校長室から

校長室から

1月11日~1月14日

1月14日(金) それぞれが考える朝のボランティア

寒い朝が続いていますが、朝から本校の子どもたちは、ボランティア活動を頑張っています。2学期は、校地の落ち葉集めを頑張ってくれていましたが、3学期は、それぞれの学級で話し合う時間を設け、自分たちで考えた活動に取り組んでいます。1年生は、「1年草ぬきがんばるジャー」と銘打って、運動の上の草取りに取り組んでくれています。その他の学年も、校内のあいさつ運動や中庭の落ち葉はきなど、もっと学校をより良くするために必要な内容を考え、がんばってくれています。
大切なことは、「継続」です。今の一人一人の気持ちを大切にして、これからも続けていってほしいと願っています。
  

1月13日(木) 2年生に読み聞かせをしました

本校では、木曜日の朝の時間を利用して、読み聞かせを行っています。本校職員と併せて、苓北町読書活動推進ボランティア「たんぽぽホール」の方々にもご協力いただき、子供たちの読書に対する関心を高め、読書の幅を広げるために大切にしている取組です。私も読み聞かせを行っているのですが、本日は2年生教室を訪れました。「校長先生だ!」と喜んでくれている様子が見られ、2年生の子どもたちのために頑張ろうという気持ちが高まりました。
本年度、私が読み聞かせで取り扱っているのは、道徳教育用郷土資料「熊本の心」に掲載されているお話です。2年生には、「わんぱく まつじろう」(松崎慊堂)と「朝よみ 夕よみ」(小畑惟清)のお話を選び、紙芝居風に聞いてもらいました。また、読み聞かせの後に、私の失敗談や夢に向かって努力した経験なども話しました。
子どもたちがキラキラした目をして聞いてくれましたので、朝からとても清々しい気持ちになりました。

 

1月12日(水) 新しい掃除道具をいただきました

朝から正門や校舎周辺の落ち葉はきをすることが、私の学校生活の日課となっています。竹ぼうきと愛用のちり取りを持って回りながら、子どもたちがボランティア活動を頑張っている様子を観ることが楽しみの一つです。愛用しているちり取りは、私が赴任する前から本校にあったものですが、一斗缶を斜めに切って取っ手が付けられた手作りのものです。そのちり取りは大変使いやすく、しかもたくさん集められる優れものです。しかし、毎日使っていることで、ずいぶん痛みが出ていました。
町の給食共同調理場から本校に給食を運んでいただいている方から、本日新しいちり取りの寄贈がありました。実は、これまで使っていたちり取りも、その方が以前作ってくださったものだそうです。掃除道具置き場の横にいつも置いていたちり取りが痛んできたのを見て、わざわざ作ってくださったそうです。
明日の朝からの落ち葉はきが、また楽しみになりました。本当にありがとうございました。
 

1月11日(火) 各教室に電子黒板が入りました!

1月5日(水)に、各教室に電子黒板が入りました。これまで設置していた大型テレビと比べ、活用の用途が大きく広がったように感じます。先週の金曜日に、全職員で使い方についての研修を行いましたが、その研修会の前に活用している先生もいました。
本日、各学年の子どもたちの様子を見て回ると、すでに電子黒板の機能を使った授業がいくつも行われていることに驚きました。新たな教育機器にも、意欲的に挑戦しようとする本校の先生方の前向きな姿勢に、脱帽です。子どもたちも、触りながら使い方を覚えてようとしていました。
  

1月7日

1月7日(金) 3学期がスタートしました!

苓北町の小中学校は、本日から3学期を始業しました。年末年始を含む13日間の冬休みでしたが、それぞれに楽しい思い出が出来たようです。「お年玉をたくさんもらった。全部貯金しました。」「このキーホルダーは、神社に行ったときに買ってもらった。」等々、思い出話をたくさんしてくれました。また、冬休みの日記もいくつか見せてもらいましたが、子どもたちの楽しそうな表情が浮かんできそうなものばかりでした。
昨日まで始業式を体育館で行う準備をしていたのですが、新型コロナウイルス感染症の急拡大を受け、リモートによる始業式に変更しました。私から子どもたちに伝えた内容は、以下の3点です。
 ①夢をもち、その実現に向けて目標を立てて充実した学校生活を送ろう。
 ②「ふるさと『さ・か・せ・が・わ』小学校の姿」に向けて、一人一人が頑張っていこう。
 ③「坂っ子の新しい生活様式」を守り、新型コロナウイルスから自分を守っていこう。
3学期も、この「校長室から」に坂瀬川小の子どもたちの頑張っている姿や学校の様子等をを紹介していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
  

