学校生活

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今日の給食

~1月26日(金)~

 

【今日の献立】

ごはん 牛乳 タイピーエン 人参とごぼうのきんぴら 納豆

 

【今日の献立のポイント】

 今日は、熊本のふるさとの味として、「タイピーエン」を出しました。タイピーエンは、中国の福建省の郷土料理で、スープワンタンの料理として食べられていました。その料理が、熊本県でアレンジされ、今では熊本県を代表する郷土の味となりました。

 タイピーエンは、豚肉、魚介類、うずらのたまご、野菜などと、春雨を入れて作る、具だくさんの春雨スープです。お店によっては、とんこつ味や、油で揚げたゆで卵を切ってのせているところもあります。

 給食のタイピーエンも、材料を丁寧に炒めて作るので、うまみがスープの中にしっかり出ておいしくできました。給食で人気のあるタイピーエンは、先生たちも、子どもの頃から親しみがある料理です!

 さて、今週一週間は、「全国学校給食週間」と合わせた、考える給食でした。毎年、1月は、給食週間をとおして、私自身、食べもの、作ってくださる方、豊かな自然、健康や命などに感謝することができる大切な機会になっています。

 その気持ちを伝えるために、杉本先生と一緒に授業に取り組みました。杉本先生から、体の成長について、今と昔を比べながら、①食事②運動③眠るを大切にしようという話がありました。私は、給食センターの一日の仕事を動画で紹介しました。授業を受けた後、毎日もりもりと完食の5年生の食缶は・・・ごはん一粒、小さい人参やねぎも残らないようにつぎわけてくれていました!!感激しました。作る人、食べる人がお互い、相手を想像できる給食、いいなぁと改めて思うことができました。

 明日からの週末、おうちの人と一緒に料理を作ったり、お手伝いをするといいですね。

今日の給食

~1月25日(木)~

 

【今日の献立】

丸パン 牛乳 白菜のクリームスープ ハンバーグのきのこソースがけ 

フルーツ杏仁

 

【今日の献立のポイント】

 今日は、「地産地消」を味わう献立です。南小国町の「白菜、ジャージー牛乳」を入れた「クリームスープ」と、南小国町の特産品である「干ししいたけ、まいたけ」を入れた「きのこソース」です。

 白菜は、冬の厳しい寒さの中で育っているので、白菜の甘みが増して、とてもおいしいですね。濃厚なジャージー牛乳との相性もバッチリです。

 まいたけは、南小国町の給食にはよく使われますが、他の阿蘇地域の給食に出ることは、少ないです。南小国町の給食すごいですね。まいたけの原料は、おかくず、ふすま、乾燥したおから、水です。ふすまとは、小麦の皮を粉にしたものです。これらの素材を混ぜ合わせて、菌床を作り、この中に舞茸菌を入れて栽培していきます。培養室、発酵室で、大切に育てられたまいたけは、味、香りともにまいたけ本来のおいしさとなります。

 きのこソースのかくし味には、赤みそを入れました。調理員さんが、時間をかけて、玉ねぎがしんなりするまで炒めて作ったソースは、とてもおいしかったです!給食時間、食缶のふたを開けた子どもたちから「わー!すごい!」という声が聞こえてきました。

今日の給食

~1月24日(水)~

 

【今日の献立】

麦ごはん 牛乳 のっぺい汁 いわしのおかか煮 たくあんサラダ

 

【今日の献立のポイント】

 今日は、「学校給食の歴史」に注目した献立です。学校給食の歴史は古く、明治22年山形県の忠愛小学校で始まりました。その当時は、貧しくて学校に行けなかったり、お弁当を持ってこられない子どもたちもいました。そこで、佐藤れいざんというお坊さんが中心となって、お経を唱えて、町を歩き、お金を寄付してもらいました。その寄付してもらったお金を、給食費にあてました。そして、「おにぎり、塩鮭、菜っ葉のつけもの」を給食として、子どもたちに提供しました。これが、学校給食の始まりと言われています。

