校長室から
11月22日~11月26日
11月25日(木) 子どもたちとともに
例年この時期が来ると、毎朝大量の落ち葉との戦いが起こります。本校の校地には、たくさんの樹木があり、夏場は子どもたちの憩いの場となっています。この時期は、それらの木々の葉が一斉に落ち、冬支度をします。毎日リアカーで5~6回集め、草捨て場に運んでいますが、次の日も前日と同じように葉が落ちています。
昨年も、朝から子どもたちと一緒に集めていましたが、今年は特に、1・2年生が意欲的に頑張ってくれています。「校長先生と一緒に葉っぱを集めよう!」と言いながら、何人もの子が集まってくれます。
本日は、持久走大会を行ったのですが、朝のボランティアの時間だけで、大量の落ち葉を集めてくれ、みんなが走りやすい運動場になりました。自分の背丈よりも長い竹ぼうきや松葉かきを抱えてきますが、上手に扱って集めている子もいます。
このように、自分たちから学校の環境にかかわりをもつことで、さらに学校を愛する心が育まれ、スクールプライドが醸成されていくことと思います。かわいいボランティア隊、毎朝ありがとう!!
11月24日(水) 音読に力を入れています
本校では、全学年で子どもたちが様々な文章を読み取る際の基礎となる音読に力を入れて取り組んでいます。声を出して、正しく文章を読むことが、より確かな内容の理解につながってくると考えますし、その後の黙読にも生かされてくると思います。国語の時間は、すべての学年で、その日に学習する部分を声に出して読んでいます。家庭学習でも、子どもたちの音読を保護者の方に聞いていただいていますが、学校と家庭が連携して、子どもたちの読む力を高めていきたいと思います。
11月22日(月) 実物を見せてあげたい
各教室を回って授業を見ていると、4年生が社会科で通潤橋について調べたことをパンフレット形式にまとめていました。通潤橋は、上益城郡山都町にある国指定重要文化財ですが、苓北町からでは、車で3時間近くかかります。実際に見学することはなかなか難しいので、教材「私たちの熊本」やインターネットなどの情報を頼りにまとめていました。
私のふるさとは山都町(旧清和村)で、子供の頃は、通潤橋を間近に見る機会が多くありました。小学生の時に見た通潤橋からの放水の感動は、今でもはっきりと覚えています。黙々と調べ学習に取り組む子どもたちを見ていると、「実物を見せてあげたいなあ。」と思いますし、機会を見て、写真や動画を撮って見せてあげたいと思いました。
11月15日~11月19日
11月19日(金) 「校長先生、あのね・・・・」
昨日は所用で子どもたちに会うことができなかったのですが、いつものように朝から正門近くを掃除していると、「校長先生、見てください。」「校長先生、昨日ね・・・・。」と、昨日の出来事をたくさん教えに来てくれました。3、4年生は、昨日は認知症サポーター養成講座を受けており、その時にいただいたオレンジリングを見せてくれました。朝から子どもたちに元気をもらいました。
そうしているうちに、1年生が「校長先生、ほうきはどこにあるの?」と尋ねてきましたので、「高学年の靴箱のまえにあるよ。」と教えると、そこから松葉かきを持ってきて、落ち葉はきを手伝ってくれました。そのボランティアの輪が広がり、たくさんの子どもたちが手伝ってくれました。坂瀬川の子どもたちの優しさに、さらに元気をもらった朝でした。11月17日(水) やっと花が咲きました
理科園の一角に、今年「皇帝ひまわり」を植えてみました。ずいぶん前に植えたものですが、葉や茎がどんどん大きくなるのに、いっこうに花を咲かせる様子が見られませんでした。子どもたちも本校の先生方も、「校長先生、これは花が咲くんですか?」と尋ねられていましたが、何とも答えようがありませんでした。そんな中でも、草取りを頑張ってくれていました。
しかし、季節外れではありますが、やっと大輪を咲かせています。
11月16日(火) 「校長先生、見てください!」
本日、地域の方の協力のもと、1・2年生が苗を植え、草取りや水掛をしながら世話をしていたサツマイモの収穫をしました。本当は先週予定していたのですが、雨のため延期していました。1・2年生の子どもたちも大変楽しみにしており、芋掘りをする前から興奮していました。