12月20日~12月24日

12月24日(金) 第2学期終業式

81日間の2学期が、本日終了しました。8月30日に2学期がスタートしましたが、新型コロナウイルス感染症への対策を図りながら教育活動を進めてきました。そのような状況ではありましたが、57人の子どもたちが元気に学校生活を送ることが出来たのも、保護者並びに地域の方々のご理解とご協力があったからであり、心から感謝申し上げます。
終業式は、換気とソーシャルディスタンスを十分保った上で、体育館で実施しました。子どもたちの終業式に向かう態度は大変立派で、代表児童の発表をしっかりと聞くことが出来ました。代表の児童は、2学期にがんばったことと、3学期への目標を紹介してくれました。6年生の児童は、本校の子どもたちに育てたい資質・能力である「学びに向かう力」「考動力」「かかわり合う力」の3点から振り返った自分の姿を発表してくれました。
明日から冬休みです。規則正しい生活に心掛け、家族で思い出に残る年末年始を過ごしてほしいと思います。そして、1月7日(金)の3学期始業式の朝、いつものように元気に挨拶を交わしたいと思います。
  

12月23日(木) 6年生の頑張りできれいになっています

朝から全学年でボランティア活動をがんばってくれていますが、本日校舎周辺をの落ち葉を集めていて気が付いたことがありました。本校の中庭には池が作られているのですが、排水が出来なくなっており、現在は使われていません。雨水がたまり、しかも落ち葉がたまってしまうため、定期的に私が掃除していました。最近、池の中の落ち葉の位置が微妙に変わっていることには気付いていたのですが、本日、池の中がきれいに掃除されていました。
実は、朝のボランティア活動で6年生が池の掃除に取り組んでいてくれたのです。しかも、私よりも何倍もきれいにしてくれました。6年生教室に行き、「6年生の皆さん、ありがとうございました。」と感謝の気持ちを伝えました。本校の子どもたち素晴らしさに感動しました。
  
12月22日(水) ふるさとに感謝しながら収穫しました

1・2年生が生活科の学習として、学校園でいろいろな野菜を育ててきました。近頃は寒い日が続いていますが、毎朝水かけをしながら生長を見守ってきました。本日、大根やブロッコリー、白菜を収穫しました。子どもたちは、この日が来ることを楽しみにしていました。
学校園を地域の方に丁寧に耕していただいたこともあり、たくさん収穫することが出来ました。「校長先生、こんな大根が取れました。」「私の取った大根は、重いです。」「変な形の大根がありました。」等々、次々に報告してくれました。また、大きな白菜を数人で抱えながら、「大きい!」と歓声を上げていました。
取れた大根の中から持ち帰るものを選び、大事そうにビニール袋に入れて持って帰る様子が印象的でした。畑を耕してくださった地域の方にも、感謝の手紙を添えて収穫した大根を届けました。
  

12月21日(火) 実現を目指して!

授業の様子を見て回っていると、どの学年も2学期のまとめに取り組んでいるようです。6年生教室をのぞくと、家庭科の授業が行われていました。子どもたちは、色鉛筆などを使いながら、何やら絵を描いていました。見せてもらうと、1食分の給食の献立を考えているではありませんか。しかも、自分の好きな物を並べるのではなく、栄養のバランスや町の特産物を取り入れながら献立を組み立てていました。一人一人が考えた給食の献立を、町の給食共同調理場に提案するというのです。大変面白い取組だと思いました。近頃、様々な物の値段が上がっていますので、1食分の単価が想定よりも高くなりそうな提案もありましたが、どれも実現可能ではないかと思いました。
大変難しいことと思いますが、この子かの提案が一部でも採用され、3学期に実現することを願っています。
  

