校長室から

校長室から

12月14日~12月18日

12月18日(金) 縦割り班別キックベースボール大会

今週の昼休みは、運動場で子供たちの歓声が響いていました。体育委員会が企画した「縦割り班別キックベースボール大会」が1週間かけて行われ、本日は決勝戦が行われました。1班と5班の勝負となりましたが、1班が優勝しました。
異学年間で交流することで、体力向上と「認め合う力」を伸ばすことを目的に計画されたようです。今週は寒い1週間でしたが、元気に、そして真剣に運動をする子供たちの姿に、心は温かくなりました。

 

12月17日(木) 考える力を伸ばすには

朝から6年生の子供たちと駐車場の落ち葉を集めている時、以前20年近く前に私が教えてもらった「考える力を伸ばす方法」を思い出しました。山鹿市のある小学校で6年生の担任をしていたのですが、その当時の校長先生が、「先生、子供たちの考える力を伸ばすためには、授業で子供たちを鍛えることも大切だけど、こういう朝のボランティア活動の中にこそヒントがあるんだよ。」と言われました。どういうことか詳しく聞いてみると、「上手に葉っぱを集めるためには、いろいろ考えて工夫しなければならないことがたくさんあるんです。全体を見て、どこにどのくらい集めた方が良いか考えること、風向きを考えながら集めること、時間と人数を考えて集めること・・・。その一つ一つを考えながら作業することが、何事も筋道を立てて考える力を伸ばすことになるんですよ。」と教えていただき、大変納得しました。
そのように考えると、子供たちの考える力を伸ばす機会はたくさんあります。これから子供たちにどんな声かけをしていこうかワクワクしてきました。

12月15日(火) 心温まる校内人権集会

2学期の校内人権集会を行いました。今回も、新型コロナウイルス感染症対策としてリモートによる集会を計画しました。各学級で話し合って決めた「なかよし宣言」の取組の様子と3学期の目標を、代表者が発表してくれました。また、異学年による縦割り班で「さいころトーク」を行い、自分の頑張っていることや幸せと感じる時など、紹介し合っていました。今回の人権集会は、本校の学校運営協議委員であり、人権擁護委員でもある田中様をお招きし、人権集会の様子を見ていただくとともに、講評をいただきました。見ていただく中で、本校の子供たちの優しい言動を大変ほめていただきました。
給食の時間に各学級の様子を見て回る中で、2年生の子が私の近くに寄ってきて、「今日の校長先生のお話、とても分かりやすかったです。」と声をかけてくれました。その言葉に、うれしさが込み上げてきました。人からほめられることは、いくつになってもうれしいものです。一人一人の頑張りを認め、ほめ、励まし合える。そんな学校づくりを、今後も学校と家庭、そして地域と連携しながら目指していきたいと思います。
  

 

12月14日(月) 朝からみんなで!

昨晩は、風が強く吹いていました。その影響からか、運動場や校舎周辺に大量のクスノキの葉が落葉していました。また、朝から風が強かったので、落ち葉がどんどん飛ばされています。「落ち葉の片付けが大変だ」と思っていると、高学年の子供たちが中心となり、片付けを始めました。大変寒い朝でしたが、一生懸命頑張ってくれている姿に、心が温かくなりました。ボランティアの心が少しずつ定着してきたようです。

12月7日~12月11日

12月11日(金) クラブ活動

本年度の坂瀬川小には、6つのクラブ活動があります。異学年間で興味のある活動を選び、交流しながら学ぶ大切な場ではありますが、本年度は、年度初めの新型コロナウイルス感染症拡大に伴う臨時休校が続いたため、クラブ活動の回数も限られています。本日は、貴重な2時間続きの活動であり、4年生以上子供たちも大変楽しみに待っていました。
野外活動クラブは釣り、スポーツクラブは野球、家庭科クラブはマスクづくり、図工クラブは連凧づくり、表現クラブはダンスと、様々な活動が行われていました。野外活動クラブの活動には、子供たちが安全に活動できるよう、地域の方々にもご協力いただきました。
  

 

12月8日(火) 本年度もありがとうございました

毎月2回、社会福祉協議会のシルバー人材の方々に、学校職員がなかなか手の届かない樹木の剪定や草刈りなどの環境整備を行っていただいています。熱中症になりそうな夏場、そして今日のような大変寒い日も、校地を美しく保つために活動していただきました。本年度は本日が最終日ということで、6年生が感謝の気持ちを伝えるとともに、記念撮影を行いました。本当にありがとうございました。
 

11月30日~12月4日

12月4日(金) 授業参観、お世話になりました

寒い中ではありましたが、授業参観、学級懇談会を行いました。5時間目ではありましたが、どの子も張り切って授業に臨んでいました。国語の授業を通して作った物語の発表や子供たち同士の対話の中で答えを見つけていく算数の授業、体育館での体育の授業など見ていただきました。
その後の学級懇談会では、2学期の学習の様子等を担任から紹介しました。また、保護者の皆さんからは、家庭での子供たちの様子についてもお話しいただき、大変有意義な時間となりました。
大変多くの保護者の皆さまに参加していただき、心より感謝申し上げます。
  

12月3日(木) 坂瀬川小のために

5時間目に、1年生の子供たちが運動場で何やら作業をしていました。興味があったのでのぞいてみると、畑の草取りをしていました。何をしているかを尋ねると、学級活動で「学校のためになることをしよう」という活動を行っていたそうです。畑が終わると、運動場の落ち葉を拾う事になっているそうです。
学校を愛する心を育む取組であり、本当にうれしくなりました。1年生の皆さん、ありがとう。
 

11月30日(月) 寒さに負けるな!

