学校生活 

令和5年度 学校生活

謝恩会

 3月8日(金)の6時間目に6年生が、先生方への感謝の気持ちを伝える謝恩会を開催してくれました。

 最初に開会の言葉があり、6年生と先生方が一緒になって班を作り、楽しいクイズ形式のゲームを楽しみました。

 この問題の答えは、“晴れ”だったそうです。

 そう言えば、修学旅行や持久走大会は、前日までの雨や当日の天気が6年生に味方してくれて実施できました。特に修学旅行は、長崎市でのフィールドワークの時は、雨が上がったり、小雨になったりして無事に実施できました。強運の持ち主たちだと思います。

 イントロ当てクイズでは、私(校長)のオリジナル曲が出題されました。子どもたちからは、「校長先生、ずる~」との声も上がりました。

 班ごとに代表が答えを言う時は、大きいコーンを使って他の班にわからないように答えます。とても盛り上がりました。

 同点優勝で二つの班に特性のトロフィーが授与されました。

 会の終盤に、6年生の子どもたちから先生方へのお礼の言葉がありました。

 そして、感謝の思いを「いきものがかり」の「ありがとう」の歌に込めて合唱してくれました。感動しました。

 先生方を代表して、私(校長)が、お礼の言葉を述べました。

 人を楽しませながら自分も楽しむことができる力が6年生に育っていました。とてもすばらしいちからです。一人ひとりが確かに成長して次の道へと進む準備ができていると思いました。

 終わりの言葉で、楽しく、ありがたい謝恩会を閉じました。

 6年生のみなさん、吉野先生、太郎先生ありがとうございました。

 

 

 

 

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手話クラブと朗読劇クラブの発表会

 3月7日(木)の業間の時間(2時間目と3時間目の間の時間)に、本年度のクラブ活動で、外部講師から指導していただいてきた手話クラブと朗読劇クラブが、全校児童に発表会をしました。

 手話クラブは、手話サークルわかぎの会の方々から指導していただいてきた手話を使て、1年生もよく知っている「三びきのこぶた」の演劇をしました。

 まず最初に劇の説明を手話でしました。

 髙木先生から手話についてお話をしてもらいました。

 お母さんぶたから三びきのこぶたは、それぞれ自立するように言われ、それぞれが家を建てることになりました。

 三びきのこぶたは、それぞれの性格で、それぞれの家を建てました。

 おおかみがやって来て、こぶたたちの家を吹き飛ばしていきます。しかし、末っ子のこぶたのレンガの家は吹き飛ばず、壊れません。

 レンガの家を壊せなかったおおかみは、屋根に上り暖炉の煙突から家の中に入ろうとしましたが、こぶたたちが、暖炉に薪を込めて燃やして退治しました。

 ナレーターも手話で発表しました。

 年間を通して手話サークルわかぎの会の方々に手話を教えていただきました。その成果を全校児童の前で発表することができました。この発表は、人と人とがつながることの温かさとすばらしさを教えてくれました。そして、誰とでも心を通わせる方法を手話を通して全校児童が学ぶことができました。

 手話サークルわかぎの会の皆様本当にありがとうございました。

 朗読劇クラブは、横島校区まちづくり委員会の皆様に年間を通して、朗読劇「海から生まれた町よこしま『石塘築堤』人柱『生だごまつりのものがたり』」のご指導をしていただきました。また、劇団きららの方にもご指導をいただきました。

 朗読劇のために前日から準備をしていただき、当日も早朝からマイクやミキサー、スピーカーなどのセッティングもしてくださいました。おかげで体育館に子どもたちの朗読が響き渡りました。

 この朗読劇の冒頭に「私たちが住んでいる横島は、広い大地に恵まれた豊かな地域です。でもそれは昔の人たちの大変な努力によって築きあげられたもの。今からお伝えするのは、決して忘れてはいけない400年前の横島の歴史の物語です。」と読みあげられます。それには、横島校区まちづくり委員会の皆様の子どもたちに伝え残していかなければならない使命を感じます。

