日誌

Today’s Q食レポ(令和5年度)

9月の「ふるさとくまさんデー」「キャロッピーデ-」も素敵なメニュー!

今回は、二つ一緒にご紹介します。19日(火)は「ふるさとくまさんデー」で、人吉・球磨の特産物を使った給食をいただきました。献立は「ズッキーニと牛肉のカレー、牛乳、梨と大豆のサラダ」でした。球磨地方では、1998年にズッキーニの栽培が始まりました。2020年現在、約100戸の農家が栽培されているそうです。(ちなみに、ズッキーニはかぼちゃの仲間)また、21日(木)は、「キャロッピーデー」で、菊陽町のなすをいただきました。今回の献立は、「むぎごはん、マーボなす、中華サラダ」でした。なす、おいしいですよね。今年の夏もたくさんいただきました。北小校区の栽培農家さんによると、今年は春に雨が多く、夏は日差しが強かったため、育てるのがとても大変だったそうです。使用された「ひごむらさき」という品種は、熊本の伝統野菜「熊本赤なす」を品種改良したもので、果肉が柔らかく、種やあくが少ないのが特徴だとか。甘みがたっぷりで、生でも食べられます。

7月の「キャロッピーデー」は ゴーヤをいただきました!

前期前半最後のキャロッピーデーでは、ゴーヤを使った献立「かぼちゃのごろっとスープ、コーンサラダ、ゴーヤチップス」をいただきました。子供たちは、ゴーヤチップスは好きなようで、保護者の方々とお話していると、「子供から作ってくれと頼まれます」というお話もよく聞くところ。南小のゴーヤも少しずつ実がつき始めましたが、まだまだこれから、といった感じです。(雨が多かったせいでしょうか・・・。)ゴーヤの苗1本から、100個はゴーヤの実が収穫できると言われているそうで、10月くらいまでは収穫ができるとのこと。御存知のとおり、ゴーヤは成長が早いので、花が咲いて20日くらいで収穫できるそうです。これから暑い日が続きますが、「わぁ、こんなに実がついてる!」と、こちらが感動するくらいのゴーヤの元気・パワーに励まされながら夏を乗り切りたいと思います。

7月の「ふるさとくまさんデー」は 熊本市から!

7月の「ふるさとくまさんデー」では、熊本市の特産品であるトマト、なす、大豆を使った給食をいただきました。献立は、「パインパン、牛乳、ペンネとなすのトマトソース、大豆とアーモンドのサラダ」です。なすは、熊本市西部を中心にさかんに栽培されています。なすにはいろいろな種類がありますが、日本だけでも約180種類以上あると言われています。熊本市では、「筑陽なす」「大長なす」「熊本赤なす」が栽培されているそうです。また、トマトは天明・中島地区を中心に栽培されています。トマトの赤色の色素である「リコピン」の名前はよく聞きますね。大豆については、東部地区中心に「フクユタカ」や「すずおとめ」などの品種が栽培されています。私にとって、給食で出されるトマトソース系のパスタはお気に入り給食のベスト3に入ります。ぜひ、子供さんにもその味についてお尋ねになってみてくださいね!とてもおいしいですよ!

6月のキャロッピーデーは「トマト」!

21日(水)は、6月のキャロッピーデーで、菊陽町の「トマト」をいただきました。この日のメニューは「ひのくにパン、トマトスパゲッティ、ひよこまめのサラダ」でした。菊陽中部小学校近くの、ある畑では、2月に300本の苗が植えられ、5月から収穫が始まりました。トマト栽培で大変なことは、風が強いときにビニールハウスが吹き飛ばないように、ビニールを開け閉めするタイミングを適切に判断することだそうです。自然が相手なので、判断を誤ると、大事な作物が駄目になってしまいます。本当に難しいお仕事だろうと思います。さて、菊陽町の給食のパスタのレベルはとても高い、と常々思っているのですが、今回もとてもおいしかったですよ!

6月の「ふるさとくまさんデー」は、 「天草地域」から海の贈り物

19日(月)は、6月の「ふるさとくまさんデー」で、天草の特産物を使った「たこ飯、つみれ汁、ししゃもフライ、キャベツのおかか和え」をいただきました。天草なので、海の幸である、たこ・いわしを使ったメニューは想像が付きますが、実は、天草地区の高台ではキャベツの生産が盛んです。特に、2月から収穫される春キャベツは、葉が柔らかく、色も濃いのでサラダや浅漬けにおすすめとのこと。今回は、おかか和えにしていただいています。また、今回いただいたつみれ汁は、味にくせがなく、上品な味わいのイトヨリダイのつみれが使われていました。給食で出されたたこ飯は、一緒に炊き込むタイプではなく、混ぜご飯タイプ。たこの香りがして、味もしみていて、とてもおいしかったです。ご家庭で、たこ飯を作る機会は滅多にないと思いますので、子供たちにもしっかり味わってほしいなと思いながらいただきました。ごちそうさまでした。

5月の「ふるさとくまさんデー」は、山鹿地域から! このメニューはもうおなじみかも?

