校長室から

校長室から

5月17日~5月21日

5月21日(金) 子どもたちが輝く学校行事を目指して

明後日は運動会を予定していますが、本日も雨が降り、運動場を使っての練習はできませんでした。本校の運動場は、一度雨が降ると雨水がたまってしまい、数日使うことができません。今日が運動会前の最後の練習でしたが、体育館を使って開閉開式やリレー等の動きを確認しました。
このような状況ですが、子どもたち一人一人が輝く運動会を目指して、子どもたちが下校した後に職員みんなで、雨水をスポンジで吸い取る作業が始まりました。特に計画されていたわけではありませんが、泥だらけになりながら黙々と作業する先生方の姿を見て、「チーム坂小」の底力を感じました。
  

 

5月20日(木) 願いを込めて

本日は、大雨の一日でした。子どもたちも本校職員も、日曜日に運動場で運動会ができることを信じて、体育館で練習していました。また、昼休みは縦割り班ごとに集まり、開会式の時に行うアピールタイムの打合せを行っていました。
各教室を回ると、5・6年生の教室で自分たちで作ったたくさんの「てるてる坊主」を見つけました。一人一人が様々な願いを込めて作ったのでしょう。子どもたちの思いが届いてほしいと願うばかりです。
  

 

5月19日(水) チーム坂小

降り続いた雨が上がり、運動場に水がたまっている部分に山砂を入れると、何とか運動会の練習ができる状態になりました。昼休みのわずかな時間を使って、本校の先生方、高学年の子どもたち総出で運動場整備に取りかかりました。みんな汗だくになりながら山砂を運び、ラインを引き、テントを用意し、5時間目に間に合わせることができました。土の緩い部分もいくらかありましたが、やっと運動場で運動会の練習を行うことができました。
運動場を使って練習をしたいという目的に向かって、子どもと職員が一丸となって取り組む「チーム坂小」の姿に感動するとともに、誇りに感じました。

 

5月18日(火) 学習で活用できるようになるために

先週、職員研修でタブレットの使い方について学び合ったことをお知らせしましたが、早速授業で「タブレットを正しく使えるようになろう」というめあてで学習が行われていました。本日は、3・4年の複式学級での様子を参観しました。子どもたちも先生も、最初はなかなか上手くいかず手こずっていましたが、授業終盤になると、先生から配付された問題に対して工夫しながら答える様子が見られました。私もサポートしましたが、子どもたちの方が上手に使えるようになっていました。
学んだことをすぐに学習に取り入れていこうと計画される本校の先生方も、すばらしいと感じました。今後も、タブレットを効果的活用した学習の様子について紹介していきたいと思います。
  

 

5月17日(月) 届け!子どもたちの思い

5月23日(日)に運動会を予定しています。4月上旬から新型コロナウイルス感染症対策を講じた運動会の在り方を体育主任を中心に職員で検討し、準備を進めてきました。しかし、大変早い梅雨入りとなり、今週の天気予報は雨マークばかり並んでいます。本校の運動場は、一度雨が降るとぬかるんでしまい、走れる状態に戻るまでにはかなり時間を要します。先週から思うように運動場での練習ができていませんが、子どもたちは日曜日の運動会を心待ちにしています。
昨晩からの大雨で、運動場は使える状態ではなかったのですが、昼に一時的に雨が上がると、子どもたちも先生方も外に出て、コース周辺の草取りをしていました。子どもたちの思いが届き、予定通りに運動会が開催できることを祈るばかりです。
  

5月10日~5月14日

5月13日(木) 馬場先生、本年度もお世話になります!

本年度の馬場先生をお迎えしての指導が始まりました。これまで馬場先生とお話しする中で、書道を通して人を育てるという考え方に、大変感銘を受けています。毛筆の指導もすばらしいのですが、あいさつや返事、姿勢、話の受け答えの仕方など、子どもたちが社会を生きていく上で必要な資質を大切に指導されます。「授業で子どもを育てる」とは、馬場先生の子どもたちに対する姿勢に表れており、私達教員が学ぶべきことがたくさんあります。
本日は、初めて3年生に毛筆指導をしていただきました。毛筆で書く前に、基本的な姿勢や態度について丁寧に話していただきました。本年度もよろしくお願いいたします。
  

 

5月12日(水) 職員も学んでいます!

多様な子供たちを誰一人取り残すことなく、公正に個別最適化され、資質・能力が一層確実に育成できる教育環境を実現することを目的に、GIGAスクール構想が進められています。苓北町でも、すでに児童向けの1人1台のタブレット端末と、高速大容量の通信ネットワークが整備され、授業で活用できるように準備していただきました。
授業で活用するに当たり、職員のスキルアップを図る研修を行いました。ICT教育で次世代の人材を育てていくためにも、まずは職員同士でしっかり学び合い、積極的に活用していきたいと思います。
 

 

5月11日(火) 「なかなか上手にできません」

子供たちの授業の様子を見て回っていると、5年生が家庭科の裁縫の授業に取り組んでいました。「玉留め、玉結び」に悪戦苦闘している様子が、何とも微笑ましく感じました。「あー、もう10回目ですよ。」と玉結びが上手くいかずに訴えてくる子や、フェルトからずいぶん離れた場所に玉留めをしてしまい、がっかりしている子など、いろいろな姿が見られました。しかし、担任からのアドバイスを受けながら、集中して学習に取り組んでいる様子から、子供たち一人一人の「学びに向かう力」の向上を感じた時間でした。。
  
 

5月6日~5月7日

5月7日(金) 運動会を自分たちの手で 

本日、リモートで児童集会が行われました。体育委員会からの発表でしたが、5月23日(日)に計画している運動会に向けて、どのような競技を行うのかを紹介してくれました。新型コロナウイルス感染状況を考えるとできる内容には限りがありますし、今後急な変更も予想されます。体育委員会の発表でうれしかったことは、「運動会ができる坂瀬川小の運動場に感謝して、気持ちよく運動会ができるように、みんなで草取りを頑張りましょう。」という内容でした。本校の子供たちの成長を感じました。
  

 