 今、お米やいちご、トマト、茄子等の豊かな作物が実り、豊かな大地が横島小の子どもたちを育んでくれています。それは、400年前から始まった横島干拓によってもたらされた大きな大きな恵です。そこには、命を懸けた労働と、その原動力となる家族愛やなかまへの愛情、郷土愛があり、400年前から脈々と横島の人びとに受け継がれてきた決して途絶えさせてはならない生き様があります。

 子どもたちの朗読劇を参観しながら胸の奥から熱い感動がこみ上げてきて、下の瞼から涙がこぼれてしまいました。とてもいい、とても意義ある発表でした。そして、必ずこれからも横島の子どもたちに伝え残していきたいと強く思いました。あらためて横島まちは、いいなあと思いました。

 横島校区まちづくり委員会の皆様本当にありがとうございました。

 

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縦割り班によるチャレンジゲーム大会

 3月1日(金)に全校児童を10班の縦割り班に分けて、10の競技にチャレンジするゲーム大会をしました。

 これは、6年生との送別遠足が、昨夜までの雨のために外平山展望公園に行くことができなかったために校内で楽しいことを6年生とすることで、みんなの思い出を作るために行いました。次の写真がその様子です。

 「10秒チャレンジ」ストップウォッチで、10秒間を見らずに止めるゲームで、10秒ちょうどだと10点、0・1秒未満だと9点、0.3秒未満だと8点、0.6秒未満だと7点、1秒未満だと6点、それ以上のずれは5点をもらえるゲームです。

 「1kgチャレンジ」 目測で砂を1kgずつ各学年1つのバケツに入れて、6つのバケツの重さが6kgとの誤差を点数にするゲームです。

 「上皿天秤重さチャレンジ」各学年で選んだ二つの物の重さを手で計り、重い方を選ぶゲームです。

 「積木つみ上げチャレンジ」 制限時間内にどれだけ高く積木をつみ上げることができるかを競うゲームです。

 「お手玉チャレンジ」 班の全員が1回ずつお手玉を投げて、輪の中に入った数で点数を決めるゲームです。

 「校歌三番チャレンジ」校長室で、横島小学校の校歌の1番(8点)、2番(9点)、3番(10点)を班で選び、その番を歌詞を見ずに全員で歌い、歌詞をまちがえずに歌えたら( )の点数がもらえるゲームです。

 「音量チャレンジ」 目標の音量を決めて、班で5回チャレンジして、音量がピッタリ合ったら10点、5未満のずれだと9点、10未満のずれだと8点、20未満は、7点、40未満は、6点、それ以上のずれは、6点の点数になるゲームです。

 「じゃんんけんチャレンジ」 先生対班員でじゃんけんして、先生に3回負けなかった人の数で点数がもらえるゲームです。

 「50CCチャレンジ」 用意されたコップに目測で水を入れて、50CCに近い量の水を入れるゲームです。ぴったりは、10点、2未満のずれは、9点、5未満は、8点、10未満は、7点、20未満は、6点、それ以上のずれは、5点がもらえるゲームです。

 「けん玉チャレンジ」 班員全員で、けん玉の大皿に玉を乗せることができた人の数で点数がもらえるゲームです。

 獲得合計点が同点で、2つの班が同点優勝でした。優勝した班には、子どもたちが手作りした優勝カップが授与されました。

 5年生の新しい運営員が、閉会の言葉を言って楽しい「チャレンジゲーム」が終わりました。

 子どもたちは、1年生から6年生まで、話し合い、協力してゲームに挑んでいました。どのゲームも楽しくチャレンジしていたようです。

 昨夜の雨や気温、風等のために遠足には行けませんでしたが、学校で6年生との楽しい思い出を作ることができました。

 「チャレンジゲーム」の後は、子どもたちは、校舎内やグリーンステージ、運動場の好きなところで持参したおいしいお弁当を食べて、好きな遊びをして楽しく過ごしていました。

