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2022年2月の記事一覧

子どもによるICT機器の活用

 「GIGAスクール構想」という言葉をご存じでしょうか。

 簡単に説明すれば、デジタル機器を使った授業を推進し、子どもたちに「情報を活⽤する⼒」を育成していこうとい考えです。(詳しくは、このHPをご覧ください。

 授業参加でもご覧いただいたことがあると思いますが、本校でも、ほぼ全ての授業で電子黒板やタブレットPCなどのICT機器を活⽤しながら学習を進めています。

 今後力を入れていくのは、子どもたちによるICT機器の活用です。

 本日(2/4)の授業でも、ICT機器がいろいろな場面で活用されていました。

 

この写真は4年生の国語の授業風景です。

全員が交代で先生役になり、電子黒板を利用して漢字を教えているところです。

このように人に教える経験を積ませることで、学力の定着が図れます。

これは6年生の「今、私は、ぼくは」という国語の授業風景です。

それぞれの子どもが自由にタブレットPCを活用して、分かりやすいプレゼン資料になるように工夫をしています。

井芹先生に相談している子、パソコンの操作を友達に教えている子、タブレットPCを操作している子など、自分の状況に応じた学習を進めています。

様々な情報を活用したり、考えたことをもとに話し合ったりすることで、問題解決⼒が⾝につくのです。

人吉球磨小中学校美術展入賞 おめでとう!

 この作品は、人吉球磨小中学校美術展で特選になった4年生眞田奏和さんの「楽しかった初めてのいねかり」という作品です。

 絵の主役である自分の配置の仕方が絶妙です。

 色塗りもすばらしいです。中学年の場合、絵の具の黒っぽい色を使うと絵全体がくすんだり、絵全体が濁ってしまったりすることがよくあります。しかし、この作品の色彩はきれいで濁りがありません。筆やパレット、水入れの使い方をじょうずに使わないとこんな塗り方はできません。

 中景の人物の大きさと主人公との重なり方も見事です。

 絵を描くのは根気のいる作業ですが、最後まで根気強くやりぬいたのも立派です。

 

 奏和さん以外にも、次の人たちが入賞しています。

   1年 伊勢濱 咲瑠さん 大川 煌介さん  2年 磯崎 衣瑠さん 

   3年 杉本 朱威さん 林 竜乃介さん   5年 松永 聖萊さん

   6年 上村 瀧文さん 

 皆さん、おめでとうございます。よくがんばりましたね。

理想を持って挑戦を続ける大谷選手(全校集会)

今日(2/1)は、放送を使った全校集会でした。

大畑小の合い言葉【「ありがとう」でつながる大畑小】の「」ー「理想を持ってチャレンジ+トライ」の話をしました。

話の概要は次のとおりです。


皆さん、おはようございます。元気ですか?

今日から2月ですね。「2月」を昔の言い方で何というか知っていますか?

「如月」と言います。

なぜ「きさらぎ」かと言うと、2月は寒さが続くので「衣(きぬ)を更に着る」月、「衣更着」からきたという説が有力です。

つまり、2月は、まだまだ寒いのです。

みなさんも、手洗い・マスク着用・服の調整などを続けて、かぜをひかないように気を付けてください。

 

さて、今日は、大畑小の合い言葉【「ありがとう」でつながる大畑小】の「り」の話をします。

「り」は、「理想を持ってチャレンジ+トライ」です。

まず、昨年、日本人だけでなく、世界中を感動させてくれた人を紹介します。

誰だと思いますか。

大谷翔平選手です。

大谷選手は、アメリカの大リーグで「二刀流」といってピッチャーとバッターで大活躍しました。

でも彼のすごいところは、それだけではありません。グランドにごみが落ちていると拾って自分のポケットに入れるのです。

大谷選手は走者としても優れていて、盗塁もたくさんしています。

彼の昨年の成績は、ホームラン46本、100打点、26盗塁、9勝・156三振でした。

大谷選手は、高校1年生の時、夢マップを作っています。

当時の大谷選手の夢は、「ドラフト1位指名、8球団」でした。

その夢を達成するために、8つの目標を立てました。

「体作り」「コントロール」「ボールのキレ」「スピード160km/h」「変化球」です。この5つは野球に直接関係があることですが、この他にも、「メンタル」「人間性」「運」など、野球の技術には、直接関係がないようなことも目標にしています。

大谷選手は、「運」も自分の味方にしようと考えていたのです。

その「運」をつかむために、大谷選手がしていたことが、8つあります。

それは、「あいさつ」「ごみ拾い」「部屋掃除」「審判への態度」「本を読む」「応援される人間になる」「プラス思考」「道具を大切に使う」です。

どれも日常の生活で、できることばかりです。

大谷選手は、自分の夢を実現させるために、野球以外の日常生活も大切にしていたのです。

 

ところで、みなさんは2月の生活目標を覚えていますか。

大畑小学校の2月の生活目標は、「身の回りの整理整頓をしよう」です。

「整理」とは、必要なものと不要なものを分け、不要なものは捨てるということです。

そして、「整頓」は必要なものを取り出しやすい場所に置いておくことを指します。

つまり、整理整頓のためには、次の3つのことができなければなりません。

 ①持ち物が必要か不要かを判断する。

 ②不要なものは捨てる。

 ③必要な物は置き場所を決めて、使いやすくする。

簡単そうですが、実行するのはけっこう難しいです。でも、難しいから挑戦する意味があります。

自分の持ち物と学級の持ち物を整理整頓して、気持ちよく新しい学年に進級しましょう。

 

厳しい挑戦を続けている大谷選手は、高校一年生で決めたことを大リーガーになった今でも続けています。

最後に大谷選手の言葉を紹介します。

「誰もやったことがないからやっている。自分しかやっていないところに魅力がある。」

みなさん、大谷選手のように、大きな夢を持って挑戦していきましょう。

                                    校長 森下秀一