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2015年6月の記事一覧

6年生の発表も立派でした。

 田中さんのお話に続いて、6年生が修学旅行で学んできたことを発表しました。
 この日のために六年生はたくさんの準備をし、練習をしました。
 短い時間の中で、原爆の恐ろしさや原爆を体験された方のこと、永井博士のことなど発表してくれました。
 この発表を通じて、みんなにも戦争や原爆が人の体だけではなく心も傷つけてしまうものであることが伝わったと思います。
 もちろん、六年生も普段あまり考えていなかった平和の大切さを再認識しただろうと思います。
 今、この瞬間も世界のあちこちで戦争や紛争が起こっています。一番最初に犠牲となるのは子どもたちや社会的に弱い立場に立たされている人たちです。
 世界中から一刻も早く争いがなくなるように私たち大人もできることから頑張っていきましょう。

本当の戦争とは・・・

 今日は平和集会でした。
 でも、例年と違ったのは、今年は戦争を体験された方から直接お話を伺えたことです。
 お名前は、「田中健三郎」さん。サイパン島で生まれ、12歳の時にアメリカ軍の捕虜となられた方です。
 お話の中で、アメリカ軍から逃げるために食べ物や水もない中をひたすら逃げ続けたこと、死んでいく人たちをたくさん見たこと、ただただ苦しく悲しかったことなどを話されました。
 特に、家族と離ればなれになったり、田中さんのお母さんが、まだ2か月だった妹を日本軍の兵士から『アメリカ軍に見つかるから』という理由で「殺せ」と命じられたこと、お母さんは泣いて命乞いをしたけれど、田中さんの見ていないところで殺されてしまったことなど、本当に胸が苦しくなる大変な体験を話してくださいました。
 もう、戦後七十年にもなります。本当に戦争を体験した人がずいぶん少なくなり、私も含めて戦争体験のない世代が高い割合を占めるようになった現在、今日のお話は大変貴重なものでした。
 田中さんは最後に子どもたちに「先生たちの言われることをよく聞き、しっかり勉強して自分で考えることのできる人になってください。」と声をかけてくださいました。
 「自分で考える」・・・本当に重い言葉です。間違いを間違いだといえる、そんな人になり、世の中の不合理を正していけるように子どもたちを育てたいと私も思いました。
 田中さんは、数年前に大病を患われて、体調はけして万全ではない中「自分の体験を少しでも役に立てられれば」と今日来てくださいました。
 本当にありがとうございました。

音楽部練習本格化

 音楽部は、NHK放送音楽コンクール(Nコン)に向けて、練習を本格化させています。
 昨日は、他の学校の音楽の先生も来て下さって、音楽専門の先生がたくさんいらっしゃる中で練習をしました。
 とてもぜいたくな練習ですね。(*^_^*)
  終業式の日に披露してもらえる予定です。皆さん、楽しみにしていてください。

校内では自転車を押します。

 以前から問題になっていた学校の敷地内での自転車通行の方法ですが、危険が多いということで「学校内では自転車は押します。」ということで統一されました。
 特に、部活動に自転車で来る場合に保護者の車とぶつかりそうになる子もいて、この決まりになりました。
 事故が起きないようにきちんと約束を守りましょう。
 また、保護者の方も体育館から正門〔赤門〕にかけての駐車はご遠慮ください。子どもたちが通行する場合、大変危険です。
 ご協力お願いします。

こんなにできるようになりました。

 もうすぐ一学期も終わりますね。早いですねー。一年生もたった3か月前に入学したばかりなのに、あのころとは見違えるようにいろんなことができるようになっていますよ。
 下は給食の準備の様子です。担任の先生のいうことをしっかり聞いて、きちんと並んでいますね。
 配膳も自分たちでやっています。すごいね・・・(^o^)
 一年生は1日1日の成長がとっても早い学年です。授業参観でもいろんなことができるようになったことをおうちの人に見せてください。

暑いときは水泳( ^)o(^ )

 今日は暑かったですねーーーー。学校の桜の木で「セミ」の鳴き声がしました。まだ梅雨はあけてないのに大丈夫かな(・・?今年の夏('◇')ゞ
 みんなの楽しみは、やっぱり水泳です。下は5年生のあるクラスの授業の様子です。最後の自由泳ぎの様子ですが、何とも楽しそうなこと(^◇^)
 太田郷小は、水泳は一学期だけしかしないので、今のうちにいっぱい泳いでおきましょう。(≧▽≦)

部活動大活躍

 昨日行われた全国小学生バレーボールの熊本県大会において、太田郷小バレー部が見事3位に入賞し、8月に長崎県でおこなれる九州大会に出場することになりました。
 おめでとうございます。
 九州大会では、県大会以上の活躍を期待します。がんばれ、バレー部!
 