今年は豊作だったようで、掘り始めると、大きなサツマイモが次々と出てきます。「校長先生、見てください。こんなに大きな芋がありました。」「この大きな芋は、私が掘りました。」「校長先生、芋がつながっています。」等々と、一人一人が満面の笑顔で見せに来てくれます。
子どもたちの収穫を喜び合う姿を見て、見ている私もうれしくなりました。それぞれが掘ったサツマイモは、家庭に持ち帰って美味しい料理となり、子どもたちのお腹を満たしてくれることでしょう。
11月15日(月) 地域の皆さま ありがとうございます
本校正門横の道路に面している側に生け垣がありますが、その根元に学校周辺にお住まいの方々が、季節に応じて花を植えてくださっています。春になるときれいな花を咲かせ、正門周辺を彩ってくれます。この週末に、来年の春に向けて、新しい花苗を植えてくださいました。本当に有り難いことだと思っています。これから冬を迎えるのですが、来年の春の訪れが楽しみになりました。
11月8日~11月12日
11月11日(木) 平和への願いを込めた千羽鶴
明日から6年生は、町内の都呂々小学校の6年生とともに修学旅行に出かけます。修学旅行に向けて、これまで事前学習を進めてきました。6年生の教室には、一人一人が修学旅行で学びたいことを掲示してあります。「戦争のことをしっかり学んで、自分たちにできることを考えたい。」「平和について考えていきたい。」といった記述が多数見られ、有意義な学習になることと思います。
また、12人で力を合わせて千羽鶴を作りました。平和への願いを込めて、この千羽鶴を送ることになっています。
小学校生活のよき思い出の1ページとなるよう、子どもたちの学びをしっかりサポートしていきたいと思います。
11月10日(水) 保小連携の取組として
保育所と小学校とが連携した取組として、子どもたちが作った作品を交流しています。近隣の坂瀬川保育園から、園児が作った作品や様々な活動写真等にコメントを書かれたものが届き、1・2年生教室前に掲示しています。それらを懐かしそうに眺める本校の子どもたちが見られます。本校からも、子どもたちが作成した絵画などを園内に展示していただく予定です。
幼児期の教育と小学校教育の円滑な接続に当たっては、お互いの教育・保育を理解し合い、子供の育ちや学びをつないでいくことが大切だと考えます。その意味からも、大変重要な取組ですし、今後もさらに連携を図っていきたいと思います。
11月9日(火) 児童会の呼びかけから考える
本校の保健室前に、児童会の保健給食委員会が目の健康について呼びかけている掲示があります。昼休みに委員会の児童が保健室に集まり、アンケートの集計をしたり、結果を表にしたりしながら作成していました。アンケートの内容は、「テレビを見る時間」「ゲームをする時間」「正しい姿勢で勉強しているか」「正しい鉛筆の持ち方をしているか」で、どれも目の健康と強くつながるものです。特に、テレビやゲームの視聴時間については、学校と家庭が連携して改善策を考えていく必要性を感じます。また、昨日の就学時健康診断の際も話をしましたが、鉛筆の持ち方については、子どもたちに意識化を図ってきているところです。一度癖が付いてしまうと、なかなか改善できません。
児童会の呼びかけから、今後力を入れていかなければならないことを教えられます。
11月8日(月) 「親の学び」プログラム
本日、次年度に本校入学予定の子どもたちの就学時健康診断を行いました。子どもたちが様々な検査をしている間、保護者の方を対象に「親の学ぶ」プログラムを本校教頭が行いました。今年の夏休み期間中に、教頭が講習会に参加していました。そこで学んだことを生かし、天草教育事務所の支援をいただきながら、実施しました。
アイスブレイクで自己紹介をしてもらった後、早寝・早起き・朝ご飯の大切さについて、保護者の方と一緒に考えていきました。また、「すごろくトーク」では、さいころの出た目で止まったところに書かれている話題について意見を交わし、大変盛り上がりました。すべてのスケジュールを終えた時は、参加された保護者の方から拍手が起こりました。家庭と学校が手を携えて、子どもたちの成長を見守っていきたいと考えています。
11月1日~11月5日
11月5日(金) もっと秋をさがしに行こう!
