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令和6年度

「のびっこ集会」をスタートしました

本校には、定期的に実施している「のびっこタイム」という集会の時間があります。各学級の生活目標を発表したり、委員会からのお知らせや提案があったりすると聞いています。私は、17日(水)の集会にはじめて参加しました。まず、企画運営委員会の司会進行がとても上手なこと驚きました。声が大きく、マイクなしでもスムーズに進めている様子を見て感心しました。実は、彼らは事前に私が座る椅子を準備してくれていたのですが、写真を撮るためにうろうろしていたため、使いませんでした。集会後、委員さんが「いつも椅子を準備しているのでどうぞ座ってください。」と声をかけてくれました。その言葉にまたまた感心したのでした。各クラス、「あいさつ」を中心に目標を立てているところが多く、その具体化も様々でした。例えば、5年生からは、「相手も元気が出るようなあいさつをする」という相手意識に立った意味付けがされており、とてもいいなと思いました。(もちろん他のクラスもですよ)そして、入学したばかりの1年生も、2人の代表がしっかり発表してくれました。とても上手でしたよ!6年生からは、「まず遠くから。近くなったら止まっておじぎしてあいさつ」という具体的な内容が出されました。これもいいですよね!あいさつは大人になっても、とても大切な習慣で、人間関係を構築するスタート地点。子供たちがどんどん「あいさつ名人」になる様子を楽しみにしています。

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今年もキビ植えをしました!ふるさとの伝統を脈々と引き継いで・・・

今年も、三角サトウキビ活性会(会長 髙濱様)、PTAの皆様のご協力を得て、キビ植えを行いました。さすが、上級生の子供たちは慣れているようです。1年生は初めての体験にワクワクドキドキ。私が小学生のときは、黒砂糖の伝統は大岳地区、というイメージがあり、実際に黒砂糖に関する学習をしたことはありませんでした。(毎年新聞に取り上げられているのは見ていましたが・・・)実際に体験してみると知らなかったことばかり!まず、キビを「立てて」植えるのかと思ったら、掘った土の中に「横向きに寝かせて」植えることに驚きました。キビの節には、「芽」があり、それが伸びていくということも知りませんでした。子供たちは穴に寝かせたキビに「大きくなってね」と言いながら土を優しくかけていました。また、過年度植えて刈り取った株からも、新しい芽が伸びていました。(知らなければ、危うく抜いてしまうところでした)これから、大人の手を借りてではありますが、しっかりお世話をして、キビの成長の喜びも感じてほしいです。皆様、朝早くから本当にお世話になりました。

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歓迎遠足で旧郡浦小学校へ! みんなで楽しい一時を過ごしました

残念ながら、私は出張のため途中からしかで参加できなかったのですが、12日(金)は歓迎遠足を実施しました。天気もよく、私が到着したときには、子供たちは運動場いっぱいに広がって遊んでいました。上級生は1年生の面倒をよく見てくれており、「しっかりお世話できました」「6年生に遊んでもらって楽しかった」という声を聞くことができました。実に頼もしい限りです。お弁当もおいしかったようで、本当にいい一日になったな、と思いました。個人的な話になりますが、旧校舎に入ったのは、実に44年ぶりで、記憶をたどりながらなつかしさに浸っていました。とても広く感じた校庭も狭く感じました。(当たり前ですが・・・)子供たちにその話をして、「44年ってどれくらい長いか分かるかなあ?」と尋ねてみたところ、「分からない」という回答もありました・・・。ですよね。

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交通教室で「安全」について考えました

10日(水)の3時間目、宇城警察署から2名の講師の方々においでいただき、本年度の交通教室を実施しました。命を守るために、正しい方法で歩いたり自転車に乗ったり、またバスに乗ったりすることを学習しました。皆様もご存知のとおり、昨年度4月から自転車のヘルメット着用が努力義務となっています。また、自転車同士の衝突による死亡事故も発生しています。保険には加入されているでしょうか。令和5年には、人と車が衝突した事故が県内で401件発生しているそうです。そのうちの57%(229件)が、道路横断中に起きています。子供たちは、私たちが考える以上に周囲の状況が見えていません。おしゃべりに夢中になっていたり、下を向いて歩いたりする子供も少なからずいるようです。「安全を確認する」ことがしっかり習慣として身に付きますよう、どうぞご家庭でもご指導をお願いします。

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待っていました、かわいい1年生!今日から青海小の仲間! 

