学校生活

学校生活

銀杏の樹のしたで(後期始業式)

 短い秋休みも終わり、校長先生から「皆さん、宿題は考えてきましたか?皆さんや皆さんの大切な人が新型コロナウィルスにかかったら、どうしますか?この後、教室に戻ったら、友だちや担任の先生としっかり話し合ってください。」と言われました。始業式でのつぶやきや教室での子どもたちは「ちゃんとマスクをして、うがいして手洗いをすること。」と答えました。逆に、「マスクをしていないときには、しゃべらないでね。」と友だちに言っていました。私たちにできることは「差別」をすることではなく、感染を予防をすることです。誰かが新型コロナウィルス感染症にかかっても、退院して学校に来ても、今まで通り「マスク・手洗い・うがい」をすることです。感染していてもしていなくても、どちらも予防のための対策をすることです。校長先生のおかげで、みんなで考える機会となりました。

 今こそ、命と人権を守る行動をするために、みんなで取り組みましょう!

銀杏の樹のしたで(前期終業式)

 前期終了式で校長先生からの話がありました。この日は肌寒い日でした。半袖で登場された校長先生?「皆さん、今日は半袖です。実は、みなさんにどうしても伝えたいことがあって、気合いを入れるために半袖できました。」そして・・・「新型コロナウィルス感染症にかかった人たちが差別を受け、苦しんでいます。みなさんはどう思いますか?私は差別は決して許せません。もし自分や身近な人が新型コロナウィルス感染症にかかったら、皆さんはどうしますか?この秋休み中に考えてきてください。宿題です。秋休み後にまた、皆さんに聞きます。」と言われました。子どもたちも、私たちも考えさせられました。

 朝日を浴びながら、銀杏の樹は校長先生の話から、今の現実をどのように受け止めたのでしょうか・・・。

アクセスカウンタ②

 9月2日掲載「アクセスカウンタ」にてお知らせした、最高アクセス数289(7月16日記録)が本日、更新されました。1日平均118、最高アクセス数379(10月14日記録)となりました。保護者の皆様を初め、地域の皆様や多くの皆様に見ていただいていることに感謝いたします。本当にありがとうございます。今後も様々な情報を発信してまいりますので、どうぞ、よろしくお願いします。修学旅行記もあと、「原爆資料館編」と「グラバー園編」の2つとなりました。掲載時にお読みいただけるとありがたく思います。

修学旅行記(ホテル編)

 1日目の見学や体験がすべて終了し、ホテルに着いたのは17:20過ぎでした。たくさん歩いてクタクタです。子どもたちも疲れているはずですが、泊まりとあってテンションは高まるばかりです。「ホテルが一番楽しみ」と言っていた子もいました。バスのなかにホテルの方がいらっしゃって、施設の説明を行われました。バスを降りると、ホテルの入り口には大きなモニターがありました。一緒に写った人の体温が同時に表示されるようになっていました。先にお風呂に入ってから、夕食です。他にも福岡からの修学旅行客がありましたが、宿泊する階が違ったため顔を合わせることはありませんでした。ホテルの感染予防と配慮に感謝したところです。そして、お待ちかねの夕食です。メニューは写真をご覧ください。それぞれにトングとビニール手袋が準備されており、すべてを取り分けてから食べます。たくさんのメニューが用意されていました。子どもたちは満足していたようです。

 夕食後、一息ついてからホテルの屋上へ。そうです。稲佐山の中腹にあるホテルから長崎の夜景を見るためです。本当にきれいでした。修学旅行の思い出の1つになったことは言うまでもありません。

 子どもたちは部屋に戻ってから盛り上がっていたようですが、22:00の就寝とともに静かになりました。しっかりと睡眠をとることができました。明日も多くのことを学びます。おやすみなさい。

修学旅行記(平和公園編)

 宇宙科学館を出て、1時間ほどで平和公園に到着です。さすがに、地下の駐車場には数台のバスが止まっていました。平和祈念像の前で写真撮影。高く掲げた右手は原爆の脅威を、水平に伸ばした左手は平和を意味し、軽く閉じた目は原爆犠牲者の冥福を祈っているそうです。
 その後、ボランティアガイドさんの案内でフィールドワークを行いました。まず、平和公園のなか。平和の泉に刻まれている「あの日のある少女の手記」。私自身も修学旅行時の強い記憶として残っています。


のどが渇いてたまりませんでした
水にはあぶらのようなものが
一面に浮いていました
どうしても水が欲しくて
とうとうあぶらの浮いたまま飲みました
 次は、山里小学校でした。爆心地近くの小学校です。約1,300人の子どもたちが亡くなったそうです。そして、如己堂。永井隆先生が療養された建物です。

 次に、浦上天主堂。途中、原子爆弾によって吹き飛ばされたアンジェラスの鐘を見ました。


 最後は、爆心公園でした。長崎に投下された原子爆弾は、1945年8月9日、午前11時2分、爆心地上空約500mで爆発しました。原子爆弾が爆発した瞬間の爆発点の温度は数百万度に達し、爆発直後の爆心地の地表の温度は約3,000~4,000度に達したと推定されています。