 今と比べるとおかずが少ないですね。けれど、当時の子どもたちにとっては、とても嬉しかったと思います。学校で給食が作られるようになると、子どもたちが学校に行けるようになり、勉強ができるようになったそうです。給食には、昔も今も、「子どもたちのために」という気持ちで作られていますね。これからも、感謝しながらいただく気持ちを持ち続けていってください。

 今日の給食は、学校給食の歴史を少しでも感じてもらえるように工夫しました。南小国産の小松菜、里いもを使いました。調理員さんが、里いもを一つ一つ丁寧に皮を剥いてくださいました。里いもは、出汁の中で煮込むと、ホクホク、トロッとした食感に仕上がりました。

 今日は、たくさん雪が降り、一段と寒い日になりました。給食センターも、雪景色が見える中での作業でした。みんな雪遊びをして体が冷えているかなぁと思ったので、のっぺい汁の味つけと、とろみをいつもよりしっかりつけました。体の中から温まり、心がホッとする給食時間になりました。

今日の給食

~1月23日(火)~

 

【今日の献立】

ミルクパン 牛乳 阿蘇たかなスパゲティ 切り干し大根のサラダ 

ジャージーヨーグルト

 

【今日の献立のポイント】

 今日は、「地産地消」に注目した献立です。南小国町の特産品の「阿蘇たかな、干ししいたけ、ほうれん草、切り干し大根、ジャージーヨーグルト」を出しました。

 みなさんは、地産地消という言葉を聞いたことがありますか?地産地消とは、私たちが住んでいる場所で育てられた物を食べることです。地元の農家さんが作っているので、安心・安全で、新鮮な食べものを食べることができます。安心の中には、「育てている人の顔が、分かる。見える。」ということも含まれていますね。

 今日の給食の中に使われている「ほうれん草」は、今が旬です。ビタミンなどの栄養素がたっぷりふくまれています。干ししいたけや切り干し大根などは、しいたけや大根がたくさんとれる時期に干して、乾物として作っています。厚みのある切り干し大根は、歯ごたえもあり、噛むほどに口いっぱいに大根のおいしさが広がります。サラダに入っていた「こんにゃく」との相性もとても良かったです。

 今日のスパゲティの阿蘇たかなは、南小国町にあるお店から届けてもらいました。阿蘇地域では、3月から4月にかけて育てた高菜を、1本1本折って、収穫していきます。収穫した高菜は、漬物にします。冷凍庫で保管することで、きれいな緑色のままの高菜漬けを食べることができるそうです。阿蘇を代表する高菜漬けですが、年々、高菜を育てる人が減ったり、環境の変化で、収穫量がどんどん少なくなっているそうです。

 

 みなさん、地産地消を守るために、できることはなんでしょう?

作ってくださる方のことを知ること、地元の食べものを積極的に食べること、自然や環境を大切に生活することなど、自分ができることを考えて、行動していくことが、地産地消を守る一歩になりそうですね。

今日の給食

~1月22日(日)~

 

【今日の献立】

麦ごはん 牛乳 ポークカレー ビーンズサラダ ふくじんづけ

 

【今日の献立のポイント】

 今日は「カレーの日」ということで、給食に出しました。カレーは人気が高いです♪

給食のカレーは、季節に合わせて使う食材や、味つけを少しずつ変えています。今日は調理員さんが、星型の人参を入れて作りました。☆ラッキー人参☆に出会えたでしょうか?

