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2025年9月の記事一覧

授業紹介⑥「3の2国語」二者択一の発問

9月30日、3年2組で国語「ちいちゃんのかげおくり」の研究授業を行いました。授業前から一番関心を持っていたのが、「二者択一の発問」でした。髙橋先生と子供たちは「5の場面は必要なのか?必要ではないのか?」という発問について、立場を決めて、理由を伝え合いながら深めていました。二者択一の発問では、立場や理由を考える時に、「ん?」「どっちかなあ!」と一旦思考が止まります。この時が、「脳が汗をかく」状態です。これこそが学びだと思っています。3年2組の子供たちの脳は、しっかり汗をかいていました。

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錦中生4名が職場体験にやってきた!

9月25日と26日の2日間、錦中の4名が職場体験にやってきました。1日に1つのクラスの副担任として、朝から下校までクラスに入ってもらいました。つまり、2日間で2つのクラスの副担任の体験をしました。小学生が下校した後、最後に職員室にてお礼の言葉を述べました。4名それぞれが、学びを将来へ生かすことや感謝等の言葉をしっかり述べました。本当に立派な生徒たちです。その後、その時職員室にいた先生たちと一緒に記念写真を撮りました。あと数年後には、社会人になるこの4名に、幸多きことを西小職員一同願っています。4人の感想の一部を紹介します。

●体験してみて、僕は、大変で難しい仕事だけど、やりがいがあり、未来を作っているという気持ちになりました。

●職場体験を通して、とても元気な子供と一緒に遊んだり、勉強することができて、本当に楽しかったです。

●この2日間で、僕は協力・楽しさについて学ぶことができました。これからの学校生活や未来の自分に生かしていきます。

●職場体験をする前から教師になることが夢だったけれど、この2日間を通して、より一層気持ちが高まりました。

 

 

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授業紹介⑤「4の1社会」考えを整理する付箋紙の活用

9月26日、4年1組で社会の研究授業を行いました。「おくんち祭りの担ぎ手」に焦点を当てた授業でした。子供たちは、みこしの担ぎ手のインタビュー資料をもとに、「やりがい」と「苦労」を読み取りました。授業の一番のポイントは、「考えを整理するための付せん紙の活用」でした。子供たちは、「やりがい」を青の付せんに、「苦労」をピンクの付せんに書いて、グループでまとめて、全体で発表しまいた。最後は「大変だけど、なぜみこしを続けているのか?」という担ぎ手の思いを考えました。発表力もとっても高まっていました。

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授業紹介④「たんぽぽ2国語」「わたり」という学習方法

9月24日、たんぽぽ2教室で国語の研究授業を行いました。たんぽぽ学級は、人数は少ないですが、2つの学年が同時に学習することもあります。だからこそ「わたり」という学習方法が必要になります。担任の先生が1つの学年に関わっている間は、自分たちで学習を進めるのです。今回の研究授業の一番のポイントでした。6年生だけでなく2年生も、自分たちで授業を進めていました。先生がいない時間に、しっかりと、考えを書いたり、考えを話し合ったり、問題を解いたりしていました。日々の積み重ねです。とても感心しました。

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「授業見に来てください週間:第1弾」スタート!

9月24日、「授業を見に来てください週間」第1弾がスタートしました。他の先生の授業を見たり、逆に授業を見に来てもらったりしながら、教師のメインの力である「授業力」をアップしていく取組です。私は、その先生の授業力もですが、クラスの雰囲気も楽しみに参観します。その基準は「発表力」です。「発表力」で、私が見る観点は次の3点です。「①先生の発問は?」「②子供の発表の量と質は?」「③子供たちの表情は?」です。授業は先生と子供たちが共創する時間です。『学習課題の解決に向けて、自分で考え、自分から取り組んでいる姿』をたくさん見られる週間になりそうです。

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5年生 集団宿泊教室⑦(3日目)「海水浴」

9月19日、最終日(3日目)の午後、最後の活動が、海水浴でした。お盆を1カ月過ぎていますが、クラゲは見当たらず、海に入ることができました。ライフジャケットを着ているので、子供たちは大胆でした。50m先まで泳いで行ったり、海に全速力で走ってきて飛び込んだり、海辺でマーメードポーズをしたりと精いっぱい海を楽しみました。

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5年生 集団宿泊教室⑥(3日目)「キャンプの朝」

9月19日、最終日(3日目)の朝7時、テントの中を片付けた後、全員で集合写真を撮りました。海を見下ろせるキャンプ場に、友達と一緒に泊まった経験は、かけがえのないものになったことでしょう。キャンプは、自然を楽しみ、不十分さを楽しむ活動です。だからこそ「人間性」が高まるのです。子供たちがたくましく見えました。

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5年生 集団宿泊教室⑤(2日目)「カレー作り等」

9月18日、夕食は、カレー作りとバーベキューと、焼きマシュマロでした。薪で火を起こし、飯盒炊飯やカレーを自分たちでつくりました。子供たちが作ったカレーを食べました。少し芯が残るご飯でしたが、空腹に染み込み、とてもおいしく、お腹も心も満たされました。

