前期のしめくくりの読み聞かせ

 本日は前期最後のPTA役員である図書委員の方とBSDの方によると読み聞かせでした。

 1年は「サムとデイブ あなをほる」2~3年は「おいもをどうぞ」4年は「ほしじいたけ ほしばあたけ」6年は「ひとのなみだ」の読み聞かせです。

 毎回、担当の方が子どもたちの顔を思い浮かべたり、学習の内容にタイムリーに合わせたりされながら、大津図書館から借りてこられたり、本屋で買ってこられたり、本校の図書館から選ばれたりして準備してくださいます。

 私は、5~6年の読み聞かせを一緒に聞かせていただきました。「ひとのなみだ」は修学旅行前の児童の心に響く内容で、現代も起こっている戦争で「勝ち負け」にこだわり、勝利に喜ぶ日常を過ごす中心人物が戦争の現状や人の涙を見てはっとし、自分と重ねていくお話でした。読み終わられた後に「修学旅行でしっかり学習して(感じ取って)きてください」というメッセージも話され、とても有意義な時間となりました。

 本との出会いは経験の一つとなり、自分の感情を豊かにするものだと思います。前期の間、本校の児童にたくさんの本と出会わせてくださったことに、深く感謝申し上げます。また、後期も楽しみにしております。(校長 上田 玲子)