5月6日(木) 坂小で学ぶことへの感謝を込めて

昨年度から始めた取組の一つとして「校門一礼」があります。この取組には、「心を揃えて大きな声で挨拶をする」という目的とともに、「坂瀬川小学校で学べることへの感謝の気持ちを表す」という意味も込めて始めました。今では、すっかり本校の特徴的な取組となりつつあります。昨年度の6年生が築いてくれた伝統を、現在の6年生がしっかりと引き継ぎ、低学年への手本を見せてくれています。最近では、少しずつですが「子供たちがよく挨拶をしてくれるようになった。」という地域の方の感想も聞けるようになってきました。校内でも、廊下で出会ったら、自分たちから「こんにちは。」という挨拶が自然に出来るようになってきました。
さわやかな挨拶は、相手を意識することから始まると考えます。一つ一つの挨拶の意味を子供たちに問いながら、丁寧に取り組んで行きたいと思います。
  

4月26日~4月30日

4月30日(金)

本校の子供たちの読書に対する関心を高め、読書の幅を広げる(学びに向かう力)ことを目的に、苓北町の読書推進ボランティアグループ「たんぽぽホール」の皆さま10名をお招きし、お話会を実施しました。本来であれば、全校児童を集めてお話を聞きたかったのですが、新型コロナウイルス感染症対策として、1・2年生のみ直接お話を聞き、3年生以上はリモートで視聴しました。昨年度は臨時休校のため、このお話会を実施することができませんでしたので、本年度は子供たちも楽しみにしていました。
お話会では、絵本の読み聞かせだけでなく、手作りの人形劇も見せていただき、子供たちもお話の世界に引き込まれていました。お話会が終わった後も、道具を触らせていただいたり、たんぽぽホールの皆さんと会話したりと、充実した時間を過ごすことができました。
たんぽぽホールの方々には、毎月の読み聞かせの時間にも来ていただき、様々なお話を紹介していただいています。今後もよろしくお願いいたします。
  

  

4月27日(火) やさしい6年生

放課後、近くの学童に通う低学年の子供たちが運動場に遊びに来ていました。そこへ数人の6年生の子たちが、自転車に乗って学校にやってきました。6年生の子たちは、学校で遊ぶ約束をしていたのでしょう。見ていると、1年生のサッカーの相手をしてやったり、ブランコを押してあげたりしているではありませんか。自分たちで遊ぶことよりも、低学年の子を楽しませることを優先している姿を見て、何てやさしい6年生なのだろうと、とても感動しました。
 

4月19日~4月23日

4月22日(木) 今年もツバメが巣作りを!

本校の玄関横に、毎年ツバメが巣作りをしていますが、今年も頑張っています。何度も飛んできては、周りの様子を確かめている様子が校長室から見えます。今年もここで生まれ、そして飛び立っていくツバメを見ることができるでしょう。ツバメが行き交う様子に元気をもらい、本校の子供たちが頑張っている様子を見に行っています。

 

4月21日(水) あいさつ上手な1年生

登校してきた1年生は、朝から次々と運動場に出てきてブランコに乗ったり、追いかけっこなどをしながら元気に遊んでいます。いつものように校門付近を掃いていると、「校長先生、おはようございます。」と大きな声であいさつをしてくれます。「おはようございます。」と返すと、にこっと笑顔を返してくれます。朝からとてもさわやかな気持ちになります。1年生は、とてもあいさつが上手です。
「ふるさと『』小学校」の「さ」「さわやかなあいさつが響き合う学校」を目指し、学校全体で取り組んでいきたいと思います。

 

4月20日(火) 「考動力」を高める地震津波避難訓練

本日、地震津波避難訓練を行いました。本校は、大師山に避難することにしています。1年生にとっては初めての避難訓練でしたが、担任の指示に従って、速やかに避難できました。大師山への避難経路は大変急な坂道ですが、5分30秒ほどで全員避難が完了しました。
子供たちには、私自身の熊本地震の経験等を話し、自分の命を守るために、自分で考え、判断し、行動する力を高めていく大切さを伝えました。これは、本校の児童に身につけたい資質・能力である「考動力」です。
これからも「考動力」を高めるための取組を、学校全体で計画していきたいと思います。
  

  

4月19日(月) 自然豊かな坂瀬川

低学年の子供たちが安全に下校できているかどうかを見るために、一緒に歩いています。一緒に歩きながら、いろいろな話をしてくれます。今日は、ある児童から野いちごのある場所を教えてもらいました。私は山育ちでしたので、よく野いちごを帽子に集めていたことを思い出しました。「食べて帰ったら行けないよ。」と話すと、「集めた野いちごは、持って帰ってしっかり洗うか、ゆでてもらって食べます。」と返してくれました。私が考えていた以上にしっかりとした答えが返ってきたので、感動しました。
坂瀬川校区は、本当に自然豊かな場所です。このふるさとを誇れる子供たちを、しっかりと育てていきたいと思います。

4月12日~4月16日

4月15日(木) わたし(の命)を大切にする交通教室 

ふるさと「さ・か・せ・が・わ」小学校「わ」わたし(の命)を大切にすることを考える交通教室を行いました。苓北交番のかた、交通安全協会の方、地域の交通安全指導員の方々にご協力いただき、安全な道路の渡り方や自転車の乗り方などを指導していいただきました。
また、この交通教室に先駆けて、午前中に地域の溝上モータース様に自転車点検もしていただきました。
子どもたちの様子を見ていましたが、安全確認をもっと徹底させていく必要があると感じました。小学生の交通事故が多数起こっているようです。子供たちには、「何のために確認するのか」といった目的をしっかりと考えさせ、行動に移せるよう指導していきたいと思います。
  

 

 

4月14日(水) 給食、おいしいです!

給食の時間は、すべての学年を回って子どもたちの様子を見せてもらっています。新型コロナウイルス感染症対策もあり、基本的に默食ではありますが、1年生の教室では、学校での給食が初めてですので、「今日の給食は、おいしいですか。」と尋ねています。「給食、おいしいです。」と笑顔で返してくれると、見ている私の方が幸せな気持ちになります。
子供たちがおいしく給食が食べられるように献立を考えたり、毎日調理をしていただいている方々に日々感謝しながら、これらかも給食を味わっていきたいと思います。

 

4月13日(火) リーダーとしての姿

1年生が入学して3日が経ちましたが、少しずつ学校の生活に慣れてきているようです。1年生が楽しく過ごせるようにと、朝から6年生が1年生教室を訪れ、絵本の読み聞かせをしています。1年生が喜んで聞いてくれるようにと、自分たちで本を選んでいるようです。6年生の一人一人が、坂瀬川小のリーダーとしての自覚をもって行動してくれていることをうれしく感じます。

 

