敷川内便り

敷川内便り

読書の秋

 分校の図書室では、たくさんの本たちが子どもたちに出会うことを楽しみに待っています。 
 題名でひきつけられ、表紙の絵を見て目を輝かせ、読み進めるうちにどんどんお話の世界に入っていく子どもたち。
 まさに、「魔法の時間」です。
 秋の夜長、大人もゆっくりと好きな本に向き合える時間を作りたいものですね。

 「『ガリバー』の肩にもたれる『赤ずきん』
                間に割り込む『名犬ラッシー』」
                  
                               (B.S)
   
                          

秋の吟行

   3年生が秋を探しに神社の森へ出かけました。
 そして、みつけた秋を俳句にしました。
 
 「からすうり トマトのにおい おいしそう」
 「谷川に かきの実落ちて とけていく」
 「どんぐりは ころがりすぎて 目が回る」
 「どんぐりと カマキリ ミミズ ふんじゃった」
 「しきがわち けしきがきれい 大しぜん」
 「コスモスが 風にふかれて わらったよ」
 「黒いねこ こっちを見てる わらってる」
 「どんぐりが ころころおちて 鳥の声」

 大切に育てていきたい素敵な感性です。
 
 「分校の九九がこだまになったこと確かめに行くどんぐりの森」

 
                                                                                                  (B.S)