校長室から

校長室から

6月21日~6月25日

6月25日(金) 自然豊かな坂瀬川

午後からクラブ活動を行いました。科学クラブと探検クラブが合同で、安全面に十分配慮しながら近隣の磯の自然探検に出かけました。活動の様子を見に行きましたが、そこで坂瀬川校区の自然の豊かさを改めて感じました。「校長先生!ウニがたくさんいますよ。」「校長先生。これはモズクです」「エビみたいな生き物がいました。これは何ですか?」と、次々と発見したものを見せてくれました。山育ちの私も初めての体験で、「すごい!すごい!」と興奮してしまいました。
見つけた生き物は、ほとんど海に返しましたが、このように自然豊かな場所で生活している子どもたちは、本当に幸せだと感じました。
  

 

6月24日(木) 5年国語「みんなが過ごしやすい町へ」

第5学年の国語科「みんなが過ごしやすい町へ」の学習で、自分が住む地域や学校における、みんなが過ごしやすくなるように施されている様々な工夫について調べ、調べたことを報告文にまとめる学習を行っています。その学習の中で、町内在住の外国の方から見た町の姿についても聞き取り、報告文に盛り込むこととなり、英語指導コーディネーターの先生をゲストティーチャーとしてお招きし、インタビューを行いました。先生は、一昨年度まで外国語活動の指導に来ていただいていました。成長した子どもたちの姿をご覧になり、とても喜ばれていました。
苓北町の素晴らしさやいろいろな人たちと交流することの大切さを、子どもたちに熱く語っていただきました。自分たちで調べたことと先生から聞き取った思いをもとに、どのようなまとめを作成するのか楽しみです。
  

 

6月23日(水) 虫が気になる子どもたち

様々な昆虫が見られる季節になりました。朝から様々な虫を探して、校内の木々や運動場周辺の芝生に目を向けている子もいます。いつものように正門付近の落ち葉をはいていると、「先生、先生。カマキリがいた。」と何度も繰り返し、そのカマキリを捕まえて喜んでいる子がいました。どの先生に訴えているのだろうと目を向けると、私に対して伝えていました。「よく見つけたね。木に戻してあげると、カマキリも喜ぶよ。」と話すと、「花に飛びついた。すごい、すごい。」とうれしそうに話してくれました。
好奇心旺盛な子どもたちの、その素直な反応に元気をもらった心地よい瞬間でした。

 

6月22日(火) 言葉にこだわった「○○先生からの挑戦状」

思考力・判断力・表現力を問うような問題に児童が挑戦することで、知的好奇心を高めるとともに,解決したときの達成感を味わわせることを目的に、本年度も「○○先生からの挑戦状」の取組を行っています。それぞれの教室の近くに掲示してあり、子どもたちが足を止めて考えている光景をよく見かけます。
本年度は、子ども一人一人の読む力を高めていくために、言葉の効果や意味に着目した挑戦状が作られています。それぞれの先生方が工夫して、面白い問題を作ってあり、なかなか楽しいです。
  

 

6月21日(月) 待ちに待ったプール開き

今週からプールを使った体育の授業が始まります。本日、5・6年生のプール開きを行いました。子どもたちの表情を見ると、この日を待っていたことが伝わってきました。子どもたちに向けて、自分の命を守る学習であることを話しました。また、目標をもって水泳の授業に取り組む大切さについて伝えました。
今日は初日ということもあり、水慣れを中心とした授業が行われていました。事前に本校職員と話し合った新型コロナウイルス感染症防止対策を取りながら、授業を進めていきたいと思います。

6月14日~6月18日

6月18日(金) 「自分だったらどうする?」

今週は、性に関する指導週間でした。養護教諭も加わり、学年に応じた指導が行われていました。本日6年生では、学活「自分だったらどうする?」という題材で授業が行われていました。私達の身の回りには、たくさんの情報が溢れています。スマートフォンやタブレットを扱っている子どもたちも多く、子どもたちが目にする情報は、大人が考えている以上のものがあるかもしれません。授業では、近年起こっているSNSにまつわる青少年の被害についても映像等を見ながら問題点を考え、「あなたたちがこのような情報を見聞きしたら、どうしますか?」と問いかけていました。授業のまとめとして担任が語っていたのは、「このようなことをみんなで考えたのは、あなたたちの命を守るためです。」という言葉でした。
様々な情報に踊らされるのではなく、自ら考え、自ら判断し、責任ある行動が取れる力を身に付けられるよう、学校としても全力で指導にあたっていきたいと思います。

 

6月17日(木) 手をしっかり洗って感染対策!