12月20日(月) 「校長先生は、うちゅう人ですか?」

「校長先生は、うちゅう人ですか?」これは、先週1年生の教室を訪れたときに質問されたことです。突然聞かれたので、どのように返そうかと迷ったのですが、「そうだよ。校長先生は、うちゅう人だよ。」と答えてみました。「えーっ!うちゅう人なら、どこに住んでいるの?」と聞いてきたので、「学校の近くに住んでいるけど、夜になると変身するんだよ。早く寝ない1年生がいたら、夢の中に現れるぞ-。」と、1年生との会話を楽しんでみました。
そうすると・・・・、「校長先生、私の夢の中に出てきてください。」と何人も手を挙げてくれます。中には、「わたし、夢を見ないし・・・・。」という子もいます。今日も1年生教室に行くと、「今日は、誰の夢の中に出てくるの?」と笑顔で尋ねられたので、「誰にしようかな?」と返答しておきました。
1年生の子どもたちは発想が豊かで、話をしていると、何だか不思議な世界に引き込まれてしまいます。次はどんな質問を投げかけてくれるのか、私も楽しみです。

12月13日~12月17日

12月17日(金) 5年生の皆さん、ありがとう!

5年生の家庭科で「物を生かして快適に生活しよう」という学習の一つとして、住まいの整理・整とんや清掃の仕方、環境に配慮した生活における物の使い方などについて学習しています。学んだことを生かし、実際に学校をきれいにする取組が行われていました。窓のレール部分を熱心に掃除する子もいれば、魚の水槽をきれいにする子もいました。
あと2週間で大晦日です。年末の大掃除は大変ですが、この学習を生かし、家族の一員として主体的にがんばってくれることでしょう。そういう姿を期待しつつ、5年生の学習の姿を見ていました。
 

12月16日(木) 保護者や地域の方々と三人四脚で!

朝から駐車場付近の落ち葉はきをしていると、そこを通られる地域の方とよく挨拶を交わします。挨拶だけでなく、学校がいつもきれいであることや坂瀬川小の子どもたちが元気であることをほめていただき、本当に有り難く思っています。
今朝、近くの保育園に歩いて登園されている2人の男の子とそのお母さんに出会いました。お母さんとお兄さんが「おはようございます。」と気持ちのよい挨拶をしてくれましたので、「おはようございます。」と返しました。その後すぐに、お母さんが弟さんに何かを話されていました。そうすると、弟さんの方も「おはようございます。」と元気に挨拶をしてくれました。私も負けずに「おはようございます。」と返し、清々しい気持ちになりました。きっと、挨拶について話されたのでしょう。
本校では、「ふるさと『さ・か・せ・が・わ』小学校の姿」『さ』・・・「さわやかなあいさつが響く学校」を目指し、子どもたちへの意欲付けと様々な取組を行ってきています。先日、地域の老人会に教頭が参加した折に、「近頃、坂小の子どもたちがよく挨拶をしてくれるようになって、うれしい。」というご意見をいただき、子どもたちにも紹介したところです。また、毎月5の付く日は、保護者の方々と共に「ごあいさつ運動」も行ってきています。
これからも、「さわやかなあいさつが響く学校」づくりに向けて、保護者や地域の方々とともに、二人三脚で取り組んでいきたいと思います。

12月15日(水) ありがとうメッセージ

人権旬間の取組の一つとして、友達への感謝の気持ちを表す「ありがとうメッセージ」を行っています。友達から受けたやさしい言動に対して、「ありがとう」の感謝の気持ちをカードに書き、廊下に掲示してあるクリスマスツリーをそのカードで飾っていくものです。校内に3カ所掲示コーナーを設けてありますが、どの木もメッセージカードでいっぱいになっています。給食の時の校内放送でも、メッセージの紹介が行われていますが、みんな静かに、そして笑顔で聞いています。
2年生の教室を訪れたとき、一人の子が「校長先生、ちょっと待ってください。」と言ってきたので待っていると、カードを見せてくれました。そのカードには、「こう長先生へ いつも よしよし してくれてありがとうございます。」と書かれてあり、温かい気持ちが込み上げてきました。カードを見ながら、書いてくれた子も私も笑顔になりました。
  

