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校長ブログ

「相手の立場に立つ」ということ 〜4年生・高齢者疑似体験〜

4年生は総合的な学習の時間に、「高齢者疑似体験学習」を行いました。今回の学習では、高齢者の方々や体が不自由な方々が日常でどのような状態になるのかを肌で感じるため、「視覚(目)」「聴覚(耳)」「身体」「車椅子」の4つのブースに分かれて疑似体験を行いました。

「ゴーグルをつけると、周りがぼやけて文字を読むのも一苦労だな…」 「音がはっきりと聞こえないと、何を話しているのか不安になるね」など、子どもたちはそれぞれのブースで、普段当たり前にできている「見る」「聞く」ことの大変さを実感していました。

さらに、体にサポーターや重りをつけて前屈み状態で移動する体験や、車椅子に乗って段差を乗り越える体験も行いました。「いつもなら簡単に歩ける廊下なのに、体が重くてすごく長く感じる」 「車椅子で段差を上がるとき、少しの揺れでも乗っている人は怖いんだね」

実際に体験してみて初めて分かった、移動することへの怖さや大変さ。 しかし、今回の学びで最も輝いていたのは、子どもたちの「思いやりの行動」でした。体験している友達の隣にそっと寄り添い、「ゆっくりでいいよ」「ここに段差があるから気を付けてね」と自然に声をかけ、優しく介助する姿が至る所で見られました。

相手の立場に立ち、自分に何ができるかを主体的に考える。相良村の温かい皆様に支えられながら、子どもたちの心の中に大切な「思いやりの芽」がしっかりと育った、素晴らしい1日となりました。

子どもたちのために誠心誠意ご指導いただきました相良村保健福祉課、地域包括支援センター、ボランティアサポーターの皆様、本当にありがとうございました。(R8.7.9 矢野)