学校生活

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今日の給食

~2月5日(月)~

 

【今日の献立】

ごはん 焼きのり 牛乳 煮込みおでん 野菜のごまあえ

 

【今日の献立のポイント】

 今日は、パリパリの焼きのりで作る「セルフおにぎり」です。焼きのりは、「熊本県漁業協同組合連合会」より、いただきました。栄養面に優れ、日本の伝統食品の一つである「のり」をたくさんの方に知っていただくための普及活動としてただきました。ありがたいですね。

 さて、2月6日は、「のりの日」です。みなさん、知っていましたか?

少し難しいですが、「のりの日」の由来について、話をします。西暦701年に制定された「大宝律令」の中で、租税として、初めて「のり」が登場したこと、大宝律令の施行日が、702年2月6日ということに由来し、のり業界では、2月6日を「記念日」と決めたそうです。大宝律令については、中学校の社会で学習をするそうです。6年生のみなさんは、覚えておくといいですね。

 さて、今日の「焼きのり」は、磯の香りがして、食べる前からおいしさが漂ってきますね。焼きのりの味をじっくり味わうために、梅干しはつけませんでした。子どもたちは、「大きなのりだぁ。」と言いながら、自分の好きな大きさに切り、上手にごはんをのせて食べていました。私は・・・焼きのり1枚を贅沢に切った大きなおにぎりを作って、味わいました。

今日の給食

~2月2日(金)~

 

【今日の献立】

麦ごはん 牛乳 豆腐チゲスープ いわしのまるぼし カレーマヨサラダ

 

【今日の献立のポイント】

 今日は、2月3日の節分の行事食として、「いわしのまるぼし」を出しました。

今では、なかなか見ることはありませんが、節分には、いわしの頭やヒイラギの葉を家の門のところにさして、お守りにする風習があります。いわしの頭、ぎざぎざしたヒイラギの葉は、鬼や悪いことを追い払うと考えられていたようです。いわしのまるぼしは、かたくて苦みがありますが、しっかり食べて、自分の中の鬼退治をしてほしいです!市原小の子どもたち、頑張って食べていました!

 2月3日「節分」の次の日は、「立春」になります。寒い日が続いていますが、春の足音が少しずつ近づいていますね。

 さて、2月2日の熊本日日新聞にも、節分に関する記事が掲載されていました。その中に、【熊本「イワシ食べる風習も】と書いてありました。そういえば、熊本県各地の給食をみると、節分の行事食として、「いわしフライ、いわしの○○煮、丸干しいわし、いわしのかば焼き・・・」などの献立を取り入れているところが多いです。もしかしたら、学校給食から節分の行事食が定着しているのかなぁ~と、想像しながら記事を読みました。

今日の給食

~2月1日(木)~

 

【今日の献立】

ココアパン 牛乳 マカロニスープ 元気が出るレバー りんかけ豆

 

【今日の献立のポイント】

 今日は、たんぱく質、鉄分がたっぷりの「レバー」を出しています。以前、10月の目の愛護デーに合わせて出したことを覚えていますか?

 レバー、ピーマンには、目の健康を助ける栄養素が含まれています。給食のレバーは、味つけしたものを油で揚げてから、ケチャップ味とからめています。レバーと一緒に、油でカリッと揚げたさつまいもが入っているので、苦手な人も食べやすいと思います。一口はチャレンジしましょう!1年生の教室では、「レバーおいしい!おいもがカリッとしておいしい。ピーマンも大好きです。」という嬉しい声がたくさん聞こえてきました。

 さて、今日の「りんかけ豆」は、2月3日の節分の行事食として出しました。

昔から、節分の行事には、火で炒った豆をまき、年の数だけ豆を食べる風習があります。「鬼はそとー、福はうちー。」と言いながら豆をまく節分には、一年間の健康を願う意味も込められています。みなさんは、どんな鬼を追い払いますか?私は、「筋トレ3日坊主鬼」を追い払いたいです。

早ね・早起き・朝ごはん + おみそ汁

~2月1日(木)~

 

 2月になりました。今週は、体調をくずして休んでいる人が増えています。おうちの方も、心配が続き、いつもとは違う生活リズムになっていると思います。くれぐれもご無理がないように・・・。

 2月の給食は、「節分の行事に合わせて、豆・大豆製品を積極的に食べよう!!」をテーマにしています。わが家の食卓も、大豆製品に意識したいなぁと思っています。早速、副菜におからの炒り煮を作りました。私の作るおからは、家にある材料を入れて作ります。今回は、「れんこん、にんじん、ねぎ、ごぼう、ウィンナー、しめじ、かつお節」でした。その日の冷蔵庫を見て、ちくわを入れることもあります。

 さぁ、2月も「早寝・早起き・朝ごはん+おみそ汁」生活で、元気に過ごしましょう。

今日の給食

~1月31日(水)~

 