 今週は、1月24日から30日の「全国学校給食週間」に合わせて、給食に「地産地消の献立」「給食の始まりの献立」などを出していきます。給食の歴史、役割、食への感謝の気持ちを考えて、給食時間を過ごしてほしいと思います。

 さて、毎日食べている給食の歴史は古く、明治22年、山形県の小学校で始まりました。今から、135年前のことです。その後、給食は全国へと広まりましたが、戦争の影響で、食べものが手に入らなくなり、給食を作ることができなくなりました。戦争が終わってからも、子どもたちは食べるものがなく、栄養不足で苦しんでいたそうです。外国から食べものが届き、再び給食が作られるようになりました。今の現実からは、なかなか想像できない状況ですね・・・。

 食べることは、いつの時代も、「生きる」ことにつながります。「ありがとう」の気持ちを、「食事の前のあいさつ、食べ方、相手のことを考えた後片付け」などで、表現することも大切なことです。

 給食時間だけでなく、もちろん、家での食事、外食の時にも・・・大切にしていきましょう。

今日の給食

~1月19日(金)~

 

【今日の献立】

たこめし 牛乳 すまし汁 海藻サラダ みかんゼリー

 

【今日の献立のポイント】

 今日は、食育の日に合わせた「ふるさとくまさんデー」の給食です。今月は、「天草地域の味」です。

 天草地域は、海に囲まれているので、魚や海藻などが多くとれます。また、農産物や、みかんなどの柑橘類、花の栽培も盛んです。みかんは、海からの潮風のおかげで、たくさんの種類が作られています。

 今日は、天草の味として、特産品の「たこ、ひじき、あおさ、わかめ、ちりめんじゃこ、きゅうり、みかん」を取り入れた給食を作りました。磯の香りをしっかりと味わえる給食になりました。「たこ」がよくとれることで有名な有明町には、英語のオクトパスにかけて、合格祈願のタコのストラップがあるそうですよ。

 さて、たこ飯は、釜で具をつくり、炊き上がったごはんの中に入れて混ぜ込みました。具の味つけは、しっかりつけます!混ぜごはんは、大きな炊飯釜のごはんを、タライの中に入れる、たくさんの量を均一に混ぜるなどの作業があり、とても大変です。調理員さんが2人で、息の合った作業で上手に混ぜてくれました。子どもたちの、「おいしい!」「おかわりします!」の声と、空っぽの食缶で、調理員さんの疲れも吹き飛びます。

 今週も、給食をしっかり食べてくれて、ありがとう!

今日の給食

~1月18日(木)~

 

【今日の献立】

コッペパン 牛乳 コーンスープ 洋風きんぴら チーズサラダ

 

【今日の献立のポイント】

 今日は、洋風きんぴら、チーズサラダをはさんで食べる「セルフドック」です。洋風きんぴらに使っている「ごぼう」の旬は、11月~1月です。旬のごぼうは、歯ごたえ、香りの両方を味わうことができます。

 給食センターでは、きれいに洗ってあるごぼうが届いた時には、皮を残したまま洗います。その方が、栄養素も風味も残り、料理がおいしく仕上がります。

 家でごぼうを使う時も、切った後に水をつけて、アクを取り過ぎないようにするといいです。

 旬のごぼうは、混ぜごはんの具に入れたり、油で揚げてごぼうチップスにしてもおいしく食べることができます。我が家は、ごぼうを皮むき器でうすく切ったり、少し集めの斜め切りにした時は、片栗粉をまぶしてから、油で揚げます。シンプルな塩味、厚みがある時は揚げた後に、甘辛い醤油味でからめてもおいしいですよ。

 おなかの調子を整えてくれるごぼうを、旬の時期にたくさん食べるといいですね。

今日の給食

~1月17日(水)~

 

【今日の献立】

麦ごはん 牛乳 呉汁 厚揚げの煮物 五色あえ

 

【今日の献立のポイント】

 今日の汁物は、すりつぶした大豆を入れて作った「呉汁」です。呉汁は、日本各地に伝わる郷土料理です。大豆を水に浸して、すりつぶしたものを「ご」をいいます。その「ご」をみそ汁に入れたものが「呉汁」です。