 また、6月20日に行われた全国小学生陸上競技交流大会熊本県大会において、太田郷小陸上部の岩本さんが80mハードルで見事優勝し、8月に神奈川の日産スタジアムで行われる全国大会に県代表チームの一人として出場することになりました。おめでとうございます。
 陸上部は、岩本さんのほかにも個人種目で2つ、リレーで1つ入賞しており素晴らしい成績を収めました。岩本さんは、県の代表として全国で頑張ってきてください。!
   

 ほかの部活動もこれから大きな大会を控えています。今年も大活躍の予感(*^^)v

学校代表決定!

 八代市童話発表会に出場する学校代表は、3年生の人と6年生の人に決まりました。
 それぞれ低学年の部と高学年の部に出場します。実はどの人もとても上手で先生たちの話し合いでもなかなか決まらず、今日の放課後までかかってようやく決まりました。
 二人には学校代表としてみんなの分まで頑張ってほしいですね。

校内童話発表会が行われました。

 今年も校内童話発表会が6月26日(金)に行われました。
 各学年から一人ずつ代表者が出て、それはそれは気持ちのこもったお話を聞かせてくれました。
 天気が良くなかったのですが、おうちの皆さんもたくさん聞きに来てくださいました。
 この中から学校代表が選ばれ7月27日の八代市童話発表会に出場します。
 結果は担任の先生から伝えられますので待っていてください。

平和集会に向けて 6年生の取り組み

 今日は6時間目に6年生が平和集会の練習をしていました。
 先日修学旅行の様子をほぼリアルタイムでこのページで紹介していたところ、結構たくさんの保護者の方が見てくださっていました。ありがとうございました。
 (スマートフォンで見る場合は、一番下のボタンを押すとパソコンと同じ画面になります。)
 さて、来週の火曜日には修学旅行で学んできた戦争や原爆につていての発表を「平和集会」という形で行います。
 もちろん、6年生が中心になりますが、それを受けて5年生以下も平和の大切さを学びます。
 六年生も一生懸命練習していました。よい平和集会になるといいですね。

追肥の大切さ

 一年生教室の前には朝顔の鉢がずらっと並べてあります。
 今は、鉢もこんなに工夫され、育てやすくなっています。
 それにしても大きな葉の朝顔が多いので、一年生のある先生に「なんでこんなに大きいんですか?」と聞くと、「追肥しているからではないでしょうか」と教えていただきました。

 あるJAのサイトには追肥について次のように書いてあります。
 (野菜の)育ちが盛んになるにつれて、根からの肥料の吸収も多くなり、元肥に与えた肥料分だけでは足りなくなるので、追肥により、不足分を補ってやる必要があります。   
 ①適期を逸しないこと。
 ②肥料の種類を選び、適量を守ること。
 ③吸収しやすい位置に順次施すこと。(JA西春日井ホームページより引用)


 これは、子育てにも通じるものではないでしょうか。
 子どもたちの成長に伴い、それまでとは違った働きかけ(追肥)が必要になります。一人一人の成長の様子は違うので、それに合った手だて(教育)が必要だと思います。
 保護者の方が、つい、他のご家庭のお子さんと比べたくなるのはよくわかります。でも、追肥の三つのポイントのように、働きかけの「適期」も「種類」も「順序」も子ども一人一人違います。それが一番わかるのは、保護者の方ご自身です。他のお子さんと比べるのではなく、その子自身を見つめて適切な追肥(しつけや家庭教育)をしてみましょう。今はつぼみですが、必ず大輪の花が咲くはずです。
 1年生の朝顔の花が咲いたときに、大きな写真でご紹介します。

給食委員会の取組大盛況

 今年も、給食月間の取組として、給食委員会の人たちが様々な活動を行いました。
 家庭科室を使い、恒例「豆つかみ」や『食べ物クイズ』、「魚釣りゲーム」、『食べ物カルタ』などたくさんの取組をしました。
 水・木・金と三日間で興味のある人たちがたくさんやってきて、今年も大盛況でした。
 みんなきっと食べ物に興味を持ったことでしょう。

