校長室から

校長室から

2月22日~2月26日

2月26日(金) 毛筆指導、お世話になりました

これまで「校長室から」や「学校生活」でも毛筆指導の馬場先生にお世話になっていることを紹介してきましたが、本日が本年度最後の毛筆指導となりました。毎月2日間、子供たちに指導していただいていましたが、お話を聞きながら、私もたくさんのことを学ばせていただきました。毛筆の指導を通して、「あいさつ」や「返事」の大切さ、感謝の心を大切にしていくこと等を子供たちに伝えていただきました。
次年度も成長した子供たちの姿を見ていただけるよう、私たち職員もがんばっていきたいと思います。1年間、お世話になりました。
  

 

2月25日(木) リモートでの児童総会

2校時に児童総会が行われました。今回も新型コロナウイルス感染症防止対策として、Zoomで各教室をつないだリモート集会の形を取りました。坂瀬川サミットとはじめ、これまでこの形式で意見交流を続けてきましたので、子供たちもすっかり慣れてきたようです。
学級目標に対する反省では、子供たちに育てたい資質・能力である「学びに向かう力」「考動力」「認め合う力」に基づいた発表がありました。子供たちがこの資質・能力をしっかりと意識しながら学校生活を送ってくれていたことをうれしく感じました。
また、委員会からの発表に対して、「みんなが楽しめるような取組を考えてくれて、ありがとうございました。」「みんなが過ごしやすいようせいりしてくれてうれしかったです。」といった、それぞれの委員会の常時活動について感謝する意見がたくさん返ってきました。高学年の子供たちは、1年間の活動に充実感や達成感を味わうことができたようです。
全校児童が一堂に集まることはできませんでしたが、大変心温まる児童総会となりました。
  

2月24日(水) 道徳コーナー

本校では、道徳科の授業で使った挿絵や子供たちの意見等を掲示する「道徳コーナー」を設置しています。他学年の道徳科の学習の様子を見ることで、自分たちの生活や考え方を見つめる場となればと考えています。現在は月ごとに学年を変えながら学習のあしあとを掲示していますが、今後「熊本の心」で紹介された熊本の偉人や出来事なども合わせて掲示しながら、子供たちの豊かな心の育成をさらに進めていきたいと思います。

2月15日~2月19日

2月19日(金) 秘密基地

本日は、3年生のクラブ見学を行いました。4年生以上の児童が参加するクラブ活動は、表現クラブ、家庭科クラブ、図工クラブ、スポーツクラブ、野外活動クラブの5つあります。次年度から参加する3年生の子供たちは、それぞれの活動を興味深く見学していました。
ホールが賑やかだったので覗いてみると、野外活動クラブが秘密基地を作っていました。その様子を見て、私も小学校時代に秘密基地を作っていたことを思い出し、懐かしく感じました。自分たちで作った秘密基地の中は、言えとは違って特別な気がして、とてもワクワクしたものです。子供たちもきっと、同じ気持ちで過ごしていたのではないかと思います。
  

 

2月18日(木) 寒い朝に心温まる取組

本日は、雪が吹き付ける寒い朝でした。朝から正門で子供たちを待っていると、「校長先生、雪が耳に入りました。」と言ってくる子もいました。
そんな寒い朝でしたが、学級では読み聞かせが行われました。たんぽぽホールの方にも来ていただき、4年生に絵本の読み聞かせをしていただきました。子供たちの様子を見るために各教室を周りましたが、ついつい物語の世界に引き込まれ、何となく心が温かくなることを感じました。この気持ちは、子供たちも同じではないでしょうか。
  

2月17日(水) がんばる1年生!