 今日の給食の呉汁は、食べやすいように、「呉汁のもと」を入れて作りました。お椀の中の呉汁には、栄養素、味噌の塩分、野菜のビタミンやミネラルがたっぷりと含まれています。食べると、体の中からじんわりと温まりますね。

 私も、給食の呉汁が大好きです!しかし、家では、なかなか呉汁を作ることはありません・・・。給食の呉汁は、一口食べると、体と心にしみわたっていくのが分かるくらいおいしいです。まずは、呉汁の素を買って、寒い日の夕飯のおかずとして作ってみようと思いました。

 さて、今日の午後から5年生は餅つきがありました。自分たちで植えて収穫したもち米で、「きなこもち、いちご大福、あんこもち」を作って食べました。できたてのお餅のおいしさは、格別でしたね!強力していただいた梅木さんのおかげで、すばらしい体験学習をすることができた5年生です。ありがとうございました。

 おいしいおもちを食べる子どもたちの顔からは、自然と笑顔がこぼれていました。「ほっぺたが落ちる」とは、まさにこのことだなぁと、微笑ましい姿に先生たちも嬉しい時間になりました。

今日の給食

~1月16日(火)~

 

【今日の献立】

ハヤシライス 牛乳 キャベツとパインのサラダ かみかみいりこ

 

【今日の献立のポイント】

 今日の「かみかみいりこ」は、給食センターの手作りです。いりこを、大きな釜で炒ります。いりこの食感が、パリッとなり、魚特有のにおいも少なくなります。パリッと炒った「いりこ」を、釜で煮立たせた調味料の中に入れて、丁寧に混ぜ合わせていくと、出来上がりです。調味料は、いりこに含まれている「塩分」があるので、しょうゆは、ほんの少しだけ入れて、砂糖や黒砂糖で味をつけていきます。

 「かみかみいりこ」は、噛めば噛むほどに、味が口の中に広がっていきますね。噛むことは、口や歯の健康を支えるだけでなく、体や心の健康を支える効果があります。今日は、ついつい早く食べてしまうハヤシライスと、組み合わせました。よく噛むことを、思い出しながら食べてください。

 

 さて、午前中は、1年生合同学習で給食センター見学がありました。少しの時間でしたが、調理場の様子を見ることができました。調理員さんも、「今から、玉ねぎを炒めていきますね!」「キャベツの温度が、90℃以上あるので、お湯から出します」「野菜の下処理で出た皮ですよ。どの野菜が使われているか、分かるかな?」など、子どもたちの興味をどんどん引き出してくださいました!

 初めて見る大きな機会や道具、ハヤシライスの玉ねぎを炒めている香り、サラダのキャベツや人参を茹でるところなどを見て、「おなかが減ってきました。」「わー、すごいなぁ。」という声がたくさん聞こえてきました。

 給食時間の放送では、学習の感想を市原小のみんなに伝えてくれた1年生。自分たちが学んだことを、言葉にして伝えること、とても素敵ですね!また明日からの給食づくり、調理員さんと力を合わせて頑張ります!!

今日の給食

~1月15日(月)~

 

【今日の献立】

米粉パン 牛乳 ラビオリスープ トマトミートオムレツ 

豆とブロッコリーのサラダ

 

【今日の献立のポイント】

 今日のサラダに使っている豆は、「ひよこ豆」です。ひよこ豆は、鳥のくちばしのように、先がとがった形をしています。豆の形が「ひよこ」に似ていることから、ひよこ豆という名前がついたそうです。また、ひよこ豆は、「ガルバンゾー」とも呼ばれています。ガルバンゾー、ガルバンゾーと何度も言っていると、・・・なんだか、「がんばるぞー」に聞こえてきましたね。

 中学三年生は、受験勉強を頑張る時期が続いていますね。体調を整えながら、食事もしっかりとって、頑張ってください。

 小学一年生から、中学二年生のみなさんも、寒さに負けず、第4ステージを頑張っていきましょう!!