4月12日(月) 複式学級の在り方を求めて

本年度、3年生と4年生が同じ教室で学ぶ複式学級を設置しました。複式学級のの設置に向けては、昨年度から町内や管内の設置校の取組を学ぶために視察を行ったり、対象学年の保護者の皆さまに対して説明かを実施したりしながら準備を進めてきました。
複式学級を設置してある学校に勤務した経験のある職員がほとんどいないため、みんなで知恵を出し合いながら、本校なりの複式学級の姿を考えてきました。先週から複式学級による指導を始めていますが、今後も様々な学校の取組に学びながら、複式学級で学ぶよさを生かした取組を進めていきたいと思います。

4月8日~4月9日

4月9日(金) 12名の新1年生を迎えて

本日、令和3年度苓北町立坂瀬川小学校の入学式を行いました。本年度は、12名の1年生が入学してきました。保護者の皆さまも、この日を心待ちにされていたことでしょう。在校生は、各教室からリモートで入学式に参加し、新1年生を祝福していました。
会場に入場するときは、少し緊張していたようですが、氏名点呼では、マスク越しではありましたが、元気な返事をしてくれました。1年生の子供たちには、「元気なあいさつをすること」と「先生やお友達の話をしっかり聞くこと」をお願いしました。
これから始まる小学校生活が安全で、楽しく充実したものとなるよう、本校職員全員が最善を尽くしていきます。
  

 

4月8日(木) 令和3年度スタート!その朝の光景

本日、令和3年度の始業式を迎えました。子供たちの登校の時の表情を見ていると、一つ上の学年へ進級するということもあり、張り切っている様子がうかがえました。登校班長が大きな声であいさつをすると、班員の子供たちも気持ちのよいあいさつをしてくれました。
学校へ着くと、いつものように昇降口で健康観察カードを出し、新しい教室に入っていきました。新しい教室でどんなことを話しているのかなと思っていると、子供たちが次々と運動場に出てきて、ボランティア活動を始めました。卒業生が作ってくれた「美しい学校をつくる」という伝統を、在校生がしっかりと引き継いで動いてくれている様子を見て、坂瀬川小の子供たちの成長を感じました。
明日は入学式です。12名の新入生を迎え、57名の子供たちとさらにすばらしい学校をつくっていきたいと思います。
  

3月22日~3月24日

3月24日(水) 希望を胸に巣立つ子供たち

校庭の桜の花も咲きそろい、海からの風香る本日、保護者の方々の参列のもと、「令和二年度卒業証書授与式」を挙行しました。本校は少人数の学校であり、また大変広い体育館を有していることから、5年生のみ在校生を入れ、新型コロナウイルス感染症対策を十分行った上で実施しました。
卒業生の堂々とした姿に、本校職員全員が感動すると同時に、一人一人の確かな成長を感じました。本校を巣立つ卒業生に向けて、2つの言葉を贈りました。
まず、ウォルト・ディズニーの「夢を求め続ける勇気さえあれば、すべての夢は必ず実現できる。」という言葉です。困難にも負けずに粘り強く、一歩前にチャレンジする気持ちを大切にしてほしいという思いを込めました。
また、「凜として生きる」という言葉です。坂瀬川小学校で学んだことに誇りを持ち、これから出会うであろう多くの人たちに、自分の考えを表現していってほしいと思います。
いつもにこやかで、何事にも一生懸命取り組んでくれた本校を巣立つ12人の子供たちの未来に幸多きことを、本校職員全員が願っております。未来に向かって羽ばたけ 卒業生!
  

 

3月23日(火) 修了式

本日、令和2年度の修了式を行いました。新型コロナウイルス感染症対策をした上で、体育館で実施しました。本校の児童がすべて集まった中で話をするのは、4月の始業式以来でした。私からは、子供たちに身に付けたい力として共有している「学びに向かう力」「考動力」「認め合う力」について、この1年間で見られた具体的な姿を紹介しながら話しました。
代表の児童が、この1年で思い出に残ったことや成長したことについて発表したのですが、どの子もしっかりと自分自身を振り返った内容を紹介してくれました。特に6年生の代表の子の内容は、「学びに向かう力」について、自分自身の気持ちの変化や葛藤、そして成長や中学校への希望がしっかりと書き込まれてあり、とても感動しました。
本日、子供たちが修了証を持って帰りました。各家庭でも、子供たちの1年間の頑張りをしっかり褒めていただきたいと思います。このコロナ禍にあって、坂瀬川小学校の59名は、この1年間よく頑張りました。
  

 

3月22日(月) 思いがけないプレゼント

5時間目にもうすぐ卒業を迎える6年生に対して、中学校へ向けてエールを送る話をさせてもらいました。夢を持って努力することが、一日一日を充実させることにつながるという内容を、自分の経験談などを交えながら話しました。話し終わると、6年生から思いがけないプレゼントをいただきました。「賞状」と書かれた紙には、6年生と何気なく過ごしたときのエピソードが綴られていました。「六年間で一番楽しかった校長先生との毎日は、決して忘れません。」という言葉に、感激しました。この賞状は、私の一生の宝物です。ありがとう 6年生!

3月15日~3月19日

3月19日(金) 受け継がれる伝統

これまで朝のボランティア活動の中心となっていた6年生は、毎朝卒業式に向けての練習を行っています。しかし、学校駐車場側の山桜が満開を迎え、たくさんの花びらが散っている状態です。朝からそこを掃除しようと訪れると、すでに5年生が桜の花びらを集めていました。「皆さん、とっても助かります。」と声をかけると、うれしそうな笑顔を見せてくれました。運動場を見ると、たくさんの子供たちが分かれて草取りをしている様子も見られます。朝から学校を美しくするために活動するという6年生が作ってくれた伝統は、しっかりと他の学年の子供たちに受け継がれていくものだと感じました。
 

 

3月18日(木) 海から臨む 私達のふるさと

苓北町のお取り計らいにより、卒業を前にした6年生に、海から見えるふるさとの景色を見たりイルカウォッチングを体験したりすることを通して、小学校生活のよき思い出づくりをするとともに郷土を愛する心を育むことを目的に、
「ふるさとの景色とイルカウォッチング」を実施していただきました。
自分たちが生活する坂瀬川校区を海側から眺めるという機会はなく、大変貴重な体験となりました。また、間近にイルカが泳ぐ姿を見て、子供たちも大変興奮していたようです。この体験を通して、改めて自分たちのふるさと坂瀬川の自然の素晴らしさを感じることができたことと思います。
大変お忙しい中、6年生のために貴重な体験活動を計画していただいた苓北町関係当局の皆さまに心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
  