先週ぐらいから、急に寒さを増してきたように感じます。今朝も大変風が冷たかったのですが、子供たちは、いつものように元気に登校しました。今日は、手袋を着けている子供が増えたように感じました。
日中もさほど気温が上がらなかったので、子供たちの体調が気になり、給食の時間に各学級の様子を見て回ると・・・ある学級の児童は、何と半袖で過ごしていました。「寒くないね?」と尋ねると、さすがに「寒いです。」と返ってきました。
私の小学生時代は、「1年中半袖、半ズボンで過ごす。」と言って、鳥肌を立ててブルブルと震えていた子もたくさんいたものです。しかし、やはり季節に応じて衣服を調節し、風邪を引かず健康に過ごすことが一番でしょう。
寒くなりましたが、こまめに教室の換気を行っています。また、水も冷たくなりましたが、しっかりと流水を使った手洗いやガラガラうがいをするよう徹底し、寒さにも新型コロナウイルスにも負けないように頑張っていきたいと思います。

11月23日~11月27日(11月第4週)

11月27日(金) シールドを使った新型コロナウイルス感染症防止対策

授業中のマスク着用を徹底していますが、児童の机間にアクリルボードを使ったパーティションを設け、飛沫等の拡散を防ぐ取組を行っています。職員の手作業で作っていますので、作成途中のものもありますが、できるだけ早い完成を目指しています。
グループで話し合う学習活動もありますが、その際はパーティションの置き方を変える等、職員が様々な工夫を行いながら進めているところです。
  

 

11月25日(水) うれしい言葉

昨日は、出張で学校を留守にしていたのですが、朝から中庭の落ち葉をはいていると、1年生の子供たちがベランダに出てきて、「校長先生、見てください。」と図工で作ったお面をはめて出てきました。秋の自然の素材を使って作っていましたが、どの子の作品も上手にできています。落ち葉やドングリの貼り付け方や切り方を工夫していることを伝えると、とても喜んで説明してくれました。
「校長先生、給食の時間も来てね。」と言われ、本当にうれしい気持ちになりました。

11月16日~11月20日(11月第3週)

11月20日(金) 坂小の子供たちはすごい!

昨晩、雨風が強く、台風が来たのではないかと思うくらいの大荒れの天候でした。「学校は大丈夫だろうか」と思いながら一晩を過ごしました。朝、学校に来てみると、風に飛ばされた大量の木々の葉が、校舎の周りに散っていました。「これは大変!」と思い、落ち葉を集めていると、登校してきた坂っ子たちが続々とやってきて、片付け始めました。1年生から6年生、そして先生方も一緒になって頑張ってくれたおかげで、朝の出来事がうそのように、あっという間にきれいになりました。
その様子を見て、「坂小の子供たちは、やはりすごいなあ。」と感じた出来事でした。


11月19日(木) いじめをしない、許さない態度を育てるために

5年生の道徳科で、教材「転校生がやってきた」を使い、誰に対しても偏見を持つことなく、公正・公平に接し、正義の実現に努めようとする態度を育てることをねらいとして授業が行われました。最初に文部科学省から公表された昨年度のいじめ認知件数が紹介され、「いじめは行けないと分かっているのに、どうしてなくならないのか」という問いかけから学習が進んでいきました。
子供たちは、いじめられた子、いじめる子、そしてそれを見ている学級の子供たちのそれぞれの立場から気持ちを考え、いじめをなくすために大切なことを考えていきました。
最後にいじめのない学級は、みんな笑顔で過ごしているということで、5年生全員が満面の笑みで写っている写真が紹介されました。
5年生の子供たちは、しっかりといじめの問題と向き合い、考えている姿に感動しました。
  

11月18日(水) 持久走大会に向けて

次週、校内持久走大会を計画しています。子供たちは各自目標を立て、本番に向けて練習を頑張っています。それぞれの目標は、学級通信に掲載されたり、各学年の掲示コーナーに貼り出してあります。1年生の目標を見ていると、「負けても泣かない。」と書いている子が何人かおり、負けず嫌いの気持ちを頼もしく感じました。
業間には全校児童が外に出て、運動場を走る姿があります。子供たちの表情を見ながら走っていると、どの子も最後まであきらめずに走る様子があり、校訓にもある「たくましい」子供たちが育っているのではないかと感じます。
 

 

11月17日(火) 花のある学校

出張で不在の時以外は、毎日授業中に各教室を回って子供たちの様子を見ています。今週、ある学年の教室に入ると、きれいな花が目に飛び込んできました。その先生が考えて飾ったものだと思いますが、何となく心が安らぎました。校長室にも、本校の先生方に気を遣ってもらい、毎週違う花を飾っていただいています。本当に有り難く思います。
校長室の外を眺めると、種から育てている花の苗がどんどん大きくなってきています。本校の先生とその苗をみながら、「来年の春が楽しみですね。今年は、臨時休校が続いて、春の花が一番きれいだったところを、子供たちはほとんど見ていませんから・・・。」という話をしました。
花のある美しい学校には、やはり心の優しい子供たちが育っていくものだと、私は信じています。
 

11月9日~11月13日(11月第2週)

11月13日(金) 修学旅行でもよろしく!都呂々小6年生とのリモート交流

坂瀬川小と都呂々小の6年生は、連合で修学旅行に出かけています。毎年、修学旅行前に顔合わせの交流会を行っていますが、今年は新型コロナウイルス感染症防止の観点から、両校の児童が揃っての交流会はできません。今年は、互いの学校をリモートでつなぎ、画面越しに自己紹介をする交流を行いました。
教室のパソコンと大型テレビを使って行う予定でしたが、本校の画像が送信できず、急遽校長室のパソコンを使って、都呂々小の6年生に自己紹介をしました。
フィールドワークの班が6人ずつ2グループ作られていますが、班名が「土佐班」と「長州班」だそうです。社会科で幕末の勉強が好きだった6年生らしいネーミングです。
  

