校長室から
10月18日~10月22日
10月22日(金) 1年生もタブレットを使って学習しています
本校でも、タブレットパソコンを使った授業を積極的に進めています。高学年の子どもたちは、タイピングもかなり上達し、自分の考えを入力し、意見交換する場面も見られています。各教室を回っていると、1年生もタブレットを使い、算数の練習問題に挑戦していました。「タブレットを使って問題を解くなんて、すごいね。」と話しかけると、「100点でした。」「ぼくは、一つ間違えました。」と結果を教えてくれます。
全学年でタブレットパソコンを使った授業が進んでいますが、机の作業スペースが狭くなってしまいます。そのことから、タブレットを落としてしまうことも考えられるため、机を拡張する器具を取り付けています。筆記用具を落としてしまうことも少なくなり、子どもたちも喜んでいます。
10月21日(木) 学年の枠を越えた体力の向上
本校では、小規模校の強みを生かして、異学年で交流しながら取り組む「縦割り班活動」を積極的に取り入れています。清掃活動も縦割り班で場所を割り振り、高学年の児童が低学年の児童に手本を見せて指導しています。
その縦割り班を使って、児童会の体育委員会が中心となり、昼休みに「しっぽとり大会」を企画してくれました。体力テストの結果から、走力や敏捷性に課題があることが見えてきました。全校で体力の向上を図ることを目的に計画したそうです。対抗戦ですので、4日間かけて優勝の班を決めることになります。
本日が初日と言うことで、大会が行われる体育館を見に行きました。学年の枠を越えて、班のために一生懸命走る子どもたちの姿があり、その頑張りに拍手を送りました。楽しみながら体力を高めてくれることを願っています。
10月20日(水) 「校長先生、見てください!」
給食の時間に、それぞれの教室に足を運び、子どもたちの様子を見て回っています。新型コロナウイルス感染症対策として、どの学年でも静かに食べています。1年生教室に入ると、食事の途中ではありましたが、「校長先生、ちょっと見てください。」と私を案内してくれました。そして、廊下に飾ってある図工の作品を指して、「これ、私が作ったんです。」と紹介してくれました。「頑張って作ったね。よくできているよ。」と返すと、笑顔で教室に戻っていきました。図工「はこでつくろう」で、空き箱を組合せながら作品を作ってありました。子どもたちの作った作品を見ていると、飛行機や自動車、動物、建物など、夢のある作品ばかりです。子どもたちの想像力の豊かさを感じた時間でした。
10月19日(火) 5年理科「流れる水のはたらきと土地の変化」
5年生の理科「流れる水のはたらきと土地の変化」の授業を見せてもらいました。授業を見ながら、以前理科専科として授業をしていた時のことを懐かしく思い出しました。授業者が、事前に学校の横を流れる小路川や松原川の上流と下流の様子を写真に撮り、それを大型テレビに映し出していました。その違いから、水の流れについて疑問に感じたことや調べてみたいことを引き出し、学習課題を創り出していきました。子どもたちにとっては、地域の自然の様子に目を向け、自然の力のすごさを考えるよい機会になったように感じました。
これから、この単元の学習が進んでいきます。子どもたちが、「へー!」「おー!」とつぶやきながら学習していくことでしょう。
10月18日(月) 子どもたちに服装も衣替え
今朝、いつものように子どもたちを正門で待っていると、子どもたちの服装が一気に変化していました。10月を迎えても、連日30℃近くの暑い日が続いていました。先週の金曜日までは、子どもたちは半袖で、昼休みは汗をかきながら、元気に外を走り回っていました。しかし、今朝はほとんどの子が長袖のポロシャツや制服のジャケットを着て、寒そうに歩いてきました。そんな子どもたちを迎える私も、スーツの上着を着ていました。
気候の急激な変化で、子どもたちが体調を崩さないかを心配していましたが、いつものように「おはようございます」と元気なあいさつをしてくれ、ホッとした朝でした。
10月11日~10月15日
10月15日(金) 「熊本の心」授業参観&学校保健委員会
本日、「熊本の心」授業参観及び学校保健委員会を行いました。平日の午前中にも関わらず、多くの保護者の皆さまに参観していただき、ありがとうございました。