9日(火)、宇城市教育委員会及び多くのご来賓の方々をお迎えし、令和6年度の入学式を執り行いました。本年度の新入生は11名です。3月の卒業式から地域の方々を来賓としてお迎えしていますが、皆様が、子供たちを大切に思ってくださっていることをひしひしと感じました。もちろん、在校生もすべて出席しており、準備も一生懸命やってくれました。とても和やかな雰囲気の中で式が進み、新入生は、事前に担任の先生から教えていただいたとおりにしっかり話を聞いたり礼をしたりしていて感心しました。また、来賓の皆様からのご挨拶で「おめでとうございます」という言葉が出てくる度に、「ありがとうございます」とお返しをしていたのがとても印象的でかわいらしかったです。もちろん、相手の話を聞いていなければ「ありがとうございます」は出てきませんね。私は、式辞の中で、小規模校だからこそ子供たちの強固な人間関係づくりが必要であり、その点からも保護者のご協力をお願いしたいという旨お話をしました。ずっと同じメンバーで生活しますので、大人同士もつながりたいと考えます(学校と保護者、保護者同士)。新入生に限らず、子供たちは、大きな希望を持って新年度を迎えています。その思いを大切にしながら一人一人が充実感を持って学校生活を送ることができるよう、職員一丸となって取り組んで参りますので、本年度も、どうぞよろしくお願いします。

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故郷に赴任して思うこと

私は旧郡浦小学校に昭和50年4月に入学し、5年生まで木造の旧校舎で過ごしました。長い石段と味のある木造校舎外観が今でも鮮明に記憶に残っています。(廊下掃除に気合いが必要でした)5年生の時に新しい校舎(現在は使われていませんが)ができ、とても嬉しかったのを覚えていますが、不思議なことに覚えているのは旧校舎の風景が圧倒的に多いです。教室から見える田んぼは、秋には黄金色に輝いていました。そして、学級園で育てていたアサガオやひまわりの色、先生が読んでくださった絵本のお話、友達と遊んだ校庭の風景等々・・・。そして、進学した青海中学校は、現小学校敷地にありました。学校から見える不知火海の優しい色が大好きでした。部活で走っていた、海岸に下る坂道を数十年ぶりに通ってみました。年齢を重ねるほど、昔のことがより鮮明によみがえってくるようです。自分の学びの原点は、すべてこの地にあったのだと実感します。そして、自分の学びや成長を支えてくださっていたのは、当時お世話になった先生方、地域の方々なのだと改めて気付きます。ここでの学びが自分の世界のすべてであり、未来への希望につながっていました。今、目の前にいる子供たちにも、学校が、それぞれの未来や希望が見える「窓」となるよう、質の高い義務教育を提供していかなければなりません。保護者の皆様、地域の皆様とともに、そのような教育を実践していきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

 

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令和6年度の始まりです! 今年もどうぞよろしくお願いします。

8日(月)に新年度がスタートし、就任式・始業式・入学式準備等、子供たちは初日から忙しい一日を過ごしました。始業式に当たり、私から子供たちへ、下記の3つのことを頑張ってほしいと話しました。

① クラスのみんなと、たくさん「出会い直す」こと

青海小は小規模校で、同じメンバーと6年間ずっと一緒に学習します。ただし、人数が少ないからといって、本当に相手のことを理解できているとは限りません。「〇〇さんはこんな人」と決めつけずに、相手のことを多面的にとらえ、いいところ探しをずっと続けてほしいと思っています。

② 「しっかり考えて、しっかり表現」すること

 このことが、「他の人とすてきな関係を築く」「自分たちの毎日の生活をもっと向上させ、よりよいものにする」ことなどにつながります。

③ 学習を頑張ること

 授業への取組だけではなく、家庭学習をもっと充実させる必要があります。分からないところをそのままにしない習慣を付けてほしいと思っています。

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