12月14日(火) 「仲間を愛し、自分を愛する」

12月6日から人権旬間の取組を進めています。この人権旬間の目的は、「自分を見つめ、友だち一人ひとりを見つめることにより、相手を尊重し、協力しようとする態度を養う。(かかわり合う力・考動力)」です。人権旬間の取組の一つとして、本日は人権集会を行いました。交流活動を異学年による縦割り班で行うため、リモートによる集会を計画しました。
集会の最初に、私から話す時間がありましたので、昨日全校児童が視聴した「
熊本県人権子ども集会」のメッセージに用いられた言葉を提示し、「仲間を愛し、自分を愛する」ことが、差別やいじめをなくすために大切であることを話しました。その後、活動を一緒に行うことが多い縦割り班の仲間のよさを伝える「ニコニコふれいあいゲーム」が行われました。仲間を愛するためには、日頃から友達のよさを見つけながら過ごす視点が必要だと思いますし、そうすることで自分のよさを深く知ることにもつながっていくと考えます。友達のすばらしい部分をたくさん見つける人権旬間にしていきたいと思います。
   

12月13日(月) ダメ。ゼッタイ。

本日、5・6年生を対象に薬物乱用防止教室を行いました。講師として本校の学校薬剤師の先生をお招きし、病気の際に病院等から処方される薬についてや、アルコールやたばこの健康に及ぼす影響等について、大変分かりやすいお話をしていただきました。カフェインも薬物に当たるという説明があり、子どもたちも驚いていました。
最後に、薬剤師の先生から、大切な自分を守るための5つのポイントを示されました。自分と自分が大切に思う人を守るためにも、今後も正しい知識を身に付けていってほしいと願っています。
  

12月6日~12月10日

12月10日(金) 「ともに学ぶ」姿を学ぶ

2時間目に、2年生が3・4年生の算数の時間を見学しました。3・4年生は、本年度から複式学級として、同じ教室で学んでいます。担任が2学年の学習を指導するため、学習リーダーを中心に自分たちで学習を進めながら、「自ら学び ともに学ぶ」学習スタイルを作り上げてきました。また、この学習スタイルを他学年にも広めることで、子どもたちの主体的・協働的学びを促進させていきたいと考えています。
2年生も6人と少人数の学級ですが、協働的に学ぶ上学年の姿を手本としながら、学びの質を高めていくことを目的に実施されました。2年生が見ているにも関わらず、いつも通りに自分たちで学習を進める3・4年生の様子に、大変興味をもって見学していました。「ともに学ぶ」姿を学ぶ取組は、今後も続けていきたいと思います。
  

12月9日(木) あしたは はれる

朝から各教室を回っていると、1年生が朝の会をしていました。今月の歌の「あしたは はれる」が聞こえてきたので、ちょっと様子をのぞいてみました。マスクをし、友達との距離をとりながら、それでも元気に歌っていました。大きく拡大した歌詞を黒板に貼ってありましたが、改めて歌詞を読みながら、心が温かくなる内容だと感じました。
この「あしたは はれる」は、坂田修さんの作詞・作曲で「おかあさんといっしょ」で流れていた曲です。「すきだから きみがすきだから ともだちさ いつも いつまでも」というフレーズが、何とも心地よく、いつまでも耳に残るすてきな楽曲です。
12月6日から人権旬間に入っており、学年に応じた人権学習や全校児童で作る「ありがとうの木」の取組も行っています。次週は、人権集会も予定しています。子どもたちが一人一人がもっている優しい気持ちが学校中に広がる、そんな旬間にしていきたいと思います。

12月8日(水) ルールを守りながら

熊本県が熊本地震からの創造的復興向け取り組んでいる漫画家 尾田栄一郎氏が描く人気漫画「ONE PIECE」と連携した「ONE PIECE熊本復興プロジェクト」の一環として、熊本県教育委員会から、県内45市町村教育委員会にONE PIECE単行本100巻セットの寄贈があり、期間を設けて町内の小中学校に貸し出されています。最初に本校に貸し出していただき、子どもたちは、決められたルールを守りながら、楽しく読んでいるところです。
家庭に持ち帰ることは出来ませんし、すべての子どもたちが全巻を読み終えることは難しいですが、この機会を大切にし、学校でも創意工夫を重ねながら取り組んで行きたいと思います。
  

12月7日(火) 感謝の気持ちを込めて

毎月2日間、教育関連施設環境整備作業として苓北町シルバー人材センターの方にお世話になっています。大変暑い夏場も、本日のように冷たい風が吹く寒い日も、校内の樹木の剪定や運動場の草刈りなどを行っていただきました。
本日が本年度最後の作業の日でしたので、お世話になった方々へ感謝の気持ちを込めて、全校児童から「ありがとうメッセージ」を贈りました。児童代表として、企画委員会の児童が感謝の気持ちを伝えた後に渡しましたが、大変喜んでいただきました。
「校長先生、来年の最初の作業は、旧校門をきれいにしようかね。」と言って帰って行かれました。次年度も、本校の美しい学校づくりに力を貸していただければ有り難いです。
   

