校長ブログ~風土~
№.061(2025-0704)【あれから5年】
令和2年7月4日から5年が経過しました。5年前の今日、熊本県南部を襲った集中豪雨の被害は、想像以上のもので、知り合いの方から送られてきた動画や写真に驚きました。
当時、県の教育委員会にいたため、被災した子供たちへ大学生などのボランティアを派遣する関係で毎週のように被災地に出向きましたが、被害の爪痕は今でも忘れられません。5年経過した今、人口の流失も続いているとのこと…。鎮魂と復興を願うばかりです。
№.060(2025-0703)【抜け殻】
朝から大事そうに手のひらで守りながら登校してきた子供がいました。中をのぞかせてもらうと…セミの抜け殻でした。先日№57「梅雨明け?」で梅雨明けしたのにセミが鳴かないとブログに綴ったばかりですが、いよいよセミも土中から這い出して、羽化を始めたようです。出始めだからでしょうか、耳を澄ましてみても、まだ鳴き声は聞こえません。
とは言え、暑さを増長するかのようなセミの大合唱を耳にするのも時間の問題でしょう。
№.059(2025-0702)【着工間近】
多くの荒尾市内の小中学校では、本年度トイレの洋式化と校内のバリアフリー化工事が行われることになっています。通常、これらの工事は1年ずつ順を追って実施されるのですが、市長の英断により年度内に一気に終わらせるとのことです(実はすごいこと!)
本校でも、南校舎のすべてのトイレと体育館の新設やバリアフリー工事から始まり、秋からは北校舎も…。南校舎の外には足場が組まれ、着工間近といった感じになってきました。
№.058(2025-0701)【文月】
今日から7月に入りました。振り返ると、2025年も半分が終わったことになります。今年のお正月は、孫が生まれたことで慌ただしい日々だったのですが、ずいぶん昔のような気がします。
さて、7月は別名「文月(ふみづき・ふづき)」と言われます。由来は、七夕に詩歌を作ったり書物を読風にさらしたりした風習があるとのこと。最近は、手紙を書くということもほとんどなく、めっきりSNSばかり…。私はブログぐらいかな~?
№.057(2025-0630)【梅雨明け?】
今月27日に九州北部地方で梅雨明け宣言が出されました。観測史上最も早い宣言となりました。ただし、2022年も似たような状況(梅雨入り6/11→梅雨明け6/28)だったのですが、秋には正式な梅雨明けを7月22日頃と大幅修正しました。今回はどうなることやら…。
しかし、梅雨明けと同時に鳴き出す風物詩の“セミ”の声が全く聞かれないんですよね。土の中で出番を待っていて、もしかしたら焦っているかも…。(汗)
№.056(2025-0627)【4日ぶりに】
今週は5年生の集団宿泊教室に同行した関係で、3日間朝の“あいさつタッチ運動”に立つことができませんでした。今日は、4日ぶりに6年生の子供たちと正門前に立ったのですが、やはり朝から子供たちを出迎え、一人一人と“あいさつ&ハイタッチ”をするのはいいものです。
少し元気がなさそうな子がいると気になって、その後の教室の様子を見に行くことも…
来週から7月に入ります。夏休みまで元気な子供たちをお出迎えします!
№.055(2025-0626)【6.26】
今から72年前の昭和28年6月26日に、熊本市内の中心部を流れる白川が氾濫し、死者行方不明者500名以上、橋の流出85、家屋浸水3万戸以上という大きな被害が出たそうです。毎年のようにこの時期になると大雨による被害が出てしまいますが、自然の猛威の前ではなすすべがありません。思い出したくない悲劇であるとともに、決して忘れてはならない出来事です。来月11日の防災熟議でも子供たちと一緒に考えたいものです。
№.054(2025-0625)【遭遇】
早朝に青少年の家周辺を散歩してきました。海岸沿いを歩いていると、波も穏やかで、爽やかな海風でした。また、砂地にはいくつかの足跡が…。1つは犬らしきもの(タヌキかも?)もう1つはどうやらイノシシのようでした。
その後、いきなり歩道に大きな生き物が飛び出してきたのです。向こうも私に気づき慌てて戻りましたが、野生のシカでした。昨日は懐かしい方との出会いで、今日はシカとの遭遇となり、驚きの朝になりました!
№.053(2025-0624)【顔見知り】
宿泊教室の1日目は、環境センターや水俣病資料館からスタートしました。環境センターのスタッフの方には知り合い(元校長先生)が複数名いらっしゃって、懐かしい気持ちになりました。
学習が終わり、芦北青少年の家に到着し、夕食のため食堂に行くと、同じ日程で宿泊する他校(人吉市と水俣市)の校長先生や教頭先生にも顔見知りの方が…。30年以上勤務していると、いろんなところでつながりが出てくることを実感した初日でした。
№.052(2025-0623)【きめつけをしない】
先週の金曜に人権集会が、低学年と高学年の部に分かれて開催されました。各学年で取り組んだ人権学習を通して、自分たちの生活に置き換えて決めた「人権宣言」も紹介されました。どの学年でも共通していた思いは「きめつけをしない」でした。不確かな情報をうのみにせず、自分の目と耳で見聞きしたこと基に正しく判断することが第一。正しく判断するためには、正しい知識を理解することです。人権が尊重される桜山小を目指します。