3月16日(火) いつも登下校を見守っていただき ありがとうございます

低学年の子供たちが安全に登下校できるように、見守りパトロールとして一緒に行動していただいている地域の方に感謝の気持ちを伝える会を行いました。夏の暑い日も雨風が強い日も、いつも笑顔で子供たちと接していただき、一緒に下校しながら子供たちの話を聞いていただいています。子供たちにとって大好きな存在であり、誰が話をするかでもめるぐらいです。高学年の子供たちも、低学年の時に大変お世話になりました。
本日は、1年間の見守り活動を通して感じたことや、もうすぐ卒業する6年生との思い出などを話していただきました。また、6年生の代表から感謝の言葉を伝えました。
来年度も子供たちの安全のために、登下校を見守っていただければ幸いです。今後ともよろしくお願いいたします。
  

3月15日(月) 気付く力

いつものように朝から正門前の落ち掃きをしていると、6年生の児童が「校長先生、運動場が荒れていると思いませんか?」と声をかけてきました。確かに、サッカーゴールの前あたりで、土が掘れたような跡が残っています。休みの日に運動場で遊んだ子がいたのでしょう。朝から体育委員会の子供たちが中心になって、荒れた部分にブラシをかけてくれました。私に声をかけてくれた子も手伝っていたようです。
このような学校の変化に気付く子が多くなってくれていることを、大変うれしく感じました。日頃から美しい学校づくりに関わっているからこそ、このようなちょっとした変化が気になったのでしょう。身の回りの出来事に気付く力をつけていくためには、日常から近くの人やもの、出来事に積極的に関わることが必要であることを、改めて6年生から教えてもらったようでした。


3月8日~3月12日

3月11日(木) 支援ボランティアの皆さん、お世話になりました!

坂瀬川地区における児童のスポーツ活動及び文化活動の振興を図り、会員の健全な心身の保持増進と豊かな生活の実現と、地域の中で子どもを育てることを目的として、30名の支援ボランティアの皆さまのご協力の下、「すくすく芽生え坂瀬川教室」が実施されてきました。本年度は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により2学期からの取組でしたが、火曜日と木曜日の4時30分から6時まで、9名の児童が参加していました。30分の学習の後、グランドゴルフやミニバレー、絵手紙、将棋、習字、脳トレなど、様々な活動を計画していただき、楽しく活動していました。
本年度最後の活動となりましたので、支援ボランティアの方々に対する感謝の会が行われました。これまでの活動の様子を映像で振り返り、子供たちからの感想発表やお礼の手紙を入れたファイルを渡していました。ご協力いただいた支援ボランティアの方々も、子供たちの発表をうれしそうに聞いておられました。1年間、大変お世話になりました。
参加児童の少なさや坂瀬川小校区の地域学校協働活動の在り方を検証するため、次年度は休止することとしました。支援ボランティアの皆さまには、また新たな形で子供たちの見守り支援活動をお願いしていきたいと考えておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。
   

 

3月10日(水) 1年道徳科「もうすぐ2ねんせい」

1年生の道徳科の時間にゲストティーチャーとして参加させてもらいました。教材「もうすぐ2ねんせい」を使って、友だちと一緒に自分たちの学級を大切にする心情を育てることをねらって授業が行われました。1年生の子供たちからは、今の学級のいいところがたくさん出されました。本校で一番人数の少ない学級ですが、みんなで助け合い、認め合いながら学校生活を送ってくれていることが伝わり、とてもうれしくなりました。授業の最後に、私からも1年生のいいところを話しました。みんなうれしそうに話を聞いてくれて、とても心があったかくなる時間でした。
  

 

3月9日(火) よくがんばりました

業間の時間を使って、これまで様々な作品展でよい成績を収めた子供たちの表彰をリモートで行いました。映像を通して先生から名前を呼ばれた子供たちは、各教室で返事をして立っていました。友だちからは、大きな拍手で讃えられていました。代表の子に賞状を渡しましたが、作品展に取り組んだすべての子を表彰したい気持ちでいっぱいでした。みんな本当によく頑張りました。
本日表彰した中で、本年度校内で実施した漢字・計算大会のすべてで満点を取った子を「グランドスラム賞」として紹介しました。日頃からコツコツと練習を積み重ねてきた成果であると思います。次年度は、もっと多くの子供たちが「グランドスラム賞」に挑戦してくれることを期待しています。
  

 

3月8日(月) チューリップの花が咲き始めました

この時期は一雨ごとに暖かくなるといいますが、学校で育てている花々も彩りを増してきました。1年生が一人一鉢で育てているチューリップの花が、きょう一輪咲いていました。朝はつぼみが膨らんだ状態でしたが、昼には花が開いていたそうです。とてもうれしそうな顔が印象的でした。
駐車場側を見ると、どの学年の学級園も花が勢いを増しています。朝から草取りや水やりを続けてきた子供たちの頑張りに、花が応えてくれているかのようです。
  

3月1日~3月5日

3月5日(金) お別れ遠足

本日、お別れ遠足を行いました。昨夜は雨が降り、実施できるかどうか心配しましたが、低学年がてるてる坊主を作ってくれたおかげでしょうか、朝から天気が回復しました。本年度最初で最後の遠足を、子供たちも心待ちにしていたようです。
校内でお別れ会、縦割り班によるオリエンテーションを、新型コロナウイルス感染症防止対策を十分行った上で行いました。各学年から6年生へ感謝の気持ち伝える出し物が披露されました。6年生からも、感謝の気持ちを込めて言葉やダンスを表現しました。子供たちの笑顔溢れる、心に残るお別れ会になりました。
その後、坂瀬川グラウンドに向かい、縦割り班でお弁当を食べました。また、広いグラウンドを走り回りながら遊ぶ子供たちの姿を見ながら、この学校行事のもつ意義深さを改めて感じました。
  

 

3月4日(木) 6年生のみなさん、ご苦労様でした!