11月12日(木) 読書に興味を!朝の読み聞かせ

毎月2回、朝の時間を使って読み聞かせを行っています。毎回、たんぽぽホールの方々にもご協力いただいているので、子供たちも楽しみにしている時間となっています。また、学級の担任以外の先生が教室を訪れ、読み聞かせをするとともに、自分の小学校時代に興味のあった本の話やお気に入りの本なども紹介しており、どの学級の子供たちも、興味深く話に聞き入っている様子がうかがえます。
現在、「
ノーテレビ・ノーゲーム・ノースマホで家族ふれあいウィーク」です。秋の夜長、家族で読書に取り組んでみられてはどうでしょうか。
  

 

11月11日(水) 1年生国語「カタカナを書く」での一コマ

校内を回っていると、1年生で国語の授業が行われていました。「カタカナを書く」という単元の授業で、自分の気に入ったカタカナの言葉を一人一人が出し合って、みんなでノートに書く活動が行われていました。私の顔を見るなり、「校長先生だ。校長先生の好きなものは、パイナップルです。」と言いだし、みんなでノートに「パイナップル」と書いてくれました。
担任の先生が、「次は○○さん」と指名すると「ジャーキー」と聞こえました。何て渋いものをチョイスするのだろうと、びっくりしてしまいました。その後、「ちがうよ。ジャーキーじゃなくてチャッキーだよ。」と言っていました。これもホラー映画に出てくるキャラクターらしいのです。すごいカタカナ言葉を選ぶものだと、2度も驚かされました。
しかし、そんな恐ろしいカタカナを書くと、一人でトイレに行けなくなる友達が出るので、みんなで書くのをやめたそうです。何て心優しい子供たちだろうと、感動した出来事でした。

 

11月10日(火) 「すくすく芽生え 坂瀬川教室」の様子から

放課後子ども見守り活動の「すくすく芽生え坂瀬川教室」には、現在9名の子供たちが地域の支援ボランティアの方々と楽しく活動しています。30分間の学習と1時間の様々な活動(グラウンドゴルフ、絵手紙づくり、脳トレ、習字など)を行っています。学習の様子を見ていると、その日の宿題をしたり、自主学習に取り組んだりしています。子供たちの取り組みを温かく見守りながら、ボランティアの方々が学習の支援もしてくださっています。「字が上手になったね。」「難しい漢字が書けるようになったね。」「集中して頑張ってるね。」といった励ましの言葉をいただきながら、子供たちも意欲的に学習に取り組んでいます。
 

 

11月9日(月) タブレットを活用した算数の授業

学校教育指導員の先生をお迎えし、4年生の算数の参観授業を行いました。小数のかけ算の学習で、かけられる数が1より大きい小数の時の計算方法を、これまでの学習をもとに考え、説明する内容でした。一人一人で考えた方法をグループで出し合い、意見をまとめていく中で、タブレットに意見を書き込んでいました。タッチペンを上手に使いながらタブレットに書き込んでいく子どもたちの様子を見て、大変驚きました。また、そのタブレットの画面は、すぐに大型テレビに転送され、グループの代表者が説明していましたし、他のグループの意見との共通点や相違点を見つけ、よりよい説明方法を導き出していました。
今後、授業におけるタブレット端末等のICT機器の効果的な活用については、本校でもしっかりと取り組んでいきたいと思います。
  

11月2日~11月6日(11月第1週)

11月5日(木) くまもとシェイクアウト訓練

今日は、「津波防災の日」です。『熊本シェイクアウト訓練』が県下一斉に実施されましたが、本校でも午前10時の放送に合わせてシェイクアウト訓練を行いました。2校時の途中でしたが、子供たちは放送をよく聞き、担任の指示に合わせて素早く机の下で頭を守る行動が取れていました。訓練ではありましたが、本校児童全員が真剣に訓練に取り組むことができました。
その後、各学級では、避難場所や避難経路について話が進んでいました。「学校で大きな地震が起こったときは大師山に避難しますが、休日に家や遊びに行った先で地震に遭遇したときは、どうしますか。」という担任の問いかけに、様々な意見が出されていました。
災害は、いつ、どこで起こるのか分かりません。自分の命を守るために必要な力は、やはり「考動力」です。子供たちが自分で考え、判断し、行動する力を、様々な場面を通して磨いていきたいと思います。
  

11月4日(水) 雨にも負けず 風にも負けず 落ち葉にも負けず

本校の校舎は、たくさんの木々に囲まれており、その変化を見ることで季節を感じることもできます。10月下旬から急に寒さを増してきて、木々も落葉の季節を迎えています。今朝も6年生の子供たちが、中庭周辺の落ち葉を掃いてくれました。量にしたらリアカー一杯分以上あります。
「やっときれいになった!」と思うのもつかの間。気が付けば、また大量の落ち葉が散っています。「6年生が頑張ってきれいにしたのに・・・」と悔しさも込み上げてきますが、負けてはいられません。また明日の朝も、子供たちとともに落ち葉と戦います。

10月26日~10月30日(第5週)

10月30日(金) 美しい環境が 優しい子供たちを育てる 

本校は、美しい自然環境に囲まれています。四季折々で色を変える海、せせらぎが心地よい小路川、学校を見守る大師山、そして子供たちの成長を温かく見守ってくださる地域の方々。そんな豊かな環境の中で育つ本校の子供たちの日常は、やさしい行動に溢れています。
本日、5年生を対象とした水の環境学習が行われました。実際に小路川に入り、その中で育つ小さな生き物たち(ヒラタドロムシ、コカゲロウ類など)を探しました。また、小路川の水が、大変きれいであることを透視度計やパックテスト等を通して確かめていました。その結果、改めて小路川の水質が美しく、またその美しい川を地域の方々が守ってこられていることを学びました。
また、地域の方のご協力のもとで低学年が植えたサツマイモの収穫を行いました。土の中から大きな芋が姿を見せ、子供たちは大興奮でした。収穫したサツマイモは、みんなで分けて持って帰りました。サツマイモを分ける際も、相手を思いやる言動が見られました。
「環境が人を育てる」という言葉をよく耳にしますが、美しい環境の中で生活していることも、心やさしい子供たちが育っている大きな要因ではないかと感じた一日でした。
  