【今日の献立】

麦ごはん 牛乳 マーボー豆腐 もやしのごま酢和え 金時豆の甘煮

 

【今日の献立のポイント】

 今日は、大豆を原料にした食べものをたくさん使いました。豆腐、みそ、しょうゆです。大豆は、豆そのものも風味がありおいしいですが、様々な食品に変化することで、いろんな味や料理でおいしく食べることができますね。

 さて、豆腐は、大豆をやわらかく煮て、すりつぶし、しぼり出した汁(豆乳)を「にがり」で固めて作ります。大豆から豆腐に変身すると、食感も柔らかくなりますね。柔らかくなった分、大豆に含まれる栄養素は、私たちの体の中で消化吸収しやすくなります。豆腐は苦手だなぁという人も、マーボー豆腐のように味をしっかりつけた具と一緒に食べると、食べやすくなると思います。

 給食のマーボー豆腐は、最初にねぎの白い部分を油で炒めた「ねぎ油」を作ってから、他の材料を順番に炒めて作ります。調理員さんのこのひと手間で、ごはんが進むおいしいマーボー豆腐ができました!

 家庭での豆腐活用術として、豆腐を小さくつぶして、ハンバーグの材料に加えたり、白玉粉の中に入れて白玉団子を作るのもオススメです。

 さて、今日で1月が終わり、明日から2月です。一日一日を大切に、学年のまとめに向かって、元気に過ごしましょう。

今日の給食

~1月30日(火)~

 

【今日の献立】

食パン 牛乳 きよらサンド(食パン、さつまいもクリーム、生クリーム) 

ミートボールスープ れんこんソテー

 

【今日の献立のポイント】

 今日の給食には、食パンに「さつまいもクリーム」と「生クリーム」をはさんで食べる「きよらサンド」です。この「きよらサンド」は、2年前の市原小学校の委員会活動で考えた献立です。給食室前のホワイトボードには、「今日は、待望のきよらサンド!!」のコメントが書いてありました。

 さつまいもクリームは、さつまいもを茹でてつぶしてから、砂糖、塩、温めておいたジャージー牛乳とバターを加えて作りました。生クリームと一緒にサンドして食べると、濃厚な味わいになりました。

 今日は、さつまいもクリームを作るということで、お店の人が甘味の強いさつまいもを選んでくださいました。さつまいもクリームは、おいもの種類で、甘味や食感、色合いが変わるので、色々な味のクリームを楽しむことができます。食べ方も、食パンの代わりに、バターロールにはさむ、クラッカーにのせる、また、スィートポテトのように焼くなど、アレンジしてもおいしそうですね。ぜひ、おうちでも作ってみてください。給食は食パンでのきよらサンド。みんな、工夫しながら作っていました。

 今日は休み明けで、体調を崩して休んでいる人が多かったです。きよらサンドを楽しみにしていた人も多かったので・・・。おうちで、しっかり休養をしてください。

今日の給食

~1月26日(金)~

 

【今日の献立】

ごはん 牛乳 タイピーエン 人参とごぼうのきんぴら 納豆

 

【今日の献立のポイント】

 今日は、熊本のふるさとの味として、「タイピーエン」を出しました。タイピーエンは、中国の福建省の郷土料理で、スープワンタンの料理として食べられていました。その料理が、熊本県でアレンジされ、今では熊本県を代表する郷土の味となりました。

 タイピーエンは、豚肉、魚介類、うずらのたまご、野菜などと、春雨を入れて作る、具だくさんの春雨スープです。お店によっては、とんこつ味や、油で揚げたゆで卵を切ってのせているところもあります。

 給食のタイピーエンも、材料を丁寧に炒めて作るので、うまみがスープの中にしっかり出ておいしくできました。給食で人気のあるタイピーエンは、先生たちも、子どもの頃から親しみがある料理です!

 さて、今週一週間は、「全国学校給食週間」と合わせた、考える給食でした。毎年、1月は、給食週間をとおして、私自身、食べもの、作ってくださる方、豊かな自然、健康や命などに感謝することができる大切な機会になっています。

 その気持ちを伝えるために、杉本先生と一緒に授業に取り組みました。杉本先生から、体の成長について、今と昔を比べながら、①食事②運動③眠るを大切にしようという話がありました。私は、給食センターの一日の仕事を動画で紹介しました。授業を受けた後、毎日もりもりと完食の5年生の食缶は・・・ごはん一粒、小さい人参やねぎも残らないようにつぎわけてくれていました!!感激しました。作る人、食べる人がお互い、相手を想像できる給食、いいなぁと改めて思うことができました。

 明日からの週末、おうちの人と一緒に料理を作ったり、お手伝いをするといいですね。

今日の給食

~1月25日(木)~

 

【今日の献立】

丸パン 牛乳 白菜のクリームスープ ハンバーグのきのこソースがけ 

フルーツ杏仁

 

