校長室から

校長室から

12月14日~12月18日

12月18日(金) 縦割り班別キックベースボール大会

今週の昼休みは、運動場で子供たちの歓声が響いていました。体育委員会が企画した「縦割り班別キックベースボール大会」が1週間かけて行われ、本日は決勝戦が行われました。1班と5班の勝負となりましたが、1班が優勝しました。
異学年間で交流することで、体力向上と「認め合う力」を伸ばすことを目的に計画されたようです。今週は寒い1週間でしたが、元気に、そして真剣に運動をする子供たちの姿に、心は温かくなりました。

 

12月17日(木) 考える力を伸ばすには

朝から6年生の子供たちと駐車場の落ち葉を集めている時、以前20年近く前に私が教えてもらった「考える力を伸ばす方法」を思い出しました。山鹿市のある小学校で6年生の担任をしていたのですが、その当時の校長先生が、「先生、子供たちの考える力を伸ばすためには、授業で子供たちを鍛えることも大切だけど、こういう朝のボランティア活動の中にこそヒントがあるんだよ。」と言われました。どういうことか詳しく聞いてみると、「上手に葉っぱを集めるためには、いろいろ考えて工夫しなければならないことがたくさんあるんです。全体を見て、どこにどのくらい集めた方が良いか考えること、風向きを考えながら集めること、時間と人数を考えて集めること・・・。その一つ一つを考えながら作業することが、何事も筋道を立てて考える力を伸ばすことになるんですよ。」と教えていただき、大変納得しました。
そのように考えると、子供たちの考える力を伸ばす機会はたくさんあります。これから子供たちにどんな声かけをしていこうかワクワクしてきました。

12月15日(火) 心温まる校内人権集会

2学期の校内人権集会を行いました。今回も、新型コロナウイルス感染症対策としてリモートによる集会を計画しました。各学級で話し合って決めた「なかよし宣言」の取組の様子と3学期の目標を、代表者が発表してくれました。また、異学年による縦割り班で「さいころトーク」を行い、自分の頑張っていることや幸せと感じる時など、紹介し合っていました。今回の人権集会は、本校の学校運営協議委員であり、人権擁護委員でもある田中様をお招きし、人権集会の様子を見ていただくとともに、講評をいただきました。見ていただく中で、本校の子供たちの優しい言動を大変ほめていただきました。
給食の時間に各学級の様子を見て回る中で、2年生の子が私の近くに寄ってきて、「今日の校長先生のお話、とても分かりやすかったです。」と声をかけてくれました。その言葉に、うれしさが込み上げてきました。人からほめられることは、いくつになってもうれしいものです。一人一人の頑張りを認め、ほめ、励まし合える。そんな学校づくりを、今後も学校と家庭、そして地域と連携しながら目指していきたいと思います。
  

 

12月14日(月) 朝からみんなで!

昨晩は、風が強く吹いていました。その影響からか、運動場や校舎周辺に大量のクスノキの葉が落葉していました。また、朝から風が強かったので、落ち葉がどんどん飛ばされています。「落ち葉の片付けが大変だ」と思っていると、高学年の子供たちが中心となり、片付けを始めました。大変寒い朝でしたが、一生懸命頑張ってくれている姿に、心が温かくなりました。ボランティアの心が少しずつ定着してきたようです。

12月7日~12月11日

12月11日(金) クラブ活動

本年度の坂瀬川小には、6つのクラブ活動があります。異学年間で興味のある活動を選び、交流しながら学ぶ大切な場ではありますが、本年度は、年度初めの新型コロナウイルス感染症拡大に伴う臨時休校が続いたため、クラブ活動の回数も限られています。本日は、貴重な2時間続きの活動であり、4年生以上子供たちも大変楽しみに待っていました。
野外活動クラブは釣り、スポーツクラブは野球、家庭科クラブはマスクづくり、図工クラブは連凧づくり、表現クラブはダンスと、様々な活動が行われていました。野外活動クラブの活動には、子供たちが安全に活動できるよう、地域の方々にもご協力いただきました。
  

 

12月8日(火) 本年度もありがとうございました

毎月2回、社会福祉協議会のシルバー人材の方々に、学校職員がなかなか手の届かない樹木の剪定や草刈りなどの環境整備を行っていただいています。熱中症になりそうな夏場、そして今日のような大変寒い日も、校地を美しく保つために活動していただきました。本年度は本日が最終日ということで、6年生が感謝の気持ちを伝えるとともに、記念撮影を行いました。本当にありがとうございました。
 

11月30日~12月4日

12月4日(金) 授業参観、お世話になりました

寒い中ではありましたが、授業参観、学級懇談会を行いました。5時間目ではありましたが、どの子も張り切って授業に臨んでいました。国語の授業を通して作った物語の発表や子供たち同士の対話の中で答えを見つけていく算数の授業、体育館での体育の授業など見ていただきました。
その後の学級懇談会では、2学期の学習の様子等を担任から紹介しました。また、保護者の皆さんからは、家庭での子供たちの様子についてもお話しいただき、大変有意義な時間となりました。
大変多くの保護者の皆さまに参加していただき、心より感謝申し上げます。
  

12月3日(木) 坂瀬川小のために

5時間目に、1年生の子供たちが運動場で何やら作業をしていました。興味があったのでのぞいてみると、畑の草取りをしていました。何をしているかを尋ねると、学級活動で「学校のためになることをしよう」という活動を行っていたそうです。畑が終わると、運動場の落ち葉を拾う事になっているそうです。
学校を愛する心を育む取組であり、本当にうれしくなりました。1年生の皆さん、ありがとう。
 

11月30日(月) 寒さに負けるな!