「熊本の心」とは、郷土のすばらしさを伝え,人間の生き方や考え方を共感をもって学び,郷土に対する愛着を深めることができるよう道徳教育用郷土資料として昭和63年に発行されました。その後、平成23年度に改編し、本県の小中学校の道徳科の時間に活用されています。
本日は、1年生「光るえんがわ」(北里柴三郎)、2年生「おかあさんのプレゼント」(江上トミ)、3・4年生「かけ足登校」(金栗四三)、5年生「今、君の瞳はかがやいているか」(谷口巳三郎)、6年生「大関 栃光」(栃光正之)の教材を使い、郷土の偉人の生き方に触れ、その生き方から自己の生き方を考える学習を参観していただきました。
その後、学校保健委員会を開催し、NPO法人「つなぐ」の代表理事である 倉本 剛史 様をお迎えし、長時間に及ぶスマートフォンやYouTubeの視聴が脳に与える影響についてお話しいただきました。前頭葉の発達に影響が及び、「考えない」「我慢できない」「がんばれない」人間となってしまう可能性があると言う内容に、子どもたちも参加された保護者の方々も危機感が高まったようでした。
本日の授業参観や学校保健委員会の内容について、ご家庭でも話題にしていただければ幸いです。
10月14日(木) 「ぼくも2年生のように上手に読めるようになりたいです」
今朝の朝自習は、「読書タイム」でした。各学年で読書活動を進めていたようですが、1年生教室に2年生が訪れていることに気付きました。昨日、それぞれの学年の授業を見て回っている際に、2年生がお面を着けて何やら練習していました。国語の教材「お手紙」を、役割を決めて演技していました。2年生の担任が、「これが最後のリハーサルだからね。明日は本番だよ。」と、子どもたちを励ましている姿を見ていました。ひょっとしてと思い、中庭を掃除しながらではありましたが、耳を澄ませて聞いていました。
思った通り、2年生が「お手紙」を音読しながら、演技していました。一人一人が練習の成果を発揮し、自分たちで考えら身振りを加えながら、学習の成果を楽しく披露していました。1年生から感想が出されましたが、「ぼくも、2年生のように上手に読めるようになりたいです。」という発表が、大変心に残りました。このように、上学年へのあこがれの気持ちをもって日頃の学習に取り組むことで、さらに「学びに向かう力」も向上してくるものと考えました。
10月13日(水) あなたは、どっち?
校舎内を回っていると、子どもたちの考え方を問うような掲示を見ることができます。例えば、5年生教室の前には、国語「今、生きている社会はくらしやすい方向に向かっているか」について、「向かっている」「向かっていない」の二項対立型の表があり、そこに自分の考えを付箋に書いて貼るよう掲示が工夫されています。感心したのは、5年生以外の子がその掲示を見て考え、自分の立場を付箋に書いて示していることです。
また、道徳コーナーには、教材で活用した挿絵が貼られ、「じぶんだったらこっちかな」という問いかけがあり、自分が取るであろう行動を選んでシールを貼るような工夫があります。たくさんの子がそこで足を止め、考えている様子が見られます。
このように、一人一人の価値観を揺さぶるような掲示活動も、子どもたちの成長の一助になっていると感じます。
10月12日(火) カニ探しに夢中な1年生
本校の子どもたちは、昼休みになると汗まみれになりながら外遊びを楽しんでいます。楽しそうな声が運動場から聞こえるので、どんな遊びをしているのかと外に出て見ていました。学年の枠を越えて共に遊ぶ姿は、見ていても楽しくなります。「校長先生!」と、うれしそうに手を振ってくれます。
中庭を眺めてみると、「カニ、カニ、カニ!」と声がします。見てみると、1年生の子どもたちが、カニ探しに夢中です。「校長先生、いっぱいつかまえました。」とバケツを見せてくれました。「あれ、2匹しかいないよ。」と言うと、「逃げられたんです。」と、バケツから逃げ出したカニをさらに追いかけています。捕まえたカニは、昼休みが終わると逃がしてあげるそうです。優しい子どもたちです。
それぞれの遊びに夢中な子どもたちを見ていると、暗くなるまで山の中を遊び回っていた自分の小学生時代を思い出します。
10月11日(月) 校長室が華やかになりました!