1年生の生活科「もっと秋をさがしに行こう」で、大師山で校外学習に出かけることになっていましたので、私も同行させてもらいました。子どもたちは、小さなどんぐりや形の変わった落ち葉を見つけては、歓声を上げて喜ぶ姿が見られました。「校長先生、こんなに見つけたよ。」と、次々に自分が見つけた葉っぱやいろいろな実を見せてくれました。中には、虫を捕まえるに一生懸命な子もいました。
一人の子が海の見える方向を指さして、「校長先生、きれいー!」と教えてくれました。豊かな自然に囲まれた坂瀬川校区で育つ子どもたちの、やさしい心を感じた時間でした。
11月4日(木) 自ら学校をきれいに!
本日の昼休みに、本校の教頭が見かけた本校児童の様子で報告があったことです。3年生の児童が、学級園の前を一人で竹箒で掃除していたそうです。「どうしたの?」と尋ねると、「土とかが落ちて汚かったから掃除しています。」と答えたそうです。本日は朝の活動で、全学年が学級園の手入れをする「フラワータイム」を設定していました。学級園に肥料を入れ、土を耕す作業をしていましたので、その土が学級園の回りにこぼれ落ちていたようです。そのことが気になった3年児童は、誰から言われたわけでもなく、自主的に一人で掃いていたそうです。教頭が、「ありがとう。だけど、昼休みに遊ぶのも大切だから、もう大丈夫だよ。」と言うと、「でも、まだ汚いから・・・・。」と言って、続けていたそうです。
この報告を受けたとき、このように心の優しい子どもが育っている坂瀬川小やこの地域を、心から誇りに感じました。その後、改めて学級園を見に行きましたが、感動するほどきれいに掃き上げてありました。
11月2日(火) 考動力を身に付け災害から自分の身を守る
本日、シェイクアウト訓練を行いました。苓北町のシェイクアウトも金曜日に計画されていますが、どのような状況においても、自ら考え、行動する考動力を身に付け、「ふるさと『さ・か・せ・が・わ』小学校の姿」の「わ」・・・・わたし(の命)を大切にする学校を実現させていくことが重要であると考えています。
2校時と3校時の間の業間を使って訓練を行いました。児童の様子を観ていましたが、先日の火災避難訓練の経験を生かし、担任の指示をしっかりと聞きながら、自らの身を守る行動を取っていました。また、校内放送を静かに聞くこともできていました。
昨今の自然災害に目を向けると、いつ、どこで遭遇するのか分からない状態です。つい先日も、関東で大きな地震が起こっていました。今回のシェイクアウト訓練だけでなく、様々な教育活動を通じて、子どもたちに考動力を育んでいきたいと思います。
11月1日(月) 体力向上優良校に選ばれました
本校の体力向上に関する取組が認められ、「令和3年度(2021年度)体力向上優良校」に選ばれました。これまでも本校は、子どもたちの体力の向上に向けて、教科体育における運動量の確保や外遊びの奨励などに力を入れており、平成29年度から連続で体力向上優良校に選ばれてきています。
本年度も、5月の体力テストの結果から、柔軟性や敏捷性を養う補助運動を授業の始めに取り入れたり、坂小サーキットトレーニングコースを考案したりしながら、課題に応じた取組を進めてきました。12月には、本校独自で体力テストを実施し、体力の高まりを確かめることにしています。また、11月下旬には、持久走大会も計画しています。
外遊びには、本校児童に育てたい力である「学びに向かう力」「考動力」「かかわり合う力」を高める要素が詰まっていると感じます。今後も外遊びを奨励しつつ、バランスの取れた体力の向上に向けて、地道な取組を一つ一つ積み重ねていきたいと思います。
10月25日~10月29日
10月29日(金) こころプロジェクト「夢の教室」
本日、5・6年生がJFAこころのプロジェクト「夢の教室」に参加しました。JFAこころのプロジェクトとは、様々な競技の現役選手やOB、OGなどが「夢先生」となり、「夢を持つことや、その夢に向かって努力することの大切さ」「仲間と協力することの大切さ」などを「夢の教室」で伝えている取組です。
オンラインで「夢先生」の話を聞いたり、実際にやりとりをしたりしました。今回の「夢先生」は、日本女子長距離界のトップ選手として国内外で活躍された 千葉真子 さんでした。千葉真子 先生からは、夢をもつことの大切さとともに、その実現に向けて「考えて行動すること」「工夫すること」「プラス思考で考えること」など、子どもたちにとって大切な言葉を送っていただきました。子どもたちは、「夢シート」に「いま好きなことや得意なこと」、「将来の夢」や「そのためにできること、やってみようと思うこと」などを記入し、発表しました。