12月6日(月) 3年生の社会科で・・・・

校長室で仕事をしていると、「校長室の消防設備を調べに来ました。入ってもいいですか。」と、3年生が声をかけてきました。社会科の学習で、「学校の消防せつびを調べよう」という学習を行っているようです。「どうぞ。さて、見つけられるかな?」と尋ねると、子どもたちはすぐに「熱感知器があった。」と記録していました。「あと2つあるよ。分かるかな。」と問い返すと、必死に探しています。「あった!ここに消化器がある。」「あと1つは、何だろう?」と考えていました。そのうちに、「校長先生、これは何ですか。」と排煙装置に気が付いたようです。「これはね、こうやって使うんだよ。」と実演すると、「煙は上の方にたまるから、ここに窓みたいなものがあるんだ。」とつぶやいていました。
空気が乾燥して、火事が起きやすい季節になりました。この学習を通して、地域や自分自身の安全を守るために自分たちにできることをしっかりと考えてほしいと思います。
  

11月29日~12月3日

12月3日(金) 「校長先生、虹を見ましたか?」

今朝、坂瀬川小からきれいな虹が見えました。思わず写真に撮ったのですが、学校を包み込んでいるようにも思え、大変感動しました。近所の方も虹を見て話をされる様子がありましたし、近隣の保育所の先生も、登園する子どもに教えておられました。
登校してきた子どもから、「校長先生、虹を見ましたか?」と尋ねられました。私も子どもたちに、「虹を見ましたか?」と尋ねましたが、ほとんどの子が「見ました。きれいでした。」や「バッチリ見えました。」と返してくれました。中には、「虹の向こうに、もう一個虹が見えました。」という子もいて、しばらく正門の当たりがとても賑やかでした。

12月2日(木) 図書室がクリスマス仕様に!

毎週木曜日に町の司書の先生が来校され、本の入れ替えや季節に応じた本の紹介、図書室の模様替え等を行っていただいています。本校の子どもたちが様々な図書に興味をもち、すぐに手にとって読めるよう工夫されています。図書室に足を運ぶと、小学生向けにどのような本があるのかが分かり、私が勉強になります。
本日は、図書室がクリスマス飾りで様変わりしていました。折り紙や色画用紙などを使い、ポインセチアや雪の結晶などを作られ、飾られていました。また、季節に応じた本もたくさん紹介してありました。
今週末は、「親子読書の日」です。家族みんなで本を読む時間を作り、本の世界を楽しむ休日にしていただければ幸いです。
  

12月1日(水) 坂瀬川の子どもたちの力はすごい!

朝から風が強く、とても寒い一日でした。朝から子どもたちと落ち葉はきをしていると、集めた落ち葉が風で飛ばされてしまい、思うように集めることが出来ませんでした。1年生の児童が、「校長先生、あそこに葉っぱを集めたよ。」と教えに来てくれました。「分かりました。校長先生が捨てておきますね。」と約束していましたが、午前中は何かと所用が重なり、手を付けることが出来ませんでした。午後からその場所に行くと、落ち葉はきれいに片付けられていました。昼休みも落ち葉集めをして、子どもたちがきれいにしてくれたようです。坂瀬川の子どもたちは、本当にすごいです。
最近、本校の子どもたちは、落ち葉集めに一生懸命です。昨日も1年生の児童が、「遊ぶのよりも、掃除する方が楽しい。」と話していました。昼休みも、松葉かきやほうきを持って、楽しそうに落ち葉集めをしています。このような光景を見ていると、心がとても温かくなってきます。
  

11月30日(火) 体育の授業でもタブレットPCを活用して

4時間目に、体育館で行われていた3・4年生の体育を見に行きました。高跳びの授業が行われており、3つの場から自分に合った高さを選び、3歩の短い助走から強く踏み切って高く跳ぶ練習を行っていました。担任が子どもたちに集合をかけると、タブレットPCで手本を示しながら、リズムよく跳ぶポイントを確認していました。その後、子どもたちは、友達の高跳びを動画で撮影し、すぐに修正点を出し合っています。私が担任をしていた当時は、身振り手振りで教えていたものです。しかし、1人1台のタブレットPCを持つようになり、これからの体育の授業も、よりよいものになっていくことと思います。先日は、6年生の「ベースボール型」ゲームの練習で、友達のバッティングフォームを見合う学習も見せてもらい、子どもたちの動きがみるみる変わっていく様子を感じました。このような体育の授業を見ていると、20年前にこのようなICT機器があればと羨ましく思う、そんなこの頃です。
  