本日は、坂瀬川小初めての取組となる「坂瀬川サミット」を行いました。坂瀬川サミットの意義や内容については、「学校からのたより」の№13で紹介しています。子供たちの発表(動画)を学校運営協議会委員や地域学校協働活動推進員の方々に来校いただき、視聴していただくよう計画していました。
お客さんが学校に来られるということで、朝から1年生が張り切って玄関を掃除してくれました。玄関をほうきで掃くだけでなく、玄関マットの汚れをガムテープで一生懸命取ってくれました。
このように1年生も、朝からボランティア活動をがんばってくれています。「大好きな学校のために」という気持ちから考動(こうどう)してくれる姿に、子供たちの成長を感じました。
なお、坂瀬川サミットの様子については、後日「学校生活」に掲載します。

 

2月15日(月) 危険予測訓練

2校時と3校時の間の業間を使い、全学年で「危険予測訓練」を行いました。子供たちの将来を見据えた安全教育を考えたとき、周りにいる大人の見守りや支援も重要ですが、子供自身がいかに自分自身を守ることが出来るようになるかという考え方が大切になってくると思います。危険に対する子供自身の意識や技能を高めること、つまり危険予知能力危険回避能力を高めていくことが必要であることから、このような訓練を計画しました。
本年度初めての試みですが、本日は動画等を使いながら、歩行中や自転車に乗るときに潜む危険を自分たちで考えるトレーニングを行いました。私自身も小さい頃、つい遊びに夢中になって怪我をしてしまった、怪我をさせてしまったという経験があります。そのたびに、「もっと考えて行動すればよかった」と反省していました。
自分の命を守るためにも、どんな時も自分自身で考えながら行動する習慣をつけていきたいものです。
  

2月8日~2月12日

2月12日(金) 3学期人権集会

今週は、3学期の人権週間と設定し、各学年で各学年で様々な取組を行ってきました。本日は、人権集会を行いました。異学年で構成した縦割り班ごとに、一人一人が作った人権標語を紹介し、意見交流を行いました。他学年の児童の人権標語を聞きながら、「○○さんの標語を聞いて、自分がされて嫌なことを人にしてはいけないと感じました。」や「○○さんの標語が、胸に刺さりました。」といった意見が交わされていました。
人権教育は、本校の学校経営の基盤をして位置付けてきました。児童も職員も、自らの人権感覚を見つめ直し、磨き続けていかなければならないと、改めて感じました。
  

 

2月10日(水) 心温まる出来事

本校の子供たちの中に、考動力が高まってきていることは、これまでも様々な場面を取り上げながら紹介してきました。今朝も落ち葉をはきながら校舎の周りを歩いていると、2年生教室の中庭側にいる4年生の子供たち数名を見かけました。何をしているのか見てみると、新聞紙を濡らして窓ふきをしていました。理由を聞くと、自分たちで考えて窓を拭いていることを教えてくれました。
また、エアコンの室外機の冷たい風が吹き付ける中で草を取っていると、4年生の一人の男の子が室外機の前に立って風よけをしてくれているではありませんか。何て優しい子供たちなんだろうとうれしくなりました。寒い朝でしたが、子供たちの「考動(こうどう)」に心が温まりました。

2月9日(火) 給食に感謝する心

3年生の学級活動「きゅう食にかんしゃ」で、栄養教諭の先生に給食を作るときの工夫や給食センターの様子について話していただきました。子供たちは、給食センターで1日に600食の給食が作られていることや、その給食を8~9人で作られていることを知り、大変驚いていました。また、苓北町の子供たちが元気で学校生活を送れるように献立を考えられていることも教えていただきました。子供たちからは、「○○があまりすきではないけれど、体をきれいにしてくれることを知ったので、しっかり食べようと思います。」といった感想が出されていました。
暑い日も寒い日も、子供たちのために給食を考え、作っていただいている方々に感謝する心を忘れず、しっかり食べてほしいと思います。
 

2月8日(月) こんな時にどんな言葉をかけますか?