本校に赴任して3年目となりますが、毎年印象深い献立の一つが、山鹿からの「ふるさとくまさんデー」メニューの「つなひきよいしょ、豆腐汁、いわしの梅煮、ゴーヤのひこずり」です。昨年度も書きましたが、山鹿市の名所、不動岩と権現山には民話が残っています。それは、柔らかい小豆を食べて育った不動岩と、固い大豆を食べて育った権現山が綱引きの勝負をしたところ、権現山が勝ったというもの。この民話から生まれた「つなひきよいしょ」という混ぜご飯には、もちろん大豆と小豆が入っています。また、「豆腐汁」は、三角に切った豆腐を入れるのが特徴。お祭りやお祝いの時食べられるそうで、野菜やちくわも入っています。「ゴーヤのひこずり」は、ゴーヤを炒めて、味噌や砂糖、みりんなどで味付けしたもの。熊本県は、意外にもゴーヤの生産量が全国5位なのだとか。今回は、第1回学校運営協議会の日と重なったので、委員の皆様にも食べていただきました。喜んで召し上がっていただき、嬉しかったです。来月はどこのごちそうが食べられるのでしょうか。今から楽しみです。

5月の「キャロッピーデー」は 菊陽のメロンをいただきました!

19日(金)の「キャロッピーデー」では、おいしいメロンをいただきました。北小校区の、とあるビニールハウスでは、アムスメロンとフェスタメロンという2種類のメロンが栽培されています。この畑のアムスメロンは、学校給食用に栽培されていて、2月5日に苗を植え、5月10日から収穫が始まったそうです。思ったとおりの良いメロンを栽培するには常に研究と工夫が必要だそうです。やはり、食べた人においしいと言ってもらえることが一番嬉しいと生産者の方は話されています。ハウスの中で、メロンが少し大きくなると、一玉ずつ赤い台の上に乗せていくのだそうです。これは、きれいに模様を出し、病気を防ぐためだとか。(知りませんでした!)今月もふるさとで育った新鮮な食材をおいしくいただきました。ごちそうさまでした!来月も楽しみです。

4月の「ふるさとくまさんデー」は水俣・芦北地域から!

25日(火)の「ふるさとくまさんデー」は、水俣・芦北地域の特産物である、きびなご、サラダ玉ねぎ、甘夏などを使った献立で、「鶏めし、わかめのみそ汁、きびなごフライ、サラ玉と甘夏のサラダ」をいただきました。この地域では、昔から「鶏めし」がよく作られていたそうですが、芦北町大野地区の鶏めしの具材は鶏肉だけで、お祝い事や行事の時などに、この鶏めしでおもてなしをしたそうです。また、サラダ玉ねぎは水俣・芦北の特産物としてよく知られていますね。生産者の皆さんは、土づくりにこだわり、農薬を少なくして栽培されているそうです。きびなごはいわしの仲間ですが、身が柔らかいので包丁などを使わず、手開きにするときれいに処理できます。刺身や天ぷら、フライなどはもちろんですが、干物や煮干しにも加工されています。芦北町田浦では甘夏の栽培が盛んですが、これは70年ほど前に始まったとか。ジャムやゼリーなどの加工品も美味しいですよね。給食を通しての毎月の小旅行が今後も楽しみです。

4月のキャロッピーデーは「きゅうり」を使った一品!

18日(火)は、本年度最初のキャロッピーデー。当日のメニューは「たけのこごはん、いもだんごじる、ちぐさやき、きゅうりのひじき和え」でした。季節感あふれるすてきなメニューですね。北小校区の、あるビニールハウスでは、2月10日に苗が植えられ、3月から5月の間に収穫がされるとのことです。きゅうりは生育が早いので、花が咲いてから1週間ほどで十分な大きさになります。一番気をつかうのは、病気を出さないようにすること。水分や肥料、温度管理にとても気をつけておられるそうです。こんなにたくさんの手間暇と愛情をかけて育てられたきゅうりです。感謝していただきました。