委員会活動の引き継ぎが行われ、新しい委員会のメンバーが顔を合わせました。これまで1年間、6年生が委員会活動を引っ張り、坂瀬川小の伝統を守ってきてくれました。6年生のみなさん、ご苦労様でした。そして、ありがとうございました。卒業までの残された時間で、新しいメンバーに仕事を教えていってください。
これからは6年生のがんばってきたことを5年生が引き継ぎ、委員会のメンバーを引っ張っていってくれることと思います。自分たちのアイディアを生かして、新たな伝統を作ってくれることを期待しています。
    

 

3月3日(水) すてきなところをつたえよう

2年生の国語で「すてきなところをつたえよう」という学習があります。学級の友だちのすてきなところを見つけて、それをお手紙に書いて伝えるという学習です。本日の授業を見ていると、友だちからもらった手紙の内容に対して、うれしかった気持ちを返す発表が行われていました。「笑顔であいさつをしてくれてうれしいと書いてあったので、これからもあいさつをがんばっていきたいです。」「苦手な給食も最後までがんばって食べていてすごいと書いてあったから、これからも残さず食べていきたいです。」など、少し照れながらも、ありがとうの気持ちをしっかり伝え合っている姿に感動しました。
友だちのよさを認め合う、すてきな学級集団に育ってくれていることをうれしく感じた時間でした。

 

3月1日(月) 「大根がとれました!」

1・2年生は、生活科の学習で学校園にジャガイモやエンドウ豆、大根などを育てています。学校園は、地域の方にご協力いただき、耕していただいています。また、植え方なども丁寧に教えていただきました。子供たちは水やりをしたり、草取りをしたりしながら世話をし、収穫する日を楽しみに待っていました。
「校長先生、大根がとれました。食べてください。」と、職員室に持ってきてくれました。また、下校する時は、自分たちで収穫した大根を新聞紙にくるんで、大事そうに持って帰る姿が印象的でした。
 

2月22日~2月26日

2月26日(金) 毛筆指導、お世話になりました

これまで「校長室から」や「学校生活」でも毛筆指導の馬場先生にお世話になっていることを紹介してきましたが、本日が本年度最後の毛筆指導となりました。毎月2日間、子供たちに指導していただいていましたが、お話を聞きながら、私もたくさんのことを学ばせていただきました。毛筆の指導を通して、「あいさつ」や「返事」の大切さ、感謝の心を大切にしていくこと等を子供たちに伝えていただきました。
次年度も成長した子供たちの姿を見ていただけるよう、私たち職員もがんばっていきたいと思います。1年間、お世話になりました。
  

 

2月25日(木) リモートでの児童総会

2校時に児童総会が行われました。今回も新型コロナウイルス感染症防止対策として、Zoomで各教室をつないだリモート集会の形を取りました。坂瀬川サミットとはじめ、これまでこの形式で意見交流を続けてきましたので、子供たちもすっかり慣れてきたようです。
学級目標に対する反省では、子供たちに育てたい資質・能力である「学びに向かう力」「考動力」「認め合う力」に基づいた発表がありました。子供たちがこの資質・能力をしっかりと意識しながら学校生活を送ってくれていたことをうれしく感じました。
また、委員会からの発表に対して、「みんなが楽しめるような取組を考えてくれて、ありがとうございました。」「みんなが過ごしやすいようせいりしてくれてうれしかったです。」といった、それぞれの委員会の常時活動について感謝する意見がたくさん返ってきました。高学年の子供たちは、1年間の活動に充実感や達成感を味わうことができたようです。
全校児童が一堂に集まることはできませんでしたが、大変心温まる児童総会となりました。
  

2月24日(水) 道徳コーナー

本校では、道徳科の授業で使った挿絵や子供たちの意見等を掲示する「道徳コーナー」を設置しています。他学年の道徳科の学習の様子を見ることで、自分たちの生活や考え方を見つめる場となればと考えています。現在は月ごとに学年を変えながら学習のあしあとを掲示していますが、今後「熊本の心」で紹介された熊本の偉人や出来事なども合わせて掲示しながら、子供たちの豊かな心の育成をさらに進めていきたいと思います。

2月15日~2月19日

2月19日(金) 秘密基地

本日は、3年生のクラブ見学を行いました。4年生以上の児童が参加するクラブ活動は、表現クラブ、家庭科クラブ、図工クラブ、スポーツクラブ、野外活動クラブの5つあります。次年度から参加する3年生の子供たちは、それぞれの活動を興味深く見学していました。
ホールが賑やかだったので覗いてみると、野外活動クラブが秘密基地を作っていました。その様子を見て、私も小学校時代に秘密基地を作っていたことを思い出し、懐かしく感じました。自分たちで作った秘密基地の中は、言えとは違って特別な気がして、とてもワクワクしたものです。子供たちもきっと、同じ気持ちで過ごしていたのではないかと思います。
  

 

2月18日(木) 寒い朝に心温まる取組

本日は、雪が吹き付ける寒い朝でした。朝から正門で子供たちを待っていると、「校長先生、雪が耳に入りました。」と言ってくる子もいました。
そんな寒い朝でしたが、学級では読み聞かせが行われました。たんぽぽホールの方にも来ていただき、4年生に絵本の読み聞かせをしていただきました。子供たちの様子を見るために各教室を周りましたが、ついつい物語の世界に引き込まれ、何となく心が温かくなることを感じました。この気持ちは、子供たちも同じではないでしょうか。
  

2月17日(水) がんばる1年生!

本日は、坂瀬川小初めての取組となる「坂瀬川サミット」を行いました。坂瀬川サミットの意義や内容については、「学校からのたより」の№13で紹介しています。子供たちの発表(動画)を学校運営協議会委員や地域学校協働活動推進員の方々に来校いただき、視聴していただくよう計画していました。
お客さんが学校に来られるということで、朝から1年生が張り切って玄関を掃除してくれました。玄関をほうきで掃くだけでなく、玄関マットの汚れをガムテープで一生懸命取ってくれました。
このように1年生も、朝からボランティア活動をがんばってくれています。「大好きな学校のために」という気持ちから考動(こうどう)してくれる姿に、子供たちの成長を感じました。
なお、坂瀬川サミットの様子については、後日「学校生活」に掲載します。

 

2月15日(月) 危険予測訓練

2校時と3校時の間の業間を使い、全学年で「危険予測訓練」を行いました。子供たちの将来を見据えた安全教育を考えたとき、周りにいる大人の見守りや支援も重要ですが、子供自身がいかに自分自身を守ることが出来るようになるかという考え方が大切になってくると思います。危険に対する子供自身の意識や技能を高めること、つまり危険予知能力危険回避能力を高めていくことが必要であることから、このような訓練を計画しました。
本年度初めての試みですが、本日は動画等を使いながら、歩行中や自転車に乗るときに潜む危険を自分たちで考えるトレーニングを行いました。私自身も小さい頃、つい遊びに夢中になって怪我をしてしまった、怪我をさせてしまったという経験があります。そのたびに、「もっと考えて行動すればよかった」と反省していました。
自分の命を守るためにも、どんな時も自分自身で考えながら行動する習慣をつけていきたいものです。
  