本校の保健室前に、「ほめ上手」や「はげまし上手」になるためのテクニックを学ぶ掲示が登場しました。「ほめテクBOX」か「はげましテクBOX」からカードを引いて、出てきた言葉はどんな時にかけられるとうれしいかを、6つの場面から選んでカードを貼るというものです。休み時間や昼休みになると、子供たちが集まってカードを貼っている様子を見かけます。どんな時に、相手に対してどんな言葉をかければよいかを考えることは、社会で人と人とが関わりながら生きていくために欠かせないスキルだと考えます。子供たちは、楽しみながら学んでいます。
 

2月1日~2月5日

2月5日(金) 熊本地震の教訓から学ぶ

5年生の道徳で「平成28年熊本地震関連教材『つなぐ~熊本の明日へ~』の教材を使った授業が行われました。平成28年熊本地震の発生から、まもなく5年が過ぎようとしています。発災当時の記憶は、今も私たちの心に深く記憶として残っています。この教材は、熊本地震で見られた姿や経験を未来の創り手である子供たちに末永くからり継ぐことを目的に、平成30年3月に作られました。
今日の授業では、教材「がんばれ熊本、がんばれ西原(防災無線)」を使い、これからの自分に何ができるかを考え、行動しようとする態度を育てることをねらいに行われました。子供たちは、「あいさつをする」「草取りをする」「ボランティアをする」など、自分たちにできることをしっかり考えていました。私もゲストティーチャーとして、発災当時の熊本市内の様子、支援に入った益城町の小学校で自分が心掛けたことや「何ができるか」を考えて行ったことについて話しました。
いかに時間が経過しようと、ふるさと熊本が経験した災害やその当時の想いや願いを、この教材を通じて語り継いでいければと思います。

      【平成28年熊本地震関連教材「つなぐ~熊本の明日へ~」(熊本県教育委員会)表紙より】

 

2月4日(木) かわる道具とくらし

3年生の社会科で、「かわる道具とくらし」という学習を行います。地域の人々の生活について、 古い道具を観察したり、使い方を聞いたりしながら、人々の生活の変化や人々の願いを考えたりします。私も経験があるのですが、昔の道具を見つけるのが大変な場合があります。地域学校協働活動推進員に担任が相談しあっところ、自宅や地域に残っていたものを集めて持ってきていただきました。本当に有り難いことです。子供たちの学習も、より深まっていくことと思います。
  

 

2月3日(水) 学びに向かう6年生

本日、6年生で算数の研究授業を行いました。単元は「図を使って考えよう(割合を使って)」で、全体を1として、部分と部分の割合の和を考えて問題を解決するという時間でした。子供たちに提示された課題は、「水そういっぱいに水を入れるのに、Aの蛇口を使うと10分、Bの蛇口を使うと15分かかります。両方を一緒に使うと、何分でいっぱいになりますか。」です。一度は目にしたことがある問題ではないでしょうか。これまでの学習経験を使いながら、答えを導き出すために一生懸命考え、自分なりの解決方法をまとめていました。私は、この難問と向き合う子供たちの表情を見ていたのですが、一人一人がしっかりと学びに向かっていることが伝わってきました。
 

 

2月2日(火) かわいい鬼たちが登場!

今年は2月2日が節分で、明日は暦の上で「立春」です。日中はずいぶん暖かくなり、昼休みの運動場は、子供たちの楽しそうな声が響いています。節分と言えば「豆まき」が有名ですが、邪気祓いという意味があるようです。豆をまいてコロナ終息を願いたいものです。
校内を回っていると、かわいい鬼たちがこちらを見て手招きしています。近寄ってみると、自分で退治したいものをお面に書いた1年生でした。
5年生は、新型コロナウイルス感染症対策を行ったうえで、鬼に扮した担任に豆を投げていました。その他の学年でも、趣向を凝らした取組が行われていました。
  

 

2月1日(月) 4年の社会科を参観して

2時間目に4年生の社会科の参観授業が行われました。単元「わたしの県のまちづくり」の自然環境を保護・活用した地域として、天草の崎津を取り上げた学習が行われました。海上にせり出した「カケ」と言う足場が作られていますが、『なぜ、崎津には「カケ」があるのだろう』という学習課題に対して、4枚の写真資料を活用しながら、漁とのつながりや地形的な課題を克服することを考えて作られていったことを突き止めていきました。
また、家と家の間にあり、表通りから海岸へ抜けられる細路地の「トウヤ」にも触れ、崎津に住む方々の自然を生かした暮らし方の工夫を学びました。参観した私の方が、改めて天草の素晴らしさを教えられました。
  