私も話を聞きながら、やはり夢をもって生活することは大切だと、改めて感じました。
10月28日(木) 伝統を守り続ける思いに触れて
4年生の社会「伝統で受け継がれてきたもの」の学習で、坂瀬川地域に残る獅子舞の保存会の宮﨑さんをゲストティチャーとしてお招きし、お話しいただきました。坂瀬川の獅子舞は、昭和10年に地域を盛り上げるために始められ、長年受け継がれてきました。しかし、獅子舞を舞う後継者が少なくなったことで存続が難しくなり、途絶えていました。地域の方からは、長く獅子舞を舞ってきた宮﨑さんに「昔のように賑やかな坂瀬川にするためにも、獅子舞を復活させてほしい。」という話があったそうですが、なかなか人数が集まらず、悔しい思いをされていたとのことです。しかし、「獅子舞を舞いたい。」という地域の若い方が集まったことで、昨年の秋に復活し、そのお披露目もありました。今年も10月17日に地域の各地を回り、獅子舞の披露が行われたばかりです。
その時の様子を映像で見せてもらい、子どもたちも食い入るように見ていました。「昔のように人が集い、賑わいのある坂瀬川にしたい。」というふるさとを思う宮﨑さんの気持ちに触れ、「来年は、自分も獅子舞に参加したい。」「自分も坂瀬川の伝統を守る人になりたい。」というふるさとを愛する気持ちが大きく膨らんでいたようです。
10月27日(水) 秋を見つけたよ!
5時間目に1年生の生活科を見せてもらいましたが、子どもたちが写真の入った学習シートに書き込みをしていました。その写真は、先日校庭で見つけた秋の風景を自分のタブレットで撮影したもので、担任が一人一人が撮った写真を貼り付けて学習シートを作成していました。タブレットの撮影の機能を使った写真でしたが、どれもよく撮れていて驚きました。
子どもたちの感じる秋も様々で、感心しながら見せてもらいました。その風景の感想をどう書こうかと悩む子もいて、色や形だけではなく、手触りやにおいについても書いている子もいて、豊かな心を育む上で大切な学習だと感じました。
10月26日(火) 考動力を身に付け 自分の命を守る
本日、火災避難訓練を行いました。出火場所の報告を受け、第一避難場所へ避難するよう指示を出しましたが、子どもたちは担任の指示に沿って静かに、そして素早く行動していました。子どもたちの避難の様子を消防署の方にも見ていただきましたが、静かに避難し、静かに次の指示を待つ様子を大変ほめていただきました。今回の避難訓練に際し、子どもたちには、自分の命を守るために自ら考えて行動することの大切さについて話をしました。これは、本校の児童に育てたい資質・能力の「考動力」に当たり、日頃より子どもたちの意識を高めている部分です。
この後、高学年の児童を対象に、水消化器を使い、初期消化の仕方を教えていただきました。本校の先生方も、消火器の使い方を確認していました。
10月25日(月) リーフレットの完成が楽しみです
4年生国語「世界にほこる和紙」の勉強を通して、中心となる語や文を見つけて要約し、調べたことを書く力を身に付けるための学習が行われています。この単元のゴールとして、地域の伝統工芸品である「内田皿山焼」のよさを伝えるリーフレットを書くことになっているようです。先日も、実際に内田皿山焼の窯元に見学に出かけ、インタビューなどを行い、取材活動を行っています。教室の前には、内田皿山焼に関する掲示がたくさんあり、読んだ私の方が勉強になっています。
「地域から学び、地域のよさを知る」という意味で、子どもたちにとって大変有意義な学習になると考えています。子どもたちがどんなリーフレットを作ってくれるのか、とても楽しみにしているところです。
連絡
祝!創立150周年
令和7年は、坂瀬川小学校創立150周年です。
記念式典は、11月16日(日)に多くのお客様をお迎えして行うことができました。ご来校いただいた皆様、ご支援・ご協力くださった皆様、ありがとうございました。
周知看板が設置されました(R7.3.29)
体育館にも周知掲示をしました(R7.5.7)
「広報れいほく」で周知看板をご紹介いただきました
詳しくはこちら→https://reihoku-kumamoto.jp/list00219.html
航空写真を撮りました(R7.5.25)
周知看板に新1年生と転入生の手形が仲間入りしました(R7.7.1)
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学校情報化優良校〔 ~2027/03/31〕