校長室から

10月11日~10月15日

10月15日(金) 「熊本の心」授業参観&学校保健委員会

本日、「熊本の心」授業参観及び学校保健委員会を行いました。平日の午前中にも関わらず、多くの保護者の皆さまに参観していただき、ありがとうございました。
「熊本の心」とは、郷土のすばらしさを伝え,人間の生き方や考え方を共感をもって学び,郷土に対する愛着を深めることができるよう道徳教育用郷土資料として昭和63年に発行されました。その後、
平成23年度に改編し、本県の小中学校の道徳科の時間に活用されています。
本日は、1年生「光るえんがわ」(北里柴三郎)、2年生「おかあさんのプレゼント」(江上トミ)、3・4年生「かけ足登校」(金栗四三)、5年生「今、君の瞳はかがやいているか」(谷口巳三郎)、6年生「大関 栃光」(栃光正之)の教材を使い、郷土の偉人の生き方に触れ、その生き方から自己の生き方を考える学習を参観していただきました。
  
その後、学校保健委員会を開催し、NPO法人「つなぐ」の代表理事である 倉本 剛史 様をお迎えし、長時間に及ぶスマートフォンやYouTubeの視聴が脳に与える影響についてお話しいただきました。前頭葉の発達に影響が及び、「考えない」「我慢できない」「がんばれない」人間となってしまう可能性があると言う内容に、子どもたちも参加された保護者の方々も危機感が高まったようでした。
本日の授業参観や学校保健委員会の内容について、ご家庭でも話題にしていただければ幸いです。

10月14日(木) 「ぼくも2年生のように上手に読めるようになりたいです」

今朝の朝自習は、「読書タイム」でした。各学年で読書活動を進めていたようですが、1年生教室に2年生が訪れていることに気付きました。昨日、それぞれの学年の授業を見て回っている際に、2年生がお面を着けて何やら練習していました。国語の教材「お手紙」を、役割を決めて演技していました。2年生の担任が、「これが最後のリハーサルだからね。明日は本番だよ。」と、子どもたちを励ましている姿を見ていました。ひょっとしてと思い、中庭を掃除しながらではありましたが、耳を澄ませて聞いていました。
思った通り、2年生が「お手紙」を音読しながら、演技していました。一人一人が練習の成果を発揮し、自分たちで考えら身振りを加えながら、学習の成果を楽しく披露していました。1年生から感想が出されましたが、「ぼくも、2年生のように上手に読めるようになりたいです。」という発表が、大変心に残りました。このように、上学年へのあこがれの気持ちをもって日頃の学習に取り組むことで、さらに「学びに向かう力」も向上してくるものと考えました。
  

10月13日(水) あなたは、どっち?

校舎内を回っていると、子どもたちの考え方を問うような掲示を見ることができます。例えば、5年生教室の前には、国語「今、生きている社会はくらしやすい方向に向かっているか」について、「向かっている」「向かっていない」の二項対立型の表があり、そこに自分の考えを付箋に書いて貼るよう掲示が工夫されています。感心したのは、5年生以外の子がその掲示を見て考え、自分の立場を付箋に書いて示していることです。
また、道徳コーナーには、教材で活用した挿絵が貼られ、「じぶんだったらこっちかな」という問いかけがあり、自分が取るであろう行動を選んでシールを貼るような工夫があります。たくさんの子がそこで足を止め、考えている様子が見られます。
このように、一人一人の価値観を揺さぶるような掲示活動も、子どもたちの成長の一助になっていると感じます。
  

10月12日(火) カニ探しに夢中な1年生

本校の子どもたちは、昼休みになると汗まみれになりながら外遊びを楽しんでいます。楽しそうな声が運動場から聞こえるので、どんな遊びをしているのかと外に出て見ていました。学年の枠を越えて共に遊ぶ姿は、見ていても楽しくなります。「校長先生!」と、うれしそうに手を振ってくれます。
中庭を眺めてみると、「カニ、カニ、カニ!」と声がします。見てみると、1年生の子どもたちが、カニ探しに夢中です。「校長先生、いっぱいつかまえました。」とバケツを見せてくれました。「あれ、2匹しかいないよ。」と言うと、「逃げられたんです。」と、バケツから逃げ出したカニをさらに追いかけています。捕まえたカニは、昼休みが終わると逃がしてあげるそうです。優しい子どもたちです。
それぞれの遊びに夢中な子どもたちを見ていると、暗くなるまで山の中を遊び回っていた自分の小学生時代を思い出します。
  

10月11日(月) 校長室が華やかになりました!

本日、天草教育事務所並びに苓北町教育委員会の学校訪問がありました。日頃から、ふるさと『さ・か・せ・が・わ』小学校の姿の『せ』・・・「せいいっぱいそうじやボランティアを頑張る学校」の実現に向けて子どもたちも先生方も頑張っているところですが、美しい学校でに訪問される方を迎えようと、子どもたちも環境整備を頑張ってくれていました。
先週、地域学校協働活動推進員の方が校長室を見られた際、何となく彩りが足らないと感じられたようで、花を飾ってくださいました。「はなおくら」という花ですが、一気に校長室が華やかになりました。自分で観葉植物などを飾っていましたが、やはり花のある室内は落ち着きます。ありがとうございました。