ぐんちくBlog

9/25 校庭に彼岸花が咲いていました

 校庭に咲いている「彼岸花」を見つけました。

 子供の時は、毎年秋のお彼岸頃になると一斉に咲く「彼岸花」を不思議に思っていました。大人になった今では、気温が20℃から25℃くらいになると咲くことを知っています。(と同時に、地球温暖化が進まず、このまま秋の彼岸頃には必ず彼岸花が咲いてほしいなぁと願っています)

 彼岸花には毒性があり、モグラやネズミなどの害獣除けとして農作物を守るためなどに植えられていることはご存じと思いますが、彼岸花にはもう一つ大きな特徴があるそうです。

 それは、葉より先に花が咲くことです。彼岸花は、秋の彼岸の頃に茎が伸び花を咲かせますが、一週間ほどで花も茎も枯れてしまいます。その後、冬にかけて葉を伸ばし、そのまま越冬し、春になると球根に栄養をため、夏が近づくと葉は枯れて休眠期に入るそうです。そしてまた秋の彼岸の頃に開花するという不思議な特徴をもっているのです。

 このような特徴から「葉見ず花見ず」とも呼ばれているそうです。通常とは逆の成長をする彼岸花にますます興味が出てきました。

 子供たちの中にも、不思議に思っていた子供がいたかもしれません。この「?」が主体的な学びの原動力です。通学路で見た植物や昆虫、動物、気候などに好奇心をもって探求する子供を育てていきたいと思っています。