1月25日~1月26日

1月28日(木) 「言葉の力」の大切さ

苓北町内の小中学校では、毎月書道講師の馬場先生にお出でいただき、子供たちの毛筆指導をしていただいております。授業の初めに学級全員で「お習字のおしえ」を唱え、本時で練習する文字の意味やつくりを教えていただいてから練習に入ります。
「お習字のおしえ」とは、「お習字にはその人の心が表れます、心が正しいと文字も正しく書けます。正しい文字を書くと心も正しくなります。」という言葉ですが、馬場先生は、書道を通じて人としての在り方について教えていただいていると感じます。
馬場先生は、毎年苓北町内の小中学生で卒業を迎える児童生徒に、子供と保護者で話し合って選んだ文字を色紙に書いて贈られています。「長い人生の中で、つらいことや苦しいこともあるだろうけれど、言葉の力に勇気づけられることもたくさんある。そういう意味からも「言葉」を大切にしている。」ということを教えていただきました。馬場先生の苓北の子供たちへの思いを知り、心から感動しました。
「書道」とは、正に人間形成の根本を学ぶものだと感じました。
   

 

1月27日(水) わたしたちの県のまちづくり

4年生の社会で『わたしたちの県のまちづくり』という単元があります。その中の「自然を生かしたまちづくり」という学習で、天草の崎津地域の様子から気が付いたことをタブレットを使って紹介していました。その様子を見ていたのですが、子供たちが上手にタブレットを扱い、写真を切り替え、その場でタッチペンを使って書き込みをしながら説明していました。私が学級担任をしていた頃は、資料を印刷して配付し、書き込みをさせていました。印刷も今のように鮮明ではなく、白黒でした。また、ペンで書き込んでしまうと修正ができませんし、資料を綴るファイルも必要でした。資料が多くなると、整理するのが大変でした。タブレットを使うと、書いたり消したりするのも自由自在ですし、保存さえしていれば、次の時間にすぐ振り返りができます。
これからの教育は、私たちが経験したことのない領域へと加速しています。単にタブレットを扱うことができると言うのではなく、子供たちがどんな力を身に付けていけばよいかを見定めながら、学びを深めていきたいと思います。
 

 

1月26日(火) 意味を考える大切さ

3年生の社会科で「事こや事けんからまちを守るくふう」について学習していました。先週、学校周辺を回りながら、どんな工夫があるかを探していました。授業を見ていると、「なぜ」を子供たちに問いかけながら授業が進んでいました。「なぜ、カーブミラーは必要なのか。」「なぜ、横断歩道は必要なのか。」という問いかけから、改めて自分の身を守るために取るべき行動を考えていたように感じました。
「これは○○だよ。」と教えるだけでなく、「どうしてこういうものがあるのかな。」と問いかけることで、子供たちは、その先にあるものや起こることを想像する力が身に付いてきます。
時間はかかるかもしれませんが、「なぜ」と問いながら、意味をしっかりと考える学びを大切にしていきたいと思いました。

1月18日~1月22日

1月22日(金) すきなところを見つけよう

1年生の国語で、教材「たぬきの糸車」を使い、文章の中から自分のすきな場面を見つけるという学習がありました。単元の最後に自分の気に入った場面の文を写し、その様子が分かるように想像した絵と言葉を書いていました。見せてもらうと、すきな場面が一人一人様々であると感心すると同時に、その場面の様子がよく伝わる個性的な絵を描いていて、ついつい見入ってしまいました。このような子供らしい豊かな発想を大切に伸ばしていきたいと思いました。
  

 

1月21日(木) 関わることの大切さ

本校の体育委員会の子供たちは、登校したらすぐに運動場にブラシをかけ、他学年の子が運動場で遊ぶ前にきれいに整地しています。きれいな運動場でみんなが楽しく遊べるように、先生から指示されることなく続けています。すごいことだと思います。また、朝から学級園やプランターの草取りに取り組んでいる子供たちが、大変増えてきました。
このように自分たちから美しい学校を目指して関わった経験は、必ず子供たちの記憶として残ることでしょう。また、関われば関わるほど、学校や育てている花への愛着も深まり、学校を愛する心へと発展していくものだと思います。美しい学校を目指して取り組んでくれている子供たちに感謝しています。