 

10月29日(木) 文化の秋です

本日から11月2日(月)まで、本校のホールで校内児童文化展を行っています。全校児童の描画及び毛硬筆を展示しています。学級通信等でお知らせしていましたので、早速来校してくださった保護者の方もいらっしゃいました。
子供たちの作品を一つ一つ見ていくと、子供たちが一生懸命作品作りに取り組んだ様子が伝わってきます。子供たちの努力が詰まった素晴らしい作品ばかりです。一日に何度もホールに足を運び、作品からエネルギーをもらっています。
  

 

10月28日(水) 道徳Day

本日は、「道徳Day」と位置付け、全ての学年で道徳科の授業を行いました。その授業の様子を道徳科の指導教諭(スーパーティーチャー)の先生に参観していただき、助言を受けることで、本校の先生と子供たちで創る道徳科の授業を「さらに一歩前進」させたいと考え、実施しました。
子供たちが道徳科の授業に真剣に向かい、教材や友達の意見を元に考えを深める姿がどの学年からも見られ、指導教諭の先生から「坂瀬川小の子供たちも先生方も素晴らしいです。」と、たくさんお褒めの言葉をいただきました。
本校では、道徳科の授業にも力を入れていくことで、子供たちに身に付けたい力である「認め合う力」「考動力」を高めていきたいと考えています。
  
  

 

10月27日(火) 火災避難訓練

業間を使い、火災避難訓練を行いました。今回は事前に避難訓練があることを子供たちに伝えていましたので、火災発生の放送を聞き、担任の指示に従って避難場所へ移動しました。大変スムーズに行動し、放送から1分40秒で避難が完了しました。
しかし、火災にはいつ、どこで遭遇するかは分かりません。密を避けるため、その後の私からの話は、教室に戻り、リモートで行いました。その中で、「自分の命を守るために、考えて行動すること」を中心に話しました。そのためには、日頃より子供たちに身に付けてほしい3つの力のうちの「考動力」を高めていくことが必要であると考えています。
その後の休み時間に、学年ごとに消化器の取扱いについて、「水消化器」を使って学びました。
  


10月26日(月) 縦割り班対抗 ドッジボール大会

児童会(企画委員会)が企画した縦割り班対抗ドッジボール大会が、本日よりスタートしました。計画書を見せてもらいましたが、どの学年の子供たちも楽しめるような内容になっており、ルールも細かく決めてありました。高学年の児童が1、2年生のボールを渡して投げさせたり、どちらに投げればよいかを教えたりしていました。また、6年生の男の子が、線を踏んだという判定に「踏んでないよ。」と言ったとたんにイエローカードが申告されるなど、常に和やかな雰囲気の中でゲームが進められていました。
みんなで交流を深めるためにはどうすればよいか、自分たちの力で考え、計画し、実行に移すという「考動力」が高められる取組だと感じました。今週いっぱい、この縦割り班対抗ドッチボール大会が続くようです。昼休みが、また一つ楽しみになりました。
  

10月19日~10月23日(第4週)

10月23日(金) 黒毛和牛丼に舌鼓

本日の給食は、黒毛和牛丼でした。子供たちも給食献立表をチェックし、楽しみに待っていたようでした。給食の時間は、必ず各教室を回って子どもたちの様子を見ているのですが、笑顔で黒毛和牛丼をほおばる表情が印象的でした。「昨日はカレー、今日は牛丼。今週は好きなものばかりです。」と話しかけてくる子もいました。また、子供たちの食べるスピードが速いことに驚かされました。ある教室では、少しだけ牛丼の具が残してありました。「あれ、どうしたの?」と聞くと、元気よく「おかわり分です。」と答えてくれました。早く食べて、おかわりをしようと必死に口にかき込む子もいます。
子供たちが笑顔で給食を食べる姿を見ていると、いろいろな悩み事も吹き飛ぶ気持ちがします。
※本日は、写真を撮り忘れてしました。

 

10月22日(木) 坂瀬川の伝統文化を守る

4年生の社会科の授業で「受け継がれる伝統文化」という学習があります。その学習の一環として、坂瀬川獅子保存会の代表をされている宮﨑さんをゲストティーチャーとしてお招きし、お話を聞く授業が行われました。先日、新型コロナウイルス感染症の拡大により、本年は坂瀬川神社の祭りは神事のみとなりましたが、坂瀬川獅子保存会のお披露目が行われたばかりであり、4年生の子供たちも目を輝かせて話に聞き入っていました。保存会を立ち上げられた経緯や子供たちへの思いも語ってくださいました。
実際にお披露目の時に使用された獅子頭を持参してくださり、子供たちにも触らせていただきました。子供たちからは、「お祭りの時に小太鼓を打ちたい。」「獅子舞をしてみたい。」といった声が聞かれ、この坂瀬川の素晴らしさに感動する心をいつまでも持ち続けてほしいと願っています。
 

 

10月21日(水) 1年生の秘密基地?