2月8日~2月12日

2月12日(金) 3学期人権集会

今週は、3学期の人権週間と設定し、各学年で各学年で様々な取組を行ってきました。本日は、人権集会を行いました。異学年で構成した縦割り班ごとに、一人一人が作った人権標語を紹介し、意見交流を行いました。他学年の児童の人権標語を聞きながら、「○○さんの標語を聞いて、自分がされて嫌なことを人にしてはいけないと感じました。」や「○○さんの標語が、胸に刺さりました。」といった意見が交わされていました。
人権教育は、本校の学校経営の基盤をして位置付けてきました。児童も職員も、自らの人権感覚を見つめ直し、磨き続けていかなければならないと、改めて感じました。
  

 

2月10日(水) 心温まる出来事

本校の子供たちの中に、考動力が高まってきていることは、これまでも様々な場面を取り上げながら紹介してきました。今朝も落ち葉をはきながら校舎の周りを歩いていると、2年生教室の中庭側にいる4年生の子供たち数名を見かけました。何をしているのか見てみると、新聞紙を濡らして窓ふきをしていました。理由を聞くと、自分たちで考えて窓を拭いていることを教えてくれました。
また、エアコンの室外機の冷たい風が吹き付ける中で草を取っていると、4年生の一人の男の子が室外機の前に立って風よけをしてくれているではありませんか。何て優しい子供たちなんだろうとうれしくなりました。寒い朝でしたが、子供たちの「考動(こうどう)」に心が温まりました。

2月9日(火) 給食に感謝する心

3年生の学級活動「きゅう食にかんしゃ」で、栄養教諭の先生に給食を作るときの工夫や給食センターの様子について話していただきました。子供たちは、給食センターで1日に600食の給食が作られていることや、その給食を8~9人で作られていることを知り、大変驚いていました。また、苓北町の子供たちが元気で学校生活を送れるように献立を考えられていることも教えていただきました。子供たちからは、「○○があまりすきではないけれど、体をきれいにしてくれることを知ったので、しっかり食べようと思います。」といった感想が出されていました。
暑い日も寒い日も、子供たちのために給食を考え、作っていただいている方々に感謝する心を忘れず、しっかり食べてほしいと思います。
 

2月8日(月) こんな時にどんな言葉をかけますか?

本校の保健室前に、「ほめ上手」や「はげまし上手」になるためのテクニックを学ぶ掲示が登場しました。「ほめテクBOX」か「はげましテクBOX」からカードを引いて、出てきた言葉はどんな時にかけられるとうれしいかを、6つの場面から選んでカードを貼るというものです。休み時間や昼休みになると、子供たちが集まってカードを貼っている様子を見かけます。どんな時に、相手に対してどんな言葉をかければよいかを考えることは、社会で人と人とが関わりながら生きていくために欠かせないスキルだと考えます。子供たちは、楽しみながら学んでいます。
 

2月1日~2月5日

2月5日(金) 熊本地震の教訓から学ぶ

5年生の道徳で「平成28年熊本地震関連教材『つなぐ~熊本の明日へ~』の教材を使った授業が行われました。平成28年熊本地震の発生から、まもなく5年が過ぎようとしています。発災当時の記憶は、今も私たちの心に深く記憶として残っています。この教材は、熊本地震で見られた姿や経験を未来の創り手である子供たちに末永くからり継ぐことを目的に、平成30年3月に作られました。
今日の授業では、教材「がんばれ熊本、がんばれ西原(防災無線)」を使い、これからの自分に何ができるかを考え、行動しようとする態度を育てることをねらいに行われました。子供たちは、「あいさつをする」「草取りをする」「ボランティアをする」など、自分たちにできることをしっかり考えていました。私もゲストティーチャーとして、発災当時の熊本市内の様子、支援に入った益城町の小学校で自分が心掛けたことや「何ができるか」を考えて行ったことについて話しました。
いかに時間が経過しようと、ふるさと熊本が経験した災害やその当時の想いや願いを、この教材を通じて語り継いでいければと思います。

      【平成28年熊本地震関連教材「つなぐ~熊本の明日へ~」(熊本県教育委員会)表紙より】

 

2月4日(木) かわる道具とくらし

3年生の社会科で、「かわる道具とくらし」という学習を行います。地域の人々の生活について、 古い道具を観察したり、使い方を聞いたりしながら、人々の生活の変化や人々の願いを考えたりします。私も経験があるのですが、昔の道具を見つけるのが大変な場合があります。地域学校協働活動推進員に担任が相談しあっところ、自宅や地域に残っていたものを集めて持ってきていただきました。本当に有り難いことです。子供たちの学習も、より深まっていくことと思います。
  

 

2月3日(水) 学びに向かう6年生

本日、6年生で算数の研究授業を行いました。単元は「図を使って考えよう(割合を使って)」で、全体を1として、部分と部分の割合の和を考えて問題を解決するという時間でした。子供たちに提示された課題は、「水そういっぱいに水を入れるのに、Aの蛇口を使うと10分、Bの蛇口を使うと15分かかります。両方を一緒に使うと、何分でいっぱいになりますか。」です。一度は目にしたことがある問題ではないでしょうか。これまでの学習経験を使いながら、答えを導き出すために一生懸命考え、自分なりの解決方法をまとめていました。私は、この難問と向き合う子供たちの表情を見ていたのですが、一人一人がしっかりと学びに向かっていることが伝わってきました。
 

 

2月2日(火) かわいい鬼たちが登場!

今年は2月2日が節分で、明日は暦の上で「立春」です。日中はずいぶん暖かくなり、昼休みの運動場は、子供たちの楽しそうな声が響いています。節分と言えば「豆まき」が有名ですが、邪気祓いという意味があるようです。豆をまいてコロナ終息を願いたいものです。
校内を回っていると、かわいい鬼たちがこちらを見て手招きしています。近寄ってみると、自分で退治したいものをお面に書いた1年生でした。
5年生は、新型コロナウイルス感染症対策を行ったうえで、鬼に扮した担任に豆を投げていました。その他の学年でも、趣向を凝らした取組が行われていました。
  

 

2月1日(月) 4年の社会科を参観して

2時間目に4年生の社会科の参観授業が行われました。単元「わたしの県のまちづくり」の自然環境を保護・活用した地域として、天草の崎津を取り上げた学習が行われました。海上にせり出した「カケ」と言う足場が作られていますが、『なぜ、崎津には「カケ」があるのだろう』という学習課題に対して、4枚の写真資料を活用しながら、漁とのつながりや地形的な課題を克服することを考えて作られていったことを突き止めていきました。
また、家と家の間にあり、表通りから海岸へ抜けられる細路地の「トウヤ」にも触れ、崎津に住む方々の自然を生かした暮らし方の工夫を学びました。参観した私の方が、改めて天草の素晴らしさを教えられました。
  

