9/19 「ともだち」をテーマに話しました
令和7年9月18日(木)の午後、集会日課として生み出した20分間を使い、全校集会(校長講話)を行いました。今回は、オンラインで「ともだち」をテーマに話しました。
「10歳の壁(9歳の壁)」という言葉を聞かれたことはありますか。個人差はありますが、10歳前後(中・高学 年頃)になると、脳は幼児の脳から「学習する脳」へ変化し、自己理解が高まり、自分の能力などを自覚するようになります。そして、それを他者と比較し、優越感から批判したり、劣等感からねたんだりして、友達関係を崩すことがあります。(時にはいじめに発展することもある)また、この時期は、他の理由からも友達関係に悩む子供は少なくありません。
そこで、子供たちに「どんな人ともうまく付き合える力を身に付けてほしい」と願い、次のような話をしました。
*子供のうちは友達も必要だけど、「友達をつくろうとする行い」が大事。人とどうやってつながっていくか(どうやって一緒に過ごすのか)について工夫することが大事。学校はそれを学ぶところ、将来社会に出て楽しく生きていくための練習の場である。
*心(脳)の変化を知り、友達に対して優越感から批判したり、劣等感からねたんだりすることなく、「心に線を引きながら」(自律)接することが大事。
*人付き合いで大切なことは、相手に不愉快(嫌)な思いをさせないこと。「みんな仲良く」でなくてもよい、「友達になれそうにないと思う人とも傷つけ合わずに穏やかな関係を築く」ことが大事。
*友達の数の多さは関係の豊かさを示すものではない。大事なのは、お互いを高め合う(向上心でつながっている)関係の友達(=最高の友達)をもっているかである。
人は、生涯に約3万人と出会うと言われています。小・中学校で友達と積極的に関わり、失敗しながらも人付き合いの練習を積み、その経験を将来社会に出て生かしてほしいと思います。
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