フッ化物洗口始まる

 今年もフッ化物洗口が始まりました。
 フッ化物というのは、うがいをすることで歯に塗布し、むし歯になりにくい強い歯を作るための液体です。体に害はありません。
 熊本県の児童のむし歯の罹患率が高いために、昨年度から県全体で取組を始めたところです。(まだ、取り組んでない地域もあります。)
 CDの音楽に合わせフッ化物でうがいをおこない、紙コップに吐き出し、処分します。
 地道な長い取り組みが必要ですが、むし歯の痛みや食べられないつらさを考えれば、大切な取り組みではないでしょうか。
 ※保護者の方に調査をし、希望のご家庭だけ実施していますので、フッ化物洗口をしない児童もいます。

学校はあなたの仕事でできている。

 太田郷小学校にはたくさんの委員会がありますが、今日は放送委員会の活動を紹介します。
 下の写真は、お昼の放送で本の読み聞かせをしているところです。
 五年生ははじめての委員会活動ですが、随分落ち着いて委員会の仕事ができるようになりました。
 委員会の仕事は、学校のみんなが楽しく気持ちよく暮らしていくために一人一人がちからを合わせていくことに意味があります。
 決して大人の肩代わりではないのです。
 委員会などの活動を通じて、協力の大切さ、自分の能力の発見、ひいては生きていく力も身につけていきます。
 コマーシャルで「世界は誰かの仕事でできている」というキャッチコピーがありましたが、まさに「太田郷小は、あなたの仕事でできています。」
 頑張りましょう。

研究授業で腕を磨く

 今日は、太田郷小の新採3年目の先生が研究授業を行いました。
 4年生のクラスで、国語の「一つの花」を学習しました。
 学校のすべての先生方が見に来る研究授業を「大研」と呼んでいます。
 太田郷小は先生方がたくさんいらっしゃるので、教室に入りきれず、廊下からも参観しました。
 教育委員会の先生や、第二中学校の先生も見に来てくださいました。
 子どもたちは、お父さんの言葉の意味について一生懸命考え、自分なりの意見をきちんと発表していました。
 お互いが高めあう学習となったようです。
 このようにして、先生たちも教え方を研究し、お互いに学びあいながら力量を高めていきます。
 この先生が次の学校に行かれた時、「太田郷から来た先生は教え方が上手」と言われるようになっていると思います。
 四年生の皆さんも、この一年間で勉強の力がまた一つ積み重なっていくことでしょうね。

歴史の証人

 太田郷小学校の校長室には、このような古い看板があります。
 これは、太田郷小学校の前身である「太田郷尋常高等小学校」の看板です。
 尋常高等小学校とは、戦前に日本にあった小学校である尋常小学校と高等小学校を併設した今でいう小中一貫校のことです。
 戦時中は国民学校となり、戦後は現在の小学校、中学校となったこともあり、この看板は大変貴重なものであり、また、太田郷小の歴史を教えてくれる大切な証人でもあります。
 1874年(明治七年)に「日置小学校」として誕生した太田郷小学校も今年で創立141年となる歴史ある学校です。児童の皆さんも歴史を受け継いでいく一人として誇りをもって学習しましょう。

男女アベック優勝

 先日、八代市で行われた二つの大会で、太田郷小学校バスケット部は、男女ともに優勝するという快挙を成し遂げました。
 本日、校長室で改めて表彰を受けました。
 バスケット部は普段から地道な練習を積み重ね、基礎的な技術の習得と、あいさつなど生活面でも太田郷小児童の見本となるような教えを受けています。
 これから、さらに大きな大会に向けて、また練習を重ね、過去の先輩たちにも負けないような素晴らしい実績を残してくれることと思います。
 頑張ってください。(*^^)v

今週の予定

今週の予定です。
 月 今週は愛校作業の週です。学年によって曜日は決めてあります。
 火 クラブ活動(4年生以上)があります。 給食委員会の活動(家庭科室)
 水 4年1組で国語の研究授業があります。 給食委員会の活動(家庭科室)
 木 給食委員会の活動(家庭科室)
 金 愛育会図書委員会朝の読み聞かせ  校内童話会

※給食委員会の活動というのは、今月が給食月間になっており、食について関心を持ってもらうため、給食委員会が豆つかみやクイズなどを家庭科室で行うものです。
 ↓以前も紹介しましたが、下のような活動をします。

なんとあたたかな八代弁(*^_^*)

  太田郷小学校には、近くに大きな工場があることもあり、転勤などで全国から転入生がやってきます。
  県外から来た子どもたちにとって、最初の驚きは、「八代弁」です。
  熊本弁がベースになっていますが、八代独特の言い方もあります。

