研究ブログ

ともに「自ら」学びに向かう児童の育成

了解 令和3年度の初授業研究会

1 研究授業【5年3組 算数】德渕剛希教諭

 今年度初の大研は、野口研究主任ではなく教職員大学で学び始めた德渕教諭。

 研究主任は、今年度授業研の「トリ」を努めていただく予定です。

 さて、5年生の算数は、単元「簡単な場合の比例」(3時間扱い)の2時間目。長方形の横の長さの変化と面積の変化を表にまとめながら、子供たちが探っていきました。

 電子黒板も効果的でした。何よりも、友達の考えとの出会いで、一緒に課題を解決したという達成感を味わうことができたのでは、と思います。

2 授業研究会

 今年は、授業研究会のスタイルも”アップデート”。これまでは、授業者の自評の後、討議の柱に基づいて、

 小グループでの意見交換→全体での発表  という、流れでしたが、

 今年は、私たち職員にも配付されたタブレットを使っての協議を試みました。

 

ICT支援員も同席してくださり、操作への困り感は少なく、スムーズな運営でした。

カードに書き込む作業がメインです。Yチャートやピラミッド・チャートを使って、野口研究主任のファシリテートの下、個々の思考が整理されました。ちなみに、これらのシンキングツールは、昨年度天草の牛深東中学校に視察訪問して得た、ありがたいありがたい財産です。

研究会の後半では、これからの授業実践にどう活かすかという視点で本時の授業を個々が振り返りました。

タブレットの活用で、授業研究会での学びが確実に蓄積されていきます。それはまさに職員のスタディ・ログ。これが授業力の向上に、それが室っ子の確かな学力の定着につながるはずです。

結びは、授業研究会のまとめ。大津南小の福田恒臣教頭先生にご指導・ご助言をいただきました。

算数教育のプロフェッショナルからの具体的なアドバイスの中でも、特に、「本校で育成を目指してい資質・能力に関して、整理できた」という感想が多くありました。

福田教頭先生のご指導に感謝します。このご指導を糧に、さらに充実した授業実践に取り組めそうです。