 私は、子どもたちの姿を見ながら、にっこり笑顔になっていました。

 

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来年度新入学児体験入学

 2月14日(水)14:00から15:30の予定で、来年度横島小学校に入学する子どもたちの体験入学をしました。

 この体験入学は、玉名教育事務所管内のほとんどの小学校が行うもので、来年度入学予定の子どもたちが、入学前に小学校に少しでも慣れて、小学校入学をより楽しみにしてもらうために行うものです。

 また、本校では、その保護者に、小学校入学前の準備物の購入や保護者どうしがなかよくなってもらうための交流を「親の学びプログラム」を通して行いました。

 体育館に集合した後、新1年生(来年度入学児童)たちは、田中先生(教務主任)の指導のもと、中川先生、三浦先生の支援を受け、1年生(現1年生)にエスコートされながら横島小の校舎内を見学しました。

 その後、1年生教室や低学年ホール、図書室でクーピーを使ってお絵かきをしました。

 保護者のみなさんは、多目的室で教頭先生から、入学式や今後の予定等の説明を受け、「親の学びプログラム」に参加していただきました。

 来年度は、29名の宝子たちが入学予定です。今日の体験入学で子どもたちが、横島小学校に入学したい気持ちが高まり、その保護者のみなさんが、入学に関して少しでも安心してもらえたらうれしいです。新1年生たちも「笑顔の登校 感謝の下校」ができますように全職員で尽力していきます。

 

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能登半島地震への募金

 2024年・令和6年1月1日(月)の午後4時10分、私たちが玉名で穏やかなお正月を迎えていたころ、能登地方を震源とするマグニチュード7.6の強い地震が起き、石川県、富山県、福井県、新潟県で多くの災害、被害が発生しました。中でも石川県では、1月30日(火)現在で、災害関連死も含めて238名の方が亡くなられ、19名の方の安否がいまだにわかっていません。また、多くの家屋が倒壊したり、道路が寸断されたり、水道が使えない状況がつづいています。そして、1か月がたった今でも、真冬の凍てつく寒さの中で、多くの人びとが、避難生活を送られています。横島小学校の子どもたちと同じ年の子どもたちが、学校で学んだり、遊んだりできない状態があります。

 この地震によりお亡くなりになられたみなさんに謹んで哀悼の意を表します。また、被害に遭われたみなさんに心からお見舞い申し上げます。

 8年前の2016年の4月に熊本地震を経験した私たち熊本県民にとって、今の能登半島をはじめとする震災被害に遭われた方々の姿を見ると、心が強く痛みます。

 あの時、熊本県に全国各地や海外からも、たくさんの支援をいただきました。励ましをいただきました。そのおかげで、私たちは、悲しみや苦しみから、前を向いて復興へ立ち上がる元気や勇気を出すことができたと思います。

 そのことを横島小学校の子どもたちが思い出し、今度は、私たちが、震災で悲しんでいたり、苦しんでいたりする人たちに元気や勇気を出してもらうための行動をしようと考えました。子どもたちと先生方とで考えて、その思いを形にして届けるために募金活動をしようということになり、全校児童に呼びかけて取り組みました。そして、集まった募金を1月29日(月)に児童を代表して、運営委員会の子どもたちが、玉名市役所横島支所を通して、被災地に届けていただくようにしました。

 子どもたちが、それぞれの家庭や地域の皆さんの協力を得て、41,503円の尊い募金を玉名市役所横島支所を通して被災地に届けました。

 子どもたちの思いと行動が、被災地に届けられ、震災に遭われた方々の少しでもお役に立てればと思います。

 そして、被災地で、悲しみ、苦しんでおられるみなさんが、元気や勇気を出して復興へ歩んでいただければと横島小学校より心から願います。

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