1月19日(火) 正しい箸の持ち方

今週は、給食記念週間です。給食について関心を深め、給食に携わる全ての人々へ感謝の気持ちをもって、給食を食べることができるようにすることを目的に、給食記念週間です。リモートでの児童集会では、保健給食委員会が給食の歴史などをクイズ形式で発表しました。また、正しい箸の持ち方を身に付けるために、「豆つかみ大会」も行われています。毎日の給食の時間に、正しい箸の持ち方を示したイラストを黒板に掲示していますが、なかなか定着しづらいようです。この給食記念週間を機に、正しい箸の持ち方を意識付けできるようにしていきたいと思います。
  

1月18日(月) 自分の考えを説明する力

3時間目に2年生算数「九九のきまり」の研究授業が行われました。これまでの学習を通して子供たちが発見してきた「きまり」を活用しながら、答えの見つけ方を説明するという内容でした。きまりも、「たすたす方式」「ふえふえ方式」「入れかえ方式」「分け分け方式」といったネーミングがついていました。一人一人がいろいろな方法で答えにたどり着き、その方法を友達に紹介していきました。新型コロナウイルス感染防止対策として、アクリルボード越しに一生懸命説明する姿が印象的でした。
   

1月12日~1月15日

1月14日(木) 暖かな日差しの中で

今日は寒さも幾分か和らぎ、大変過ごしやすい一日でした。最近は運動場のコンディションも悪く、思い切り遊べなかったのですが、今日の昼休みは、たくさん子供たちが運動場に出て、縄跳びやサッカー、鬼ごっこ、ブランコ等で遊んでいました。子供たちの楽しそうな声を聞きながら、暖かな日差しの大切さを改めて感じました。

1月13日(水) 場合を順序よく整理して

6年生の算数「場合を順序よく整理して」の授業を参観しました。子供たちに一枚の絵を提示して出された問題は、次の通りでした。
『駅から出発して、美術館、動物園、植物園を見に行くのに、道のりを一番短くするには、どんな順に回って駅に帰ってくればよいでしょう。』
子供たちは、それぞれ条件にあうパターンをノートに整理しながら、答えを導き出していました。この問題と向き合う子どもたちの様子を見ながら、「こういう考え方は、日常生活場面でもよくあるなあ。」と考えていました。「買い物をするときは、効率よく売り場や店舗を回る。」や「旅行をするときは、限られた時間内にできるだけ多くの観光地を回る。」等々、私たちは常にこういう考え方をしながら行動しているように思います。算数の学習内容は、確実に私たちの生活をより豊かにすることにつながっていることを感じた授業でした。
  

 

1月12日(火) 雪で遊んだよ

先週の金曜日から土曜日にかけて、苓北町でも雪が積もりました。私は、熊本県でも雪の多い山都町の出身で、子供の頃は、大きな雪だるまを作ったり、雪滑りをしたりして遊んだものです。本日、1年生の日記を見せてもらいましたが、土曜日に家族で小さな雪だるまを作ったり、雪合戦をしたことを書いている子が多くいました。それぞれがよく様子を書いており、その時の本人や家族の笑顔が見えてくるようでした。
3学期も、毎週1・2年生の日記や3年生以上の自計学を見せてもらい、頑張っている子供たちに対して、私なりにコメントを書いていきたいと思います。

 

1月7日~1月8日

1月8日(金) 寒い!でも、子供たちは元気!

朝方降り出した雪が校庭を覆い、あっという間に一面真っ白になりました。大変寒い朝でしたが、「おはようございますー!」とマスク越しに大きな声であいさつをし、子供たちは元気に登校してくれました。
朝から落ち葉を集めていると、うっすらと雪化粧した運動場に飛び出して遊ぶ子供たちもいました。一人の子供が、「校長先生、寒い中ありがとうございます。」と声をかけてくれました。その言葉に、寒さが吹き飛ぶ気分になりました。
 

 

1月7日(木) コロナ禍での3学期がスタートしました!