1月25日~1月26日

1月28日(木) 「言葉の力」の大切さ

苓北町内の小中学校では、毎月書道講師の馬場先生にお出でいただき、子供たちの毛筆指導をしていただいております。授業の初めに学級全員で「お習字のおしえ」を唱え、本時で練習する文字の意味やつくりを教えていただいてから練習に入ります。
「お習字のおしえ」とは、「お習字にはその人の心が表れます、心が正しいと文字も正しく書けます。正しい文字を書くと心も正しくなります。」という言葉ですが、馬場先生は、書道を通じて人としての在り方について教えていただいていると感じます。
馬場先生は、毎年苓北町内の小中学生で卒業を迎える児童生徒に、子供と保護者で話し合って選んだ文字を色紙に書いて贈られています。「長い人生の中で、つらいことや苦しいこともあるだろうけれど、言葉の力に勇気づけられることもたくさんある。そういう意味からも「言葉」を大切にしている。」ということを教えていただきました。馬場先生の苓北の子供たちへの思いを知り、心から感動しました。
「書道」とは、正に人間形成の根本を学ぶものだと感じました。
   

 

1月27日(水) わたしたちの県のまちづくり

4年生の社会で『わたしたちの県のまちづくり』という単元があります。その中の「自然を生かしたまちづくり」という学習で、天草の崎津地域の様子から気が付いたことをタブレットを使って紹介していました。その様子を見ていたのですが、子供たちが上手にタブレットを扱い、写真を切り替え、その場でタッチペンを使って書き込みをしながら説明していました。私が学級担任をしていた頃は、資料を印刷して配付し、書き込みをさせていました。印刷も今のように鮮明ではなく、白黒でした。また、ペンで書き込んでしまうと修正ができませんし、資料を綴るファイルも必要でした。資料が多くなると、整理するのが大変でした。タブレットを使うと、書いたり消したりするのも自由自在ですし、保存さえしていれば、次の時間にすぐ振り返りができます。
これからの教育は、私たちが経験したことのない領域へと加速しています。単にタブレットを扱うことができると言うのではなく、子供たちがどんな力を身に付けていけばよいかを見定めながら、学びを深めていきたいと思います。
 

 

1月26日(火) 意味を考える大切さ

3年生の社会科で「事こや事けんからまちを守るくふう」について学習していました。先週、学校周辺を回りながら、どんな工夫があるかを探していました。授業を見ていると、「なぜ」を子供たちに問いかけながら授業が進んでいました。「なぜ、カーブミラーは必要なのか。」「なぜ、横断歩道は必要なのか。」という問いかけから、改めて自分の身を守るために取るべき行動を考えていたように感じました。
「これは○○だよ。」と教えるだけでなく、「どうしてこういうものがあるのかな。」と問いかけることで、子供たちは、その先にあるものや起こることを想像する力が身に付いてきます。
時間はかかるかもしれませんが、「なぜ」と問いながら、意味をしっかりと考える学びを大切にしていきたいと思いました。

1月18日~1月22日

1月22日(金) すきなところを見つけよう

1年生の国語で、教材「たぬきの糸車」を使い、文章の中から自分のすきな場面を見つけるという学習がありました。単元の最後に自分の気に入った場面の文を写し、その様子が分かるように想像した絵と言葉を書いていました。見せてもらうと、すきな場面が一人一人様々であると感心すると同時に、その場面の様子がよく伝わる個性的な絵を描いていて、ついつい見入ってしまいました。このような子供らしい豊かな発想を大切に伸ばしていきたいと思いました。
  

 

1月21日(木) 関わることの大切さ

本校の体育委員会の子供たちは、登校したらすぐに運動場にブラシをかけ、他学年の子が運動場で遊ぶ前にきれいに整地しています。きれいな運動場でみんなが楽しく遊べるように、先生から指示されることなく続けています。すごいことだと思います。また、朝から学級園やプランターの草取りに取り組んでいる子供たちが、大変増えてきました。
このように自分たちから美しい学校を目指して関わった経験は、必ず子供たちの記憶として残ることでしょう。また、関われば関わるほど、学校や育てている花への愛着も深まり、学校を愛する心へと発展していくものだと思います。美しい学校を目指して取り組んでくれている子供たちに感謝しています。

1月19日(火) 正しい箸の持ち方

今週は、給食記念週間です。給食について関心を深め、給食に携わる全ての人々へ感謝の気持ちをもって、給食を食べることができるようにすることを目的に、給食記念週間です。リモートでの児童集会では、保健給食委員会が給食の歴史などをクイズ形式で発表しました。また、正しい箸の持ち方を身に付けるために、「豆つかみ大会」も行われています。毎日の給食の時間に、正しい箸の持ち方を示したイラストを黒板に掲示していますが、なかなか定着しづらいようです。この給食記念週間を機に、正しい箸の持ち方を意識付けできるようにしていきたいと思います。
  

1月18日(月) 自分の考えを説明する力

3時間目に2年生算数「九九のきまり」の研究授業が行われました。これまでの学習を通して子供たちが発見してきた「きまり」を活用しながら、答えの見つけ方を説明するという内容でした。きまりも、「たすたす方式」「ふえふえ方式」「入れかえ方式」「分け分け方式」といったネーミングがついていました。一人一人がいろいろな方法で答えにたどり着き、その方法を友達に紹介していきました。新型コロナウイルス感染防止対策として、アクリルボード越しに一生懸命説明する姿が印象的でした。
   

1月12日~1月15日

1月14日(木) 暖かな日差しの中で

今日は寒さも幾分か和らぎ、大変過ごしやすい一日でした。最近は運動場のコンディションも悪く、思い切り遊べなかったのですが、今日の昼休みは、たくさん子供たちが運動場に出て、縄跳びやサッカー、鬼ごっこ、ブランコ等で遊んでいました。子供たちの楽しそうな声を聞きながら、暖かな日差しの大切さを改めて感じました。