いつものように朝から正門前の落ち葉はきをしていると、1年生の男の子が竹箒を片手に近くにやってきて、「校長先生、お手伝いします。」と話しかけてきました。「うれしいなあ。校長先生と一緒に落ち葉集めをしようか。」と言うと、自分の身長よりも大きな竹箒を使って、一生懸命はいてくれました。
しばらく二人で掃いていると、一人、また一人と1年生が「私もします。」と言って集まってきました。なかなか上手に竹箒を使うことはできませんが、私と一緒に学校をきれいにしようと頑張ってくれている姿に、感動しました。そのうちに、「校長先生、ほうきを貸して。」と、私から竹箒を取り上げて夢中で位置の上にたまった土を落ちしてくれました。
2時間目に1年生の授業を見に行ったときに、「校長先生、昼休みもしよう。」と話しかけてきました。「そうだね。」と返事をしましたが、どうなるだろうと思っていると・・・。なんと、給食の後片付けが終わると、一目散に正門の近くに走ってきて、掃除を始めました。「校長先生、こんな石を見つけたよ。」「見てください。ここを通ることができます。」「ここを1年生の秘密基地にします。」と大はしゃぎです。秘密基地にするために、どこからか花を摘んできて飾っていました。
学校が大好きで、好奇心旺盛な1年生のパワーに圧倒される毎日です。
   

10月19日(月) 「熊本の心」公開授業週間

今週は、「熊本の心」公開授業週間です。全ての学年の道徳科で、「熊本の心」を教材とした授業を行います。新型コロナウイルス感染対策(来校時の検温、手指消毒、マスク着用)をした上で自由に参観していただきますが、木曜日を「公開日」と定め、2校時は1~3年生、3校時を4~6年生で授業を行います。
皆さんは、すでに「熊本の心」をご存じのことと思います。「熊本の心」は、昭和63年に熊本県の道徳教育用郷土資料として作成され、県内の小中学校の道徳の時間に活用されてきました。その後、これまで本県の豊かな風土が育んできたすばらしい伝統や文化、そして、情熱をもち力強くしなやかに、それぞれの分野で数多くの功績を残された本県に関わりのある方々の思いをさらに盛り込み、平成23年に改編された読み物教材です。
天草にまつわる話も、多数収録されています。県内の書店でも販売されていますが、テレビ番組でも放送されていましたので、そちらをご覧になった方も多いことでしょう。
ふるさとのよさを学び、ふるさと苓北、ふるさと天草、そしてふるさと熊本を愛する子供たちを育てていくために、本校も力を入れていきたいと思います。
    

10月12日~10月16日(10月 第3週)

10月15日(木) 鉄棒に負けず頑張れ!

近頃、本校では、ちょっとした鉄棒ブームが訪れています。昼休みも体育主任が外に出て、逆上がりの指導を行っています。そこに子供たちが集まってきて、みんなで挑戦するようになったようです。運動場の鉄棒の近くでは、「もうちょっと・・・。」「おしい。」といった声が聞かれます。
「校長先生、手にまめができました。痛いです。」と手を見せにくる子もいます。「頑張ってる証拠だね。きっと出来るようになるから、あきらめずに頑張るんだよ。」と返しています。
逆上がりの練習から学ぶ心がたくさんあります。「くじけないで努力する心」「できないことから目をそらさない強い心」「何度も挑戦するあきらめない心」「教えてくれる人への感謝の心」「友達の頑張りを応援する心」「やり遂げたときの達成感や充実感」・・・。様々な心を学んでほしいと思います。
しかし、いつの時代も子供たちにとって、鉄棒は難敵のようです。

 

10月14日(水) 環境にやさしい子供たち

「あー、先生ダメですよ。」「一つぐらいいいじゃない。」
給食の時間、ある学級から聞こえてきた声です。「何だろう?」とのぞいてみると、ストローで牛乳を飲む担任が子供たちに注意されています。理由を聞くと、そのクラスではストローを使わずに牛乳を飲み、使わなかったストローを貯めているそうです。「一つぐらい・・・」という言葉から、子供たちに何かを考えさせたかったのだと思います。
近頃、捨てられたプラスチックのストローが海に流され、海洋汚染等の問題になっています。海の生き物がその被害に遭っている様子も、時折映像等で見かけます。人間の便利な生活ばかりを中心に考えるのではなく、自分たちの生活を見直していくことが、何より重要ではないでしょうか。
ストローを使わずに集めるようになった理由は様々かもしれませんが、このことから環境問題に目を向け、持続可能な社会の実現に向けて自ら貢献できる大人へと成長してほしいと願っています。

 

10月13日(火) 子どもたちはよく見ている

給食の時間に各学級を回り、子どもたちの様子を見るのが日課となっています。毎日の給食を楽しみにしている子も多く、どんな表情で食べているのかを見ながら声をかけています。
6年生の教室に行った時、ある子が声をかけてきました。
「今日の校長先生は、何だかいつもと違います。校長先生の服(上着)は、白ってイメージがあります。今日は黒い上着を着ているから、何だか変だなあと思います。」
確かに、現在クールエコスタイル中ですので、白の半袖か長袖のワイシャツで過ごしています。少々寒くなってきたので、上からスーツのジャケットを羽織っていたのですが、その様子に子どもたちが反応して発した言葉だったようです。
子どもは、私たち先生の様子をよく見ているなと感じた瞬間でした。私の服装にまで関心をもってくれていることに、うれしくなりました。

10月12日(月) 空気入れは校長先生に!