本日から3学期がスタートしました。3学期は50日ほどしかありませんが、1年間の学習のまとめをするとともに、進級・進学に向けて準備をする大切な学期です。朝から雪の舞う寒い朝でしたが、59名の児童全員が元気に登校し、いつものように笑顔であいさつをしてくれました。
すべての教室の黒板に子供たちを迎えるメッセージが担任から書かれていて、温かい雰囲気の中で新学期をスタートさせることができました。始業式は、これまで通りリモートで行いました。
朝から子どもたちの様子を見て回りましたが、1年生教室に入った時に、雪がたくさん降り始めました。「いっぱい雪が降ったら、雪だるまを作りながら帰ります。」と話してくれました。
全国的に新型コロナウイルスが猛威を振るう中、子供たちの安心・安全を守る学校となるよう、職員一同気持ちを引き締め直し、日々の教育活動を進めていこうと確かめ合いました。
3学期もよろしくお願いいたします。
  

12月21日~12月25日

12月25日(金) 無事に2学期終業式を迎えました

本日、第2学期の終業式を行いました。一番うれしかったことは、59名の児童が休むことなく全員登校してくれたことです。
終業式で各学年の代表者が2学期に心に残ったことを発表してくれました。「鬼ごっこが楽しかった」「スポーツフェスティバルのダンスを工夫した」「持久走大会を頑張った」「自計学を頑張って、校長先生からほめられた」「ハロウィンで仮装した」「修学旅行で平和の大切さを知った」など、詳しく発表してくれました。
新型コロナウイルス感染の状況が日々変化する中で教育活動を進めてきましたが、子供たちは充実した85日間を過ごせたようです。このように無事に終業式を迎えられたのも、保護者の皆さま、そして地域の方々の協力があったからこそと感謝しています。
集団下校をする際に、子供たちと職員が手を振りながら「よいお年を!」と声を掛け合う姿が微笑ましく、来る令和3年も頑張っていこうという気持ちが湧き上がってきました。

 

12月24日(木) 環境名人

環境委員会が中心となり、各学年で2学期に学校の環境活動を頑張っていた子を「環境名人」として表彰していました。選ばれるポイントは、「主体性」だったようです。自ら考え、進んで落ち葉はきや掃除、花の水やりなどに取り組んでいた姿が素晴らしかったということでしょう。
賞状を受け取る様子を見ていましたが、学級のみんなの前で少し照れた顔も見られましたが、やはりうれしそうでした。美しい学校づくりに協力してくれて、ありがとうございました。
 

 

12月23日(水) 考動力

本校児童に育てたい資質・能力については、これまでも児童の具体的な姿を通して紹介してきました。本日、子供たちの言動を見ながら、「考動力」が高まってきたことを感じるシーンがありました。
朝から職員駐車場の落ち葉を集め、一輪車に入れていました。6年生男子は、中庭などの落ち葉をリアカーに乗せ、私のところにやってきました。「校長先生、一輪車の落ち葉を捨ててきましょうか。」と声をかけてくれました。まだ一輪車に乗せるスペースもありましたし、運動場なども回ろうと考えていたので、「これは校長先生が運ぶから大丈夫だよ。ありがとう。」と返答しました。
すると一人の男の子が、「校長先生の一輪車の葉っぱをリアカーに移せばいいよ。そうすれば、校長先生も助かるんじゃない。」と話し始め、回りの子たちも納得していました。すると他の男の子たちと力を合わせて落ち葉を移し替え、足早に草捨て場へと向かい、さっと後片付けも済ませてしまいました。
「周囲の状況を見て、よりよい方法を検討して選び、課題を解決していく」といった考動力(考えて動く力)が体現されている姿ではないかと感じましたし、本校の子供たちの成長を感じた瞬間でした。

 

