学校生活
修了式
3月23日(木)修了式がありました。まず各クラスから3学期のふり返りの発表がありました。
がんばったことは、早寝早起き、算数の計算、長縄、リコーダーの演奏などがあげられました。また、春休みにがんばりたいことや、新しい学年になってがんばりたいことの発表もありました。
次に、修了証が学級の代表に渡されました。
続いて校長先生のお話です。
「この一年間、あいさつをよくしようと取り組みましたが、とてもよくなってきました。みんなのあいさつは学校の中ではとてもよくなりました。おうちや地域ではどうでしょうか。いつでも、どこでも、できることは大事です。ここで、ある料理人の話をします。若い頃彼が働いていたお店で、15年以上長く使っているお鍋がひどく汚れて、傷んでいることが気になっていました。過去に働いていたお店では、お鍋を毎日ピカピカに磨いて使っていたからです。そこで、お店が終わった後、全部の鍋を新品のようにピカピカに磨きました。
そうしたら、その店で長く勤めている先輩は、新入りの料理人が古いお鍋をすてて、勝手に新しい鍋を倉庫から出してきたと思い、新入りの料理人を叱りました。事情を説明すると、鍋を磨いていたことが社長さんや師匠にも伝わり、お店の人たちから信頼されるようになりました。ある料理人にとっては、お鍋を磨くことは当たり前で、鍋磨きが習慣として身についていたことで、鍋を磨かずにはいられなかったのです。
このように「よい習慣」を身につけると、その習慣が一生自分を守ってくれるものです。
習慣にするには何度も繰り返すことが必要です。時にはやめたい、めんどくさいことがあるかもしれませんが、よい習慣が、みなさんを助けることにつながります。
春休みをもっとよい春休みになるように、何か一つ、よい習慣を身につけられるように取り組んでみましょう。その習慣が4月からの新しい学年でもきっと役に立つと思います。」
続いて、生活の話がありました。
「はるやすみ」になぞらえて、お話しになりました。「は:早寝早起き朝ごはん、る:ルールを守ろう、や:やろう!学習、す:進んでお手伝い、み:みんなでがんばろう元気なあいさつ」
続いて、健康についてお話がありました。
健康の話も「はるやすみ」になぞらえてお話がありました。「は:早寝早起き、る:ルールを守って安全な生活、や:休みの間に治療に行きましょう、す:スマホ、タブレット、おうちの人と約束を守って使いましょう、み:身の回りを整理して、新しい学年の準備をしましょう、プラス 病気の予防をしましょう」
今日は卒業式でした。天候はやや悪かったですが、温かい式となりました。その様子は後日アップします。
放課後いきいきタイムありがとうの会
3月15日(水)放課後いきいきタイムありがとうの会を行いました。今年度6月より月1回1学年お二人ずつ来校いただき、1・2年生の学習支援をしていただきました。
支援ボランティアの先生方に丸をもらうと、とても嬉しそうです。学習の最後には、お礼の言葉とお手紙を渡しました。お忙しい中を本校の子供たちのために時間を作っていただき、ありがとうございました。
朝の活動〜読み聞かせ感謝の会
2学期より毎週1回、朝の活動の時間に読み聞かせを実施してきました。
3月6日(月)は今年度最後の読み聞かせを行いました。地域読み聞かせグループ「たんぽぽ」の皆様と保護者ボランティアの方にご来校いただき、短い時間でしたが、たくさんの種類の本を読み聞かせしてくださいました。
子供たちの心に残った本もたくさんありました。最後には、子供たちよりお礼の手紙を贈りました。どうぞ来年度もよろしくお願いします。
学校運営協議会
3月9日(木)第3回学校運営協議会を開きました。今回は学校評価のまとめや地域学校協働活動のまとめを報告し、委員の皆様のご意見を伺いました。
1年間取り組んできたあいさつも地域でもあいさつの声が聞こえるようになったと言っていただきました。何より、地域学校協働活動で子供たちと顔見知りになり、より声をかけてくれるようになって、嬉しいとも言われていました。
第2回に6年生から報告した地域のゴミ拾いも、実際に活動した様子について子供たちから、「学校からの地域に対してできることを取り組んでいくことの大切さを学びました」と活動の写真を添えて報告しました。
来年度も6年生の意志を継ぎ、学校として地域にできることを考えて活動していきたいと思います。
もったいないミュージカル
2月27日(月)本校に劇団影法師のみなさんをお迎えして観劇会を行いました。これは、もともと1月に予定されていた行事でしたが、寒波のため来校が叶わず、3月に調整をして実現したものです。
文化庁事業による「文化芸術による子供育成推進事業~巡回講演事業~」です。劇団影法師さんは、創立45年の関東にある劇団で、影絵劇や人形劇を中心に日本全国の児童青少年に向けた幅広い活動をされています。
感染症対策をとり、60分の演劇と20分のダンスワークショップを行っていただきました。時に会場の子供たちを巻き込みながら、舞台展開をされ、子供たちもその世界に入り込み、熱心に観劇していました。
あらすじです。
「スクラップ置き場に主人公が迷い込みます。そこにスクラップの妖精が現れて『地球の未来について考えよう』と宇宙船に乗って宇宙へ旅立ちます。でも、宇宙船が故障し、不時着したその星は、地球によく似た星でした。主人公は仲間を探して、スクラップの妖精達とゴミだらけの星を大冒険する」という内容でした。
どの学年もとても楽しそうでしたが、中でも6年生の反応がとてもよく、最後に演者の方に握手をしてもらい、「先生、今日は手が洗えません!」と何人も言っていました。生の文化芸術に触れることの大切さが身にしみた1日でした。
子供たちの手紙です。
1年 きょうは、みゅーじかるをみせてくれてありがとうございます。わたしが、一ばんこころにのこったことは、みんなでおどったところです。とてもたのしかったです。またきてください。
2年 すごくたのしかったです。ぼくは、ロボットがじゅうでんぎれになったところがたのしかったです。げきのみなさんがじょうずだったので、すごいとおもいました。また、きてください。
3年 もったいないミュージカルをみて、たいせつなものはなんだのことばがこころにのこりました。かんじたことは、(わたしも)みんなのまえではずかしがらずに発表ができるといいなと思いました。これからわたしもがんばります。
4年 ぼくは、紙とかつかったら、すぐにすててたけど、ミュージカルを見たら、物とかもすてられて悲しみをあじわっているんだなと思って、これからそれをいかそうと思いました。
5年 今日はいそがしい時、来てくださってありがとうございました。ぼくは、はなしを聞いて、地球があんなことになるかもしれないと思ったけど、ぼくたちがものを大切にすれば、きれいな地球になることが分かりました。
6年 今日は来てくださってありがとうございました。ぼくは、捨てられたごみにうらまれている場面から、ごみを捨てるときには「ありがとう」の気持ちを持ちたいと思いました。空気ぼうやジャンプなどの迫力がすごくて、音楽やダンスもすごかったです。また会ったときにはよろしくお願いします。
劇団影法師のみなさん、ありがとうございました。また、来ていただけると嬉しいです。
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