校長室の窓の外に一輪車置き場があります。昼休みになると、何人もの子どもたちが競うように一輪車を取りに来て遊んでいます。教員になってから、私も一輪車乗りに挑戦したことがありますが、最後まで上手く乗ることができず、あきらめてしまいました。子どもたちを見ていると、最初は全然乗れなかった子でも、みるみる上達していき、驚くばかりです。
そんな様子を眺めていると、時々校長室にいる私に
声をかけてくる子がいます。「どうしたのかな?」と尋ねると、「校長先生、一輪車に空気を入れてください。」や「座るところをまっすぐにしてください。」とニコニコしながら一輪車を持って来るのです。そんな子どもたちの要求に応えながら、子どもたちの成長を見守る毎日です。

10月5日~10月9日(10月 第2週)

10月9日(金) 春が待ち遠しい

以前、種から花を育てる本校の取り組みを紹介しましたが、本葉2~4枚になったので、それぞれの苗をポットにうつしかえる作業を行っています。環境委員会、そして各学級でも取り組んでいますが、現在のところ約1000ポットほどできています。これから子どもたちで大切に世話をしながら、立派な苗へと育てていきます。パンジーやキンギョソウ、ペチュニアなど種類も豊富で、これらが花を咲かせる春が、今から待ち遠しいです。
 

 

10月8日(木) 物を大切にする心

夕方のことです。4年生の男の子が校長室で仕事をしている私を見つけて、近付いてきました。「どうしたのかな?」と尋ねると、「落とし物がありました。」と答えながら一本の鉛筆を差し出しました。
鉛筆一本と思われるかもしれませんが、その一本を大切に思い、そして届けてくれたその男の子の気持ちがうれしくなりました。改めて、物を大切にするやさしい心を教えられたました。

 

10月6日(火) このにおいは?

いつものように朝から玄関前の落ち葉を片付けていると、風に乗って香ばしいにおいがしてきました。近くにいた5・6年の子供たちに「何かにおうよね。」と声をかけると、みんな一同に静かになり、においをかぎ分けています。5年生の男の子が、「校長先生、ニンニクです。ニンニクのにおいです。」と声を上げました。近くにいた6年生の女の子たちも「ニンニクだ!」と話しています。確かに、ニンニクを焼くにおいのようです。
この後、私と5年生の男の子は、しばらく黙ってこのにおいを嗅ぎながら、同じことを連想していたようです。それは・・・「どんな料理を作られているのだろう。おいしそうなにおいだなあ。」でした。

 

10月5日(月) 季節外れの・・・

朝からいつものように正門で子供たちを迎えた後、竹ぼうきで掃除をしていると、見慣れた花びらを見つけました。何の花びらだろうと確かめると、どう見ても桜の花びらです。もしかして・・・と思い目線を上に上げると、桜の花が咲いているではありませんか。話を聞くと、天草ではよく見かけるとのことでしたが、大変驚きました。
それだけではありません。近くを見ると、つつじの花もいくつか咲いていました。
このところの気候の変化で、つい勘違いして咲いてしまったのかもしれません。そんな気の早い花を見つめながら、ほっこりとした気持ちになりました。
  

9月28日~10月2日

10月1日(木) 地域の方々の思いに応えて

どの学校でもあることですが、運動場の管理は大変難しいものがあります。草の伸びも早く、子供たちと職員で草取りをするのですが、取った後から次々と新しい草が伸びてきます。
本校でも頭を抱えていましたが、地域の方や公民館館長にご協力いただき、運動場の整地をしていただきました。特に、一番の課題であった芝も、ずいぶん値から掘り起こしていただき、すっきりしました。「子供たちに、運動場を一周思い切り走らせてあげたい。」という願いから取りかかったことですが、見違えるように整備されました。ご協力いただいている方々に、深く感謝申し上げます。

 

9月30日(水) 教師も子供も気持ちは同じ

校内研修推進事業として、天草教育事務所より指導主事をお迎えし、5年生の算数の研究授業を行いました。子供たちが「分かった、できた、もっとやってみよう」と感じられる授業にしようと、9月初めから職員全員で授業の進め方を検討してきました。5年生担任も、授業後の子供たちの姿をイメージしながら、何度も授業の流れを作り直していました。昨日、明日の授業の最終準備をしながら、授業者から「緊張する。」という声が聞かれ、職員で励ましたところです。
本日は、5年生の自計学を見せてもらいコメントを書く日でした。子供たちが昨晩取り組んだ学習内容のほとんどが、本日の授業の予習でした。また、日記の中に「明日の授業、緊張します。」と書いている子もいました。
算数の授業は、子供たちがしっかり考えながら活動し、自分で考えた求め方を紹介し合う素晴らしい授業でした。授業者と子供たちの表情を見ながら、この授業をみんなで作り上げようとする気持ちは同じなんだと感じた時間でした。

 

9月29日(火) やさしい一言にほろり

秋の全国交通安全運動の期間中であり、いつもの正門前ではなく、他の場所で子供たちの登校の様子を見ています。大きな声であいさつが出来る子供たちが、少しずつ増えてきていると感じています。
子供たちとあいさつを交わした後、いつものように玄関周辺を掃除していました。ちょうど給食室周辺の草を取っていると、「校長先生、おはようございます。何か手伝いましょうか。」と声をかけてきた子がいました。「ありがとう。」と振り向くと、なんと1年生の男の子が一人で立っています。誰かに手伝うように言われたわけでもなく、ただ私の姿を見て声をかけてくれたようです。
「大丈夫だよ。もうすぐ始まるから、手洗いをして教室に上がりなさい。」と返したものの、その何気ないやさしい一言がうれしくて、うれしくて・・・。
こんなにやさしい心を持った子供たちがいる坂瀬川小は、本当にすてきな学校だと感じた出来事でした。

 

9月28日(月) リズムのある1週間の始まり

朝から気持ちのよい子供たちのあいさつが正門で響き、9月の最終週がスタートしました。
放送で体育委員会が計画した「ぬきムキタイム」の呼びかけがあると、子供たちが次々と運動場に集まってきます。そして、一人一人が時間いっぱい草取りを頑張っていました。終わりの放送が入ると、手洗いを済ませて、さっと教室に戻っていきます。
このようにリズムのある子供たちの動きを見ていると、私の方がすがすがしい気持ちになりました。子供たちの学校生活には、このようにリズムとメリハリのある動きが必要であると、改めて感じた朝でした。