12月22日(火) みんなで分け合って

「校長先生、粘土を見てください。」私を見るなり、1年生の子供たちが集まってきました。クリスマスの食べ物などを粘土で作っているようで、どれも本当に良くできていました。ケーキも様々な形があって、子供たちが楽しみにしていることが分かりました。「校長先生、肉です。」と話してくれた子は、大きな粘土の塊に白い棒がさしてあります。担任と「ギャートルズみたいだね。」と笑いながら話しました。(皆さんは、ご存じでしょうか?)
一人の子が、大きなピザを作っていました。きれいに切り分けられていたのですが、担任から「みんなの数に切って、分けて配っていたんですよ。」と聞き、何と優しい行動だろうと感心しました。楽しさをみんなで分け合っているようで、うれしい気持ちになりました。

12月14日~12月18日

12月18日(金) 縦割り班別キックベースボール大会

今週の昼休みは、運動場で子供たちの歓声が響いていました。体育委員会が企画した「縦割り班別キックベースボール大会」が1週間かけて行われ、本日は決勝戦が行われました。1班と5班の勝負となりましたが、1班が優勝しました。
異学年間で交流することで、体力向上と「認め合う力」を伸ばすことを目的に計画されたようです。今週は寒い1週間でしたが、元気に、そして真剣に運動をする子供たちの姿に、心は温かくなりました。

 

12月17日(木) 考える力を伸ばすには

朝から6年生の子供たちと駐車場の落ち葉を集めている時、以前20年近く前に私が教えてもらった「考える力を伸ばす方法」を思い出しました。山鹿市のある小学校で6年生の担任をしていたのですが、その当時の校長先生が、「先生、子供たちの考える力を伸ばすためには、授業で子供たちを鍛えることも大切だけど、こういう朝のボランティア活動の中にこそヒントがあるんだよ。」と言われました。どういうことか詳しく聞いてみると、「上手に葉っぱを集めるためには、いろいろ考えて工夫しなければならないことがたくさんあるんです。全体を見て、どこにどのくらい集めた方が良いか考えること、風向きを考えながら集めること、時間と人数を考えて集めること・・・。その一つ一つを考えながら作業することが、何事も筋道を立てて考える力を伸ばすことになるんですよ。」と教えていただき、大変納得しました。
そのように考えると、子供たちの考える力を伸ばす機会はたくさんあります。これから子供たちにどんな声かけをしていこうかワクワクしてきました。

12月15日(火) 心温まる校内人権集会

2学期の校内人権集会を行いました。今回も、新型コロナウイルス感染症対策としてリモートによる集会を計画しました。各学級で話し合って決めた「なかよし宣言」の取組の様子と3学期の目標を、代表者が発表してくれました。また、異学年による縦割り班で「さいころトーク」を行い、自分の頑張っていることや幸せと感じる時など、紹介し合っていました。今回の人権集会は、本校の学校運営協議委員であり、人権擁護委員でもある田中様をお招きし、人権集会の様子を見ていただくとともに、講評をいただきました。見ていただく中で、本校の子供たちの優しい言動を大変ほめていただきました。
給食の時間に各学級の様子を見て回る中で、2年生の子が私の近くに寄ってきて、「今日の校長先生のお話、とても分かりやすかったです。」と声をかけてくれました。その言葉に、うれしさが込み上げてきました。人からほめられることは、いくつになってもうれしいものです。一人一人の頑張りを認め、ほめ、励まし合える。そんな学校づくりを、今後も学校と家庭、そして地域と連携しながら目指していきたいと思います。
  

 

12月14日(月) 朝からみんなで!

昨晩は、風が強く吹いていました。その影響からか、運動場や校舎周辺に大量のクスノキの葉が落葉していました。また、朝から風が強かったので、落ち葉がどんどん飛ばされています。「落ち葉の片付けが大変だ」と思っていると、高学年の子供たちが中心となり、片付けを始めました。大変寒い朝でしたが、一生懸命頑張ってくれている姿に、心が温かくなりました。ボランティアの心が少しずつ定着してきたようです。