校長のつぶやき

2026年6月の記事一覧

2026.6.15 6月は「〇〇月間」

6月も半ばを過ぎました。

考えてみると、夏休みまであと1か月です。「しか」か「も」かは読者それぞれの感覚にお任せします。

 

サッカーW杯2026の日本の初戦を迎えました。早朝からオランダとの試合に声援を送っていた方も多いのではないでしょうか。あきらめない強さを改めて学ばされたような気がします。

梅雨の中日ですが、JAPANブルーが広がっています。

現在、5年生が種まきをしたもみを体育館前のJAPANブルーシートで作った育苗池で育成していますが、こちらもすくすくと成長しています。

26日(金)の田植えまでにはさらに成長し、十分な大きさになるのではないでしょうか。

 

さて、6月は不思議と「〇〇月間」と名の付くものが多いような気がします。

正門の掲示板に示されているものだけでも3つ。

「心のきずなを深める月間」としては、12日(金)の全校集会で、先日の県校長人権教育推進会議で得た学びも生かしながら子どもたちにお話をしたところです。

「歯と口の健康月間」としては、学校歯科医の渡辺先生にもご協力を得ながら、養護教諭による歯の授業を全学年で進めています。19日(金)には歯の健康集会も予定しています。

 

「食育月間」については、給食指導をとおして行っていますが、ご家庭でも食生活について話題にしていただけたらと思います。

 

6月半ばで折り返し地点を迎えました。「〇〇月間」が名ばかりでなく、価値あるものになるよう、しっかり取り組んでいきたいものです。

2026.6.12 大局から一隅へ

梅雨の中休みとはいえ、爽やかな青空とそよ風が心地よいですね。

 

ちょっと目線を左へ。

「尊厳と孤独」

そんなタイトルをつけたくなるような指令台の存在感です。ちょっとした視点や構図の変化で伝わるものや価値観が変わるものですね。

 

2階から中庭の池に目を向けてみました。金鯉のルイスは今日も元気です。たんぽぽ教室で長く飼っていた金魚たちも最近なかま入りし、さらに楽しげです。

左側の緑色の集団の中に何かちらっと見えました。寄ってみましょう。

緑色の葉っぱの中に何か違う色が見えます。さらに寄ってみましょう。

高貴なピンク色の蓮のつぼみが顔をのぞかせていました。

幸せな気分です。

 

大局を見るのも大事ですが、一隅にも目を向けることも大事ですね。

価値のあるものは見に行かなければ見ることができない。そんなことを改めて感じさせるひと時でした。

2026.6.11 6年租税教室

今日の6年生は多様な学びの一日。5校時は「租税教室」です。

税理士の田﨑さんに来校していただき、税と私たちの暮らしについて学ぶ機会をいただきました。

 

一言で「税」と言っても、実は50種類あるそうです。

税の紹介と実際に払ったお金とそこに含まれた税金を出していくと、結構払っていることに気づきました。

「では、税金が高い! いらない!という人は手を挙げて!」

ほとんどの子が手を挙げました。

そこで、もし税金が0だった場合の暮らしについて、DVDを視聴しました。

どうやら、大変困ったことになりそうです。税金がないと、小学生は、学費だけで年間97万円、毎月7万5千円払わなければならないようです...

100万円で厚さは1cm。歌手の浜崎あゆみさんは4億円の所得税を払ったそうですから、積み上げると4m。天井を軽く超える金額を払っている場合もあると、具体的な話を交えながら楽しく授業が進みました。

 

最後には「1億円(レプリカ)」を一人ひとり持ってみました。重さは約10kgもあります。

いつかそんな Big Money を手にしたいものです。

 

田﨑さんが「最後にきくけど、税金が高い!いらない!と思う人は手を挙げて!」と問われると、シーン。

誰も手を挙げません。税はお互いの生活を支え合う、大切な仕組みのひとつであることが伝わったようです。

「でも、正直高いよね(笑)。これから大きくなって、支えられる人から支える人になり、どれくらいの税がいいのか、考えていってください」とまとめられました。

深い学びのある時間となりました。

税理士の田﨑さん、ご指導ありがとうございました。

2026.6.11 いのちの音

動物愛護センターの皆様にご来校いただき、1~3年生は体育館で、6年生は音楽室で「いのちの授業」を行いました。

 

「『生きている』ってどういうことでしょうか?」と動物愛護センターの方が問いかけられました。

6年生からは哲学的な答えも見られました。さすがですね。

 

「心臓が動いている」

ということで、心臓の音を聞きました。

1~3年生は、代表児童の心臓の音をスピーカーで聞きました。

6年生は、全員が自分の心臓の音をスピーカーで聞きました。

 自分の鼓動、そして友だちの鼓動を聞くことができました。自分が生きている実感はもちろんのこと、友だちもまた生きているということを実感できたことがとても価値のあることだったと感じました。

1~3年生は、犬の鼓動も聞きました。保護犬を連れてきてくださったのです。

 子どもたちの感想は「速い!」でした。

犬も心臓をしっかり動かして生きているのです。

「ぞうさんの心臓はどれぐらいの大きさだと思う?」と問いかけられました。

なんと、40kgもあるそうです。でも、人間の半分ぐらいの速さの鼓動なのだそうです。

 

聴診器を使って、お互いに心臓の鼓動、いのちの音を聞き合ってみました。

 

あらゆる動物が、心臓を動かしていのちの音を発し、今を生きている。

自分も生きている。それと同じように、すべてのいのちあるものが共に生きている。

それを実感できるすてきな授業でした。

動物愛護センターの皆さん、ありがとうございました。

2026.6.11 朝の草花と子どもたち

朝から校舎の外回りを歩いていると、いろんな草花に出会います。

土俵の周りにはかわいらしいピンク色の花々が顔を寄せ合っておしゃべりしていました。

いつものGoogleレンズによると、「ユウゲショウ(夕化粧)」という北米南部から南米原産の多年草なのだそうです。明治時代に観賞用として日本にやってきましたが、現在はそれが野生化しているとのことです。

 

二宮尊徳像の足元をこの花たちがにぎやかにし始めていました。

Googleレンズによると、「ヒルザキツキミソウ(昼咲月見草)」だそうです。4枚の薄ピンク色の花びらと黄色い中心部のコントラストが美しく、なんだかホッとする景色をつくってくれています。

 

2年生の野菜の花壇もずいぶん元気になってきています。立派な茄子も見えていました。

顔を挙げると、向こうに黄色い帽子の1年生が植木鉢を眺めている様子が目に留まりました。

朝顔です。

「みて!〇〇ちゃんのあさがお、さいてるよ!」という声も響きます。

周りの子たちも「ほんとだ!いいなぁ!」と言いながら、水やりを頑張っていました。

「ねえねえ、校長先生ちょっときて」と私の手をにぎって引っ張っていくひとりの男の子。

「これ、もうすぐさくよね?」と小さなつぼみをいとおしそうになでなでしています。

「あ、ここにもあるよ」と嬉しそう。

「もうすぐさくんじゃないかな。たのしみだね!」

 

あさがおの成長に一喜一憂しながらも楽しみで仕方のない1年生たちの姿を見て、朝から幸せな気持ちになりました。

人間は、何かと誰かとつながってしか生きることのできない生き物だと思います。

こうやって草花と関わり、その変化を喜んだり楽しんだり、時には悲しんだりしながらつながっていくことを学び、人として成長していく。あらためてそのことを草花と子どもたちのかかわりの中に感じ、「あぁそうだよな」と深く感動したのです。

 

私も成長し続けたいものです。すてきな朝でした。