 それぞれの場所で、ボランティアガイドさんのていねいな説明がありました。子どもたちは真剣に話を聞いていました。ボランティアガイドさんの平和に対する思いを受け取ることができました。本当にありがとうございました。平和の尊さ、戦争の悲惨さ、原子爆弾の恐ろしさを学びました。

1年生研究授業

 10月7日、研究授業が1年生で行われました。本年度4回目となります。たくさんの先生に見守られながらの授業でしたので、1年生は緊張していたようでした。担任の先生は興味を高めようと、ブラックボックス(箱の中に手を入れて、かたちをあてる。手を入れた本人からは見えないが、他の人からは見えている。)を準備されました。手を入れた人があてることができるか、興味津々です。「にているかたちをあつめて、なかまわけをしよう!」の目標に向かって授業が始まりました。子どもたちは、たくさんの箱や缶を仲間分けしていきます。「これは丸いから・・・、こっち。」「でも、転がらないよ。」と意見を出し合いながら学習を進めました。

 色や形が違っても仲間分けができることを実感できたようです。そして、いよいよ振り返りです。1年生も少しずつ振り返りができるようになりました。

 今回の授業は、「苦手意識を持たない子」を育てるものでした。1年生のみなさん、本当にばんばりましたね。行事が重なるなかで授業を提供していただいた担任の先生、10月5日に引き続き、1年生の成長が見られる授業をありがとうございました。

熊本県阿蘇教育事務所経営訪問

 10月5日、熊本県阿蘇教育事務所の先生方が訪問され、学校の様子を参観されました。5限目に1年生は音楽、5・6年生は算数、3・4年生は算数、かがやき6年生は生活単元、かがやき4年生は算数の授業を見ていただきました。(2年生は自習の様子を見ていただきました。)

 「子どもたちが目を輝かせて、授業に参加していますね。」との感想をいただきました。子どもたちの素直さと一生懸命さが伝わったようです。また、本年度の授業研究の1つである終末の「振り返り」についても見ていただきました。いただいたアドバイスを活かして、今後も授業改善に努めていきたいと思います。ありがとうございました。

修学旅行記(宇宙科学館編)

 お腹も一杯になったところで、宇宙科学館の見学と体験です。約1時間半の滞在時間でしたが、ここでも、ほとんど貸し切り状態でした。3階の「宇宙発見ゾーン」は、人数制限があったため時間内の体験はできなかったようです。また、プラネタリウムも1日に2回ほどの上映しかなく、見ることはできませんでした。しかし、子どもたちは1・2階の「地球発見ゾーン」「佐賀発見ゾーン」を存分に楽しんでいました。ミュージアムショップで買い物もできたようです。ここで買うか、明日買うかで悩んでいた子もいました。

 しっかり、見学と体験ができました。さあ、長崎に向けて出発です。

修学旅行記(吉野ヶ里遺跡編)

 9月29日(木)7:10役場集合。全員時間までに集まることができました。体調不良者はいません。待ちに待った修学旅行がいよいよ始まります。保護者の皆様、教育委員会の皆様、各学校の先生方が見守る中で、結団式が行われました。

 

 7:30に出発です。「楽しんできます。」「行ってきます。」玖須インターチェンジまで約50分。そこからは高速道路の移動です。あっという間に、吉野ヶ里遺跡に到着です。驚いたことに、駐車場にはバスが1台も止まっていません。乗用車が数台見られるのみです。ほとんど貸し切り状態でした。中に入って見て、実感したところでした。施設内を歩いて見学です。資料館等の前には消毒液が設置されており、手の消毒をしてから見学しました。休憩中に、子どもたちへ2つ質問をしてみました。「竪穴住居のすごいところは何でしょうか?」「高床倉庫がつくられたのはなぜでしょうか?」さすがに事前学習バッチリの子どもたちです。すぐに、答えが返ってきました。学習が深まっていることを感じました。

 その後、宇宙科学館の近くまで行ってから昼食をとりました。メニューは下の写真をご覧ください。間隔をとり、対面でなく一方向で座っての食事でした。チーズハンバーグは薄味でしたが、とてもおいしかったです。

 この後の『宇宙科学館編』以降を随時掲載する予定です。

Zoomによる花の交流会

 小国支援学校小学部の皆さんと中原小学校とで「Zoomによる花の交流会」が行われました。業間の時間(15分間)に、縦割り班毎で各教室に分かれて交流しました。事前に渡していた鉢植え(プレゼント)が届いていました。うれしそうな笑顔がたくさん見られました。交流した後、みんなで「さんぽ」を歌いました。本当に温かい気持ちになりました。2回目もあるといいな!(9月23日掲載の「花の交流会に向けて」も併せてお読みください。)