先週ぐらいから、急に寒さを増してきたように感じます。今朝も大変風が冷たかったのですが、子供たちは、いつものように元気に登校しました。今日は、手袋を着けている子供が増えたように感じました。
日中もさほど気温が上がらなかったので、子供たちの体調が気になり、給食の時間に各学級の様子を見て回ると・・・ある学級の児童は、何と半袖で過ごしていました。「寒くないね?」と尋ねると、さすがに「寒いです。」と返ってきました。
私の小学生時代は、「1年中半袖、半ズボンで過ごす。」と言って、鳥肌を立ててブルブルと震えていた子もたくさんいたものです。しかし、やはり季節に応じて衣服を調節し、風邪を引かず健康に過ごすことが一番でしょう。
寒くなりましたが、こまめに教室の換気を行っています。また、水も冷たくなりましたが、しっかりと流水を使った手洗いやガラガラうがいをするよう徹底し、寒さにも新型コロナウイルスにも負けないように頑張っていきたいと思います。

11月23日~11月27日(11月第4週)

11月27日(金) シールドを使った新型コロナウイルス感染症防止対策

授業中のマスク着用を徹底していますが、児童の机間にアクリルボードを使ったパーティションを設け、飛沫等の拡散を防ぐ取組を行っています。職員の手作業で作っていますので、作成途中のものもありますが、できるだけ早い完成を目指しています。
グループで話し合う学習活動もありますが、その際はパーティションの置き方を変える等、職員が様々な工夫を行いながら進めているところです。
  

 

11月25日(水) うれしい言葉

昨日は、出張で学校を留守にしていたのですが、朝から中庭の落ち葉をはいていると、1年生の子供たちがベランダに出てきて、「校長先生、見てください。」と図工で作ったお面をはめて出てきました。秋の自然の素材を使って作っていましたが、どの子の作品も上手にできています。落ち葉やドングリの貼り付け方や切り方を工夫していることを伝えると、とても喜んで説明してくれました。
「校長先生、給食の時間も来てね。」と言われ、本当にうれしい気持ちになりました。

11月16日~11月20日(11月第3週)

11月20日(金) 坂小の子供たちはすごい!

昨晩、雨風が強く、台風が来たのではないかと思うくらいの大荒れの天候でした。「学校は大丈夫だろうか」と思いながら一晩を過ごしました。朝、学校に来てみると、風に飛ばされた大量の木々の葉が、校舎の周りに散っていました。「これは大変!」と思い、落ち葉を集めていると、登校してきた坂っ子たちが続々とやってきて、片付け始めました。1年生から6年生、そして先生方も一緒になって頑張ってくれたおかげで、朝の出来事がうそのように、あっという間にきれいになりました。
その様子を見て、「坂小の子供たちは、やはりすごいなあ。」と感じた出来事でした。


11月19日(木) いじめをしない、許さない態度を育てるために

5年生の道徳科で、教材「転校生がやってきた」を使い、誰に対しても偏見を持つことなく、公正・公平に接し、正義の実現に努めようとする態度を育てることをねらいとして授業が行われました。最初に文部科学省から公表された昨年度のいじめ認知件数が紹介され、「いじめは行けないと分かっているのに、どうしてなくならないのか」という問いかけから学習が進んでいきました。
子供たちは、いじめられた子、いじめる子、そしてそれを見ている学級の子供たちのそれぞれの立場から気持ちを考え、いじめをなくすために大切なことを考えていきました。
最後にいじめのない学級は、みんな笑顔で過ごしているということで、5年生全員が満面の笑みで写っている写真が紹介されました。
5年生の子供たちは、しっかりといじめの問題と向き合い、考えている姿に感動しました。
  

11月18日(水) 持久走大会に向けて

次週、校内持久走大会を計画しています。子供たちは各自目標を立て、本番に向けて練習を頑張っています。それぞれの目標は、学級通信に掲載されたり、各学年の掲示コーナーに貼り出してあります。1年生の目標を見ていると、「負けても泣かない。」と書いている子が何人かおり、負けず嫌いの気持ちを頼もしく感じました。
業間には全校児童が外に出て、運動場を走る姿があります。子供たちの表情を見ながら走っていると、どの子も最後まであきらめずに走る様子があり、校訓にもある「たくましい」子供たちが育っているのではないかと感じます。
 

 

11月17日(火) 花のある学校

出張で不在の時以外は、毎日授業中に各教室を回って子供たちの様子を見ています。今週、ある学年の教室に入ると、きれいな花が目に飛び込んできました。その先生が考えて飾ったものだと思いますが、何となく心が安らぎました。校長室にも、本校の先生方に気を遣ってもらい、毎週違う花を飾っていただいています。本当に有り難く思います。
校長室の外を眺めると、種から育てている花の苗がどんどん大きくなってきています。本校の先生とその苗をみながら、「来年の春が楽しみですね。今年は、臨時休校が続いて、春の花が一番きれいだったところを、子供たちはほとんど見ていませんから・・・。」という話をしました。
花のある美しい学校には、やはり心の優しい子供たちが育っていくものだと、私は信じています。