保健給食委員会の児童が中心となって、「てあらいマスコット」を募集したところ、たくさんの応募がありました。その中から、学年代表と学校代表が決定し、保健室前に掲示してあります。
新型コロナウイルス感染症防止対策として、教室に入る際の手洗いと手指消毒の徹底を図ってきました。保険就職委員会の児童は、毎朝校内放送で登校後の手洗いを呼びかけてくれています。
このマスコットの力を借りて、さらに本校の子供たちがしっかりと手洗いに取り組んでくれることを願っています。
  

 

6月16日(水) なかよし宣言

6月7日から人権週間の取組を行いました。今回の人権週間のテーマを「見直そう。自分と友だち、かかわり合い」とし、自分を見つめ、友だち一人ひとりを見つめることにより、相手を尊重し、協力しようとする態度を養うことを目的に、各学級並びに学校全体の取組を計画しました。
「なかよし宣言」もその中の一つですが、それぞれの学級で話し合い、特にみんなで頑張りたい目標を決め、その達成に向けて取組を進め、日々振り返っているところです。各学級で決めた「なかよし宣言」を見ながら、私も心が温かくなりました。
  

6月7日~6月11日

6月7日(月) 歯と口の衛生週間の取組

6月4日(金)から6月10日(木)までを「歯と口の衛生週間」と位置付け、歯及び口腔衛生についての認識を深め、その方法を知る機会とし、歯の健康づくりを進めています。先日歯科検診を行いましたが、う歯の治療を要する児童が、昨年度よりも少し増えていました。養護教諭が給食後に各学年を回り、ブラッシング指導や磨き残しのチェックに力を入れています。
保健室前にも、正しい歯の磨き方ができているかを考えるクイズも掲示され、子どもたちが足を止めて考えている様子も見られます。家族の方々も地域の方々も、子どもたちと一緒に歯の健康に関する意識を高めていただければ有り難いです。
  

5月31日~6月4日

6月4日(金) 水俣に学ぶ肥後っ子教室

オンラインで「水俣に学ぶ肥後っ子教室」が行われ、本校の5年生が学習に取り組みました。新型コロナウイルス感染症拡大のため実際に水俣に赴き学習を行うことはできませんでしたが、熊本県環境センターの方や水俣病資料館の語り部の方のお話をオンラインで視聴しながらの学習となりました。このような学習の機会を作っていただき、大変感謝しております。
本日の水俣に学ぶ肥後っ子教室に向けて事前学習を進めてきましたが、直接いろいろなお話を聞き、改めて考えを深めていたようです。5年生の学習の様子を見ていましたが、みんな担任が用意した学習シートに、聞き取って大切に感じたことをびっしりとメモしており、一人一人が真剣にこの学習に臨んでいることがしっかりと伝わってきました。
本日学んだことをもとに、5年生ではさらに環境学習や人権学習を深める学習を進めていきたいと思います。
  
 

 

6月3日(木) 税金は何のために?

天草税務署国税調査官の方を講師としてお迎えし、6年生で租税教室を行いました。子どもたちは社会科の授業や自計学を通して税金の種類や大切さについては学習していましたが、改めて「税金は何のために必要なのか?」について考える機会となりました。
講師の方から「税金は、払いたいですか。」という問いに対して、全員が「払いたくない。」と答えていましたが、DVDで税金がない世界の姿についてのアニメーションを視聴したことで、徐々に考えが変化してきたようです。私達の生活をより良くするために多くの税金が使われていることを実感できたようです。
この学習を通して、身近な自分たちのふるさとの姿や、私達が安心・安全な生活を送ることができるように整備されている様子により目を向けてくれるようになればと思いました。
  

 

6月1日(火) 学校教育目標の実現に向けて!!

