2024年10月の記事一覧
大津町児童生徒集会に参加しました!
南小の子どもたちを乗せたバスが、
大津北中に向けて出発しました。
会場に到着した子どもたちは、
大勢の人数と会場の雰囲気に、
緊張気味でした。
教育長、大津町人権啓発指導員、教育部長の下、大津中学校生徒の司会で、大津町児童生徒集会が始まり、
美咲野小、大津北小、大津北中、七色解放子ども会の発表がありました。
その発表の合間に、フロアの子どもたちが、考えたこと、感じたことを語りました。
南小からも2人が、
手を挙げ発表してくれました。
この人数の中で、
手を上げ発表するのには、相当な勇気がいり、緊張したんじゃないかと思います。
話を聞くと、
「いつも発表しているので慣れていますから」
「超(ちょう)~緊張(きんちょう)した。当たるとは思わなかった・・・」
とお話ししてくれました。
フロアの児童生徒からも、
「自分に自信はないけれど、自分から話しかけたい」
「いじめや差別は、一人の責任じゃ無く、みんなの責任」
「間違った情報で差別は生まれた。正しい情報を伝えたい」
「自分の発言や行動に、責任を持ちたい」
「私も他の人が安心できる場所になりたい」
など、数え切れないほどの、学びのある言葉が伝えられました。
また、一番衝撃を受けたのは、
司会進行及び手を挙げて語る中学生の言葉でした。
「感じた違和感をどうするのか」
「人にはそれぞれ価値観がある」
「周りが創っている雰囲気も差別」
「聞く側の本気も大事なのはもちろん、話す側の本気がとても大事」
「行動してくれるなかまを大事にしたい」
など、私たち大人をしのぐほど、今日の学びを言葉に換えて発表してくれました。
発表やその言葉を聞いていた小学生が、
「尊敬される先輩になりたい」
と語った言葉に、そのことが象徴されていたのではないかと思います。
「みんなの前で、自分の思いを、自分の言葉で伝えることはカッコいい」
そう思わされた集会でした。
大津町2中7小みんなで、差別を見つめ、考え、自分のこれからの行動を考えた、あっという間の2時30分でした。
学校にもどると、
担当の先生が、
「みんなには、これから今日学んだことを伝える使命があります。ぜひ今日学んだことを言葉にして伝えてください」
とおっしゃっていました。
子どもたち一人一人に、大津町児童生徒集会を肌で感じ、考え・思いをめぐらしたことがたくさんあったと思います。
ぜひ、誰もが過ごしやすい学校になるように、行動するリーダーとして活躍してほしいと思います。
夏休みから取り組んできた子どもたち、そして先生方、大変お疲れ様でした。
そのおかげで、みんなで、すばらしい集会を創りあげることができました。
ありがとうございました!
熊本県教育情報システム
登録機関
管理責任者 校長 大野 一郎
運用担当者 情報教育担当