本日、天草教育事務所並びに苓北町教育委員会の学校訪問がありました。日頃から、ふるさと『さ・か・せ・が・わ』小学校の姿の『せ』・・・「せいいっぱいそうじやボランティアを頑張る学校」の実現に向けて子どもたちも先生方も頑張っているところですが、美しい学校でに訪問される方を迎えようと、子どもたちも環境整備を頑張ってくれていました。
先週、地域学校協働活動推進員の方が校長室を見られた際、何となく彩りが足らないと感じられたようで、花を飾ってくださいました。「はなおくら」という花ですが、一気に校長室が華やかになりました。自分で観葉植物などを飾っていましたが、やはり花のある室内は落ち着きます。ありがとうございました。
10月5日~10月8日
10月8日(金) 地域の方々の力を借りて
5年生が家庭科でナップザックづくりに挑戦しています。初めてミシンを使った学習ですので、慣れない手つきで機械と格闘していますが、今月計画されている「自然体験教室」にもっていくために、必死に頑張っています。
この学習に入ってから、地域学校協働活動推進員の方にもご協力いただいています。本日は、学習ボランティアの方にも協力していただき、子どもたちの作業の支援をしていただきました。私も高学年の担任が多かったため、何度もミシンを使った授業を行ってきましたが、なかなかうまくいかなかったことを覚えています。
このように本校の教育活動に対して、快く協力してくださる地域の方々に心から感謝しています。
10月7日(木) 子どもから教えてもらったこと
子どもたちと話をしていると、元気をもらえます。今日は、3年生の子からいろいろなことを教えてもらいました。まず、「最近、嫌いになったものと怖くなったものがあるんです。」と話しかけてくれました。「何が嫌いで、何が怖くなったの?」と尋ねると、以前は飲めていた飲み薬が苦くなり嫌いになったこと、目薬が怖くなったことを教えてくれました。会話をする中で、「ゴーヤが好きなんですよ。」という話題になり、「えー、ゴーヤは苦くないですか。校長先生は大人になって食べられるようになったんだよ。」と返すと・・・「校長先生、小さいときに初めて食べるものは、体が怖がるから苦く感じるそうですよ。テレビで言ってました。」と答えてくれました。「なるほど!だから、その食べ物に慣れてくる大人は、苦さを感じなくなるんだね。」と返すと、「そうですかね。」と、ニッコリ笑ってくれました。
その他にも、栗が美味しい季節になったことや、ススキの穂で箒を作って遊んだことなど、秋の楽しみ方で会話がはずみました。子どもたちから教えてもらうことがたくさんあることを感じた一日でした。
10月6日(水) 楽しい遊び方を説明する力
2年生の生活科で、自分たちで考え、作った遊び道具を紹介し、一緒に楽しむ活動が行われました。私は、先週学年で遊ぶ時間に参加させてもらい、楽しい時間を過ごしました。本日は、その「おもちゃランド」に1年生を招待し、一緒に楽しむ時間が計画されていました。1年生も、大変楽しみにしていたようです。
そこで2年生に必要となるのは、「楽しい遊び方を1年生に分かりやすく説明する力」です。国語の時間でも、「話すこと・聞くこと」の力を付けるための学習を行っています。その学習経験も生かしながら、1年生に分かるように、一生懸命説明する姿が見られました。
10月5日(火) 朝のリズムを大切に
「校長先生、おはようございます。もう準備できました。」1年生の子が朝から声をかけてくれました。準備とは、ランドセルから教科書やノートを机に入れ、宿題などを担任の先生の机に出したということでしょう。「おはようございます。もうできたんですか。すごいですね。」と返すと、うれしそうな笑顔を見せて、運動場に遊びに行きました。何と気持ちのよい朝でしょう!
本校では、8時15分に校内放送で校歌を流します。この校歌を耳にすると、運動場で遊んでいた子どもたちは、かけ足で校舎に戻り、手洗いをして教室に戻ります。
朝のリズムを大切にして、メリハリのある一日を過ごすことを大切にしています。
9月27日~10月1日
10月1日(金) 心の教育の充実を目指して
本日は、「Kokoro Day(道徳の日)」と位置付け、県内の学校で道徳の授業づくりを指導されている赤星指導教諭を講師としてお招きし、すべての学級で道徳の授業を参観していただき、指導・助言をいただきました。変化の激しいこれからの社会を生きるために、確かな学力、豊かな人間性、健康・体力の知・徳・体をバランスよく育てることが大切です。本校の子どもたちに育てたい資質・能力である「学びに向かう力」「考動力」「かかわり合う力」の原動力となる心の教育を充実させることが、子どもたちの「生きる力」につながっていくものと考えています。
すべての学級の授業を見られた感想として、子どもたちに集中して道徳の授業に臨んでいたこと、友達の意見をしっかり受け止めながら聞いている姿、そしてこれからの自分の在り方を考える様子を褒めていただきました。
道徳の授業づくりについて、事例に基づきながら分かりやすく説明していただきました。このことを生かし、さらに本校の心の教育が充実していくよう、職員で努力していきたいと思います。
9月30日(木) 身の回りをきれいにしよう