2校時にリモートで児童総会を行いました。今回の総会は、児童会スローガンの確認と委員会活動の活動計画発表、各学級の学級目標の紹介がありました。本年度の児童会スローガンは、「感謝!坂っ子」と決められました。学校教育目標の言葉を使って、子どもたちなりに考えたようです。企画委員会の児童から、「どんなことに対しても感謝の気持ちをもって臨み、態度で示す坂瀬川小の子どもたちになりましょう。」と発表が行われました。
委員会活動の活動計画にも、学校教育目標を意識し、その実現に向けた活動が計画されていました。また、学級目標の中では、本校の児童に身に付けたい力である「学びに向かう力」「考動力」「かかわり合う力」に関連させた目標が作られており、感動しました。それぞれの目標に向けて、楽しく、そして努力する姿をしっかり見守っていきたいと思います。
   

 

5月31日(月) ふるさと坂瀬川の環境に目を向けて

昨日は5月30日で、「ゴミ0の日」でした。本校では、本日「ゴミ0運動」として、環境美化や環境保全についての関心を高めるとともに、地域の一員としてふるさと坂瀬川を大切にする気持ちを育むことを目的に、地域の清掃活動を行いました。子どもたちは、時間いっぱい活動に取り組んでいました。私は1年生と一緒に学校周辺のゴミ拾いをしましたが、葉っぱを拾ってくる子やどこかのネジを拾ってくる子など、楽しみながら活動ができていました。途中で坂瀬川公民館の館長さんや地域の方と会いましたが、頑張っている様子を褒めてくださいました。
高学年は、海岸沿いのゴミ拾いを行いましたが、袋いっぱいに燃えないゴミを拾ってきていました。集まったゴミを前に、本校職員が子どもたちに対して、「このゴミを見て、皆さんはどう思いますか。」と語りかけていました。「気が付かなかったけれど、こんなにゴミな落ちているんだと思いました。」、「みんなでゴミを拾ったから、坂瀬川がきれいになったと思います。」など、様々な視点から意見が出されていました。
ふるさと坂瀬川の環境に目を向け、ふるさとを愛する子どもたちを育んでいきたいと思います。
  

5月24日~5月28日

5月28日(金) 感染防止対策を行ったうえで

本日、体力テストを実施しました。昨年度は、新型コロナウイルス感染症の拡大により、実施できないテストもありましたが、本年度は、感染防止対策を十分行ったうえで行いました。職員の中で最後まで悩んだ種目は、「上体起こし」でした。短時間で測定するため、実施児童も支持する児童もマスクをさせることとなりましたが、さらにビニールのパーテーションを間に置き、顔の密接を防ぐ工夫をしました。50m走や反復横跳び、シャトルランはマスクと取って実施し、アルコール消毒及び熱中症対策も徹底しました。
今後の学校行事等についても、本校職員間で知恵を絞りながら、安全な教育活動に努めていきたいと思います。
  

 

5月27日(木) English Room

昨年度までパソコン室として使用していた教室を、本年度から「English Room」と変更しました。GIGAスクール構想により1人1台端末が使用できるようになりましたし、校内のWi-Fi環境も整えていただきました。これまでパソコン室でしかインターネットを使った調べ作業はできませんでしたが、すべて教室で活用できるようになりました。そこで、この教室を外国語や外国語活動で使える学習室とし、教室名も変更しました。これから掲示物等をさらに充実させていきたいと思います。
  

 

5月26日(水) やまなし

宮沢賢治の短編童話「やまなし」を、国語の授業で勉強したという方も多いのではないでしょうか。「やまなし」という題名よりも、お話の中に出てくる「クラムボン」という言葉が印象に残っているかもしれません。「このお話に出てくる『クラムボン』とは、何だろうね。」といった問いを子どもたちにしていたことを思い出します。
本日、苓北町の教育長先生が、子ども建ちにぜひ見せてほしいと、実物の「やまなし」を持ってきていただきました。本当に有り難いことです。
6年生の国語で「やまなし」を学習するのは2学期になりますが、全校児童でしっかり観察し、学習につなげていきたいと思います。

 

5月25日(火) 全校児童でプール掃除

5時間目に、全校児童57名ででプール掃除を行いました。昨年は7月でプールを使っての授業は終了していましたので、かなり汚れていました。それぞれの学年の持ち場を、一人一人が一生懸命掃除する姿が見られました。「ふるさとの『さ・か・せ・が・わ』小学校」「せ」・・・せいいっぱい掃除やボランティアに取り組む学校の姿が見られたように感じました。
高学年は引き続き6時間目も掃除をしましたが、5時間目で終了した学年の児童が、「私達は教室に戻ります。あとをよろしくお願いします。」と、高学年の児童に感謝の声をかけて教室に戻っていました。高学年の児童も、笑顔で応えていました。その光景が何とも微笑ましく、また子どもたちの成長を感じた瞬間でした。