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2015年6月の記事一覧

追肥の大切さ

 一年生教室の前には朝顔の鉢がずらっと並べてあります。
 今は、鉢もこんなに工夫され、育てやすくなっています。
 それにしても大きな葉の朝顔が多いので、一年生のある先生に「なんでこんなに大きいんですか?」と聞くと、「追肥しているからではないでしょうか」と教えていただきました。

 あるJAのサイトには追肥について次のように書いてあります。
 (野菜の)育ちが盛んになるにつれて、根からの肥料の吸収も多くなり、元肥に与えた肥料分だけでは足りなくなるので、追肥により、不足分を補ってやる必要があります。   
 ①適期を逸しないこと。
 ②肥料の種類を選び、適量を守ること。
 ③吸収しやすい位置に順次施すこと。(JA西春日井ホームページより引用)


 これは、子育てにも通じるものではないでしょうか。
 子どもたちの成長に伴い、それまでとは違った働きかけ(追肥)が必要になります。一人一人の成長の様子は違うので、それに合った手だて(教育)が必要だと思います。
 保護者の方が、つい、他のご家庭のお子さんと比べたくなるのはよくわかります。でも、追肥の三つのポイントのように、働きかけの「適期」も「種類」も「順序」も子ども一人一人違います。それが一番わかるのは、保護者の方ご自身です。他のお子さんと比べるのではなく、その子自身を見つめて適切な追肥(しつけや家庭教育)をしてみましょう。今はつぼみですが、必ず大輪の花が咲くはずです。
 1年生の朝顔の花が咲いたときに、大きな写真でご紹介します。

給食委員会の取組大盛況

 今年も、給食月間の取組として、給食委員会の人たちが様々な活動を行いました。
 家庭科室を使い、恒例「豆つかみ」や『食べ物クイズ』、「魚釣りゲーム」、『食べ物カルタ』などたくさんの取組をしました。
 水・木・金と三日間で興味のある人たちがたくさんやってきて、今年も大盛況でした。
 みんなきっと食べ物に興味を持ったことでしょう。

フッ化物洗口始まる

 今年もフッ化物洗口が始まりました。
 フッ化物というのは、うがいをすることで歯に塗布し、むし歯になりにくい強い歯を作るための液体です。体に害はありません。
 熊本県の児童のむし歯の罹患率が高いために、昨年度から県全体で取組を始めたところです。(まだ、取り組んでない地域もあります。)
 CDの音楽に合わせフッ化物でうがいをおこない、紙コップに吐き出し、処分します。
 地道な長い取り組みが必要ですが、むし歯の痛みや食べられないつらさを考えれば、大切な取り組みではないでしょうか。
 ※保護者の方に調査をし、希望のご家庭だけ実施していますので、フッ化物洗口をしない児童もいます。

学校はあなたの仕事でできている。

 太田郷小学校にはたくさんの委員会がありますが、今日は放送委員会の活動を紹介します。
 下の写真は、お昼の放送で本の読み聞かせをしているところです。
 五年生ははじめての委員会活動ですが、随分落ち着いて委員会の仕事ができるようになりました。
 委員会の仕事は、学校のみんなが楽しく気持ちよく暮らしていくために一人一人がちからを合わせていくことに意味があります。
 決して大人の肩代わりではないのです。
 委員会などの活動を通じて、協力の大切さ、自分の能力の発見、ひいては生きていく力も身につけていきます。
 コマーシャルで「世界は誰かの仕事でできている」というキャッチコピーがありましたが、まさに「太田郷小は、あなたの仕事でできています。」
 頑張りましょう。

研究授業で腕を磨く

 今日は、太田郷小の新採3年目の先生が研究授業を行いました。
 4年生のクラスで、国語の「一つの花」を学習しました。
 学校のすべての先生方が見に来る研究授業を「大研」と呼んでいます。
 太田郷小は先生方がたくさんいらっしゃるので、教室に入りきれず、廊下からも参観しました。
 教育委員会の先生や、第二中学校の先生も見に来てくださいました。
 子どもたちは、お父さんの言葉の意味について一生懸命考え、自分なりの意見をきちんと発表していました。
 お互いが高めあう学習となったようです。
 このようにして、先生たちも教え方を研究し、お互いに学びあいながら力量を高めていきます。
 この先生が次の学校に行かれた時、「太田郷から来た先生は教え方が上手」と言われるようになっていると思います。
 四年生の皆さんも、この一年間で勉強の力がまた一つ積み重なっていくことでしょうね。