【今日の献立のポイント】

 今日は、「地産地消」を味わう献立です。南小国町の「白菜、ジャージー牛乳」を入れた「クリームスープ」と、南小国町の特産品である「干ししいたけ、まいたけ」を入れた「きのこソース」です。

 白菜は、冬の厳しい寒さの中で育っているので、白菜の甘みが増して、とてもおいしいですね。濃厚なジャージー牛乳との相性もバッチリです。

 まいたけは、南小国町の給食にはよく使われますが、他の阿蘇地域の給食に出ることは、少ないです。南小国町の給食すごいですね。まいたけの原料は、おかくず、ふすま、乾燥したおから、水です。ふすまとは、小麦の皮を粉にしたものです。これらの素材を混ぜ合わせて、菌床を作り、この中に舞茸菌を入れて栽培していきます。培養室、発酵室で、大切に育てられたまいたけは、味、香りともにまいたけ本来のおいしさとなります。

 きのこソースのかくし味には、赤みそを入れました。調理員さんが、時間をかけて、玉ねぎがしんなりするまで炒めて作ったソースは、とてもおいしかったです!給食時間、食缶のふたを開けた子どもたちから「わー!すごい!」という声が聞こえてきました。

今日の給食

~1月24日(水)~

 

【今日の献立】

麦ごはん 牛乳 のっぺい汁 いわしのおかか煮 たくあんサラダ

 

【今日の献立のポイント】

 今日は、「学校給食の歴史」に注目した献立です。学校給食の歴史は古く、明治22年山形県の忠愛小学校で始まりました。その当時は、貧しくて学校に行けなかったり、お弁当を持ってこられない子どもたちもいました。そこで、佐藤れいざんというお坊さんが中心となって、お経を唱えて、町を歩き、お金を寄付してもらいました。その寄付してもらったお金を、給食費にあてました。そして、「おにぎり、塩鮭、菜っ葉のつけもの」を給食として、子どもたちに提供しました。これが、学校給食の始まりと言われています。

 今と比べるとおかずが少ないですね。けれど、当時の子どもたちにとっては、とても嬉しかったと思います。学校で給食が作られるようになると、子どもたちが学校に行けるようになり、勉強ができるようになったそうです。給食には、昔も今も、「子どもたちのために」という気持ちで作られていますね。これからも、感謝しながらいただく気持ちを持ち続けていってください。

 今日の給食は、学校給食の歴史を少しでも感じてもらえるように工夫しました。南小国産の小松菜、里いもを使いました。調理員さんが、里いもを一つ一つ丁寧に皮を剥いてくださいました。里いもは、出汁の中で煮込むと、ホクホク、トロッとした食感に仕上がりました。

 今日は、たくさん雪が降り、一段と寒い日になりました。給食センターも、雪景色が見える中での作業でした。みんな雪遊びをして体が冷えているかなぁと思ったので、のっぺい汁の味つけと、とろみをいつもよりしっかりつけました。体の中から温まり、心がホッとする給食時間になりました。

今日の給食

~1月23日(火)~

 

【今日の献立】

ミルクパン 牛乳 阿蘇たかなスパゲティ 切り干し大根のサラダ 

ジャージーヨーグルト

 

【今日の献立のポイント】

 今日は、「地産地消」に注目した献立です。南小国町の特産品の「阿蘇たかな、干ししいたけ、ほうれん草、切り干し大根、ジャージーヨーグルト」を出しました。

 みなさんは、地産地消という言葉を聞いたことがありますか?地産地消とは、私たちが住んでいる場所で育てられた物を食べることです。地元の農家さんが作っているので、安心・安全で、新鮮な食べものを食べることができます。安心の中には、「育てている人の顔が、分かる。見える。」ということも含まれていますね。

 今日の給食の中に使われている「ほうれん草」は、今が旬です。ビタミンなどの栄養素がたっぷりふくまれています。干ししいたけや切り干し大根などは、しいたけや大根がたくさんとれる時期に干して、乾物として作っています。厚みのある切り干し大根は、歯ごたえもあり、噛むほどに口いっぱいに大根のおいしさが広がります。サラダに入っていた「こんにゃく」との相性もとても良かったです。

 今日のスパゲティの阿蘇たかなは、南小国町にあるお店から届けてもらいました。阿蘇地域では、3月から4月にかけて育てた高菜を、1本1本折って、収穫していきます。収穫した高菜は、漬物にします。冷凍庫で保管することで、きれいな緑色のままの高菜漬けを食べることができるそうです。阿蘇を代表する高菜漬けですが、年々、高菜を育てる人が減ったり、環境の変化で、収穫量がどんどん少なくなっているそうです。

 

 みなさん、地産地消を守るために、できることはなんでしょう?

作ってくださる方のことを知ること、地元の食べものを積極的に食べること、自然や環境を大切に生活することなど、自分ができることを考えて、行動していくことが、地産地消を守る一歩になりそうですね。