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5年生 集団宿泊教室④(2日目)「テント立て」

9月18日、集団宿泊2日目の午後、キャンプ場に来た子供たちは、テントを上手に立て始めました。学校で練習してきた成果を発揮する時です。10張のテントが無事立ちました。しかし、夜11時ごろ雨が降り、多くの子供たちが起きてしまいました。おかげで、次の日の朝は眠たい朝になりました。これもキャンプの醍醐味です。

 

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5年生 集団宿泊教室②(1日目)「環境学習」

9月17日(1日目)の午後は、環境センターで環境について考えました。ゴミを減らし地球温暖化の進行を抑制するために、自分にできることは何かを考えました。センターの方の質問に、たくさん手を挙げ発表も頑張りました。

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授業紹介③「2の1学級会」 話し合いから実行へ!

9月12日、朝7時50分ごろ、校舎内から「おはようございます。」という元気な声が聞こえてきました。声の方へ行ってみると、児童用玄関入口で、2年1組の子供たちが「廊下でのあいさつ運動」を行っていました。

実は、前日(9月11日)、2年1組では学級会が開かれていました。議題は「2年1組の元気力をアップする方法を考えよう」でした。担任の先生が「4つの力アンケート」のグラフを見せて、その結果をもとに、議題を決め、学級会を開かれました。途中から私も参観しましたが、次々に手を挙げて発表していました。話し合いの結果、「①廊下でのあいさつ運動」「②先生が教室に入ったら先にあいさつ」の2つが決まりました。話し合いから、さっそく実行に移す子供たち、お見事です。

 

 

 

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5年生 集団宿泊教室①(1日目)「水俣に学ぶ肥後っ子教室」

9月17日、待ちに待った集団宿泊教室が始まりました。まずは、「水俣に学ぶ肥後っ子教室」として、水俣病についての学習や環境学習を行いました。展示資料見たり、語り部の方の講話を聞いたりして、学びを深めることができました。

環境センターにて

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30数年で初めて、「復習の場」の研究授業!

 次の写真は、9月10日に、5年2組で研究授業を行った時の板書です。いったい何の教科でしょうか?

 これは、「学力充実タイム」という特設の時間です。熊本県学力調査(県学調)の過去に出題された問題(過去問)を活用した「復習の場」です。私の30数年間の中で、研究授業として「学力充実タイム」を参観するのは初めてでした。学力向上には、「授業」と「復習の場」の両輪がしっかり回ることが大切です。授業が上手な先生はたくさんいますが、「復習の場」を効果的・効率的に学習させる先生は、そう多くはいません。だからこそ、研究授業を通して、全職員で参観したり、協議したりしながら「効果的・効率的な復習のさせ方」の技術を高めようと計画しました。

 復習は、本来は家庭学習で行うものです。しかし、西小学校では、次の3つの復習の場を設けて、学校でも「復習の場」を意図的に取り入れています。

①朝自習「サプリタイム」(15分) ②授業の始めの「帯タイム」(5分) ③特設の学力充実タイム(45分)

 今回の授業は、③の「特設の学力充実タイム」でした。過去問を家庭学習でやってきて、学校で丸付けするだけでは、「分かっていた」と「分からなかった」の確認にしかなりません。決して「分からないところが、分かるようになってきた!」という成長にはつながりません。では、何が大切なのでしょうか?それは、「問題を解く時のポイントを考えること」です。今回の授業展開は、効果的・効率的な「復習の場」の1つになると思います。それがこれです。

①「報告文」に絞って、家庭学習で解く。②「問題を解く時のポイント」を考え合い、まとめる ③類似問題を解く。

 放課後に、先生たちが4グループに分かれて協議をし、今回の授業の「よさの共有」を図りました。この「学力充実タイム」は、全学年で、2学期に5回、3学期に3回計画しています。これからも、西小学校では、「授業+復習の場」で、一人ひとりの学力向上を目指していきます。

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「保護者・地域等用学校評価アンケート」へのご協力をお願いします。

保護者や地域の皆様にお願いです。すでに校長ブログで紹介した「16のW」と「4つの力」の2つのグラフ、そして、学校での子供の様子や通信等、さらに、家庭や地域での様子等をもとに、下のQRコードを読み込んでいただき、「保護者・地域等用学校評価アンケート」へのご協力をお願いいたします。保護者の皆様だけでなく、西校区の皆様や校区以外の皆様の記入も歓迎です。10月8日(水)までによろしくお願いします。

私たち西小学校は、五者連携(子供、先生、保護者、地域、町行政)で、「16のW(ワーク=積極的な考動)」と「4つの力」の育成に取り組みながら、すべての子供たちの成長、そして西小学校の成長につなげていきたいと考えています。今後も、ご支援・ご協力、そして大きな応援をよろしくお願いいたします。

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「4つの力」は何点?

1学期の始めに「4つの力」アンケートを行いました。前回のブログで、そのアンケートの「16のW」について紹介しました。その「16のW」をもとに、「4つの力」を点数化しました。その結果が、下のグラフです。「挑戦力」が低かったのは、「自分V(目標)立てる」と「授業でW(積極的な考動)」が60点台と低かったのが要因でした。2学期に改善していくポイントです。

 

 

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「『4つの力』アンケート」より、「16のW」の結果は?