1年生の学級活動で「みのまわりを きれいにしよう」という授業が行われ、日頃自分たちが使っている教室の机をきれいにしました。養護教諭から身の回りをきれいにする理由など分かりやすく話していました。担任からきれいな拭き方の説明を聞き、実際にウエットティッシュを使って拭く活動を行いました。拭いた後のウエットティッシュを見て、みんな驚いています。「わぁ、こんなに汚れてた。」という声があちこちから聞かれました。その後、自分の机を新しいウエットティッシュで拭き、きれいにしようと頑張る姿が見られました。
家庭でも実践する取組が計画されているようです。一人一人が家族のために頑張ってくれることを期待しています。
9月29日(水) 教育実習の先生、ありがとうございました
本校で教育実習を行われていた先生も、本日で実習期間が終わり、大学に戻られることになりました。この4週間ですっかり子どもたちとも打ち解け、いろいろな話をしたり遊んだりしてくれましたので、子どもたちも残念そうでした。実習の先生も「実習が終わるかと思うと、何だか寂しいです。」と話されていました。
児童代表が4週間の思い出を述べた後、「私も夢に向かって頑張るので、先生も夢に向かって頑張ってください。」と発表してくれました。今後は教師という夢に向かって、頑張ってください。子どもたち、そして本校職員も応援しています。
9月28日(火) 目指せ!全問正解
本日は、すべての学年で漢字・計算大会を実施しました。子どもたちの基礎学力を高めるために昨年度から学期に2~3回程度行ってきた取組ですが、どの子もこの大会で満点を取ることを目指し、練習に励んでいます。中には、家族と一緒に全問正解を目指して練習に取り組んでいるご家庭もあり、子どもたちも力を付けてきました。惜しくも満点を逃し、がっかりする子もいますが、目標に向かって努力した過程が何よりも大切ですし、この悔しさが次の学びへの原動力につながっていくと考えています。
今後も、この漢字・計算大会の取組を継続していきたいと思います。
9月27日(月) 1年生の楽しい絵日記
本校では、昨年度から「自ら考える」家庭学習に力を入れてきています。特に、3年生以上の自学(本校では自計学と言っています)については、1ページのノートの使い方や内容について一人一人に応じたアドバイスを行っています。さらに、週に1回は校長の私にも見せてもらい、子どもたちへ励ましのコメントを書かせてもらっています。
本日は、1年生の家庭学習を見せてもらう日でしたが、机の上に絵日記が置かれていました。1年生の絵日記を読んでいると、家族や友達と楽しい週末を過ごしたことが伝わってきて、何だかうれしい気持ちになりました。「今週も、頑張るぞ!」という気持ちにさせてくれました。
9月21日~9月24日
9月24日(金) 子どもたちの歓声響く昼休み
ずいぶん秋の気配を感じるようになりました。今年の夏は、連日のように熱中症アラートが出され、子どもたちも思いっきり外遊びができない状態でした。しかし、気候も落ち着き、子どもたちの歓声が響く昼休みが戻ってきました。虫取りをしている子、ドッチボールをしている子、追いかけっこをしている子など、楽しみ方は様々です。汗まみれになって外遊びを楽しむ子どもたちの姿を見ると、私の方もうれしく感じます。
しかし、チャイムが鳴ると、みんな駆け足で校舎に戻り、次の時間の準備をしています。メリハリのある学校生活を送ることができています。
9月22日(水) 生命の息吹を感じる
毎年、春に咲く花を種から育てています。子どもたちが種を蒔き、芽が出たものを割り箸を使ってポットに仮植し、ある程度大きく育ったところで学級園やプランターなどに定植していきます。そろそろ種まきの時期が近付いたので、先週金曜日に職員がお試しで花の種を蒔いてみました。まだ数日しか経っていないにも関わらず、びっしりと芽が出ています。
花の生命の力強さと神秘さを感じた瞬間でした。職員室前に仮置きしてありますが、職員も思わず足を止め、じっくりと観察する姿がありました。子どもたちも、のぞき込んでいました。
9月21日(火) 「学びを生活に活かす」とは
2年生の国語「なかまのことばとかん字」の授業を参観しました。本時の目標は、同じ仲間の言葉を集めたりする学習活動を通して、言葉には意味による語句のまとまりがあることに気付くというものでした。提示された言葉をペアで分けながら、その意味を探っていきました。一人の子の振り返りに「かたづけをするときは、なかまわけをするといいと思います。」と書かれてあり、本時の学びと生活場面とを結びつけて振り返っていることが分かりました。学んでいることが、子どもたちの生活と結びつき、学ぶ意義を感じてくれるよう授業づくりを進めていきたいと思います。
連絡
祝!創立150周年
令和7年は、坂瀬川小学校創立150周年です。
記念式典は、11月16日(日)に多くのお客様をお迎えして行うことができました。ご来校いただいた皆様、ご支援・ご協力くださった皆様、ありがとうございました。
周知看板が設置されました(R7.3.29)
体育館にも周知掲示をしました(R7.5.7)
「広報れいほく」で周知看板をご紹介いただきました
詳しくはこちら→https://reihoku-kumamoto.jp/list00219.html
航空写真を撮りました(R7.5.25)
周知看板に新1年生と転入生の手形が仲間入りしました(R7.7.1)
熊本県教育情報システム
登録機関
管理責任者 校長
運用担当者 情報教育担当
学校情報化優良校〔 ~2027/03/31〕