1月13日(水) 場合を順序よく整理して

6年生の算数「場合を順序よく整理して」の授業を参観しました。子供たちに一枚の絵を提示して出された問題は、次の通りでした。
『駅から出発して、美術館、動物園、植物園を見に行くのに、道のりを一番短くするには、どんな順に回って駅に帰ってくればよいでしょう。』
子供たちは、それぞれ条件にあうパターンをノートに整理しながら、答えを導き出していました。この問題と向き合う子どもたちの様子を見ながら、「こういう考え方は、日常生活場面でもよくあるなあ。」と考えていました。「買い物をするときは、効率よく売り場や店舗を回る。」や「旅行をするときは、限られた時間内にできるだけ多くの観光地を回る。」等々、私たちは常にこういう考え方をしながら行動しているように思います。算数の学習内容は、確実に私たちの生活をより豊かにすることにつながっていることを感じた授業でした。
  

 

1月12日(火) 雪で遊んだよ

先週の金曜日から土曜日にかけて、苓北町でも雪が積もりました。私は、熊本県でも雪の多い山都町の出身で、子供の頃は、大きな雪だるまを作ったり、雪滑りをしたりして遊んだものです。本日、1年生の日記を見せてもらいましたが、土曜日に家族で小さな雪だるまを作ったり、雪合戦をしたことを書いている子が多くいました。それぞれがよく様子を書いており、その時の本人や家族の笑顔が見えてくるようでした。
3学期も、毎週1・2年生の日記や3年生以上の自計学を見せてもらい、頑張っている子供たちに対して、私なりにコメントを書いていきたいと思います。

 

1月7日~1月8日

1月8日(金) 寒い!でも、子供たちは元気!

朝方降り出した雪が校庭を覆い、あっという間に一面真っ白になりました。大変寒い朝でしたが、「おはようございますー!」とマスク越しに大きな声であいさつをし、子供たちは元気に登校してくれました。
朝から落ち葉を集めていると、うっすらと雪化粧した運動場に飛び出して遊ぶ子供たちもいました。一人の子供が、「校長先生、寒い中ありがとうございます。」と声をかけてくれました。その言葉に、寒さが吹き飛ぶ気分になりました。
 

 

1月7日(木) コロナ禍での3学期がスタートしました!

本日から3学期がスタートしました。3学期は50日ほどしかありませんが、1年間の学習のまとめをするとともに、進級・進学に向けて準備をする大切な学期です。朝から雪の舞う寒い朝でしたが、59名の児童全員が元気に登校し、いつものように笑顔であいさつをしてくれました。
すべての教室の黒板に子供たちを迎えるメッセージが担任から書かれていて、温かい雰囲気の中で新学期をスタートさせることができました。始業式は、これまで通りリモートで行いました。
朝から子どもたちの様子を見て回りましたが、1年生教室に入った時に、雪がたくさん降り始めました。「いっぱい雪が降ったら、雪だるまを作りながら帰ります。」と話してくれました。
全国的に新型コロナウイルスが猛威を振るう中、子供たちの安心・安全を守る学校となるよう、職員一同気持ちを引き締め直し、日々の教育活動を進めていこうと確かめ合いました。
3学期もよろしくお願いいたします。
  

12月21日~12月25日

12月25日(金) 無事に2学期終業式を迎えました

本日、第2学期の終業式を行いました。一番うれしかったことは、59名の児童が休むことなく全員登校してくれたことです。
終業式で各学年の代表者が2学期に心に残ったことを発表してくれました。「鬼ごっこが楽しかった」「スポーツフェスティバルのダンスを工夫した」「持久走大会を頑張った」「自計学を頑張って、校長先生からほめられた」「ハロウィンで仮装した」「修学旅行で平和の大切さを知った」など、詳しく発表してくれました。
新型コロナウイルス感染の状況が日々変化する中で教育活動を進めてきましたが、子供たちは充実した85日間を過ごせたようです。このように無事に終業式を迎えられたのも、保護者の皆さま、そして地域の方々の協力があったからこそと感謝しています。
集団下校をする際に、子供たちと職員が手を振りながら「よいお年を!」と声を掛け合う姿が微笑ましく、来る令和3年も頑張っていこうという気持ちが湧き上がってきました。

 

12月24日(木) 環境名人

環境委員会が中心となり、各学年で2学期に学校の環境活動を頑張っていた子を「環境名人」として表彰していました。選ばれるポイントは、「主体性」だったようです。自ら考え、進んで落ち葉はきや掃除、花の水やりなどに取り組んでいた姿が素晴らしかったということでしょう。
賞状を受け取る様子を見ていましたが、学級のみんなの前で少し照れた顔も見られましたが、やはりうれしそうでした。美しい学校づくりに協力してくれて、ありがとうございました。
 

 

12月23日(水) 考動力

本校児童に育てたい資質・能力については、これまでも児童の具体的な姿を通して紹介してきました。本日、子供たちの言動を見ながら、「考動力」が高まってきたことを感じるシーンがありました。
朝から職員駐車場の落ち葉を集め、一輪車に入れていました。6年生男子は、中庭などの落ち葉をリアカーに乗せ、私のところにやってきました。「校長先生、一輪車の落ち葉を捨ててきましょうか。」と声をかけてくれました。まだ一輪車に乗せるスペースもありましたし、運動場なども回ろうと考えていたので、「これは校長先生が運ぶから大丈夫だよ。ありがとう。」と返答しました。
すると一人の男の子が、「校長先生の一輪車の葉っぱをリアカーに移せばいいよ。そうすれば、校長先生も助かるんじゃない。」と話し始め、回りの子たちも納得していました。すると他の男の子たちと力を合わせて落ち葉を移し替え、足早に草捨て場へと向かい、さっと後片付けも済ませてしまいました。
「周囲の状況を見て、よりよい方法を検討して選び、課題を解決していく」といった考動力(考えて動く力)が体現されている姿ではないかと感じましたし、本校の子供たちの成長を感じた瞬間でした。

 

12月22日(火) みんなで分け合って

「校長先生、粘土を見てください。」私を見るなり、1年生の子供たちが集まってきました。クリスマスの食べ物などを粘土で作っているようで、どれも本当に良くできていました。ケーキも様々な形があって、子供たちが楽しみにしていることが分かりました。「校長先生、肉です。」と話してくれた子は、大きな粘土の塊に白い棒がさしてあります。担任と「ギャートルズみたいだね。」と笑いながら話しました。(皆さんは、ご存じでしょうか?)
一人の子が、大きなピザを作っていました。きれいに切り分けられていたのですが、担任から「みんなの数に切って、分けて配っていたんですよ。」と聞き、何と優しい行動だろうと感心しました。楽しさをみんなで分け合っているようで、うれしい気持ちになりました。