9月21日~25日(第4週)

9月25日(金) トイレのスリッパから見える考動力

子供たちの授業の様子を見て回る際に、トイレのスリッパを眺めると、一つだけ反対を向いていることがあります。ちゃんと並べておくのですが、次に回ったときにも同じように反対を向いています。このことについて子供たちに考えさせたいと思い、休み時間に教室を回って伝えると、「今日は、トイレに行っていません。」「ぼくは、並べました。」という返答です。子供たちの言い分は、確かにその通りかもしれません。
子供たちに身に付けてほしいのは、次の人のことを考えて履き物を揃えるという基本的な生活習慣とともに、近くを通ったときに「あれ?スリッパが並んでいない。どうしてだろう。」というような気付く力です。このように些細な変化や違和感に気付く力を磨くことで、次に自分はどうすればよいかという行動を考えることが出来るようになります。
「気付き、考え、動く」こういった一連の流れを大切にすることが、本校の子供たちに育てたい力「考動力」だと考えています。

 

9月24日(木) 彼岸花の時期を迎えて

校長室には、いつも季節の花が飾られています。先日から彼岸花が飾られており、「もう秋になるんだなあ。」と思ったところです。4連休に自宅に帰ると、やはりあちらこちらに彼岸花が咲いていました。以前勤務していた山鹿市では、菊鹿町の番所の棚田周辺に咲く彼岸花が有名で、よくニュースにも取り上げられます。
毎年思うことですが、彼岸花とは何とも不思議な花です。いつもは姿を見せていませんが、この時期になるとどこからともなくすっと茎を伸ばし、赤や白の見事の花を咲かせます。そして気付けば姿を消し、また来年のこの時期になるのを、土の中でじっと待っているのです。
子供たちには、このような季節の変わり目や自然の不思議さを感じることが出来る感性を身に付けてほしいと思っています。例えば、「赤と白の彼岸花には、どんな違いがあるのだろう。」「彼岸花は、どうやってこの季節を知っているのだろう。」「なぜ彼岸花は、田や畑の周りに咲くのだろう」といった疑問や発見があれば、そこから新たな学びが生まれます。
これこそが、本校の子供たちに育てたい力である「学びに向かう力」につながっていくと感じています。

9月14日~18日(第3週)

9月18日(金) 学校にやってくる珍客?

本校の正門側の斜面には、無数の穴が開いています。校区の方々には珍しくないことだと思いますが、山育ちの私にとっては、大変不思議な穴です。実はガネ(カニ)のすみかです。校舎の周りを通ると「ガサガサ!」と音を立てて移動します。特に、雨上がりはガネの大群に遭遇することもあります。自分の穴の前で一生懸命すみかを守っている姿は、何ともけなげで、また愛らしさもあります。
そのガネたちは、頻繁に本校に上がり込み、自分たちの学校であるかのように廊下を堂々と歩いている?ことがあります。まさに珍客です。坂瀬川小学校は、そんな自然豊かで、心安らぐすてきな学校です。
  

9月17日(木) 図書室も秋の気配・・・

子供たちがより多く図書室に足を運び、そして本に親しんでくれるようにと、学校司書の宮下先生がいつも季節に応じた図書室の飾りつけをしてくださっています。また、おすすめの本が子供たちからも見えやすくなるようなレイアウトを工夫したり、定期的な図書の入れ替えをしたりと、大変お世話になっています。
本日も図書室に行くと、紙でコスモスの花を作られていました。机上をよく見ると「花子ちゃん」という道具を使われています。「これは何ですか?」と尋ねると、行事等でよく見かける紙花を作る道具だと教えていただきました。こんな道具があったとは、知りませんでした。学級担任をしていた頃は、高学年で作らせることが多く、紙を同じ幅で折らせるのに苦労したものです。上手く折れてないものは、私が折り直しをしたりして、とにかく大変だった思い出しかありません。あの頃にこの道具があったならば・・・と感じた瞬間でした。
  

 

9月16日(水) 校長先生、来てください!

「校長先生、ちょっと来てください。」1年生は、よく校長室にやってきては、このように話しかけてきます。昨日は、手を引っ張られて1年生教室まで連れて行かれました。何だろうと思っていると、「校長先生の車の番号をここに書いてください。」とお願いされました。
今日は、「校長先生、お絵描きしたから、一つあげるね。」と紙を渡されました。1年生担任とその絵を見ながら、「これは何だろう?」と、しばらく考え込んでしまいました。英語のようにも見えますし、カタカナのようにも見えますし・・・。一番下の絵はメガネをかけているので、私でしょう。
何はともあれ、1年生との日々の会話は、私のエネルギーになっています。

 

9月14日(月) 芽が出ています

来年の春に向けて、種から花を育てる活動を行っています。先週、各学年でパンジーやキンギョソウ、ペチュニアなどの花の種を種まき用専用の培養土に蒔きました。職員室前にも培養土を用意して蒔いてありますが、朝から5年生の児童が「先生、芽が出ています。」と教えてくれました。職員は気付いていなかったのですが、よく見ると、確かに一つだけ芽が出ています。
このようにしっかりと身の回りを注意深く観察し、変化に気付き、心が動かされたことを自分の言葉で表現していく。これこそが「豊かな感性」というものではないでしょうか。このような「豊かな感性」に感動した一日でした。