2学期始めに、タブレットを使用して「『4つの力』アンケート」を、子供と先生を対象に行いました。「4つの力」ごとに4つの質問があるアンケートです。その結果が下のグラフです。分かりやすくするために、次のように「点数化」しました。

当てはまる(100点)、どちらかといえば当てはまる(70点)、どちらかといえば当てはまらない(40点)、当てはまらない(0点)

各担任の先生が、このグラフを使って結果を共有するとともに、クラスの実態に応じて、何か1つに焦点をあてて考えさせることにしました。子供たちの意識化と考動化が更に高まればと思っています。2学期も、「16のW」について、積極的に考動する姿をHPや学校通信で紹介していきます。

 

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来校者が、玄関のマリーゴールドの花の大きさにびっくり!

9月9日、読み聞かせ「こだまの会」の7名の皆さんが、本の読み聞かせのために、朝から来校されました。ちょうどその時、玄関前では、栽培委員会の子供が花への水やりをしていました。「こんなに大きなマリーゴールドはなかなかないよね。」と驚いておられました。毎朝交代で水やりをやっている子供たちです。「10秒ぐらいしっかりと水をやってくださいね。」との担当の先生の指示を守ってたっぷり水を与えていました。また、掃除の時間にも6年生が花へ水をやっています。お陰でぐんぐん成長している玄関前の花たちです。「ありがとう。」という花たちの声が聞こえてきそうです。

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JAXAが西小にやってくる

9月4日、JAXA特別授業の事前授業を行いました。11月6日に、JAXAに勤められている佐藤教授が、東京から西小に来校され、宇宙や月についての授業をしていただきます。本日はその事前授業として、熊本県の理科教育で研究を積み重ねてこられている錦町の林先生と熊本市の藤田先生が来校され、月の観察の授業をしていただきました。子供たちは、2か月間、月の観察データを記録していきます。そしてそのデータをもとに、11月6日に「JAXA特別授業」を受けます。きっと夢や希望が膨らむ時間となることでしょう。私もこの2か月間、空を眺め、月の観察データを記録していきます。ワクワクです。

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集団宿泊教室の1泊は「テント泊」、テント立て練習開始

9月1日、5年生が体育館でテント立ての練習を行いました。9月17日から2泊3日で集団宿泊を行いますが、その2日目が「テント泊」です。芦北青少年の家で使用しているテントを借用しての練習です。この日は、先生方がテントの張り方を説明しながら見せる時間でした。明日の昼休みから、1班ずつ自分たちの力で実際に張ってみます。アウトドア大好きな私は、ワクワクが止まりません。当日は、大自然相手に、衣食住の「食」と「住」を自分たちの力で行います。「準備」や「挑戦」はもちろん、「失敗」も含めてアウトドアの魅力です。どんな集団宿泊教室になるか、ワクワクです。

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2学期始業式での校長講話は、「水の話」

8月29日、始業式の校長講話では、「水の話」をしました。「なんで勉強をしなくちゃいけないの?」「なんでこんなこと、覚えなきゃいけないの?」「将来使わないし」と思ったことがある子供たちは、やっぱりたくさんいました。私自身も何回も思ったものです。まず、コップの水を出して、「もしあなたが何も勉強しなければ、この中にあるのは『ただの水』で終わります。でも、勉強すれば、このコップの中から世界が見えてくるようになります。」と話しました。そして、「理科を勉強すると、どんなことが分かりますか?」と質問しました。「水質が分かります。」とか「酸素が入っています」などと答えてくれました。素晴らしいです。「理科を勉強すると、水の正体が分かるのです。」というように、10の教科で、説明をしたり、質問をしたりしていきました。そして最後に「勉強をすると、『ただの水』を、いろいろな見方で見ることができ、見ている世界が変わります。つまり、人生が豊かになるのです。」と話をして終わりました。勉強する意味を考えることは、とっても大事なことです。

 

 

 

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授業紹介①「5の1国語」主体的に意見交流する場面

9月1日、5年1組の教室に入った瞬間「面白そうだな」と思い、10分ほど参観しました。国語で「かぼちゃのつるが」という詩の授業でした。下の写真は、「くり返しの表現は必要ですか?」という発問に対して、自分の考えを伝えている様子です。「必要」か「必要ではない」の理由を伝え合いました。机が、教室の中心を向いた配置になっており、意見の交流がしやすそうでした。「二者択一の発問」と「中心を向いた机の配置」により、子供たちが主体的に意見交流をしていました。

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教育実習3名、約1週間の学びスタート

9月1日、ルーテル学院大学から1名、下関大学から2名の計3名が、教育実習をスタートさせました。約1週間の短い期間ですが、子供たちとの触れ合いを通して、また、本校職員からの学びを通して、教員になる夢の実現を目指してほしいと思っています。写真は、実習生が、3年英語活動の授業を観察している様子です。

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