校長室から

校長室から

9月8日(火)台風一過!

昨日まで台風の被害を心配していましたが、本日は見事に晴れ上がり、気持ちのよい一日となりました。
坂瀬川小の子供たちに大きなけがもなく、元気に登校してくれました。「夜、なかなか眠れませんでした。」「坂瀬川公民館に家族で避難しました。」「親戚と一緒に過ごしました。」など、暴風雨の夜のことをたくさん教えてくれました。
ちなみに、本日のように台風が通り過ぎたあと、空が晴れ渡りよい天気になることを「台風一過」と言いますが、音だけを聞いて、「『台風一家?』って何だろう。」と思った子供もいたようです。ある教室で話題になっていました。子供たちの素朴な発言に、昨日までの疲れが吹き飛ぶ思いがしました。
何はともあれ、また坂瀬川小のいつもの学校生活が戻り、うれしくなった一日でした。
  

9月7日(月)台風10号襲来!

本日は、特別警戒の発表基準に達するほどの過去最高クラスの台風10号の接近に伴い、苓北町内のすべての小中学校が臨時休校となりました。これまで経験したことのない台風ということで、人的及び物的に大きな被害が出るのではないかと心配していました。先週金曜日に、子供たち並びに職員に対して「自分の命を守ることを最優先に考えた行動を取るように!」と伝えました。
昨日は、第1避難所となっている坂瀬川公民館にも、多くの方々が早くから避難されていました。また、本校の体育館も避難所として開設されました。深夜に最接近するということで、誰もがなかなか眠れない夜となりました。
幸いなことに、子供たちや地域に大きな被害は出ませんでした。前回の台風9号、そして今回の10号の接近を通して、改めて自然災害の恐ろしさを感じるとともに、日頃の備えの大切さを痛感した一夜でした。
     

9月4日(金)「ぬきムキプロジェクト」って何?

児童集会がリモートで行われました。(リモートでの集会もずいぶん慣れてきました)
体育委員会が計画した「ぬきムキプロジェクト」について紹介がありました。
本校の運動場は、取っても取っても次々に草が生えてきます。体育委員会で活動を考える際に、「運動場を思いっきり使うために草をどうにかしたい。」「みんなの体力を高める取組もしたい。」といった意見が出されました。この2つの課題を同時に解決できる方法はないかという話し合いの中から生まれてきたアイディアです。
全校児童で朝から運動場の草取りをすると言う取組ですが、体育委員会の子供たちの考えとしては、以下のような効果があるそうです。
①朝から時間を決めて草を取ることで握力と集中力が高まる。
②場所を移動しながら草を取ることでスクワットと同じ動きになり、脚力が高められる。
自分たちの学校の運動場を大切に使おうと、体育委員会の子供たちが自分たちで考えてくれました。こういう子どもらしいアイディアは、大歓迎です。
これこそが「考動力」ですね。短時間で集中して草を取り、そして残りの時間は思い切り体を動かす。素晴らしい取組です。どんな光景が見られるか、今から楽しみです。
 

9月2日(水)コロナウイルスに負けないぞ!

 新型コロナウイルス感染防止については、「3密」を避けるといった指導をしていますが、自分の身を守るために一番必要なことは、やはりマスクを正しく着けることと、丁寧な手洗いだと思います。子供たちの日頃の生活を見ていると、手洗いを忘れていたり、簡単に済ませてしまうということもあるようです。
 石けんを使い、流水で40秒以上手を洗うことはできていますか?県内のリスクレベルは、依然として「レベル4特別警報」の状態が続いています。また、これから先はインフルエンザの流行期も迎えます。手を洗う重要性について、再度意識付けを図っていきたいと思います。

9月1日(火) 台風対策に感謝!

 台風9号の接近に伴い、校舎外に置いている物が飛ばされないように片付けをする必要がありました。そんな中で頼もしさを見せてくれたのが、本校の5・6年生でした。2時間目と3時間目の間の休み時間に外に出て、一気に片付けを行ってくれました。校舎周辺を見回し、友達と力を合わせてどんどん校舎内に運んでいます。気が付けば、あっという間に台風対策が完了していました。(写真は、その一部です)さすが坂瀬川小の高学年です。
 色々な行事を中止しなければならなくなり、学校のリーダーとしての活躍場面が少なくなっていますが、このような機会を捉えて、高学年としての自覚を持ち、成長する姿を見せてくれることをうれしく感じました。また、日頃より「坂小の高学年として、今必要な行動とは何だろう。」と考動力を意識した投げかけを行っていただいている担任の先生方にも感謝しています。