11月29日(月) 準備が整いました

来年の春に向けて、学級園に植える花苗の準備が整いました。種から芽を出させ、ポットに仮植して育ててきました。今年はパンジー、リビングストーンデイジー、キンギョソウの苗が出来ました。チューリップの球根と合わせてレイアウトしていきます。各学級の学級園やプランターなどに植えることになりますが、色とりどりの花が学校を彩ってくれる日が待ち遠しいです。

11月22日~11月26日

11月25日(木) 子どもたちとともに

例年この時期が来ると、毎朝大量の落ち葉との戦いが起こります。本校の校地には、たくさんの樹木があり、夏場は子どもたちの憩いの場となっています。この時期は、それらの木々の葉が一斉に落ち、冬支度をします。毎日リアカーで5~6回集め、草捨て場に運んでいますが、次の日も前日と同じように葉が落ちています。
昨年も、朝から子どもたちと一緒に集めていましたが、今年は特に、1・2年生が意欲的に頑張ってくれています。「校長先生と一緒に葉っぱを集めよう!」と言いながら、何人もの子が集まってくれます。
本日は、持久走大会を行ったのですが、朝のボランティアの時間だけで、大量の落ち葉を集めてくれ、みんなが走りやすい運動場になりました。自分の背丈よりも長い竹ぼうきや松葉かきを抱えてきますが、上手に扱って集めている子もいます。
このように、自分たちから学校の環境にかかわりをもつことで、さらに学校を愛する心が育まれ、スクールプライドが醸成されていくことと思います。かわいいボランティア隊、毎朝ありがとう!!
  

11月24日(水) 音読に力を入れています

本校では、全学年で子どもたちが様々な文章を読み取る際の基礎となる音読に力を入れて取り組んでいます。声を出して、正しく文章を読むことが、より確かな内容の理解につながってくると考えますし、その後の黙読にも生かされてくると思います。国語の時間は、すべての学年で、その日に学習する部分を声に出して読んでいます。家庭学習でも、子どもたちの音読を保護者の方に聞いていただいていますが、学校と家庭が連携して、子どもたちの読む力を高めていきたいと思います。
  

11月22日(月) 実物を見せてあげたい

各教室を回って授業を見ていると、4年生が社会科で通潤橋について調べたことをパンフレット形式にまとめていました。通潤橋は、上益城郡山都町にある国指定重要文化財ですが、苓北町からでは、車で3時間近くかかります。実際に見学することはなかなか難しいので、教材「私たちの熊本」やインターネットなどの情報を頼りにまとめていました。
私のふるさとは山都町(旧清和村)で、子供の頃は、通潤橋を間近に見る機会が多くありました。小学生の時に見た通潤橋からの放水の感動は、今でもはっきりと覚えています。黙々と調べ学習に取り組む子どもたちを見ていると、「実物を見せてあげたいなあ。」と思いますし、機会を見て、写真や動画を撮って見せてあげたいと思いました。

11月15日~11月19日

11月19日(金) 「校長先生、あのね・・・・」

昨日は所用で子どもたちに会うことができなかったのですが、いつものように朝から正門近くを掃除していると、「校長先生、見てください。」「校長先生、昨日ね・・・・。」と、昨日の出来事をたくさん教えに来てくれました。3、4年生は、昨日は認知症サポーター養成講座を受けており、その時にいただいたオレンジリングを見せてくれました。朝から子どもたちに元気をもらいました。
そうしているうちに、1年生が「校長先生、ほうきはどこにあるの?」と尋ねてきましたので、「高学年の靴箱のまえにあるよ。」と教えると、そこから松葉かきを持ってきて、落ち葉はきを手伝ってくれました。そのボランティアの輪が広がり、たくさんの子どもたちが手伝ってくれました。坂瀬川の子どもたちの優しさに、さらに元気をもらった朝でした。
11月17日(水) やっと花が咲きました

