感謝の気持ちを行動に
いよいよ3学期も1月が終わりました。6年生が登校するのも後34日です。本当に最後が近づいてきたなという感じです。今、子ども達は卒業プロジェクトを行っています。一人一役で、卒業に向けて様々な活動の準備を行っています。まずは、先週のなわとび大会の時間を活用して、お世話になった教室の「窓ふき」を行いました。大掃除などで窓ふきはしますが、意外にも窓は汚れているものです。そこに目を向けて、感謝の気持ちを行動に表わすために窓ふきをしました。体育の時間で教室が空いているとき、子ども達が早く下校するときなどを見計らって、窓ふきをしました。プロジェクトの子ども達は、昼休みの時間を使って計画を練り、学級の子ども達の割り振りも考え、各教室の担任も連絡をして、実際に窓ふきをしました。とても、大切なことを学習しているなと思いました。段取りというのはとても大切で、どんなに良いことでも自分たちで勝手に行うことはできません。関係する先生方に了承を得て活動するということを学習できたと思います。これから大人になって働く際にも、様々な手続きを経て行動しなければなりません。子どもたちは、貴重な経験をしたと思いました。さて、私も窓ふきを経験しましたが、かなり力が必要です。水で窓をぬらし、乾いた新聞紙で力を入れてこすります。窓は、表が汚れているのか裏が汚れているのか分かりづらいので、何回もこすらなければなりません。6年生の仕事だなと思いました。窓ふきが終わった時に4年生の子どもが「教室の窓が開いている。」と言ったそうです。子どもが窓が開いていると勘違いするくらい窓がきれいになっていたそうです。とても、やる気が出るうれしい話でした。プロジェクトは、これだけではありません。まだまだ、いろいろとあるので、みんなで協力して感謝の気持ちを行動にしていきたいと思います。