長するにつれ、大人数の中で活躍する機会も増えることでしょう。今のうちに、自分の考え、意見を言う練習を積んでほしいと考えています。さて、12月の生活目標は「みんなとなかよくしよう」です。具体策のところでは、「ふわふわことばをつかう」「相手の話を最後まで聞き反応する」など、大切なことがたくさん掲げてありました。また、保健体育委員会からは、「はみがき名人」の発表、企画運営委員会からは、赤い羽根共同募金で集まった金額の周知がありました。4日間で12,864円集まりました。(すでに社会福祉協議会にお渡ししています)ご協力ありがとうございました。感謝申し上げます。

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