理科園の一角に、今年「皇帝ひまわり」を植えてみました。ずいぶん前に植えたものですが、葉や茎がどんどん大きくなるのに、いっこうに花を咲かせる様子が見られませんでした。子どもたちも本校の先生方も、「校長先生、これは花が咲くんですか?」と尋ねられていましたが、何とも答えようがありませんでした。そんな中でも、草取りを頑張ってくれていました。
しかし、季節外れではありますが、やっと大輪を咲かせています。
 

11月16日(火) 「校長先生、見てください!」

本日、地域の方の協力のもと、1・2年生が苗を植え、草取りや水掛をしながら世話をしていたサツマイモの収穫をしました。本当は先週予定していたのですが、雨のため延期していました。1・2年生の子どもたちも大変楽しみにしており、芋掘りをする前から興奮していました。
今年は豊作だったようで、掘り始めると、大きなサツマイモが次々と出てきます。「校長先生、見てください。こんなに大きな芋がありました。」「この大きな芋は、私が掘りました。」「校長先生、芋がつながっています。」等々と、一人一人が満面の笑顔で見せに来てくれます。
子どもたちの収穫を喜び合う姿を見て、見ている私もうれしくなりました。それぞれが掘ったサツマイモは、家庭に持ち帰って美味しい料理となり、子どもたちのお腹を満たしてくれることでしょう。
  

11月15日(月) 地域の皆さま ありがとうございます

本校正門横の道路に面している側に生け垣がありますが、その根元に学校周辺にお住まいの方々が、季節に応じて花を植えてくださっています。春になるときれいな花を咲かせ、正門周辺を彩ってくれます。この週末に、来年の春に向けて、新しい花苗を植えてくださいました。本当に有り難いことだと思っています。これから冬を迎えるのですが、来年の春の訪れが楽しみになりました。
  

11月8日~11月12日

11月11日(木) 平和への願いを込めた千羽鶴

明日から6年生は、町内の都呂々小学校の6年生とともに修学旅行に出かけます。修学旅行に向けて、これまで事前学習を進めてきました。6年生の教室には、一人一人が修学旅行で学びたいことを掲示してあります。「戦争のことをしっかり学んで、自分たちにできることを考えたい。」「平和について考えていきたい。」といった記述が多数見られ、有意義な学習になることと思います。
また、12人で力を合わせて千羽鶴を作りました。平和への願いを込めて、この千羽鶴を送ることになっています。
小学校生活のよき思い出の1ページとなるよう、子どもたちの学びをしっかりサポートしていきたいと思います。

11月10日(水) 保小連携の取組として

保育所と小学校とが連携した取組として、子どもたちが作った作品を交流しています。近隣の坂瀬川保育園から、園児が作った作品や様々な活動写真等にコメントを書かれたものが届き、1・2年生教室前に掲示しています。それらを懐かしそうに眺める本校の子どもたちが見られます。本校からも、子どもたちが作成した絵画などを園内に展示していただく予定です。
幼児期の教育と小学校教育の円滑な接続に当たっては、お互いの教育・保育を理解し合い、子供の育ちや学びをつないでいくことが大切だと考えます。その意味からも、大変重要な取組ですし、今後もさらに連携を図っていきたいと思います。
  

 11月9日(火) 児童会の呼びかけから考える

本校の保健室前に、児童会の保健給食委員会が目の健康について呼びかけている掲示があります。昼休みに委員会の児童が保健室に集まり、アンケートの集計をしたり、結果を表にしたりしながら作成していました。アンケートの内容は、「テレビを見る時間」「ゲームをする時間」「正しい姿勢で勉強しているか」「正しい鉛筆の持ち方をしているか」で、どれも目の健康と強くつながるものです。特に、テレビやゲームの視聴時間については、学校と家庭が連携して改善策を考えていく必要性を感じます。また、昨日の就学時健康診断の際も話をしましたが、鉛筆の持ち方については、子どもたちに意識化を図ってきているところです。一度癖が付いてしまうと、なかなか改善できません。
児童会の呼びかけから、今後力を入れていかなければならないことを教えられます。
  

11月8日(月) 「親の学び」プログラム

本日、次年度に本校入学予定の子どもたちの就学時健康診断を行いました。子どもたちが様々な検査をしている間、保護者の方を対象に「親の学ぶ」プログラムを本校教頭が行いました。今年の夏休み期間中に、教頭が講習会に参加していました。そこで学んだことを生かし、天草教育事務所の支援をいただきながら、実施しました。
アイスブレイクで自己紹介をしてもらった後、早寝・早起き・朝ご飯の大切さについて、保護者の方と一緒に考えていきました。また、「すごろくトーク」では、さいころの出た目で止まったところに書かれている話題について意見を交わし、大変盛り上がりました。すべてのスケジュールを終えた時は、参加された保護者の方から拍手が起こりました。家庭と学校が手を携えて、子どもたちの成長を見守っていきたいと考えています。
   

11月1日~11月5日

11月5日(金) もっと秋をさがしに行こう!