 こけけー」(ここに来なさい。) 「どくさんいくと?」「どけいくと?」(どこにいくの?) 「今日くっけんね」(今日あなたの家に行きますよ。) 「今日くっと?」(今日私の家に来るの?) 「そけ、ぶいやっとけ」(そのあたりに適当に置いておきなさい。) 「そら、車んにき、見たバイ」(それは車のそばで見ましたよ。) 

 最近はテレビの影響もあり、八代の子どもたち自身も方言色が薄まってきましたが、私たちから上の世代は八代弁にどっぷりつかっています。
 特に九州外から来た子どもたちにとっては、びっくりする言葉がいっぱいのようです。

 誤解しやすいのが、ほうきで「はわく」(はく)です。また、「つこた道具ばなおしとけ」(使った道具は片付けておきなさい。)も県外の方はびっくりします。
 また、最近は使う人も少なくなりましたが、「もだゆる」「もだえる」も誤解を招きます。急がせる時に「早くしなさい、急ぎなさい」という意味だったり「どうぞこれを食べて下さい、飲んでください」と一生懸命すすめたりする時にも使います。
 それにたいして、「ぬしゃ、そぎゃんもだゆんな」(そんなにあせらなくてもいいよ。)あるいは、(気をつかわなくていいよ。)と言ったりします。

 旅行や進学で九州から出るとはずかしくて標準語を使いたくなりますが、八代弁にはとても温かい意味があると思います。
 「〇〇さんな、孫ばなんさまみぞがらすもんなぁ」(〇〇さんは、孫をとっても可愛がられるんですよ。) 「ふとか石のあってな、つっこけたったい」(大きな石があってつまづいて転んだんですよ。) 「〇〇ちゃん、ふとなったなあー」(〇〇ちゃん、大きくなったね。背が伸びたね。)
  どうでしょう。標準語にしてしまうと、どこかよそよそしいのですが、八代弁は標準語に変換できない奥深い意味と温かさがあります。

  太田郷小に転校してこられた皆さん、ぜひ八代弁を覚えてみんなと楽しく会話して下さい。また、今までいた所の方言も教えてくださいね。
 「あたたちが来たけんが、なんさまうれしかったい。友達となかゆーしてなー。たのむバイ」


※そういう私も子どものころから八代を離れたことはなく、もう40年近く前の小学生の頃、友達とけんかすると八代弁のきつ―言い方で言い合っていました。(なんや、わりゃぎゃんともしらんとや? なんてや?わりゃしっととや? なーんいよっとや、こんくらいしっとる。 どきゃんすっとや? しょんなかねー。ぎゃんして、ぎゃんして、ぎゃんすっとや、わかったや。 なんや、そぎゃんすっとや、わかった!・・・・(@_@;))・・・わかりませんよね(^_^;)

※本校の先生方の中にも出身地が八代以外の方もいらっしゃって面白いですよ。八代地方の方言では、きざにかっこつけることを(多少批判的な意味合いを込め)「しこる」「しこつける」と言ったりします。「あやつぁ、しこっとる。なまいっか。」なーんて言います。ところが、菊池出身の先生に言わせると菊池地方では草などが生い茂ることを「しこる」というのだそうです。
 同じ言い方で全く違う意味になるのも面白いですね。\(◎o◎)/!

今日も雨です。☂

 今日も九州南部に大雨が降り、八代地方も朝からずっと降り続けていましたね。明日は曇りの予報ですが、予報ですので雨になる可能性も0ではありません。
 それにしても、今年の梅雨は暦通りの雨続き。本来はこのように雨が続くのが梅雨なのですが、から梅雨が続いていたのでちょっと驚きですね。
 洗濯物が乾かないと嘆いていらっしゃるお母さん方もたくさんいらっしゃることでしょう。
  さて、子どもたちは天気に関係なく、体を動かしたくて仕方ありません。
 廊下を走っては、「あぶない!けがをするから歩きなさい」と声をかけていますが、先生方のすがたが見えなくなるとまた走りだす子もいて、繰り返し繰り返し指導しています。
 昼休みの低学年は担任の先生方が粘土や、積み木をわたされて遊ぶ子もたくさんいます。また、リコーダーや鍵盤ハーモニカ、去年の子どもたちにもいましたが、椅子とりゲームの伴奏をするなど思い思いに過ごしています。
 早く梅雨が明けるといいなあ・・・・。でも、暑ーい夏もつらいなぁ。(T_T)