9月9日~9月11日

9月10日(木)先生たちからの挑戦状!
本校では、授業だけでなく日頃の学校生活の中においても子供たちの学ぶ意欲を高めていくことを目的に、定期的に「○○先生からの挑戦状!」を掲示し、主体的に難問に挑戦する取組を行っています。低・中・高学年用の問題が貼り出されますが、子供たちは喜んで取り組んでいます。
今月は、高学年用として、次のような挑戦状が出されました。
○○先生が田植えをします。
苗の束の数は分からないのですが、5束ずつ植えると1束余ります。7束ずつ植えると2束余ります。全部で苗は何束ありますか。いくつか答えはありますが、一番少ないのは何束でしょう。
 

 

9月9日(水)校門一礼
「大きな声で 笑顔であいさつをする」

これは、人と人とがコミュニケーションを取るうえで基本となるところだと考えます。この基本は、子供でも大人でも必要なことですし、大人になって急に出来るようになるものでもないでしょう。ある会社の入社式後の研修を見たことがありますが、一日かけて、また出来るようになるまで、あいさつの練習をされていました。どのような仕事であっても大切にしておられるものです。
1学期の学校評価でも、子供たちのあいさつについて、もっと努力すべきというご意見をいただきました。そこで、新たな試みとして、朝から学校に大きな声であいさつをして登校する「校門一礼」を始めました。今日も一日しっかり学ぶぞという意気込みと、学ぶことが出来る感謝の気持ちをこめて「おはようございます」とあいさつをするようにしています。本校の自慢となるような取組にしていきたいと思います。

9月8日(火)台風一過!

昨日まで台風の被害を心配していましたが、本日は見事に晴れ上がり、気持ちのよい一日となりました。
坂瀬川小の子供たちに大きなけがもなく、元気に登校してくれました。「夜、なかなか眠れませんでした。」「坂瀬川公民館に家族で避難しました。」「親戚と一緒に過ごしました。」など、暴風雨の夜のことをたくさん教えてくれました。
ちなみに、本日のように台風が通り過ぎたあと、空が晴れ渡りよい天気になることを「台風一過」と言いますが、音だけを聞いて、「『台風一家?』って何だろう。」と思った子供もいたようです。ある教室で話題になっていました。子供たちの素朴な発言に、昨日までの疲れが吹き飛ぶ思いがしました。
何はともあれ、また坂瀬川小のいつもの学校生活が戻り、うれしくなった一日でした。
  

9月7日(月)台風10号襲来!

本日は、特別警戒の発表基準に達するほどの過去最高クラスの台風10号の接近に伴い、苓北町内のすべての小中学校が臨時休校となりました。これまで経験したことのない台風ということで、人的及び物的に大きな被害が出るのではないかと心配していました。先週金曜日に、子供たち並びに職員に対して「自分の命を守ることを最優先に考えた行動を取るように!」と伝えました。
昨日は、第1避難所となっている坂瀬川公民館にも、多くの方々が早くから避難されていました。また、本校の体育館も避難所として開設されました。深夜に最接近するということで、誰もがなかなか眠れない夜となりました。
幸いなことに、子供たちや地域に大きな被害は出ませんでした。前回の台風9号、そして今回の10号の接近を通して、改めて自然災害の恐ろしさを感じるとともに、日頃の備えの大切さを痛感した一夜でした。
     

9月4日(金)「ぬきムキプロジェクト」って何?

児童集会がリモートで行われました。(リモートでの集会もずいぶん慣れてきました)
体育委員会が計画した「ぬきムキプロジェクト」について紹介がありました。
本校の運動場は、取っても取っても次々に草が生えてきます。体育委員会で活動を考える際に、「運動場を思いっきり使うために草をどうにかしたい。」「みんなの体力を高める取組もしたい。」といった意見が出されました。この2つの課題を同時に解決できる方法はないかという話し合いの中から生まれてきたアイディアです。
全校児童で朝から運動場の草取りをすると言う取組ですが、体育委員会の子供たちの考えとしては、以下のような効果があるそうです。
①朝から時間を決めて草を取ることで握力と集中力が高まる。
②場所を移動しながら草を取ることでスクワットと同じ動きになり、脚力が高められる。
自分たちの学校の運動場を大切に使おうと、体育委員会の子供たちが自分たちで考えてくれました。こういう子どもらしいアイディアは、大歓迎です。
これこそが「考動力」ですね。短時間で集中して草を取り、そして残りの時間は思い切り体を動かす。素晴らしい取組です。どんな光景が見られるか、今から楽しみです。
 

9月2日(水)コロナウイルスに負けないぞ!

 新型コロナウイルス感染防止については、「3密」を避けるといった指導をしていますが、自分の身を守るために一番必要なことは、やはりマスクを正しく着けることと、丁寧な手洗いだと思います。子供たちの日頃の生活を見ていると、手洗いを忘れていたり、簡単に済ませてしまうということもあるようです。
 石けんを使い、流水で40秒以上手を洗うことはできていますか?県内のリスクレベルは、依然として「レベル4特別警報」の状態が続いています。また、これから先はインフルエンザの流行期も迎えます。手を洗う重要性について、再度意識付けを図っていきたいと思います。

9月1日(火) 台風対策に感謝!

 台風9号の接近に伴い、校舎外に置いている物が飛ばされないように片付けをする必要がありました。そんな中で頼もしさを見せてくれたのが、本校の5・6年生でした。2時間目と3時間目の間の休み時間に外に出て、一気に片付けを行ってくれました。校舎周辺を見回し、友達と力を合わせてどんどん校舎内に運んでいます。気が付けば、あっという間に台風対策が完了していました。(写真は、その一部です)さすが坂瀬川小の高学年です。
 色々な行事を中止しなければならなくなり、学校のリーダーとしての活躍場面が少なくなっていますが、このような機会を捉えて、高学年としての自覚を持ち、成長する姿を見せてくれることをうれしく感じました。また、日頃より「坂小の高学年として、今必要な行動とは何だろう。」と考動力を意識した投げかけを行っていただいている担任の先生方にも感謝しています。