1年生の生活科「もっと秋をさがしに行こう」で、大師山で校外学習に出かけることになっていましたので、私も同行させてもらいました。子どもたちは、小さなどんぐりや形の変わった落ち葉を見つけては、歓声を上げて喜ぶ姿が見られました。「校長先生、こんなに見つけたよ。」と、次々に自分が見つけた葉っぱやいろいろな実を見せてくれました。中には、虫を捕まえるに一生懸命な子もいました。
一人の子が海の見える方向を指さして、「校長先生、きれいー!」と教えてくれました。豊かな自然に囲まれた坂瀬川校区で育つ子どもたちの、やさしい心を感じた時間でした。
  

11月4日(木) 自ら学校をきれいに!

本日の昼休みに、本校の教頭が見かけた本校児童の様子で報告があったことです。3年生の児童が、学級園の前を一人で竹箒で掃除していたそうです。「どうしたの?」と尋ねると、「土とかが落ちて汚かったから掃除しています。」と答えたそうです。本日は朝の活動で、全学年が学級園の手入れをする「フラワータイム」を設定していました。学級園に肥料を入れ、土を耕す作業をしていましたので、その土が学級園の回りにこぼれ落ちていたようです。そのことが気になった3年児童は、誰から言われたわけでもなく、自主的に一人で掃いていたそうです。教頭が、「ありがとう。だけど、昼休みに遊ぶのも大切だから、もう大丈夫だよ。」と言うと、「でも、まだ汚いから・・・・。」と言って、続けていたそうです。
この報告を受けたとき、このように心の優しい子どもが育っている坂瀬川小やこの地域を、心から誇りに感じました。その後、改めて学級園を見に行きましたが、感動するほどきれいに掃き上げてありました。

11月2日(火) 考動力を身に付け災害から自分の身を守る

本日、シェイクアウト訓練を行いました。苓北町のシェイクアウトも金曜日に計画されていますが、どのような状況においても、自ら考え、行動する考動力を身に付け、「ふるさと『さ・か・せ・が・わ』小学校の姿」「わ」・・・・わたし(の命)を大切にする学校を実現させていくことが重要であると考えています。
2校時と3校時の間の業間を使って訓練を行いました。児童の様子を観ていましたが、先日の火災避難訓練の経験を生かし、担任の指示をしっかりと聞きながら、自らの身を守る行動を取っていました。また、校内放送を静かに聞くこともできていました。
昨今の自然災害に目を向けると、いつ、どこで遭遇するのか分からない状態です。つい先日も、関東で大きな地震が起こっていました。今回のシェイクアウト訓練だけでなく、様々な教育活動を通じて、子どもたちに考動力を育んでいきたいと思います。
  

11月1日(月) 体力向上優良校に選ばれました

本校の体力向上に関する取組が認められ、「令和3年度(2021年度)体力向上優良校」に選ばれました。これまでも本校は、子どもたちの体力の向上に向けて、教科体育における運動量の確保や外遊びの奨励などに力を入れており、平成29年度から連続で体力向上優良校に選ばれてきています。
本年度も、5月の体力テストの結果から、柔軟性や敏捷性を養う補助運動を授業の始めに取り入れたり、坂小サーキットトレーニングコースを考案したりしながら、課題に応じた取組を進めてきました。12月には、本校独自で体力テストを実施し、体力の高まりを確かめることにしています。また、11月下旬には、持久走大会も計画しています。
外遊びには、本校児童に育てたい力である「学びに向かう力」「考動力」「かかわり合う力」を高める要素が詰まっていると感じます。今後も外遊びを奨励しつつ、バランスの取れた体力の向上に向けて、地道な取組を一つ一つ積み重ねていきたいと思います。